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源氏物語 解剖図鑑
姫君はネコで殿方はイヌで…… これ一冊で源氏物語のあらすじと 平安人の暮らしとキモチがマルわかり 『源氏物語』全54帖を徹底解剖! 物語の全体像を分かりやすく解説するのはもちろんのこと、 当時の皇族・貴族の暮らし、風習、文化、信仰などについても 詳しく紹介しています。 物語の中では熾烈な権力闘争が繰り広げられており、 当時の社会情勢と比較しつつ歴史も学べるようになっています。 誌面では各帖の代表的な絵巻などをイラスト化し、 その魅力も紹介しています。 これを読めばその後の日本美術に影響を与えた場面やアイテム、 表現方法などもばっちり分かります。 『源氏物語』を描いた源氏絵は、江戸時代には皇女・女三の宮が 遊女に見立てられるなど、 元絵からギャップがあるほど面白いとされてきました。 本書でも人気イラストレーターの伊藤ハムスターさんによって、 登場人物を擬猫化・擬犬化してユーモラスに描いていただきました。 令和時代の源氏絵として、こちらも必見です。 -
源氏物語五十四帖 現代語訳 紫式部の物語る声 [一] 桐壺・帚木・空蟬・夕顔・若紫
千年前の物語は、すでにこの世の真実を語っていた 複雑に絡み合う人間心理、繊細な自然描写、内裏での政(まつりごと)や神事。 目に映るすべてが緻密に描かれた物語世界を分析し、 「原文分解分類法」を確立した著者による、原文に沿い本質に迫った現代語訳。 紫式部にとって、「物語」は、「物事の真実を語ること」。 後世の我々に、人間として「生きる意味」を、伝えたかったのだと思います。 (「おわりに」より) 光源氏誕生から、のちに妻となる紫の上との出会いまでを綴った、 「源氏物語」はじまりの全5 帖を収録。 理解がより深まる、著者作成の五十四帖人物相関図付き まえがき 源氏物語原文五十四帖構成分類 源氏物語原文分解分類法1〜18 桐壺 帚木 空蟬 夕顔 若紫 あとがき 参考文献 -
源氏物語 上
恋に生き、切なさに、嫉妬に、美しさに涙する―― 日本文学最大の傑作が、明瞭な完全新訳で甦る! <原文に沿いながらも現代的な自然な訳文で、もっとも読みやすく美しい角田訳の誕生。 上巻には、第一帖「桐壺」から第二十一帖「少女」まで、たっぷり二十一帖分を収録!> 解題=藤原克己(国文学 東京大学) 解説=池澤夏樹 月報=瀬戸内寂聴 大和和紀 -
源氏物語入門
日本の古典の代表か,世界の文学か,色好みの男の恋愛遍歴か――.平安時代から現在まで,人々を夢中にさせつづける『源氏物語』って,いったい何が面白いのでしょう.物語の展開をたどり原文の言葉にも触れながらその秘密を探ります.初めて読む人から『源氏』ファンまで,千年生きる物語の魅力に今,出会ってみませんか. -
『源氏物語』のリアル 紫式部を取り巻く貴族たちの実像
不倫、怨霊、呪詛、没落……モデルとなった貴族たちの驚きの現実! まるで平安の週刊誌!? なぜ貴族たちは、『源氏物語』に夢中になったのか。それは貴族たちが、この物語に強烈なリアリティを感じたからに他ならない。『源氏物語』には、実在の人物や事件を連想させる要素が満載だったのだ。光源氏、頭中将、六条御息所、弘徽殿女御など、主役から脇役、敵役まで、モデルと考えられた人物や事件を紹介しつつ、平安貴族たちのリアルな日常を解説する。 ●頭中将が頭中将である必然性 ●「六条御息所」という設定の意味 ●怨霊に全てを奪われた元皇太子妃 ●天皇と乳母との関係 ●弘徽殿女御を凌ぐ後宮の暴君 ●藤壺中宮以来の天皇の母親になった皇女 ●明石の君のリアルとしての宮道列子 平安貴族の目線で『源氏物語』を読むと紫式部の深い意図が見えてくる。2024年大河ドラマが10倍面白くなる! -
この手の中の儚きもの 幻獣降臨譚短編集
オールスター総出演!「こんなエピソードが隠されていたの?」という驚きが詰まった短編集。春陽家での豪奢だが退屈な日々に、オレリーが思いついた暇つぶしとは?(『アリアのお料理教室』)騎士団の仲間にとんでもないことを頼まれ、ライルは頭を抱える。(『王立騎士のひそかな楽しみ』)陶工ゲイドが春陽家の大貴族に連れていかれたのは王都いちばんの『聖女の館』だった。(『この手の中の儚きもの』)他6編収録。 -
原獣事典
太古の地球。圧倒的な大自然の中で多くの動物が生まれ、滅びていきました。そして彼らこそ、今この星に住む私たちの動物の祖先たちです。今や、いなくなってしまった彼らの生活を、谷口ジローの温かく精緻な筆で描く古代ロマン。科学評論家・金子隆一氏のエッセイも魅力です。 -
幻獣と刻む帳簿と航海録
『異世界』×『大航海時代』――知識を武器に成り上がれ!! 普段通りに勤め先の貿易会社ビルを出たはずの早海駿(シュン)は、気がつくと何故か異世界の海で溺れていた。 溺死を覚悟したシュンだが、馬の上半身と魚の下半身を持つ不思議な生物『ケルピー』を名乗る美しい少女レクエに救われる。 まさに「大航海時代」を迎えようとする異世界で、現代日本で培った豊富な貿易の知識を武器として、またたく間に頭角を現すシュン。 表情豊かでミステリアスな一面を持つ『ケルピー』レクエとともに、シュンは「貿易」の世界で成り上がることができるのか!? -
幻獣遁走曲 猫丸先輩のアルバイト探偵ノート
