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Posted by ブクログ
警察ほどおもしろい組織はない。三十万人もの警察職員はどのような仕事をしているのか?刑事とはどんな人か?警察手帳の中身は?ドラマとの違いは何?そもそも警察官になるには?待遇や昇進の条件は?警察庁とは何か?キャリアとノンキャリアの関係は?警察キャリア出身の作家だからこそここまで書けた、徹底的にリアルな巨大組織の掟と人間学。(2017年刊)
・序 章 警察手帳と私
・第1章 警察官への道
・第2章 刑事の生きざま
・第3章 警察組織の掟
・第4章 三〇万警察職員の人間学
・あとがき
個人的には、独特の文体が読みにくい。インストールとかタスクだとか、横文字を多用するのが、今のはやりだろうか。
知識の面からすると、帯にある「警察キャリア出身の作家だから書けた」というのは少し大げさに感じた。リアルであるという事は言える。同じ事柄であっても、外部の人が書いたものと、内部にいた人が書いたものでは、裏書きされている分、重みが違う。反面、身内に甘くなるきらいはどうしてもあるが、元キャリアが本を書いたということは重要であり、意義のあることである。
残念なのは、あとがきによると、オーダー枚数を、大幅に超過してしまい、著者稿の二〇%ないし三三%をダイエットで削ぎ落としたという事である。元原稿を読んでみたい気がする。
Posted by ブクログ
ミステリ小説を読むのに、警察のことを知っておいた方が良かろうと思い、読んでみた。堅い説明なのかと思ったが、期待を裏切る面白さだ。民間の会社組織と対比させながら、警察組織について、面白おかしく語っている。本書を読むことで、警察の軍隊のような特殊性と民間会社と変わらない人間関係や仕事の遂行方法などが分かる。それにしても、警察の人の育て方や組織運営については民間も参考にした方がいいかもしれない。結構、実力主義であるし、指揮系統のブレのなさなどを知ると、「ウチの会社はなあ」などとため息混じりにぼやきたくなる。警察組織も合理的な経営判断?があって今の体制になっているのだけども。とにかく想像以上に楽しく読めた。
Posted by ブクログ
元警察のキャリア(自称)視点で、警察組織のリアルな実情を説明したもの
ある程度網羅的に書いてあるけど、交通とか所属したことがないとろこは知らないと正直に書かれてあるので、より一層の信憑性がある
交通以外にも、公安とか他にも知りたいところだけど、その辺が知りたかったら他の人のを読めということですかね
まぁ、今まで知ってた事がほとんどで、特に意外な事実はなかった
ただ、警察庁と各都道府県警の法的な建前と現状、その関係性はわかりやすかった
ってか、僕は警察関連の知識をどこで知ったかと考えたら、やはり小説だったんだよね
乃南アサの「ボクの町」とか大沢在昌の「新宿鮫」とか、他にも何人かの作家さんのを読んで「ドラマの警察よりはこっちの方が本当っぽいんだろうなぁ」と漠然と思ってた
それがこれを読んである程度の確からしさに変わったのはよかった
今後読む警察ものの理解度が深まるな
でも、僕はあんまり警察もの読まないからなぁw
あと、警察に学閥はないとかって部分で思い出したけど、出身大学による偏見は持ってるよね?
北大の推理研の批評に対して「本人の前で言え」とか主張する覆面作家ってあたりにユーモアを感じるものの
「蝦夷地」というのは言い過ぎかなぁ~と
この本を読む限り、優秀で人とのやり取りも上手そうに感じたのに、古野さんの地雷ポイントと沸点がわからねぇ
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