歴史・時代小説作品一覧
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3.3戦国時代に異彩を放つ二人の男がいた。一人は、北条、上杉と戦い、織田信長、豊臣秀吉に仕えた猛将の山上道牛。そして一人は天下の傾き者・前田慶次郎。相反する二人はどのように邂逅したのか──1556年秋、山上城城主の山上氏秀は、関東を席巻する北条軍に城を包囲されていた。近隣諸侯に援軍を求めるも、北条を怖れて二の足を踏む事態に、氏秀は徹底抗戦を余儀なくされる。武勇で鳴らす氏秀の活躍も空しく、城は陥落寸前。重臣たちの説得により降伏を選択した氏秀は、北条氏康により領地追放となる。城を失った城主……己にできることは北条と戦うのみ。出家し、山上道牛となった男は、北条に敵対する佐野家を頼り、新たな戦場を求めるが──。
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4.3江戸川乱歩賞作家の渾身作! 圧倒的リアルで描く、極上の歴史ミステリー! 祖母の形見は血塗られたシャネルスーツ ココ・シャネル、エヴァ・ブラウン、アドルフ・ヒトラー、そしてひとりの日本人女性―― 占領下のパリに秘された謀略とは? 祖母が遺したのは、血に染まったシャネルスーツだった。 遺品の謎を解くため、フリーライターの結城真理は疎遠だった母とフランスに赴く。祖母は第二次世界大戦中、外務省一等書記官の娘としてナチ占領下のパリにいた。その足跡を辿ると、驚愕の事実が。歴史上のある人物を巡る謀略が浮かび上がったのだ。 約80年の時を経て、祖母が胸に秘めていた秘密が明らかに! 【『マドモアゼル』(島村匠名義)改題作品】
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5.0もし彼女の働きがなかったら、日本の歴史が少し違ったことになっていたかもしれない(著者) 52歳で志を立て、信州飯田から京へのぼった歌人・多勢子は、 岩倉具視の命を助け、孝明天皇暗殺の幕府方の密謀を探り出すなど 若き男性志士たちと共に命がけで国事に奔走する。 「武士(もののふ)の 赤き心を語りつつ 明くるや惜しき、春の夜の夢」(松尾多勢子) 随所にちりばめられる多勢子の和歌。その歌に込められた想いとは――。 明治維新の渦中、国ために戦った女性勤王志士の物語! 著者による「文庫版に寄せて」を加筆! 巻末には文芸評論家の縄田一男氏による「解説」を掲載!
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4.5「おなごはいくさの役には立たぬかもしれぬ。 だが、もっと大きな働きで陰の役割を担うこともできるのじゃ」(徳川家康) 関ケ原後、いまだ不穏な動きを見せる奥州。 家康の画策で津軽藩主・信枚に嫁いだ満天姫。 慣れない最果ての地での正室としての暮らし。 前夫である福島家の息子の存在。 襲い来る飢饉。 信枚への想い―― そして大切な人たちの死。 すべては江戸と津軽のために。 これは――女の関ヶ原! 「争うよりも、相手の真心を引き出し、いかようにして味方につけていくか。そこに思いをいたさねばならぬ。相手ではない。自らの生き方にかかわることじゃ」(満天姫) 波乱に満ちた家康の養女の生涯! 巻末には、直木賞候補でいま大注目の作家・永井紗耶子氏による特別解説を掲載!
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3.5無私の剣と貪欲の銃、天才同士が一騎打ち! 時は戦国時代。京の都から遠く離れ、合戦の気配もない紀州有本で田畑を耕して暮らす、兄の孫四郎と弟の源五。 仲のよい兄弟は、陰の流を遣う父・誠三郎から剣を学んでいた。 孫四郎はほとんど剣を持たず、鍬を振り下ろしているだけの日々を過ごしているのに、恐るべき天稟を持っていた。 剣を極めるべく修業に励む源五はやがて、兄の才に戦慄して姿をくらますと、鉄砲撃ちの天才・鈴木孫一率いる雑賀衆に加わり、傭兵となって地獄に堕ちていく。 時を経て、政治とは無縁であったはずの有本までもが合戦に巻き込まれ、孫四郎が生きる土地で、源五の剣が宙に閃き、孫一の弾が空を穿つようになる……。 天地を疎んじ、驕り高ぶる者たちに、孫四郎の怒りと悲しみの剣が唸りを上げる! 孤高の天才剣士の一撃は、有本の郷に何を生むのか? 思わず目頭が熱くなる長編剣豪小説!