ある時は幻の珍獣アカマダラタガマモドキの捜索隊員、ある時は松茸狩りの案内人、ある時は新薬実験モニター、そしてある時は戦隊ショーの怪人役と、いっぷう変わったアルバイトに明け暮れる神出鬼没の名探偵・猫丸先輩が遭遇した五つの事件。猫コンテスト会場での指輪盗難事件と壮絶なドタバタを描いた「猫の日の事件」、幻の珍獣の存在を示す報告書焼失の裏に隠された真相に呆然とさせられる「幻獣遁走曲」、意外な真実が爽やかな余韻を呼ぶ「たたかえ、よりきり仮面」ほか2編を収録。著者の真骨頂である優しさとユーモア、そして謎解きの楽しさが遺憾なく発揮された愉快な連作集。/解説=光原百合/新版刊行によせて=倉知淳 -
源泉――知を創造するリーダーシップ
「場」「暗黙知」「U理論」などの概念を取り入れながら 知識創造の源泉を追求した画期的著作。 ――野中郁次郎(一橋大学名誉教授) 『学習する組織』ピーター・センゲ 『ダイアローグ』デヴィッド・ボーム 『U理論』『出現する未来』オットー・シャーマー 『サーバントリーダーシップ』ロバート・グリーンリーフ 『テクノロジーとイノベーション』ブライアン・アーサー 思想的リーダーとの対話から〈人間の本質〉に迫った探究の旅。 世界13カ国で読まれたベストセラー『シンクロニシティ』。 著者ジョセフに、読者からこんな問いが寄せられた。 「変化を生み出す、原理原則とは何か?」 答えに窮した彼は、再び旅に出る――。 「U理論」の発見、大自然での奇跡的体験、 偉大な探究者たちとの出会いを通して見出した 万物創造の「源泉」をめぐる物語。 -
厳選 雪山登山ルート集
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 雪山登山ルート集の決定版が登場。 日本の初・中級雪山ルートを50本掲載。八ヶ岳や日本アルプスはじめ、北海道や九州の雪山ルートも紹介。 初心者が本格的な雪山をめざすときにふさわしいルートを中心に選定しています。 初心者向きのコースも、風格のある山を選んでおり、ピークをめざしてしっかりと山に登るガイドになっています。 カラー写真を豊富に掲載。美しい雪山風景だけでなく、ルートのポイントとなる資料写真も的確に掲載、現地での判断の役に立つこと請け合い。もちろん、地図情報やデータはもちろん、コース状況も改めて再調査した最新版です。 巻末には、初心者にはありがたい雪山登山装備表や登山装備表なども付いています。 通常の登山者であれば、この一冊で、ほぼ目標とする初・中級ルートがカバーできます。 掲載山岳(同じ山でも複数のルートが紹介されている場合もあります): 北海道/利尻山、大雪山・旭岳 東北/岩木山、西吾妻山、蔵王連峰、安達太良山、磐梯山 関東/那須・茶臼岳、日光白根山、奥多摩・雲取山、大菩薩嶺、奥秩父・甲武信ヶ岳、奥秩父・金峰山、丹沢・塔ノ岳 上越・尾瀬/谷川岳、朝日岳~巻機山、越後駒ヶ岳(*)、至仏山(*)、上州武尊山、黒斑山~蛇骨岳 八ヶ岳・蓼科、北横岳、東天狗岳、硫黄岳、赤岳~横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳~赤岳 中央・南アルプス/木曽駒ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、薬師岳・観音岳、塩見岳、聖岳 北アルプス/白馬岳、唐松岳、立山(*)、槍ヶ岳(*)、奥穂高岳(*)、西穂高岳、燕岳、蝶ヶ岳、焼岳、乗鞍岳 北陸・西日本/荒島岳、伯耆大山、石鎚山、久重山 *印は、残雪期対象(厳冬期は極度に困難となる)。 -
幻想人名辞典
世界各地から収集したカタカナの人名8000以上を収録。神話、英雄物語、宗教書など、人名の出典情報つき。ほとんど(9割以上)の人名には解説つき。 -
幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争 公式パーフェクトガイド
多くのRPGファンに愛される名作『幻想水滸伝』とその3年後を描いた続編『幻想水滸伝II』の2作品が『幻想水滸伝 I&II HDリマスター版』となって鮮やかに復活。KONAMIから2025年3月6日に発売される『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』の攻略情報と仲間&本拠地のデータを網羅した完全攻略本が、ゲームソフトと同日の2025年3月6日に発売されます! 『幻想水滸伝』と言えば、『I』『II』ともに108星として数多くの仲間となるキャラクターが登場することが特徴。本書では、両作品の仲間をコンプリートするための条件を解説しています。また、詳細マップや本拠地のデータ集、進行ガイドなども充実。原作をプレイした人も、初めて遊ぶ人も、より一層本作を楽しめる情報が盛りだくさんです。 【進行ガイド】 ・仲間を確実に揃えながら進められる進行チャート ・手ごわいボスのほか、戦争と一騎打ちに勝利するためのポイント 【マップ情報】 ・仲間の居場所や宝箱などの位置が分かる詳細マップ ・町・村にある施設の情報と商品リスト 【データ集】 ・108星をはじめとする全仲間キャラクターのデータ&プロフィール ・本拠地、紋章、モンスターなど、冒険に欠かせない情報 -
