作品一覧

  • 慶應義塾大学大学院SDM伝説の講義
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    経済、ビジネス、科学技術、政治、コミュニティ……。現代社会の複雑な諸問題を解決するためには、部分に特化した専門知識だけでは不十分で、分野を横断した全体統合型の学問=SDM学(システムデザイン・マネジメント学)とその実践が注目を集めている。こうした時代の要請に応えるため、2008年に設立されたのが慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(慶應SDM)だ。社会のニーズを考慮しつつ、多様な分野についてシステムの観点から研究に取り組み、問題解決に挑んでいる。 その慶應SDMで、2011年から2017年までの7年間、学生の間で絶大な人気を博し、今なお「伝説の講義」と呼ばれている名講義を紙上で再現したのが本書だ。ベースとなったのは、吉田篤生元特別招聘教授による「経営・財務戦略論」。混沌とした現代社会にあって、「我々はいかに生き、どのように仕事をし、企業のリーダーや経営者たちは、どのような方向に舵を切り、企業を牽引するのがよいか?」。凄腕税理士として経営の最前線で得た豊富な経験と物理学や哲学を始めとする幅広い知識をSDMのフレームワークで再整理し、問題の核心に鋭く迫り、未来の指針へと昇華させている。 「経営財務の講義だと思っていたが、それだけでなく人生哲学を教えてもらった」と言うのは、本講義を受講したある修了生の感想。企業の本質とそこで活躍するためのヒントが散りばめられた本書は、企業経営者はもちろんのこと、起業希望者やビジネスパーソン、これから社会に出る学生など、幅広い読者にとって“新たな発見”を見出すことができる「伝説の講義録」となっている。

ユーザーレビュー

  • 慶應義塾大学大学院SDM伝説の講義

    Posted by ブクログ

    情報を探し出す最も良い方法は、情報を見つけにいくことではなく、情報を発信し続けることである。

    営業が顧客の困りごとを見つけるのが最も効率的なんだけど、なかなかこの発想になれないんだよなぁ。

    0
    2023年12月29日
  • 慶應義塾大学大学院SDM伝説の講義

    Posted by ブクログ

    SDMとは、一言で言うと「システムズエンジニアリング」と「デザイン思考」を融合した学問です。科学技術領域も、社会領域も、人間領域も、「全体統合されたシステム」という視座でとらえ、解決を図っていくのが特徴です。
    (引用)慶応義塾大学 大学院 SDM伝説の講義 企業経営と生命のシステムに学ぶデザインとマネジメント、著者:吉田篤生、発行:日経BP、発売:日経マーケティング、2020年、12

    この本は、税理士であり、元慶応義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)特別招聘教授の吉田篤生氏によって著された。
    まず、個人的に私が面白いと感じたのは、曼荼羅を由来とする問題解決のツールで

    0
    2020年07月24日

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