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3.92020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」をより愉しむために! 光秀の運命は尽きず、秀吉、家康の生涯を左右する。 美濃国主・土岐氏に連なる家に生まれた明智光秀。 浪々の身となり諸国を流れ巡り、やがて尾張の織田信長の家臣となる。 歌道や故実式目、軍学を究めていた光秀は瞬く間に織田家の出世頭となる。 やがて城持ち大名にまでなるが、比叡山焼き討ちをきっかけに信長と対立、ういに信長を討つべく立ち上がった。 本能寺の変の後、光秀は秀吉に破れ死んだと思われたが、じつは……。 光秀は生きていた! それからの光秀は秀吉と家康、二人の天下人の運命に決定的にかかわっていくのだった。 光秀の知られざる波瀾の生涯を描く、伝奇歴史小説の傑作が待望の復刊。 解説・縄田一男
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4.0清水湊から父島、そしてアメリカへ! アメリカに憧れ、アメリカを旅した時代小説作家・山本一力のウェスタン小説登場 江戸末期の文政年間、小笠原の父島に漂着した娘とアメリカ人の元捕鯨船乗りの間に生まれた兄弟、丈二と子音。 彼らはアメリカの捕鯨船フンラクリン号の副長だった若き日本人ジョン・マンと出会ったことで、大航海への夢を募らせていく。 当時、海の向こうのアメリカ西部はゴールドラッシュに沸き、一攫千金を夢見る人々が殺到。 シャンハイの大富豪チャンタオも事業拡大を狙ってサンフランシスコへ向かう。 途中立ち寄った父島で、丈二と子音の兄弟を船に乗せ、たどり着いた新天地で作業着店を開業。 そこにやって来たのが、妻を殺したサントス一味への復讐を誓うリバティー・ジョーだった。 日米中を股に掛けた、男たちの死闘必至の大作戦が始まった――。 週刊文春に一年以上をかけて連載された、山本一力版の大西部劇。超弩級の作品がついに文庫化! 解説・縄田一男
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4.0旧幕府軍とともに戊辰戦争を戦い、映画「ラストサムライ」のモデルになった男・ブリュネ! 幕末、日本に軍事顧問としてやってきていたフランス陸軍士官、ジュール・ブリュネ。いわゆるお雇い外国人だった彼は、徳川幕府の精鋭部隊、伝習隊の指導にあたっていた。 大政奉還が行われ、江戸幕府の終焉とともにブリュネらも解任されるが、このあと明治新政府軍と旧幕府軍の衝突があることを知った彼は、日本に残り、自らが育てた伝習隊を指揮して新政府軍と戦うことを決心する。 陸軍士官を辞任するという手紙を残し、土方歳三、榎本武揚、大鳥圭介らとともに箱館に向かうブリュネ。彼を動かしたのは、土方歳三や伝習隊の教え子に教えられた、士道(エスプリ)だった。 後年、フランス陸軍官房長まで務め、日清戦争時の日本への貢献を認められて勲二等旭日瑞宝章を授けられた希代の軍人の精神を描いた感動大作。 解説:本郷和人
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5.0
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3.9【第97回(1987年)直木賞受賞作】 ときは戦国。海と船への憧れを抱いて対馬で育った少年笛太郎は、航海中、瀬戸内海を根城とする村上水軍の海賊衆に捕まり、その手下となって、やがて“海の狼”へと成長していく。日本の海賊の生態をいきいきと描いた、夢とロマンが香る海洋冒険時代小説の最高傑作。「海を舞台にした小説は外国には多い。海洋冒険小説という一つのジャンルが確立しているほどである。四面環海の日本にそれがないというのは、ふしぎな現象だ。(略)日本の海洋小説の一里塚を築けたとすれば、私としては本当にうれしい」(「著者のことば」より)
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3.0