幻想世界の作り方 ファンタジーの世界と伝説の生き物を創造するためのガイド
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 これこそ創作の醍醐味だ。 あなたの世界では、あなたの好きな道を進んでいけるのだ。(本文より) ファンタジーの世界では、創作者がすべてのルールを決められます。 だからこそ、矛盾がなく、説得力があり、デザインされた世界観が必要です。 その世界の気候はどのようなもので、どのような骨格の動物が生息していますか? そこで暮らす人々は、何を信仰していて、どのような武器で戦いますか? 本書は、これらの質問に答えられるようになる本です。 コミックやゲームアートのベテランであるマーク・ネルソンが、読者が違和感なく入り込めるような世界を作り上げる方法を網羅的に解説します。 美しいイラストを堪能しながら、本書を読み進めるうちに、新たなアイデアが浮かんでくるはずです。 さあ、あなただけのとっておきの世界を作りましょう。 ●著者紹介 マーク・ネルソン ロールプレイング・ゲームやコミックのデザインを専門とするアーティスト。1985年以来、彼の作品は多くの『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の書籍や『ドラゴン』誌に掲載されている。また、トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』のカードのイラストや、『アースドーン』『シャドウラン』『オルフェウス』などのアートワークも手がけている。 ●こんな方におすすめ ・ファンタジー作品を作りたい作家の方やゲームクリエイターの方。 ・世界観がある物語を作りたい方や、世界観の作り方に苦労している方。 ・ファンタジー作品が好きな方。 ●目次 はじめに 第1章 視覚的なアプローチを行う 第2章 アイデア 第3章 環境 第4章 生き物 第5章 鳥 第6章 魚 第7章 昆虫 第8章 サバイバル 第9章 戦い 第10章 精神 第11章 衣服 第12章 建造物 第13章 テクノロジー産業 第14章 輸送機関 第15章 異世界 第16章 すべてをまとめ上げる 謝辞 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 -
幻想ネーミング辞典
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 例えば、RPGの主人公の名前を決めるのに小一時間ほど悩む方、自作の小説、ゲーム、マンガでありきたりでない人名、地名を付けたい方にお勧めの一冊! ファンタジーでよく登場するワードや植物、動物、宝石などの単語を厳選し、英語からアラビア語まで10ヶ国語での読みと現地語表記を紹介した、ネーミング好き必携の辞典です。見出し語総数1200以上! 英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、ラテン語、ギリシア語、アラビア語、中国語の10ヶ国語を収録! 見出し語を自然、人間などのカテゴリー別に収録。そろえて付けたい名前もラクラク。裏切り、なまけ者などマイナスイメージの単語も多数収録。敵役の名前もバラエティ豊かに。 カタカナでの読みからひける逆引き索引付き。 -
幻想のグローバル資本主義
有名な「神の見えざる手」により、自由主義市場経済の父、グローバリズムの最初の理論家と称されるアダム・スミス。しかし、『国富論』ならびにそれに先立つ著作『道徳感情論』において、スミスが真に批判し、憂えていたのは、貨幣経済の飛躍的拡大により「確かな基礎」を失いつつあった、18世紀後半のイギリス経済の「新しい現実」であったと著者はいう。そこから浮かび上がるのは、グローバリズムへの最初の警告者であり、また、国家に支えられた経済の安定こそ大切と考えた、「エコノミック・ナショナリスト」の姿である。 本書の目次は以下の通り。●序章「誤解されたアダム・スミス」 ●第1章「市場における「自然」」 ●第2章「道徳の基盤」 ●第3章「富の変質」 ●第4章「徳の衰退」 ●第5章「経済と国家」 本書は、スミス、ケインズという両巨人の思想を独自の視点で問い直し、グローバリズムの本質的矛盾と危うさを抉り出す意欲作の上巻である。 -
幻想の経済成長
「GDP」を拡大し続ければ私たちは幸せになれるのか? 『日本‐喪失と再起の物語』で話題を呼んだ《フィナンシャル・タイムズ》の元東京支局長が日本の新幹線からケニアの非公式経済まで、各国で取材した豊富な事例をもとに「成長神話」の正体に迫る傑作ルポ -
元素で読み解く生命史(インターナショナル新書)
あらゆる物質は元素で出来ており、生物も例外ではない。たとえば、人間の身体を構成する元素は、酸素、炭素、水素、窒素で体重の96%以上を占めるが、これらの元素を組み合わせたところで人間(生命)をつくることはできない。ある天文学者によると、地球に最初の生命が偶然生まれる確率は「竜巻が廃品置き場を通り過ぎたあとに、ボーイング747ジャンボジェット機ができ上がっているのと同じ確率」だという。生命はどうやって生まれたのか。元素はどのようにしてつくられたのか。あらゆる生物の中で、なぜ人類だけが文明をもつに至ったのか……元素が果たす役割から、生命誕生の奇跡と、人類進化の謎に迫る。 -
