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「仕事は無制限、無定量」がモットーだった通産省の山田正人課長補佐。夫婦ともにキャリア官僚の山田家に、3番目の子供が誕生! この機会に、パパは1年間の育休を取ることを決心。同僚の反応、出世の問題、母乳をめぐる争いや上の子たち(男女の双子!)の保育園のママ友達との付き合いなど、育休パパには戸惑う事ばかり。帰宅が遅い妻にいらだったり、救急車の世話になったり、過労と孤独からプチうつを体験したり…体当たりの1年をつづるイラスト満載、育児エッセイ!
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Posted by ブクログ
本書が出版されて13年が経過。しかし、男性の育児休暇取得率の増加は、まだまだ進行していない。一方、離婚率も上昇し、非正規労働者の数も増え続け、ブラック企業の数も増加している。 人手不足になると決まって言われるのが、生産性向上というフレーズ。しかし仕事の段取りや能率や効率が進まない所以は、女性と違って...続きを読む男性は家庭の仕事を日々こなさなけれならないという圧力から解放されているがゆえに、時間内に仕事ができなかった時、いざとなったら残業すれば良いという環境に置かれているためとも言われている。 男性が育児や家庭での役割が増えれば、職場での仕事のやり方や効率性、生産性が上がるの可能性は十分に考えられる。
社会人男子は読むべき一冊! まだ独身だが、将来共働きで家庭を築きたいと思っているため、とても参考になった。 男子も子育てに参加する社会になると思う。
妊娠中に読みました。 これから産まれて来る我が子のことを想像しながら、育児の素晴らしさを感じることができました。 ぜひ、男性が育児休暇をとりやすい社会に変わっていって欲しいと願うばかりです。
夫婦共働き、お互い公務員で双子の育児休暇を取得した妻の三子目出産後の育休を父親が取得。これからの働き方と、男の育児参加に参考になる。高校生に娘まで喜んで読んでいた。
育児は体験した人にしか分からない楽しさ、大変さがあるが、世の男性はそれが分からない。積極的に体験することで、その楽しさを味わってほしいと著者。男性が育児をすることは、自分のよりも、周囲の反応が大きく、まだまだ育児は女性がするものという常識が根強い。
うちのオットが育休を取ることはないが(共働きではないから)、コレ読んで欲しい! 「そうなのそうなの!」と頷きながら読みました。 きっと旦那様に読んでいただくだけで、少し子育てに対する意識が変わってくれるような気がします。 男性の書いた育児本ですから説得力あるよね。 さぁ、うちもオットに読んでいただこ...続きを読むう(笑)
経産省のキャリア官僚だった著者が1年間の育児休業を取得し、育児に奮闘しながら考えたことや感じたこと、さらに必要と思われる施策について述べている。 育休取得のきっかけや1年間を通しての子どもの成長(兄姉を含む)、父親としての筆者の変化が非常にわかりやすい。
子どもを今、まさに育て始める親(特に父親)には、タメになると思います。文体もわかりやすいし、読み終わると、子どもに向かう自分の気持ちが変わります。 育児中の方にとっては、他人がどのように育児しているか、知ってみたいところ。この方もパパ育本を通して、多くのパパに語りかけるパワーがあります。 写真集「ダ...続きを読むカフェ日記(撮影=森友治)」の育児本版みたいな温かみも感じました。
タイトル通りに、男性が育休を取得して子育ての悩みを抱えながら、何とか乗り切ってきたそのエピソードと育児の自分なりのコツの本、と考えるとありきたりです。それよりも、もっと家事・育児に関する悩みの深いところを照らしてくれているのではないかなと。 「男性が育休を取得することに対しての偏見」はもちろん大きい...続きを読むでしょうが、世間一般にはそれ以外にも「男性の家事・育児」に関する偏見はとにかくたくさんあるということ。 例えば本書の場合、著者が育休を取得していることは別として、保育園に子供を迎えに行く場合は保育園のスタッフから「男性ではまともな子育てなんてできやしないだろう」という偏見で見られることなどがあるということ。 これに限らず、いまだに男が家事や育児をすることに対しての偏見は非常に多いです。私自身そういう経験をたくさんしてきました。料理が好きだ、家の掃除が好きだ、洗濯が好きだ、そんなことを言えば、男性の同僚や友人からはそんなことして大変じゃないのか、奥さんは何してんだ、俺には考えられない、遊びに行けなくてかわいそう、男の仕事じゃないだろ、などなど。いろいろなバイアスがかかって私のことを見てくるわけです。 こういった偏見、固定観念みたいなものに対して、そんなことない、男が自分の家の家事や育児を奥さんと分担するのは当たり前のことだ、と反論が浮かぶこともあれば、そうだよねと同意して諦めている自分もいたりするわけで、この悩みはなかなか分かってはくれない。 結局は単純な話、男性が家事・育児をする歴史が浅くて市民権を得ていないから、でしょうけれども、それならばそれで積極的に家事・育児をこなそうとしている男性こそ、もっと温かい目で見てほしいなと思ってしまうわけです。下手だとしても、どうせ男だから上手くできないだろう、という目で見ずに。 本書は、そういった「表見しずらかった悩み」さえ何とかしなければ、もっと男性の家事・育児参加に対する理解が世の中に浸透しなければならないという気持ちが随所に見られたような気がします。ただの育児アドバイスではなく、偏見に晒された時の著者の気持ちを共有することで、今現在育児・家事に奮闘している我々の力になってくれる、そんな思いが込められているように感じました。
6年前の本。すでに少子高齢化はお国の一大事だったはず。対策の旗ふりをする霞ヶ関でも、男性が育児に本気で関わろうとするど、色々軋轢があったようです。少子高齢化対策は厚労省の担当で通産省は直接関係ないかも知れませんが、身近なことと思っていないお役所の方が政策立案している?ということが、垣間見られる本でし...続きを読むた。 今は少しは省庁でも育児に寛大になったのでしょうか?学校の行事を手伝う男性も、私のまわりでは随分、増えてきましたが…。
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経産省の山田課長補佐、ただいま育休中
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山田正人
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