【感想・ネタバレ】ルポ最底辺 ――不安定就労と野宿のレビュー

あらすじ

野宿者(=ホームレス)問題が深刻化している。いま、帰る場所を失った多くの人びとが路上生活に追い込まれている。他方では、およそ400万人の若者がフリーターや派遣社員として働いている。彼らも「若者」ではなくなったとき、社会はどうなるのか…。日本社会の最底辺で人びとが直面している現実を報告する。

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Posted by ブクログ

大阪市西成区でホームレス問題に長年関わっている著者が記したルポタージュ。ホームレスと日雇い労働は切っても切れない関係にあるが筆者も日雇い労働者としての経験があり、現在は日雇い労働者を支援する側として働いている。
ホームレスに対して「よく言われるセリフ」にも根拠を示した論理的な説明がなされている。
みんなが使う場所にいるのは迷惑だ」→世の中には公有地か私有地しか無い。行き場のないホームレスが公有地に野宿するのは必然。
「家に帰ればいいのでは」→家族の絆が切れているためにホームレス化、もしくはホームレスになると同時に家族の絆が切れる。
「福祉に相談に行けばいい」→福祉事務所はホームレスに対して十分な支援ができていない。
「努力が足りない。仕事をしようとしない。自己責任。」→自己の責任と社会のせいの境界は曖昧である。雇用をイス取りゲームに例えると、必ずあぶれる人が出てくることがよく分かる。
これらのよく言われるセリフは、発言者の市場、国家、家族に対する思い込みの上に成り立っているセリフだということがわかる。

他の社会学関係の書籍でも言われているように、「経済的貧困」と「関係的貧困」の2つが大きな要因となっており、人と人とのつながりが大きな財産であることもよく分かる。
これからの格差社会の先端を行っているルポであり、人事とは思えない切実さがある。

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2015年08月23日

Posted by ブクログ

ホームレスの現状(とはいえ2007年当時の)に関する本の中では、最もシビアな話が多いと思う。インタビューから得られた話ではなく、長く地道な活動を行ってきた著者ならではの内容。例えば貧困ビジネス、野宿者襲撃、危険な仕事などの生死に関わる問題など。釜ヶ崎の歴史から行政のホームレス支援の方向性まで丁寧に書かれている。支援には住居・仕事・人間関係が必要であるが、行政の支援が不十分で排除(不可視化)向かっている部分も大きいことがよく分かる。

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2013年03月31日

Posted by ブクログ

丁寧な描写で野宿者の実態が非常によく理解できた。また、実体験に基づく内容であるだけに、これからの対応策に関する提言も非常に説得力のあるものだと感じた。
この本を読んですぐ自分に何ができるというわけではないかもしれない。しかし、少なくとも今まで持っていた野宿者の人達に対する間違った情報、思い込み、偏見などは改善することができるのではないかと思う。積極的・能動的に活動を起こすことはできないかもしれないが、今後例えば子供たちとこうした社会問題について話す機会があった時、あるいは何らかのかたちで野宿者の人達との接点が生じた際に今までとは違う言動をとることができるのではないかと思う。

・市場の失敗、国家の失敗、家族の失敗などというものは存在しない、あるのは個人の失敗だけだという類の信念が野宿者への強い偏見と差別を生みだしている。
・解決すべきは野宿ではなくふたつの構造的貧困なのである。ひとつは、失業や格差拡大という経済的貧困。そしてひとつは、人と人が助け合うコミュニティの喪失という関係的貧困である。
・野宿者問題の要因のひとつに地域共同体や家族の助け合いの崩壊があるとすれば、それに代わるべき人と人とのつながりが必要とされる。

