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「お金がない人を助けるとき、どうやって助けるのですか?」小学5年生からの問いかけに、経済学者ならどう答えるだろうか。女性が背の高い男性を好む理由からオリンピックのメダル獲得数まで、身のまわりには運や努力、能力の違いによって生じるさまざまな格差や不平等がある。本書は、それらを本質的に解消する方法を考えることによって、経済学的に考えるとはどういうことかをわかりやすく紹介する。
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Posted by ブクログ
「お金がない人を助けるにはどうしたら良いですか?」 運や努力や能力によって様々な格差や不平等が生じます。 小学5年生の質問が大人に深く刺さります。 僕は福祉の世界からこの問題を見ていますが経済学からの視点を示唆してくれる本です。 マリッジプレミアム 「マトモな男は絶対結婚している」 のではなく 「...続きを読む結婚によって男は仕事ができるようになる」 良い男は結婚しているのではなく結婚して良い男になると神学論争に決着がついたように思います(笑) 著者の調査によると 日本人の7割を超える人が 「十分な格差がないと人々は努力しない」 過半数が 「所得は各人の選択や努力によって決まる」 と考えるとのこと 日本人の支持を得るためには 「努力しているにもかかわらず運が悪い人を広く救う制度に変える」 ことが必要とのこと。 低所得者への再分配だけでは支持は得られないとのことです。 確かに生活保護制度への風当たりの強さはその裏返しなのかもしれません。 ただ運が悪かった人を見つけるのは大変なんですよねσ^_^;
★結婚やプロスポーツなど、身近な話題について考えるうちにインセンティブや因果関係といった経済学的思考が身に付くという良書である。 しかし、章によってかなり趣が異なるため統一感がないように感じる。ただ章ごとの話は面白く、良書であることに変わりはない。
経済学的思考によって身近にある様々な格差について述べた本著。論理的かつ物事に関する視野(選択肢)が広い。 また、問題提起のみを行うというありがちな愚書とは異なり、問題視した上で筆者の具体的解決策も述べており、そのメリット・デメリットも曝け出している論法に好感がもてた。 専門用語の羅列ではなく、身近...続きを読むにある事象を経済学ならびに論理的思考によって、分析している為、非常にわかりやすく楽しめた本であった。 おススメ!
経済をインセンティブと因果関係の視点から考えるきっかけになる良書。「イイ男は結婚しているのか?」や「成果主義によって生産性は向上したか?」といった身近な話題を例にその経済学的な意味を解き明かしていく。 特に後半の格差問題や年金制度に関する議論が興味深い。「こんな制度になったらいいな」という主観に終...続きを読む始せず、「人間はその制度のもとでどんなふうに行動するのか?」を豊富な統計データや研究結果に基づいて考えている。 まもなく衆院選、東京都知事選である。「こうなったらいいな」だけでなく、「そうなったらいったい何が起こるのか?」まで深く考えるきっかけにぜひ読んでいただきたい。
今読み途中ですが凄く手につきやすい、読みやすい本。 題名からして、凄く内容が難しそうなイメージがありましたが 実際読んでみるとそうでもなく、学生の私でも十分理解できる内容でした。 物事を色々な方面から見る事ができるようになるかもしれません。 今まで読んできた経済学の本の中でも一番のオススメ
非常に面白かった。 あらゆる身近な話題を経済学的に説明している。 人が何かアクションを起こす際には必ず何かのインセンティブが働いていることが理解できた。
良書 特に下記は参考になった 野球監督の能力推定(計量経済学) 年功序列から成果主義への転換の説明(長期的な成果主義から、より短期的な成果主義への変更)
大竹先生の著書はもう3冊目になるので、書かれている内容はすんなり理解できた。競争万歳の経済学者なのに、その必然的な帰結である格差について否定的なのは意外だった。 最後に経済学的思考とはインセンティブと因果関係の正しい理解であると大胆に総括されていたが、大竹先生の専攻分野は広い経済学の極一部分であり、...続きを読むさすがにそんな狭い定義に経済学は収まらないだろうと思われる。
『ヤバイ経済学』をちょっと固くした感じ。取り扱う内容は経済学とは本来関係なさそうな分野が多く、よんで興味を持つ人も多いと思う。 時間をおいて再読したい
■書評というのは好きじゃないので、読後の収穫。 社会的に関心がもたれるトピックに対して、経済学の基本的な視座であるインセンティブと因果関係を通じて眺める癖をつける良いきっかけを得た。また、経済学と行動経済学のブリッジにもなるような気付きを得られた点が良い。
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