無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
鳴り物入りで始まり、開始当初はそのパフォーマンスに将来の好況到来を期待させたアベノミクスも、そろそろ、その正体をあらわしてきたようである。株価の上昇も、円安傾向も影をひそめ、さらにこの4月の消費税増税によって、国民には好況到来の気配さえ感じられなくなっている。日銀による「異次元緩和」はいったいどこへいったのか? 世の中は、相変わらず、デフレであり、急激な変化もありそうもない。これはどういうことなのかを、該博な知識と多くの歴史的事実やデータによって説き明かしたのが本書である。本書を読めば、どんな国においても、経済政策というものは無益であるか有害であるかのどちらかだということが、はっきりとわかる。経済エリートたちのから騒ぎに騙されないために、必読の一冊である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2014年07月16日
経済政策というものは無益であるか有害であるかのどちらかだということを、歴史や豊富な事例をもとに解明していく。
反エリート、反大企業で一般庶民の側に立つ論理展開は痛快だが、迫りくる金融危機を素直に受け入れるしかない(あれこれやるとかえって被害が大きくなる)というのも歴史と言ってしまえばそれまでだが、庶...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。