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2011年05月29日

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大阪・釜ケ崎で野宿者支援活動に20年間携わってきた著者が、野宿者とフリーターの問題を同じ位相でとらえ、日本社会の最底辺で人々が直面している現実を報告する。「究極の貧困」を問うルポルタージュ。(TRC MARCより)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ワーキングプア、ネットカフェ難民、不安定雇用など様々な問題が取り上げられ、どんどん深刻化している今の世の中だからこそ!いつどんなきっかけで、この「最底辺」に陥ってしまうかもわからないため、決して他人事では済まされない、明日は我が身です。なんとこの著者は同志社大学の学生である頃から、大阪の釜ヶ崎で野宿者支援活動に長年携わっている。支援する側にまわるだけじゃなくて、自らも釜ヶ崎の日雇い労働者になり、野宿者と同じ生活を送るという経験もしている。すごい行動力・・。そんな著者の渾身ルポタージュ。読み応えは抜群。衝撃的なデータやエピソードが満載。夢中になって読みました。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

これまた、中身の濃ゆすぎる1冊でした。仕事中にホームレスが職場に来たのをきっかけに、読んで見た本。日本最大級のスラム街と言われる大阪釜ヶ崎のリアルな実態。著者が自ら日雇い労働者となり、本当の現場を長期間体感してきたルポタージュ。しかも同志社OB。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

この本を読むまでは、路上生活者は気楽な自由人で、
一日寝て、のんびりとした生活を送っていると
思っていたが、思い違いをしていたかもしれない。
野宿をしている人が何気ない人から、理由もないのに
暴力を振るわれて、生命を失い、また、不貞になることもあり、また、不貞になると、野宿から抜け出すことが難しくなる。また、生活保護も役所から、なかなか、受けることができず、最終的に路上で、命を失うこともあることが分かった。しかし、でも、新宿の動く歩道で、浮浪者がたむろして、においがすごくて、地下道を歩く人も少なくなり、スラム化しつつあったので、天幕の撤去は、今では、正しかったと思っている。それら、野宿の人は、かわいそうだが、周りの人の迷惑も考慮してほしい。そこで、4つにしました。しかし、筆者は、支援者としての傍観者ではなくて、実際に日雇いに参加してのルポで説得力があり、また、日雇い労働の過酷さがよく描かれて、実態がはじめて知りました。

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2015年11月09日

Posted by ブクログ

ネカフェ難民 寄せ場 ホームレスとhomeless(意味が全く異なる) 釜ヶ崎 シモーヌ・ヴェイユ ドヤ街 コンドラチェフの長期波動 釜ヶ崎暴動(1961) 結核(釜ヶ崎は世界最悪の感染地とも呼ばれた事がある) シノギ(路上強盗) みやうち沙矢『勉強しまっせ』(西成について差別的な説明がなされ、話し合いの場が生じた) 加藤組(かつて存在した暴力的な土建会社。同様の会社に山梨県の朝日建設がある) カイザ南津守(建設中に崩壊したマンション) アスベスト除去 アジアンフレンド(アジアからの出稼ぎ労働者のための支援組織) 90年釜ヶ崎暴動 エコノミークラス症候群(車中に住んでいる人がたまになる) 『バカの壁』(文中にホームレスについて触れている箇所がある) 行路病院(釜ヶ崎の人が運ばれる病院の通称。点数稼ぎ、身分の為に不適切な診療が行われる事がある) ホームレス襲撃(放火、刺傷、爆破など) 景観置物(ホームレスが寝るのを防ぐ為に置かれる事がある) 椅子取りゲーム カフカの階段(作家、カフカの父への手紙を引用して作られた考え方) 

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2014年09月12日

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講演会で生田さんのナマの話を伺う機会がありました。その前に本は読んでいたのですが、想像していたより声のトーンも静かな、押し付けがましくない包容力を感じさせる人だったのが印象的でした。生涯を社会問題の活動に投じる覚悟とその行動力に感銘を受けました。この本も薄い社会調査などを吹き飛ばす厚みがあります。