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4.0大津にある近江義仲寺で、運命的な出会いをした松尾芭蕉と智月尼。歌という共通の興味を通じて、二人はゆっくりと惹かれあっていく。その二人の関係に、500年前の木曽義仲と巴御前の壮絶な愛の物語が重なり合っていく――。大津市膳所にある近江義仲寺で、義仲と芭蕉の墓、巴御前を供養する巴塚がひっそり並んでいる。なぜここに芭蕉の墓があるのかという謎に絡めて、女性でありながら武将として愛する人を守った巴御前と、運命を受け入れつつも新たな出会いにより忘れかけていた「自分」を取り戻した智月尼。激動の時代に、自分らしく生きようとした女性たちの姿を描く、心震える歴史物語。
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4.3何ものにも縛られない自由な娘・遊と将軍家斉の息子・斉道の運命の恋――。 江戸から西へ、三日ほど歩いたところにある瀬田村。そこの庄屋の愛娘・遊は、乳飲み子の頃にさらわれた。15年の時を経て、遊は狼女となって帰還する。一方、家斉の息子・斉道は、身体も弱く、癇癪持ちということもあり、気難しい性格をしていた。ある日、転地療養ということで瀬田村が選ばれ、斉道一行が訪れる。庄屋を訪ねていた斉道が出会ったのは、自由に生きる遊だった。やがて、二人は惹かれ合っていくが――。数奇な運命を辿った遊の凛とした生涯を描く、時代劇版ロミオとジュリエット。
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3.0宝塚歌劇 雪組公演 原作! 宝塚大劇場 2022年3月19日(土)~4月18日(月) 東京宝塚劇場 2022年5月7日(土)~6月12日(日) 主演:彩風咲奈、朝月希和 痛快娯楽時代劇として宝塚歌劇で舞台化! 大枚千両を使い江戸で道楽してこい。小田原の豪農である父親から途方もない宿題を与えられ、若き夢介は旅立った。図体は大きいが底抜けのお人好し。懐中を狙った名うての美女道中師・お銀も、そのとぼけた温かさに、いつしかベタ惚れに。前非を悔い、よき女房になろうと、ともに江戸に入ったのはよかったが……。明朗木訥なヒーローの善意あふれる言動を描き、戦後日本の心を潤した大衆小説の代表的傑作!
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-歴史小説の新鋭による驚くべき書き下ろし! 単行本発売時、各紙誌が大絶賛した傑作歴史長編! 寛政十年(1798)十月、長崎湾の沖合で巨大オランダ船が座礁した。 船は底部を大きく 損壊して浸水。 浜近くへ曳航したが再び座礁、沈船となった。 オランダ商館は長崎奉行所に積み荷の陸揚げを要請。 奉行所は町方村方にまで浮かし方の工夫を募った。 そこへ名乗りを上げたのは、周防の小村で生まれ、友とともに「自由」を追い求めたかつての少年の一人だった。 「浜でのささやかな幸せなど、浦から離れられん跡取りたちに呉れてやれ。俺たちげな食み出し者は、この浦でろくな生き方ができんぞ。もっと欲張れ! 和主を誘うたのは、跡取りでなかったからじゃ。浦のくびきから自由じゃけ誘うた。いずれ、漁場を得る。櫛ヶ浜よりもっと大きな漁場じゃ。もっともっと稼げる浦の網元になれ」 歴史作家・飯嶋和一氏は、本書に特別に寄せた推薦文でこう語った。 「中心人物はいずれも海村の次三男である。家を継ぐ長男以外は『余計者』であり、穀潰しでしかない。‥‥既存の頑迷な社会システムに屈従して生きるのか。あるいはそれをくつがえすのか。‥‥くつがえそうとすれば、かなりの圧力が社会から加えられることになる。が、必要なのは勇気と知力だとこの小説家は語る。はかなく脆い夢や希望ではない、と」 そしてまた、 「この小説家は初めて過去の歴史的な素材を描くに当たって、あえて無名の、しかも地方の庶民を選択した。‥‥むろん負荷も、また力負けする危険も高い」 日本初、巨大沈船引き揚げに成功した男の生涯! 歴史小説の新鋭による驚くべき書き下ろし! ※この作品は単行本版として配信されていた『ちえもん』の文庫本版です。
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4.0戦国の世に、井伊家の領主となり井伊直虎を名乗った女性がいた。天文十三年、井伊家の当主・直盛のひとり娘の祐の運命は、その年を境に激変した。井伊家家老の裏切りにより、今川義元に謀反の疑いを持たれた、井伊直満と弟の直義が、駿府で生害させられたのだ。井伊家は、命を狙われる直満の子・亀之丞の秘匿を決行。許婚の亀之丞と引き裂かれた祐は、出家を決意し、次郎法師を名乗るが──。直虎の生涯を描いた傑作歴史長篇。 ※この作品は、二〇〇六年一月に新人物往来社より刊行されました『女にこそあれ次郎法師』を文庫化にあたり加筆・推敲し、改題したものが底本です。
