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安倍元首相銃撃事件を機に社会で注目されるようになった「宗教二世」問題。家族と宗教という二重のブラックボックスの中で「見えない存在」にされてきた一人一人の苦難を丁寧に聞き取ると同時に、国や自治体、医療機関が過去にどう対応してきたかを検証する満身のルポ。
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Posted by ブクログ
安倍元首相が銃撃により殺害された事件以降、「2世信者」という言葉がメディアで取り上げられるようになり、よく耳にするようになったが、宗教信仰による児童虐待がここまでひどいものとは、この本を読むまで知らなかった。信仰の自由と信仰による制限、禁止、医療ネグレクト、非常に難しい。筆者の言うように、必ずしも宗...続きを読む教=悪とバッシングするのではなく、信仰の自由を保障しながら、信仰しない人とも共生していくことを考えなければいけないと思う。そして、今もなお苦しんでいる、苦しいことにすら気づけずにいるかもしれない2世信者に対して、どう支援していくかは重要な課題。
皆と遊べない日曜日。自由恋愛の禁止。些細な反抗でむち打たれる。輸血の拒否で命の危機に晒される。親の出家で隔離させられ、不衛生な環境でまともな教育を受けられずに育つ。親の信仰に振り回される子どもたち…一方、宗教は文化とも密接な関係にある。お盆の墓参、クリスマスパーティ、初詣。風習は自我の形成に深い影響...続きを読むを与える。憲法でも保証されている信教の自由。何がよく、何がダメなのか、法で線を引くのには限界がある。行き過ぎが起きないよう関心を示し、良識で歯止めができるようにする。子どもが健全に育つ環境を作るのは大人の使命。
宗教の教義という大義名分による虐待。根本的に親が子どもの人格を独立した者として認識していない気がする。親と子が同じ宗教で在らねばならないという考えは多分この先も続くだろうがせめて宗教学みたいな授業(他にも重要な授業は多いのは承知しているけど)もあって良いと思う。特に輸血拒否を謳うのは自由だが子どもと...続きを読む医療者に押し付けるなと言いたい。 本書に出てきたいまだに心に傷を負いながらも生きる二世の方々にはこの先の幸福を祈念したい。
本書を読む前に”カルトの子 心を盗まれた家族 (文春文庫)”を読んでいたので重複する内容もあり、それほどショックは受けなかった。 医療拒否問題については詳しく知ることができた。親の信仰により子どもの人生や命が奪われるなんてあってはならない。
統一教会の二世がメインと思ってたけど、オウムの二世も当たり前やけどかなりハードな人生になってる。 天理教も一つだけエピソード入ってたけど、微妙な内容。 逆にこれぐらいならやっぱり天理教はそこまで怖くないのかなと思えた。
子どもにとって、親の影響はとてつもなく大きい。 子どもは親の所有物ではない。 子どもの意志を聞き、尊重しなければならない。 宗教も含めて、生き方を押し付けてはいけない。 良かれと思っていても、子どもにとっては違うかもしれない。
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ルポ 宗教と子ども――見過ごされてきた児童虐待
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