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2014年01月13日

Posted by ブクログ

寄せ場の歴史を迫力をもって、伝えてくれる本。

表紙にもあるが、「20世紀は難民の世紀と言われた。だが冗談抜きで21世紀はホームレスの世紀となる可能性がある」との一節は、リアルだ。

私は横浜駅周辺で路上生活者の夜回りをしたことがある。一人ひとりに声をかけた。それはかけがえのない経験だった。

足を運ぶ。このことの大切さが身に染みる。

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2012年04月27日

Posted by ブクログ

書いてあることは非常に共感。でも子どもと遊びに行く近所の公園にホームレスのテントが張ってあったら私は嫌だ。
最低保障年金や逆給付を制度化して生活保護そのものをやめてしまったほうがすっきりするはず。
ついでに医療も簡素化して長期入院・転院なんてできなくすりゃいいと思う。最低給付金の中で払える範囲の中で医療サービスも受けるというのがこの高度先進医療の社会ではわかりやすい結論。

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2011年07月03日

Posted by ブクログ

釜ケ崎の生活を実地体験していて、そこで日雇いで働いている人がどれだけ一般的なイメージと違って勤勉でまじめか綴っているあたりが読み応えあり。
役所の対応がいいかげんというのを通り越して、明らかな法律違反というのがひどい。一般人にとっても無縁ではまったくないのがよくわかる。

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2010年06月27日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
野宿者(=ホームレス)問題が深刻化している。
失業した中高年、二十代の若者、夫の暴力に脅かされる母子。
いま、帰る場所を失った多くの人びとが路上生活に追い込まれている。
他方では、多くの若者がフリーターや派遣社員として働いている。
その数およそ400万人。
遠くない将来、彼らも「若者」ではなくなる。
そのとき、社会はどうなるのか…。
大阪・釜ヶ崎で野宿者支援活動に20年間携わってきた著者が、野宿者とフリーターの問題を同じ位相でとらえ、日本社会の最底辺で人びとが直面している現実を報告する。
「究極の貧困」を問うルポルタージュ。

[ 目次 ]
はじめに 北海道・九州・東京、その野宿の現場
第1章 不安定就労の極限―80~90年代の釜ヶ崎と野宿者
第2章 野宿者はどのように生活しているのか
第3章 野宿者襲撃と「ホームレスビジネス」
第4章 野宿者の社会的排除と行政の対応
第5章 女性と若者が野宿者になる日―変容する野宿者問題
第6章 野宿者問題の未来へ

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2014年10月27日

Posted by ブクログ

文章が大変お上手です。
一度も飽きることなく最後まで面白く読めました。
文学的な文章もすごいと思いますが、
分かりやすい文章が一番好きです。

大学生の時に野宿者関係のボランティアに係わり
現在に至るまで同じように日雇いで働きながら支援活動を続けている著者さんの野宿者の実態暦。

・・・・ワタクシ、若いうちにニートやめられて本当によかった・・・・!

本当に大変だと思う。
先進国って、こういう国なのだと初めて知りました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

またこの手のテーマの本を読んでしまいましたがこの際ふっきれました。「貧困」「格差」を極めていこうと思います。これでゼミ論も安泰です。藤村万歳(笑)この著書は著者が大学生のときからフィールドワークをしてきた大阪の釜ヶ崎の野宿者に焦点を当てた質的調査の本、ルポルタージュである。釜ヶ崎は日本最大の寄せ場であって全国の1/4〜1/3ぐらいの野宿者がいるのでフィルドワークには最適だったんだなと思った。このテーマを極めたい僕としては在学中に1度ぐらいは行ってみたいと思う。その釜ヶ崎では病気が貧困に繋がり貧困が病気に繋がる悪循環の発生、「野宿者は普通の人とは何か違う」という偏見に悩む人、日雇い労働が建築や土木作業というブルーカラーに集中していたために「勉強ができない人がやる仕事」「誰でもできる仕事」といった間違った認識、行政による野宿者に対するぞんざいな扱い(年齢etcによって生活保護を認可しない)etc様々な現象が伺える。そして近年の傾向は社会構造によって女性と若者の野宿者が増えているのだという。印象に残ったのは野宿者の収入面。全国のホームレスの70.4?が仕事をしておりその主な内訳は「廃品回収」が75.5?である。ダンボールや空き缶を回収しているのは想像するに難くない。アルミ缶は地域によって違うが1個約2円である。1日がんばっても1000円に到達しない現状がある。最後のほうには「関係の貧困」をなくす必要性を謳っている。学校での野宿者による講演etcでの学生との交流がいい例であろう。やはり人間は社会的な動物なので人と人の繋がりは大事にしていきて生きたいと思う。
PS大学で貧困の気持ちをわからない学生を目にしてからなんか世も末だなと思った。私は自分だけではなく周囲の人にも貧困層の気持ちをわかって欲しいと思う。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ワーキングプアとかネットカフェ難民についての本が増えている中、古くから最底辺の生活者の集まる町として知られてきた大阪釜ヶ崎でNPO活動をしてきた著者が最底辺の生活と言われているものがどのようなものか、生々しく描き出しているルポタージュ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