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3.9将門は著者の最も食指を動かした人物の一人である。反逆者としての歴史の刻印を除きたい気持ちもあったが、純粋で虚飾のない原始人の血を将門にみたからだ。都にあっては貴族に愚弄され、故郷では大叔父国香に父の遺領を掠められ、将門はやり場のない怒りを周囲に爆発させる。それは天慶の乱に発展し、都人を震撼させる。富士はまだ火を噴き、武蔵野は原野そのままの時代だった。
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3.7感染症と戦う北里と鷗外、その栄光と蹉跌! 民の命を守るため「医療の軍隊」を夢見た北里と鷗外は、なぜ道を違えて対立したか。医師でもある海堂尊が描くライバル物語! 明治時代のニッポンに、感染症との終わりなき闘いに挑んだ男たちがいた。「細菌学の父」北里柴三郎と、陸軍の軍医総監にして文豪の森鷗外。ふたりは同時期にドイツで学び、「感染症から国民の命を守る」という同じ目標に突き進んだ。それなのになぜ道を違え、対立したのか。誰も描かなかったライバル物語。解説・本郷和人 ※この電子書籍は2022年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本とし、「作品相関図」などの電子版特典を付したものです。
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4.4明の海賊と日本人の間に生まれた少年は海へ――。 「国性爺合戦(こくせいやかっせん)」のモデル・鄭成功を描く 闘いと冒険の物語。 鎖国時代の平戸。孤独な少年・福松を迎えに来た母は、 台湾を根城にする大海賊の頭だった―― 明に渡った福松はやがて鄭成功となり、清と闘う道を選ぶ。 日本と中国の血を持つ男が台湾の民族的英雄に、 後に「国性爺合戦」主人公として江戸の人々を熱狂させる。 生きる場所を求め闘う魂を描く大スペクタクル長編! 解説=仲野徹 ※この電子書籍は2021年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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4.0日本初のイコン画家・山下りん その情熱と波瀾の生涯! 明治13年にロシアに留学しイコンを学ぶ。一途さゆえ周囲と衝突し芸術と信仰のはざまでもがきながら生きた女性を描く感動長編。 「絵師になりたき一念どうにも抑え難く」茨城県笠間を飛び出した15歳の山下りん。東京で工部美術学校に入学を果たし、西洋画の道を究めようと決意する。ロシヤ正教の宣教師ニコライに導かれ、明治13年、聖像画制作を学ぶため帝政ロシヤに渡るのだが――情熱に従って生きた日本初のイコン画家を描く圧巻長編。解説・酒井順子 ※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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4.7天に臆せず胸を張って生きる男たちを描く 唐・玄宗皇帝の時代。絶対的権力者に抗おうとする若者と、人に人らしからぬ生き方を強いる体制を糺そうとする若僧の、心熱き戦い。 時は玄宗皇帝下の唐、陽物を欠いた名家の貴公子・崔子龍(さいしりゅう)は、辺境民族の征伐に赴く唐軍に従軍し、宦官・辺令誠(へんれいせい)の策略にはまる。心酔する上官・高仙芝(こうせんし)を陥れた辺への復讐を誓う崔の前に現れた僧侶・真智(しんち)。権力闘争に翻弄される男達と、虐げられても強かに生きる女達が安史の乱を機に躍動する歴史大河小説。解説・瀧井朝世 ※この電子書籍は2022年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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3.0西郷隆盛ら幕末の薩摩藩士たちが尊敬・崇拝していただけでなく、今も尚、鹿児島の人たちに愛される戦国時代の猛将として名高い島津義弘。 