元素に恋して
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 YouTubeチャンネル登録者数10万人を誇る科学技術専門放送「サイエンスチャンネル」の動画「elements~メンデレーエフの奇妙な棚~」をマンガ化。怪しげな骨董屋を舞台に、セーラー服の少女と謎めいた店長が繰り広げる、元素の正体や発見の歴史にまつわる物語の数々。人間の呼吸に欠かせない酸素や永遠に輝き続ける金、かつて“奇妙な空気”と呼ばれた窒素など、二人のシュールなやりとりが楽しい全9話。 -
元素はどうしてできたのか 誕生・合成から「魔法数」まで
まずビッグバンにより素粒子が生まれ、それらが結合して陽子(=水素の原子核)や中性子となった。陽子と中性子が結合して重陽子となり、さらに重陽子と陽子が結合することでヘリウムの原子核が生まれた。やがて宇宙の温度が下がって原子核と電子が結合して原子が誕生し、恒星の内部や超新星爆発によって92番までの元素が作られた。93番以降の元素は天然では作られず、世界各国で熾烈な合成競争が繰り広げられてきた……。文系も理系も胸躍る、微小な元素の壮大なドラマを、理化学研究所の主任研究員と東京大学教授を兼ねる著者がわかりやすく解説。理化学研究所は世界最高の加速器を擁し、113番目の元素の合成に成功、原子核を特に安定にする「魔法数」を新たに発見するなど画期的な成果を挙げてきた。本書ではそれらの成果も取り上げ、核物理学の到達地点と将来の展望を語る。同じ元素における複数の原子を掲載した「核図表」など魅力的なトピックスが満載! -
現存12天守閣
日本の城に初めて天守が出現したのは織田信長が天下統一を目指していた頃。関ヶ原の戦い後には築城ラッシュを迎え、防御拠点として、また権力の象徴として、記録に残るだけでも優に百を超える天守が日本全国に点在した。まさに天守は城の顔といえた。その後、戦乱の荒波や江戸幕府の一国一城令、さらには明治維新後の解体撤去、災害、戦災によって今や現存はたった12。奇しくも残った12城をぶらり探索。城の歴史や見所を詳述。 -
現代アラブ混迷史
アラブ政治における混乱の原因は、倫理と法の混同による、イスラーム諸国の正義をめぐる考えの不一致にある。その歴史的経緯をたどり直すことで、ねじれた糸を解きほぐし、革命の出口を探る。 オスマン帝国の崩壊に始まる「ねじれの構造」は、植民地主義を経て現在に至るまで続いている。この事態をさらに複雑化させているのがイスラームの政治文化──イスラーム道徳に基づく政治判断、独裁制である。混迷する現代アラブ政治の内実を、ムスリムである著者が自身の経験と研究から分析。中東はなぜ分かりにくいのか?素朴な疑問に答える、アラブ理解に必読の書。 -
現代アラブの社会思想 終末論とイスラーム主義
終末論の地層――イスラーム教の古典的要素にさかのぼることのできる要素の上に、近代に入ってから流入した陰謀史観の要素と、現在に流入したオカルト思想の要素が、いわば地層のように堆積して、現代の終末論は成り立っている。そして、イスラーム教の古典終末論の要素にも、また積み重ねがある。イスラーム教はユダヤ教・キリスト教から続く「セム的一神教」のひとつである。ユダヤ教とキリスト教が発展させた終末論体系を基本的に継承しており、両宗教から受け継いだモチーフがかなり多い。その上に「コーラン」や「ハーディス集」によってイスラーム教独自の修正や潤色が加えられている。――本書より (講談社現代新書) -
現代暗号入門 いかにして秘密は守られるのか
現代の暗号技術には、純粋数学者が追究した緻密で膨大な研究成果が惜しみなく投入されている。開発者と攻撃者の熾烈な争いを追いながら、実際に使われている暗号技術を解説する。現代的な暗号の基本要素である「共通鍵暗号」「ハッシュ関数」「公開鍵暗号」にくわえ、類書ではほとんど解説のなかった、ハードウェアの面からの暗号解読についても紹介する。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
現代アートがよくわからないので楽しみ方を教えてください
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「自由に観る」だけがアートの楽しみ方でありません! ノーヒントの自由によって、アート鑑賞がしっくりこないモヤモヤとしたものになっていませんか? 「わからないことを楽しむ」楽しみ方もありますが、「自分では気づかなかった世界に、アート作品を通じて触れることで価値観が変わる」のもまたアートの醍醐味です。もしもアートに「型」があったら、あなたのアート鑑賞はどう変わるでしょうか? 実は、鑑賞の視点のヒントを知ることで、「どう見ればいいか」がわかります! 「わかる人にしかわからないもの」「めちゃくちゃにやっているもの」 本書はそんなイメージが一変し、楽しく読み解き、深く味わうことができるようになる視点の「9つの型」を紹介。 「型」を使えば、どんな作品でも、自分なりに考えはじめるきっかけをつかみ、考察する楽しさを感じることができます。 現代アートが楽しくなる「9つの型」は、以下の「どこを見るのか?」「何がしたいのか?」「何を扱っているのか?」