竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る

竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る

小説・文芸
748円 (税込)

3pt

「驚愕の一行」を経て、光り輝く異形の物語。

明治も終わりの頃である。病死した父が商っていた家業を継ぐため、東京から金沢にやってきた十七歳の菖子。どうやら父は「竜胆」という名の下で、夜の訪れと共にやってくる「おかととき」という怪異をもてなしていたようだ。
かくして二代目竜胆を襲名した菖子は、初めての宴の夜を迎える。おかとときを悦ばせるために行われる悪夢のような「遊び」の数々。何故、父はこのような商売を始めたのだろう? 怖いけど目を逸らせない魅惑的な地獄遊戯と、驚くべき物語の真実――。
応募総数4,467作品の頂点にして最大の問題作!!

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    壮大なお話でした。。。
    確かに2転3転する最初からは想像もつかない展開で驚かされっぱなしでしたが、前を向いて生きるための勇気をもらえたような気がします(•ᵕᴗᵕ•)
    彼女にとってとても大切で、お友達になった絶望に挫けそうになっても諦めずに力強く未来を切り開く少女の物語を最後まで見届けられて良かったなと思います。

    父が亡くなって突然父の跡を継ぎ、2代目「竜胆」として仕事をすることになった菖子。そこはとても謎に包まれていて、訳も分からないまま放り込まれるにはあまりにも恐ろしくて目を背けたくなるほど残酷で...しかも、そんな光景を見て楽しむ素振りを見せなければいけないような非人道的な場所で、でもそうしなければ命をとられるかもしれない状況に震えました。。。
    それでも失敗を繰り返しながら必死に「竜胆」としての役目を果たそうとする様子とそれに反してどんどん悪くなる人ならざる「おかととき」たちの様子にどういう結末になるのか物語の行方を見守っていましたが、本当にどうにもならない状況になり、竜胆が膝をついた時......

    物語は全然別のところから新たな方向へ進み始め、驚きつつもそれまで何度か感じていた違和感、竜胆をどこからか見ている「私」の存在の理由が分かって納得でした。

    人間は心が強い人も弱い人も色んな人がいるけれど、生きるだけでなく前を向いて進むためにはそれ以上の力が必要で、その力は誰もが心の中に持っている、挫けそうになった時絶望しそうになった時光になって支えてくれるような何か温かくて大切なもので、それが輝き続ける限り人はきっと再び立ち上がり前を向いて歩き続けることができるのだと信じさせてくれるようなお話でした(❁´ω`❁)
    彼女にとっては直視することの難しい悲しい事実も生きるのが苦しい現実も、大切な人が彼女のために残してくれた温かな気持ちと思い出が「竜胆」を通して彼女の気持ちと合わさることで彼女らしく変化して新しい形で生まれ変わり、それが彼女なりの受け入れ方であり1つの答えでもあったんだなと思いました。

    1
    2026年01月31日

    Posted by ブクログ

    これは面白かった!ラノベコーナーに置かれてあるのがもったいないくらい
    内容についてはあまり言及できないが、読者は、ある「2つの違和感」を感じながら読み進めていくことになる。
    あとはぜひ、自分の目で真相を確かめてもらいたい。

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    序盤から痛い描写で読むのが辛かったけど、段々と「えっ…えっ?」と言う驚きの展開の連続。最後には涙と共に晴れやかな気持ち。
    展開が面白いから是非最後まで読んでみてほしい

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    序盤からの胸くそ展開にあ、これ無理かも…と思った。
    が、作品紹介文を希望に最後まで読んだらまあ衝撃的だった!

    0
    2025年03月02日

    Posted by ブクログ

    明治も終わりの頃。病死した父が商っていた家業を継ぐため、東京から金沢にやって来た十七歳の菖子。
    父は、「竜胆」という名のもとで、夜の訪れとともにやってくる「おかととき」という怪異をもてなしていたようだ。
    二代目竜胆を襲名した菖子は、初めての宴の夜を迎える。おかとときを喜ばせるために行われる、悪夢のような「遊び」の数々。
    父は、なぜこのような商売を始めたのか……。


    応募総数4,467作品の頂点、第30回電撃小説大賞大賞。それとともに、 ネタバレ厳禁の緘口令が敷かれた最大の問題作との煽り文句がつけられた小説。

    表紙だけ見ると時代物系キャラ文芸かライトノベルっぽいのですが、内容はざっくりいうと耽美でありながら残酷な幻想文学。

    ネタバレ禁止という事ですし、それに倣ってあまりストーリーについては深く語らないよう作風についてをメインで。
    独自の世界設定と、その世界設定をきちんと読者に理解させる描写力が素敵です。特に、悪夢のような遊戯や怪異の描写と、華やかな人物や小物、色彩の描写の差異が激しく、幻惑されたような気分で物語に没頭できます。
    とても好きな話なんですが、序盤のおかとときをもてなす宴の描写は痛々しく苦手な方も多そうですので好みは別れそう。

