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スマホ化する世界で、どう生きるか?
テクノロジーの到来で、わたしたちの感覚は「激変」している。対面コミュニケーション、場所の感覚、本物の感情、退屈……「人間の経験」は絶滅の危機にある。
デジタル時代に生きる、すべての人の必読書!
世界の識者が絶賛!
★「タイムリーな本」――オリバー・バークマン(『限りある時間の使い方』著者)
★「きわめて重要な一冊」――ジョナサン・ハイト(ニューヨーク大学教授、『不安の世代』著者)
★米『エスクァイア』誌、英『テレグラフ』紙、ベストブック!
「どれほどの時間を“人間の目”ではなく“画面”を見つめて過ごすべきか」
友人や家族と「リアル」で顔を向き合わせて過ごす時間が激減し、「手書き」で文字が書けなくなり、次の動画が始まる「2秒」さえ待てなくなり、「いいね」を期待して投稿する……。
テクノロジーの急速な発展は、日常生活を便利で効率的なものに変えた。その恩恵を享受する一方、テクノロジーに媒介され、追跡され、監視され、測られ、支配されている。
米シンクタンクで働く、歴史家で作家の著者が、最新の学術論文や記事をひもときながら、今世界で起きていること、そして近い将来何が起きるのかをまとめた衝撃の一冊。
【目次より】
はじめに
第1章 その場にいなければわからない
第2章 顔と顔を合わせること
第3章 手からマウスへ
第4章 いかに待つか
第5章 第六感
第6章 媒介された快楽
第7章 場所、空間、セレンディピティ
おわりに
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
本屋でタイトルを見たときに、危機感を感じ購入。人間的な成長をするのは、経験が必要なのに、それが失われつつあるのかもしれないと感じたからだ。
新しいテクノロジーを受け入れる時、何を失って、何を得るのか考えるきっかけになった。料金所や受付、会計が自動化になれば、人との接触が失われる。スマホの画面と向き合っている時間は、家族との時間や対面での時間を失っている。非現実と現実の境界が曖昧になってきているにも関わらず、そのことを自覚しなくなっていることが危険信号だと思った。
経験とは、その場にいなければわからないこと。今は、媒体を通しての体験が増えてきているので、リアルの経験というのを大切にしようと感じた。
Posted by ブクログ
例えば旅行先での行動を決めたい時、アルゴリズムにより与えられた情報の中から選択したり、集合知による評価で決めるということは日常茶飯時だ。
それは悪いことではないし、失敗したくないという気持ちからだということは、自分でも気がついている。
ただ、そればかりに頼っていると、本来持っているはずの人間としての能力が劣っていってしまうのではないかと思った。
いろいろと考えさせられる本だった。
ちなみにこの本は東京堂書店で、偶然に出会って購入した。
書店をぐるぐるまわって本を購入するという行為は、画面をスクロールして本を探すよりもずっと、偶然の出会いがあるし楽しいと確信している。
Posted by ブクログ
レジの列に並ぶと、ついスマホを開いてしまう。初めての店も、まずは口コミを確認する。どちらも何気なくやっていることですが、本書を読むと、その習慣が少し気になってきます。
テーマは、便利さと引き換えに、私たちが経験しなくなったこと。対面で話す、手で書く、退屈な時間を過ごす、偶然何かに出会う。普段なら気にも留めないことに、これだけ考える余地があったのかと驚きました。
何より、「経験の絶滅」というタイトルが印象的です。最初は大げさにも感じましたが、経験する機会が減れば、そのよさを知る機会も減っていく。そう考えると、ずいぶん重みのある言葉に思えます。
文字を学ぶ幼児の手書きと脳活動を扱った研究や、待つ時間についての考察も面白かったです。文字を残せれば十分、待ち時間は有効活用したい。私もそう考えがちですが、書きながら考えたり、何もせず周囲を眺めたりする時間にも、得られるものがあるのでしょう。
無駄な作業は減らしたい。でも、人の話をじっくり聞くことや、自分の感想を言葉にすることまで急がなくてもいい。そんなふうに考えました。
まずは待ち時間にスマホを出すのを、少しだけ待ってみる。ときには口コミを調べず、気になった店に入ってみる。便利な暮らしを楽しみつつ、自分の感覚で選ぶ時間も残しておきたいです。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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