の3つの観点から分類できます。 ●どこを見るのか? 1の型:作品の中 ~描かれているモノや物語を楽しむ~ 2の型:作品の表面 ~材料の質感を楽しむ~ 3の型:作品の外 ~作品がある空間を楽しむ~ ●何がしたいのか? 4の型:ドヤドヤ系 ~具体的なものを表す~ 5の型:映え映え系 ~見えないことを描く~ 6の型:なぞなぞ系 ~意味や過程を表す~ ●何を扱っているのか? 7の型:変化 ~変化する要素を扱う~ 8の型:素材/行為 ~素材や行為のイメージを利用する~ 9の型:関係性 ~空間・人間・地域との関わりを扱う~ なんとなくぼんやり眺めて「よくわからないなあ」と思っていた作品も、「なるほど! そういうことか!」と解像度がぐっと上がり、脳がスパークするような感動を得られる1冊です。 -
現代アートとは何か
現代アートを司るのは、いったい誰なのか? 世界的企業のトップや王族などのスーパーコレクター、暗躍するギャラリスト、資本主義と微妙な距離を保つキュレーター、存在感を失いつつも反撃を試みる理論家、そして新たな世界秩序に挑むアーティストたち……。日本からはなかなか見えてこない、グローバル社会における現代アートの常識(ルール)=本当の姿(リアル)を描きつつ、なぜアートがこのような表現に至ったのか、そしてこれからのアートがどのように変貌してゆくのかを、本書は問う。 さらに、これら現代アートの「動機」をチャート化した「現代アート採点法」によって、「難解」と思われがちなアート作品が目からウロコにわかりはじめるだろう。 アートジャーナリズムの第一人者による、まったく新しい現代アート入門。 -
現代英語基礎語辞典(集英社インターナショナル)
NHKラジオ『実践ビジネス英語』で30年以上講師を務め、今も『杉田敏の現代ビジネス英語』でビジネス英語を教え続けるカリスマ講師、杉田敏。その長い講師歴の集大成となる、全く新しいタイプの英語辞典。「pen=柵、囲い」のように、ネイティブ・スピーカーにとっては基本的な単語だが、日本の英語学習者が意外と知らない1文字~4文字の「基礎語」に的を絞り、豊富な例文で実際の語法を解説する。基礎語を使ったイディオムや、多くのコラムで語の文化的背景も学べる。 -
現代オカルトの根源
ヨハネ黙示録やマヤ暦に基づく終末予言、テレパシーや空中浮揚といった超能力、UFOに乗った宇宙人の来訪、レムリアやアトランティスをめぐる超古代史、爬虫類人陰謀論―。多様な奇想によって社会を驚かせる、現代のオカルティズム。その背景には、新たな人種の創出を目指す「霊性進化論」という思想体系が潜んでいた。ロシアの霊媒ブラヴァツキー夫人に始まる神智学の潮流から、米英のニューエイジを経て、オウム真理教と「幸福の科学」まで、現代オカルトの諸相を通覧する。 -
現代オセロの最新理論
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これが現代オセロの最先端だ! いま、オセロがアツい。 日本人小学生のオセロ世界大会優勝のニュースなどで、オセロへの注目が集まっています。オセロが単なる運で勝敗が決まるパーティーゲームではなく、奥の深い頭脳競技であることを最近知ったという方も多いのではないでしょうか? オセロの入門書や基本戦略の書籍はいくつか出ていますが、その先に行くための本格的な戦術書は未だかつて出ておりませんでした。 それがオセロという競技の深さを知るための障壁になっていたのかもしれません。 そこで本書の登場です。 本書はオセロの世界トッププレイヤーの一人であり、オセロ界きっての理論派と言われる佐谷哲七段による本格的、かつハイレベルなオセロ戦術書です。 中割り、奇数理論、偶数理論など、従来のオセロ本に書かれている内容だけでは超えられない壁にぶち当たったときに本書が大いに役立つでしょう。 ワンランク上のオセロ。オセロ有段者になるための、世界で唯一の高速道路が本書です。 オセロ世界大会を5度制覇した高梨悠介九段も言うように本書が「オセロ上級者になる上での新しい教科書」となるでしょう。 本当に強くなりたい方、本当に勝ちたい方に読んでほしい一冊です。 ◎コンテンツ 序章 基本理論の復習 第一章 終盤理論編 第二章 終盤実践編 第三章 序中盤理論編 第四章 序中盤実践編 ◎著者 佐谷 哲(さたに・てつ) 1982年2月19日生まれ、大阪府堺市出身 京都大学大学院理学研究科修士課程修了 2016年7月 七段 オセロ世界ランキング12位(2018年11月時点) 大学院在学時に本格的にオセロを始め、早くからオセロ理論の体系化を試みていた理論派プレイヤーとして知られる。序盤・中盤・終盤のバランスが取れた、派手な手を打たない基本に忠実な棋風で、一局を通じて着実に優勢を広げていくスタイルが特徴。 将棋・囲碁の経験もあり、将棋・囲碁・オセロで3種目の総合力を競う第3回グロービス・トライボーディアン選手権(主催・マイナビ出版)では優勝している。 座右の銘は、「戦いは最後の五分間にある」。 -
現代角換わりのすべて
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書では、現代の角換わりを若手棋士 池永天志四段が解説。 角換わりの基本となる腰掛け銀・棒銀・早繰り銀を352ページにわたり徹底的に解説しています。 角換わりで勝ちたい方必読の1冊です。 -
