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Posted by ブクログ 2015年08月23日
大阪市西成区でホームレス問題に長年関わっている著者が記したルポタージュ。ホームレスと日雇い労働は切っても切れない関係にあるが筆者も日雇い労働者としての経験があり、現在は日雇い労働者を支援する側として働いている。
ホームレスに対して「よく言われるセリフ」にも根拠を示した論理的な説明がなされている。
「...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月31日
ホームレスの現状(とはいえ2007年当時の)に関する本の中では、最もシビアな話が多いと思う。インタビューから得られた話ではなく、長く地道な活動を行ってきた著者ならではの内容。例えば貧困ビジネス、野宿者襲撃、危険な仕事などの生死に関わる問題など。釜ヶ崎の歴史から行政のホームレス支援の方向性まで丁寧に書...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月29日
丁寧な描写で野宿者の実態が非常によく理解できた。また、実体験に基づく内容であるだけに、これからの対応策に関する提言も非常に説得力のあるものだと感じた。
この本を読んですぐ自分に何ができるというわけではないかもしれない。しかし、少なくとも今まで持っていた野宿者の人達に対する間違った情報、思い込み、偏見...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
ワーキングプア、ネットカフェ難民、不安定雇用など様々な問題が取り上げられ、どんどん深刻化している今の世の中だからこそ!いつどんなきっかけで、この「最底辺」に陥ってしまうかもわからないため、決して他人事では済まされない、明日は我が身です。なんとこの著者は同志社大学の学生である頃から、大阪の釜ヶ崎で野宿...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月09日
この本を読むまでは、路上生活者は気楽な自由人で、
一日寝て、のんびりとした生活を送っていると
思っていたが、思い違いをしていたかもしれない。
野宿をしている人が何気ない人から、理由もないのに
暴力を振るわれて、生命を失い、また、不貞になることもあり、また、不貞になると、野宿から抜け出すことが難しくな...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月12日
ネカフェ難民 寄せ場 ホームレスとhomeless(意味が全く異なる) 釜ヶ崎 シモーヌ・ヴェイユ ドヤ街 コンドラチェフの長期波動 釜ヶ崎暴動(1961) 結核(釜ヶ崎は世界最悪の感染地とも呼ばれた事がある) シノギ(路上強盗) みやうち沙矢『勉強しまっせ』(西成について差別的な説明がなされ、話し...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月27日
寄せ場の歴史を迫力をもって、伝えてくれる本。
表紙にもあるが、「20世紀は難民の世紀と言われた。だが冗談抜きで21世紀はホームレスの世紀となる可能性がある」との一節は、リアルだ。
私は横浜駅周辺で路上生活者の夜回りをしたことがある。一人ひとりに声をかけた。それはかけがえのない経験だった。
...続きを読む
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