Posted by ブクログ
2010年05月22日
[ 内容 ]
PERTは日本でも大きな反響をよんでいるが、本書はこの問題を一般向けするように、実に巧みに扱っている。
それは実際適用面で未開の地を切り開いてきた体験と、幅広い教養を持ち合せた筆者の容易ならぬ手腕力量によるもので、そこが単なる理論の紹介からは得られない本書の特色といえる。
ピカソが出た...続きを読むり、天下取り3人男(信長・秀吉・家康)が登場するなどウイットのある文章で誰にでもわかりやすく書かれているので、どの分野の読者が手にしても、豊富な話題に魅せられて一気呵成に読んだあと、〈これはおもしろい〉・〈これは使える〉ということになろう。
[ 目次 ]
1 PERTが生まれるまで
2 PERTはネットワークで始まる
3 FLOAT(ゆとり)について
4 クリティカル・パス(問題の経路)の話
5 日程の短縮について
6 フォロー・アップ(計画の追跡)
7 3点見積りと確率
8 PERTの真価はどこにあったか
9 PERTはどのように使われているか
10 新しい手法の導入は慎重に
11 ネットワーク手法の展望
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]