現代活学講話選集1 十八史略(上)
人間研究の宝庫といわれ、何百年にもわたって多くの人々に読み継がれてきた絢爛たる中国歴史絵巻『十八史略』――本書は、東洋学の泰斗として世人の敬愛を集めた著者が、深みと風格のある解説で『十八史略』の妙味を語り明かした講話録である。「鼓腹撃壌」(帝尭陶唐氏)、「一饋に十たび起つ」(夏・禹王)、「酒池肉林」(殷・紂王)、「暴を以て暴に易う」(周・武王)、「臥薪嘗胆」(呉王の夫差)、「誰か烏の雌雄を知らん」(孔子の孫・子思)、「鶏口となるとも、牛後となることなかれ」(蘇秦)、「三年飛ばず鳴かず」(楚の荘王)、「先ず隗より始めよ」(燕の昭王)……など、三皇五帝・三代の治から、孔子や孟子、老子の思想、戦国時代の英傑が残した故事格言までを取り上げながら、中国古賢・先哲の知恵をいかに現代に活かすかを説き明かしていく。混迷の続く現代を強く、たくましく生き抜く方途を開示した「人生の指南書」。 -
現代活学講話選集2 十八史略(下)
混迷の時代こそリーダーの資質が問われる! 本書は、秦の始皇帝、項羽と劉邦に始まり、三国時代の曹操、劉備、孫権、宋の哲人宰相・耶律楚材まで、戦国乱世に光芒を放った英雄たちの優れた戦略と巧みな人心掌握術について語り明かした講話録である。「剣は一人の敵なり。学ぶに足らず。万人の敵を学ばん」(項羽)、「背水の陣」(韓信)、「太学を起こし礼楽を修明す」(後漢の光武帝)、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」(班超)、「不可ならば、君自ら取るべし」(劉備)、「死せる諸葛、生ける仲達を走らす」(諸葛亮)、「刮目して相待つ」(呂蒙)、「至誠を以て天下を治めん」(唐の太宗)……など、知略をめぐらし、死力を尽くして成功を収めた者、悲劇を辿った者の言行は、時を超えて我々にリーダーの行動規範を指し示す。わが国の指導者に多大な影響を与えた著者の確かな視座からの解説が心に響く好著である。ビジネスリーダー必読の一冊。 -
現代活学講話選集4 人生の五計
いかに生き(生計)、身を立て(身計)、家庭を築き(家計)、歳を重ね(老計)、そして死を迎えるか(死計)――。この言葉は遠く南宗の時代に、見識ある官吏として多くの人たちに深く慕われた朱新仲の悠々たる人生訓である。本書は人間学の権威として世人の敬愛を集めた著者が、この教訓にヒントを得ながら、深い究明と実践により、独特の論法をもって唱えた『人生の五計』を、いかに現代に活かすかについて語り明かした講話録である。「日用心法」=「日々作用する、働く、その心掛けの法則」「朝こそすべて」=「本当にその時刻において、われわれのすべてが解決される」「師恩友益」=「“いい師”“いい友”に巡り会わなければ、いかに天稟に恵まれていても独力では難しい」「良縁と悪縁」=「人生のことはすべて縁である」など、今日という日の重みを大切にし、真の幸福をつかむための智恵を解説している。相手の心を高め、善く生きるための深遠な教え。 -
現代活学講話選集6 先哲が説く指導者の条件
人の上に立つ者が心得ておくべきこととは何か? 今の言葉で言えば、「リーダーシップとは何か?」と言うことになるのだろう。しかし「リーダーの条件」は、経済環境や組織の大小などで異なるため、どこにも共通するような決定打はなかなか見出せないでいるようだ。その証拠に、ビジネス誌では、戦国武将・明治の元勲・中国古典の英雄などに、その回答を求める企画をよく立てる。本書では、肥前平戸藩藩主・松浦静山が纏めた文献集『甲子夜話』に収められている、上州安中の藩主・板倉勝尚と幕府大学頭・林述斎とのあいだで書簡によって、学問や政治に関して問答をした『水雲問答』と、備前藩の改革に実績をあげた熊沢蕃山の語録集『集義和書』を解説しながら、指導者の心得を説いた、実践的なリーダー論である。時代は変ろうとも、人間の本質が変らなければ、その人間の集合体である組織を有機的に動かす要諦も変らぬはず。鋭い洞察による安岡版リーダー論。 -
現代カナダを知るための60章【第2版】
Hello, bonjour! 好評既刊を日本カナダ学会の総力を挙げて改訂。 社会の分断が叫ばれる隣国アメリカや欧州各国と比較し、「カナダ的例外」と称されるほど多文化主義が成功しているとされるカナダの最新事情を、先住民、日系人の部を新たに設けて、歴史にも目配りしつつ多角的に紹介する。 -
現代韓国を知るための61章【第3版】
大きく動き変わろうとする東アジア、なかでも昨今緊張する日韓関係。そもそも韓国とは何か、その国土から、成り立ちの歴史、経済の変遷を説き、社会問題や文化事象に触れ、今の韓国を理解する手引きとなる1冊。 -
現代“間食”考
民俗学、文化人類学、心理学などの分野から、間食の歴史や役割を多角的に考察。「間食」を通じて「食事」の本質に迫る。 -
現代軍事学入門