信長、秀吉、家康たちが台頭していくなか、鎌倉時代から続く島津家を存続させるだけでなく、広い視野で九州を平定しようとした島津義弘と兄弟たちを描く長篇歴史小説。 序 第一話 敵中突破 第二話 遥かな海 第三話 鉄砲の城 第四話 万里の波 第五話 急ぐなよ 第六話 花の宗麟 第七話 肥前の熊 第八話 闘将と愚将 第九話 おのれ秀吉 第十話 三顧の礼 第十一話 鬼石曼子(グイシーマンズ) 第十二話 燃ゆる桜島 解説 細谷正充
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-「うめはあれ以来、自室に閉じこもったままだった。たまに廊下ですれ違っても、俯いたままで、しゃべることはない。食事も喉を通らないらしく、ふっくらした頬の肉は落ち、胸も肩も薄くなった。隼人にはうめのつらさが身に染みた。慰めの言葉もない。なんと残酷な。このままでは絶対に済まさぬ、と決意を固くした。」(本文より) 江戸時代末期。早世した兄に代わって家督を継ぎ、宮仕えの身となった粟宮藩の若き剣士・中村隼人。彼は上司であり、出世街道を駆け上がる能吏にして豪剣の遣い手・桑田甚兵衛から屈辱を受けながら、藩政の裏にうごめく怪しい影を感じていた。そんなある日、妹・うめの婚約者が斬殺死体で発見される——犯人は、一体だれなのか? 重厚な筆致で描く、ミステリー仕立ての時代小説! 【著者プロフィール】 秋草 圭介(あきくさ・けいすけ) 1949年 栃木県佐野市生まれ、宇都宮市在住。 元新聞記者。 武産(たけむす)合氣道会八段師範。 居合道無双直伝英信流三段。 Eメール:akikusakeisuke@snow.ucatv.ne.jp
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-この物語は前作「遺恨の刃 番外紅白試合」の続編だが、時代背景は変わり、前作とはかなり趣の異なる作品になった。ただ、前作をご存じない方のために、ここに至る経緯を盛り込んだので、独立した作品としてお読みいただいても差支えはないと思う。 前作で武士の一分を立てた主人公は、戊辰戦争が始まると、徳川方として藩兵を率い、旧幕軍と合流して戦塵の中を駆け巡る。錦旗を押し立てた新政府軍に外様大名はおろか親藩、譜代大名まで続々と恭順する中で、藩兵を外征させてまで徳川家を守ろうとした藩など史実にはない。諸藩の大多数はお家大事だった。 過去に天下を争った源平の合戦も関ヶ原の合戦も二大勢力の激突だった。それに比べると、戊辰戦争の勢力不均衡は目を覆うばかりだ。徳川幕府二百六十年の太平に慣れ、武士の多くがサラリーマン化し、潔さ、廉恥という魂が薄れたこと、鎖国によって国際情勢にほとんど無知だったこと、貨幣経済の隆盛を横目に米穀経済を中心に据えたままだったこと、などが徳川幕府衰退の原因であろう。(あとがきより) 【著者プロフィール】 秋草 圭介(あきくさ・けいすけ) 1949年 栃木県佐野市生まれ 宇都宮市在住 元新聞記者 武産合氣道会師範八段 居合道無双直伝英信流三段 Eメール:akikusakeisuke@snow.ucatv.ne.jp
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4.0鮨職人の心意気と江戸の人情、ここにあり! 天明から元号が寛政へと改元された一月下旬、鮨職人の新吉は、深川・亀久橋のたもとに「三ツ木鮨」の看板を掲げた。「吉野家」の親方から受け継いだのは、酢に砂糖を用いたほどよい甘さが人気の鮨だ。伝統の味を守るため、日々精進を重ねる新吉だったが、土地に馴染みのないこともあり開業早々から苦戦してしまう。さらに、公儀が武家の借金を棒引きにする「棄損令」を発布したことにより、江戸にはたちまち不景気風が吹き荒れだす。大きな痛手を負う新吉だが、ふとしたきっかけで旗本勘定方祐筆・小西秋之助と出会い、かきの皮を使った合わせ酢を教わる。それを活かそうと試行錯誤を重ねた新吉のかき鮨は、徐々に町方からの評判を生んでいく。「棄損令」に思い悩んでいた秋之助も、新吉の商いが軌道にのることで世のために役に立つことができたと喜びを噛みしめていった。生きる世界が違えども、互いの生き様を通して信頼し合っていく新吉と秋之助。そこには男たちの仕事にかける熱い心意気があった。職人の誇りをかけ日々奮闘する新吉と、長屋に暮らす仲間たちとが織りなす感涙の人情時代小説。解説は末國善巳氏。 ※この作品は文庫版『銀しゃり』として配信されていた作品の新装版です。