    本の世界に浸る事が好きな人には特に沁みるのではと感じられる、「物語」の持つ力を感じられる素敵な一冊でした。

    1
    2025年05月03日

    Posted by ブクログ

    これがデビュー作なんて凄いなあ、と思う。舞台の書き分けが上手だし、明治という世界を出すために言葉ひとつひとつも丁寧に選んでいる感じが良かった。
    残酷な描写が多いので若い子の読者をターゲットにしているレーベルなのに大丈夫なのかと思っていたら、読後は同年代の人たちに刺さるだろうな、という感想に。
    面白かったです。

    1
    2024年11月11日

    Posted by ブクログ

    とにかく話の始まりから不気味な物語
    しかし半分くらい読み進めていくと、色々なことに納得させられ
    最終的には、読んでよかったと思えました
    すごく上手に完結された作品でした

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

    何コレ…世界観とイミフさが強烈!人を残虐に傷つけて異形を接待…怪奇な家業を継いた少女 #竜胆の乙女

    ■物語のはじまり
    時代は明治の終わりころ、亡くなった父の家業を継ぐため17歳の少女が実家に戻ってきた。父から譲り受けた家業とは、夜おとずれる「おかととき」という異形をもてなすという不可思議なものであった。しかもそのおもてなしの内容は、人を残虐に傷つけるというな遊びで…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    独特の世界観と訳の分からなさが強烈な本作、これは確かに話題になりそうな作品ですね。全体的に若干の青臭さがありつつも、それがまた魅力。その反面パワーと勢いがありありと感じ取れました。

    本作とても幻想的な強みに溢れているんですが、物語が混沌としていて、残酷で耽美な描写に優れているからだと思いました。

    〇混沌
    兎にも角にも、さっぱりワカンナイ。ずっーーーーーと、はてなマークが頭の上についたまま読み進めることになる。何故そんなことするの? この家業は何なの? 彼らは誰なの? おかとときって何モノなの? 【五五分十二秒】って何?

    単に謎をいれてるだけでなく、不思議な世界にしっかりと誘ってくれる書きぶりが見事なんですよね。すっかりとストーリーに夢中になってしまいました。

    〇残酷で耽美な描写
    残忍な描写の数々、強い者から弱い者への厳しい台詞など、不愉快な気分になりまくりですね。ただこの汚らわしさの引力があるおかげで、花や色など細部にこだわった美しさが引き立たされているんです。そして死の世界、永遠の闇に踏み込んでしまったような恐ろしさもゾワゾワと伝わってきました。

    そして登場人物では、なにより主人公がいい!圧倒的に推せる。辛い境遇に置かれた主人公なんですが、それでも歩んでいる姿が目に浮かんでくるんです。ラストは主人公を抱きしめたくなってしまいました。

    どこにいるのか分からなくなる不思議な物語、先生の今後の作品に期待しちゃいます。

    ■ぜっさん推しポイント
    さて、最大の問題作と名高いこの小説。ここまで何も語ってきませんでしたが少しだけ。

    いつも面白い物語を紡いでくれる作家先生の皆さんには、感謝でいっぱいです。ただその物語も、作家先生のアウトプットだけで完成するものではなく、読者も一緒に完成させるものだと思っています。

    単に楽しい読書の時間を提供してくれるだけでなく、知らなかったことの学び、新しい価値観の吸収、経験のないことへの挑戦、苦しみや悲しみからの救いなど、様々なことを読者が感じ取って完成となるのです。そして今まで読んできた本、すべてについて何も感じ取れない本などありませんでした。読書って、なんて素晴らしいんだろう…

    物語が終盤に入った頃、ずっとこんなことを思いながら読み進めていました。最後の最後まで読んで、あらためて世の中のすべての作家先生に感謝したいと思ったのです。

    0
    2024年04月04日

    Posted by ブクログ

    これ、あんまり詳しく書いちゃいけないやつだ。
    とにかく物語の世界観が良い。
    二代目「竜胆」を襲名した菖子が目の当たりにする蠱惑的な地獄遊戯。
    幻想小説のような雰囲気と竜胆の家業に隠された秘密には、思わず胸がときめいてしまう。
    こういう作品と出会う度に「作家さんって凄いよな」といつも思う。

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    本屋で目についた帯。

    世界を一変させる、「ある一行」
    ネタバレ厳禁の緘口令が敷かれた最大の問題作

    帯の魔力に魅せられ、購入。


    舞台は明治時代。父の死去に伴い、家業を継ぐために東京から金沢にやってきた17歳の菖子が主人公。父の仕事は異形の者を凄惨な遊戯でもてなすものであった。父はなぜこの仕事を始めたのか・・・
    といったあらすじ。

    物語の合間合間に違和感をもたらす一行が登場。その一行は触れられることなく、物語は進んでいきます。そして、終盤の一行で物語は爆ぜます。

    世界をひっくり返されたような気持ちになりましたが、その後の展開は、個人的には気持ちが乗りませんでした。
    物語の終盤では読解力に乏しい自分は置いていかれてしまいました。

    序盤の世界観は好きでした。

    0
    2024年04月22日

竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

メディアワークス文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

同じジャンルの本を探す