増大するAI、ドローン、激しくなる認知戦、混乱する時代に、身を守る“教養”! 基礎から学ぶ政軍関係・文民統制・軍事行政・戦略・作戦・戦術・情報・人事・兵站まで。自由・民主主義の下で、戦争と平和をリアルに考えるため、豊富な図解と用語の解説で体系的に学ぶ入門書。 《特徴》 1 国際政治の基礎を踏まえ、民主主義と軍隊のあり方を考察する軍事学の新体系 2 AI、情報化の時代における戦略・作戦・戦術に加え、軍隊を基礎で支える情報、人事、兵站の論点を体系的に網羅 3 複雑な意味の概念を多数の図版で分かりやすく解説 4 馴染みがない軍事用語の全体の内容と関連付けながら学習 5 これから安全保障・軍事を学ぼうとする人々のための教養 【目次】 はじめに――「わざわざ点検をするほどのことじゃない」のか? 序論――本書の立場と構成 第1部 文脈を理解する Understanding Context 第1章 軍事学の立場 第2章 戦争の原因、平和の条件 第3章 政軍関係と文民統制 第4章 軍事行政 第3部 戦力の運用 Employment of Forces 第5章 戦略 第6章 作戦 第7章 戦術 第4部 資源の管理 Resource Management 第8章 情報活動 第9章 人的資源管理 第10章 兵站活動 結論――研究をさらに進めるための文献案内 あとがき 【著者プロフィール】 武内 和人(たけうち・かずと)(著) 自衛隊勤務を経て、大阪大学大学院で博士後期課程を修了。専門は安全保障学、戦略思想史。2015年から軍事学の調査研究を開始。古典の翻訳や論文の紹介などを行っている。現在、国際政治などを大学で教える。X(旧Twitter)やnoteにおいて、国際政治、とくに安全保障、軍事について、専門的見解からの発信をつづけており、その的確な議論で、数多くのフォロワーを抱える。 X(旧Twitter):https://x.com/kazuto_takeuchi Note:https://note.com/takeuchi_kazuto -
現代 刑務所の作法
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 刑務所という場所は、反社会的勢力と呼ばれる人々もいるが、それとは反対に暴力とは無縁の人々もいる。何らかの事情でお金を稼ぐことができず、無銭飲食で捕まって刑務所に入るような人々である。彼らは刑期を終えて出所しても、もともとお金を稼ぐ方法を身に付けていないので、再び無銭飲食で刑務所に舞い戻るということを繰り返すことが多い。刑務所のお世話になれば、3度の食事にしっかりありつけるというわけだ。 このような“塀の中の懲りない面々たち”は、刑務所の常連組である。実際、毎年新たに入所するおよそ半数の受刑者は、過去に何度か刑務所にお世話になっている者たちであり、彼らは獄中生活のスペシャリストといっても過言ではない。 おそらく多くの読者は、前述のような人々とは別世界の住人であると思われる。刑務所に入ったこともないし、警察にお世話になったこともない人が大半だろう。 刑務所に入るには? 受刑者たちの刑務所での暮らしとは? 刑務所で働く刑務官の職務とは? これらのことは、別世界の住人だから知る由もないはずである。 本書はそんな刑務所の世界を数多くのイラストを用いて紹介していく̶。何かの拍子で刑務所に入る可能性は、誰しもがあり得る話だ。そうなったときのために予備知識として頭に入れておけば、きっと役に立つはずである。 -
現代講談 松下幸之助
いまITビジネスの世界では、若い有能な経営者が続々と誕生しているが、世界的な企業になったソニーもホンダも、現在のITビジネス同様、創業当時は熱気盛んなベンチャーであったにちがいない。パナソニックのブランドで世界の電気業界のトップの一つに数え上げられる松下電器も、その例に漏れない。本書は、その松下電器の創業者である松下幸之助の生い立ちから、死を迎える直前まで情熱を傾けたPHP運動を始めとする警世家としての晩年までを、著者独自の解釈を織りまぜつつ描いた、いわば『渡部版松下幸之助一代記』である。本書で興味深いのは、いま多くの企業が「儲け一辺倒」に偏りがちなのに対して、馘首自由の時代にあって、不況時にもクビを切らなかったというような、日本的経営の原点がその創業当初から見られる点である。日本的経営は終わったといわれ、新しい経営が模索される中で、今一度、経営とは何かを考えさせられる興味深い一冊である。 -
現代コーポレートガバナンス 戦略・制度・市場
コーポレート・ガバナンス(企業統治)の向上は20年近く前から叫ばれてきましたが、多くの企業にとって努力目標の域を超えず、株主重視の是非を問う論争に終始するのがほとんどでした。しかし、相次ぐ会社法の改定、コーポレート・ガバナンスコード制定、統合報告書制度などによって、日本企業もこの問題を直視し、体制を作らざるをえなくなっています。社外取締役の増加もその現れです。コーポレート・ガバナンスは単なる経営学の特殊領域から、多くのビジネスパーソンにとって必須の知識とされる時代になっているのです。 本書は、経営者をどのように規律付けるか、企業(株式会社)をいかに統治すべきか、を解説するコーポレートガバナンスの初の体系的テキスト。本書によって、企業や金融機関等に勤務する場合に必要となるコーポレート・ガバナンスに関する知識や考え方を修得することができます。また現在非常に人数が増えている社外取締役にとって格好の手引き書となるとともに、将来、経営者あるいは投資家として企業経営に関わる人々にとっても参考となります。 筆者は、金融実務で株主・市場・企業の関係を理解し、ハーバードビジネススクールで経営学をマスター、東京大学で組織運営とガバナンスの実務を担ってきた。本書は東京大学経済学部・一橋大学商学部で行ってきた講義の書籍化。著者は、そのキャリアを評価され、一橋大学で教鞭を執るとともに社外取締役として実践にうつしています。 -