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4.6「『本能寺の変』で歴史は変わった」とはよく言われることだが、信長のみならず、信忠が死んだことも見据えて、そう言っている人は少ないだろう。本能寺の変が起こった時、信忠は26歳。武田攻め、雑賀討伐などで戦功を重ね、後継者としての力量と判断がようやく信長に認められ始めた矢先の出来事だった。戦場では決して死を恐れない勇将ながら、素顔はなんとかして父に認められようと悩みもがき、そして背伸びをしていた普通の青年。しかし著者は「あとがき」でこう記している。「信長が死んでも信忠が死なずに安土に戻り、軍勢を立て直して惟任光秀に向かったならば秀吉も豊臣姓を名乗らず、家康も神君などと崇められなかったのではないでしょうか。織田幕府は充分に開ける人材だったと思います」。本書は、天才・信長との葛藤、そして弟たちとの後継者争いに悩みながらも、たくましく成長していく信忠の生涯を描いた長編歴史小説である。
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-七十年にわたる複雑な事績が、史料を踏まえてこれだけの長さの小説に集約されたのはめずらしく、なみなみならぬ労作といえよう――寺田博(文芸評論家、解説より) 徳川家康は、言わずと知れた戦国時代の最終勝者。しかしその生涯は、実は負け通しであった。武田信玄の術中にはまって三方原で大敗、盟友・信長には息子・信康を弑するよう命じられて従い、秀吉には局地戦で勝ちながらも、卓越した外交手腕の前に膝を屈した。なぜ、かような男が天下人となりえたのか。そして、この男の本音とは――。独白体で家康の秘められた胸中に迫る歴史長編。『家康』を改題。(以下、本文より抜粋)周知のとおり、某(それがし)は数えきれないほどの戦さもした。そのほとんどすべてに勝ったように見えるかもしれぬがのう、じつは負け戦さのほうが多いんじゃ。(中略)負けて逃げて、負けて逃げて……そのくりかえしじゃよ。じゃがな、某は逃げるたびに大きゅうなった。ひとまわりも、ふたまわりものう。
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-中国春秋末期。かつて春秋五覇の一国として隆盛を誇った晋は、趙・韓・魏・知・范・中行という六勢力の微妙な均衡のもとに成り立っていた。その頃、六卿のひとつである趙氏では、当主である趙鞅(ちょうおう)によって次期総領を決めるための試験が行われた。厳しい課題に脱落者が出る中、選ばれたのは異民族の婢の子である趙毋じゅつ(ちょうむじゅつ)であった。期せずして六卿の力関係に変化が起きようとしていた。趙・韓・魏・知ら四氏と范・中行の二氏との間に対立軸が生まれたのだ。そんな中、趙氏を罠に嵌めようとする范・中行氏。ところが趙氏はその罠を逆手に取り、両氏を追い落とすことに成功する。争いのない日々も束の間、今度は最大派閥である知氏が趙氏を付け狙う。韓氏・魏氏らを糾合し趙毋じゅつに襲い掛かる知氏の連合軍。押し寄せる大軍を前に、果たして趙毋じゅつに勝算はあるのか? 晋陽において大逆転を演じた趙毋じゅつとその時代を描いた力作長編。
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3.0天下を揺るがす書として封印されてきた、聖徳太子の予言の書『未来記』。その書が納められている大坂の古刹・四天王寺には、“番人”がいた。将軍・家光の影で暗躍する怪僧・天海から、幻の書を奪取せよとの密命を帯びた“千里眼”の異能を持つ忍び・千里丸は、不思議な能力を持つ少女と出逢い、自分の生き方に疑問を持ち始める。秘宝をめぐる、異能者たちに公儀隠密、南蛮絞りの秘術を操る豪商も絡んだ壮絶な闘い。そして、『未来記』の正体とは? 戦国の余燼さめやらぬ寛永年間の大坂を舞台に、恋あり、涙あり、固い絆で結ばれた友情あり、裏切りありの痛快時代エンタテイメント!