あいりん地区や釜ヶ崎という地名を聞いても、遠くに住む人にはあまりピンと来ず馴染みがない。そうした場所がどんな様子かは、ニュースや本を通じて想像するものの、実態はどうなのだろうか。

本著はホームレスの実態を取り上げたルポだが、著者自らホームレス体験をした上で、ホームレスに好意的な立場から書かれている。これらの人に対し、自己責任論を押し付けるのは間違っていて、これは椅子取りゲームの結果としての構造的問題だろうと。

しかし、個人の感想として、やはり自己責任論は拭えない。ホームレスの状態を、誰にでも起こりうる仕方ないものと100パーセント言い切るのはおかしな論理で、それが正しいならば、窃盗なども、構造的に仕方ない事象となるだろうし、ホームレス虐待も仕方ないとなる。自ら選択し歩んだ結果がホームレスならば、やはり個人に責任はある。勿論そこに不運な事情もあるだろうから、再起のためのセーフティネットは仕方ないが。

ただ、ホームレスに肯定的な価値観、視点を感じてみるには良い一冊である。そうでもしないと、中々、彼らを肯定的に見るのは難しいものだから。

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2018年03月04日

Posted by ブクログ

貧困や格差社会に興味があり読んだ。ホームレスの事、釜ヶ崎の事が広く浅くわかった。一気に読める分かりやすい本である。

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2013年07月02日

Posted by ブクログ

ドイツのドキュメントで 中国人労働者は 労災に合うと お金が出るのではなく お金を払わされる というのを みて 中国って ひでーな と思ったのに日本も未だに十分ひどかった。この本 すごいのは 企業名とか実名で載っているんですよね引っ越しのサカイとか 

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2011年09月20日

Posted by ブクログ

●未読
「週刊ダイヤモンド」2009.03.21号 「あなたの知らない貧困」p.40〜41「貧困本」×16冊 2-3

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

野宿者(=ホームレス)問題が深刻化している。失業した中高年、二十代の若者、夫の暴力に脅かされる母子。いま、帰る場所を失った多くの人びとが路上生活に追い込まれている。他方では、多くの若者がフリーターや派遣社員として働いている。その数およそ400万人。遠くない将来、彼らも「若者」ではなくなる。そのとき、社会はどうなるのか…。大阪・釜ヶ崎で野宿者支援活動に20年間携わってきた著者が、野宿者とフリーターの問題を同じ位相でとらえ、日本社会の最底辺で人びとが直面している現実を報告する。「究極の貧困」を問うルポルタージュ。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

釜ヶ崎地区のホームレスに焦点をあてた、
溜めの無い人についてのルポ。
学生のときに実際に派遣の仕事したからわかるけど、
こき使われるし、扱いもよくないし、保険も無い。
なんだかなぁ、あれは二重派遣だったんだろうな、といまさら思う。

フリーライダーと本当に必要な人の見分け方、
どうやったらわかるんだろう。
ここでも声の大きい人が勝つのかなぁ。

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2009年10月04日

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