[現代語抄訳]菜根譚
人生には、晴れの日があれば、曇りの日もある。どしゃ降りの日だってある。運の悪い人はずっと雨が降り続いているかもしれない。その境遇を恨んでいる人もいるかもしれない。それでも人間は、「雨」をじっと我慢して、腐らず妬まず、生きていかねばならない。誰だってできることなら、勇気凛々と生きていきたいものである。でも、現実には、そううまくはいかない。そんなときに『論語』や『老子』だけでは、事足りないと正直思う。だから、この二つの最高の教科書に書かれていることを、「現実」というフィルターに通すことが必要になる。それを見事なまでに実現したのが、『菜根譚』なのである(編訳者まえがきより)――古典的名著のわかりやすい現代語新訳版として刊行した本書は、人生の達人になるための考え方が網羅されている。いまの時代を生きる人々に役立つと思われる内容を、計216項目に厳選。超実践的な数々の言葉があなたの心の奥底に響きわたる。 -
現代語訳 暗黒日記―昭和十七年十二月~昭和二十年五月
大東亜戦争は非常なる興亡の大戦争である。筆を持つ者が、後世のために、何らかの筆跡を残すことは、その義務である。すなわち書いたことのない日記をここに始める。将来、大東亜外交史の資料とするためである。神よ、日本を救え。 昭和十八年十月一日 清沢 洌 *** 日本人はもう二度と戦争などするはずがない。恐らく日本人のほとんどはそう考えているだろう。しかし、その確信は極めて頼りない、むしろ大きな勘違いであることは、清沢洌の『暗黒日記』を読めばわかるはずだ。 清沢の日記に綴られている戦時下の日本人とその社会の姿は、驚くほど現代と似ている。まるで我々の現在のありさまが清沢に見透かされていたかのようだ。相手変われど主変わらずというが、何かひとつきっかけを得たならば、日本人はたちどころに、戦前のような好戦的な国民になってしまいかねないという危惧さえ覚えずにはいられない。 戦争というのは、どこまで行っても手段のはずだ。それも非常手段だ。目的ではない。にもかかわらず、戦時日本では、いつの間にか手段であるはずの戦争が目的となってしまった。 なぜ我々は、いや権力者は、殺し合いの決断をしてしまったのか。なぜ我々は戦争国、神の国日本への橋を渡ってしまったのか。なぜ300万人を超える犠牲者を出すまで戦争をやめることができなかったのか。そして、今の我々日本人のどこがその後変わったと言うのだろうか。問題の答えも、また『暗黒日記』の中にある。――はじめにより -
現代語訳 西国立志編
鎖国のため、諸外国から100年以上遅れた状態から、わずか20年あまりで「列強」と呼ばれる世界の大国の一員にまでのしあがった明治維新期の日本。当時、あの福沢諭吉の『学問のすすめ』と肩を並べる大ベストセラーがあった。「天は自ら助くる者を助く」という言葉で有名な、中村正直による『西国立志編』(1871年)である。スマイルズの名著『自助論』を翻訳したこの本は、100万人以上が読んだといわれる。本書は、その全13編318項目をわかりやすい現代語訳にしたもの。日本という国が、世界中のどの国も真似できないような飛躍的な発展を、1度ならず2度までもおこなうことができた源泉がここにある。成功へのアドバイスが満載の1冊。 -
現代語訳 渋沢栄一自伝
日本資本主義の父・渋沢栄一。幕末の農家に生まれた彼が、どのようにして慶喜に仕え、新政府で働き、さらには大事業家となったのか。明治の元勲との交流も描いた自伝の現代語訳、登場! グローバリゼーションが大きな曲がり角を迎えたいま、日本のみならず世界中で、経済や効率を中心としたもの考え方から脱却しようとする動きが見えてきている。実は日本には、現在の世界が考えていることを、明治時代に資本主義を導入するにあたって、考え、世に広めようとした人がいた。それが、渋沢栄一である。著書、『論語と算盤』で「道徳と経済は一つである」ことを説き、自身、470余りの会社の創設、経営に携わりながら、社会事業にも全力を尽くしてきた。そんな栄一の人生を、わかりやすい現代語で、一冊で読めるものとしたのが本書である。経営学の神様、P.ドラッカーも深い影響を受けた、栄一とはどんな人物だったのか。そしてどんな人生を送ってきたのか。尊王攘夷の志士から慶喜・幕府へ仕官、そして新政府から野に下り、勃興期の経済界を牽引した「日本資本主義の父」の波乱の生涯を読む。 -
現代語訳 渋沢栄一自伝
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 倒幕をもくろんで志士となるも、慶喜に仕えることとなり、幕府に出仕して渡仏するも、維新により帰国。新政府で官僚となるが、実業を志して野に下って-。数々の逆境を乗り越えて、四七〇あまりの会社を創り、社会事業を実践していった渋沢栄一。その波乱に満ちた生涯は、自らの言葉により語られていた。「論語と算盤」を体現した生涯を、現代語訳と新編集で読む。
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