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3.4表情を少しあらためて家康は言った。「憚りながら、徳川家には、いざとなれば、水火を厭わぬ五百ほどの勇士がおります。これが、わが家の宝といえば宝かと……」秀吉の表情は曇った――終生、豊臣秀吉が羨んだ徳川家康の家臣団。その筆頭ともいえるのが「徳川四天王」である。家康に采配を教えた酒井忠次、武勇で戦局を一変させた本多忠勝と榊原康政、そして、赤備えを率いた井伊直政……。本書は、そんな名臣たちの知略と武勇のほどを、新解釈を交えて活写した力作長編である。はたして四天王は、今川家に翻弄された草創期、強敵・武田家との死闘、信長・秀吉政権下の苦境、そして天下分け目の関ヶ原に至るまで、いかに家康を支えたのか……。
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-幕末時代は第二の戦国時代だ――筆者は言う。多くの人間の行動によって歴史が変わり、時代を開いた。しかし、この時代の特徴は何といっても「ことばによって時代を変えた時代」ということであった。この時代に活躍した男たちはいかに強く日本のことを想っていたのか。その「魂」がこもった言葉がこの本には凝縮されている。「米百俵は教育費にあてよう――小林虎三郎」「世間は生きている、理屈は死んでいる――勝海舟」「「骨肉の愛情で国家を捨てられない――孝明天皇」「外国の侮りを受けながら交際するのは独立国家として衒気を失っている――藤田東吾」「いま外国と和親もせず、戦争もしない独立国家など世界に一国もない――岩瀬忠震」「身はたとい武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂――吉田松陰」……。現代人の心にいまなお響く「大和魂」があふれた名言集。言葉の生まれた背景や状況の解説も盛り込んだ感動の一冊!
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-知恵も力も貸すと評判の江戸のレンタルショップの暖簾を、 今日も秘密を抱えたお客がくぐる── 口は悪いが心根の優しい娘店主の人情たっぷり謎裁き! 待望の第7弾! 「よかったな。思いを告げられて──」 江戸庶民が何かと頼りにする貸し物屋・湊屋両国出店の娘店主お庸は、厄介事を丸く収めると評判の江戸娘。口は悪いが情に厚いお庸のもとには、今日も事情を抱えたお客がやってくる──。 正月二日、不思議な宝船の摺り物は何のために長屋に配られた? 高価な煙草盆を借りに来た老侍の正体と目的は? 鶴の意匠の平打ちの簪を借りた男の抱える秘密とは? せつない思いを込めた恋文は誰に宛てて綴られた? 年越しまで取り置きされていた上等な布団一組の本当の使い途は? 初夢のまじない / 三つの煙草盆 / 平打ちの簪 / お慕い申し候 / 暖けぇ布団一組 の5話構成! お客が求める貸し物の陰に隠れた秘密を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、大人気書き下ろし時代小説、待望の第七弾! <著者プロフィール> 平谷美樹(ひらや よしき) 1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学卒。中学校の美術教師を務める傍ら創作活動に入る。 2000年『エンデュミオンエンデュミオン』で作家としてデビュー。同年『エリ・エリ』で小松左京賞を受賞。2014年、「風の王国」シリーズで歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。 著書に「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」「貸し物屋お庸謎解き帖」(だいわ文庫)シリーズのほか、「修法師百夜まじない帖」(小学館文庫)シリーズ、「貸し物屋お庸」(招き猫文庫)シリーズ、「採薬使佐平次」「江戸城 御掃除之者!」、「よこやり清左衛門仕置帳」(角川文庫)シリーズ、『安倍宗任伝 前九年・後三年合戦』『柳は萌ゆる』『国萌ゆる 小説 原敬』『虎と十字架』(実業之日本社)、『でんでら国 上・下』『鍬ヶ崎心中 幕末宮古湾海戦異聞』『天酒頂戴』(小学館文庫)、『大一揆』(角川文庫)、『賢治と妖精琥珀』(集英社文庫)等、多数がある。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2026年NHK大河『豊臣兄弟!』が千倍面白くなる 時代背景・新常識・出来事・合戦・人物etc.を全方位まるわかり! 2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』時代考証・柴 裕之氏 監修! 「全方位」完全ガイドで主人公・豊臣秀長が千倍面白くなる!! 【主な企画】 ◆[関連人物・生没年年表][戦歴&居城変遷MAP]から [家系図][出世チャート][必勝法]まで── 10分でわかる!豊臣秀長が生きた時代 ◆大河ファン・松村邦洋氏が語る妄想劇場 「秀長は家康に天下を託していた!?」 ◆スッパッとわかる!まんが豊臣秀長の裏方力ベスト5 [軍略・兵站][調整][対人・人心掌握][判断・抑制][内政]── ◆時代背景・勢力図・人物・出来事・合戦・対立関係・新常識がすべてまるわかり! 豊臣秀長の真実100 ◆戦国時代の新常識 ほか
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-「もし、あの人があと10年生きていたら、徳川の天下はなかったかもしれない……」 歴史の教科書では、天下人・豊臣秀吉の陰に隠れがちな、弟・豊臣秀長。 しかし、彼こそが巨大な豊臣政権を内側から支え続けた「最高のナンバー2」でした。 本書は、そんな秀長の「本当の姿」と「本音」に迫る、前代未聞のタイムスリップ・インタビュー小説です。 ■未来の記者が、戦国の現場に突撃! 未来の歴史雑誌の新人記者・時田は、タイムマシンに乗り込み、秀長の人生のあらゆる転換点に神出鬼没に現れます。 「お侍になるって、正直どうでした?」「10万人の総大将って、胃は大丈夫でしたか?」「お兄さんのこと、ぶっちゃけどう思います?」 農民だった青年時代から、百万石の大大名として国を治める絶頂期、そして病床で死を意識した最期の瞬間まで……。現代的な視点で繰り出される記者の質問に、秀長が語った「誰も知らない本音」とは? ■「理想の上司」の知られざる苦悩と人間味 兄・秀吉の無茶振りに頭を抱え、個性派ぞろいの家臣団の調整に奔走し、膨大な書類仕事に追われる日々。その姿は、まるで現代に生きる私たちと変わりません。なぜ彼は、そこまでして破天荒な兄を支え続けたのか。本書で描かれる人間味あふれる彼の姿に、あなたはきっと共感し、この男がもっと好きになるはずです。 ■歴史小説としても、ビジネス書としても楽しめる一冊 歴史好きはもちろん、歴史が苦手な方でも一気に読める小説仕立て。秀吉という天才をどう活かし、どう導いたのか。その卓越した調整力や人間力は、現代の組織論やチームで働くすべての人に、大きなヒントを与えてくれます。 さあ、あなたも時をかける記者と一緒に、最高のナンバー2が語る「真実の歴史」を体験する旅に出かけましょう!
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-歴史の影から現れ、ヨーロッパを染め上げた一族の物語 傭兵隊長から身を起こし、ついにはローマ教皇の座を手中に収めた一族がいた。その名はファルネーゼ。彼らは美貌を武器に権力者の心を掴み、知略の限りを尽くして敵対者を打ち破り、そして芸術を支配の道具として駆使した。本作は、15世紀のイタリアで産声を上げた一地方貴族が、数世紀にわたりヨーロッパ史を動かしていく、栄光と野望に満ちた壮大な歴史小説である。 教皇、将軍、そして女王――綺羅星のごとき登場人物たち 物語の中心には、強烈な個性を持つファルネーゼ家の人物たちがいる。妹の美貌を切り札に教皇へと上り詰めた「改革者」パウルス三世。その権勢を背景に、芸術の庇護者としてローマに不滅の遺産を刻んだ大枢機卿。スペイン王に仕え、オランダ独立戦争で「戦神」とまで呼ばれた天才軍人アレッサンドロ。そして、男系が途絶えた一族の最後の希望を背負い、スペイン王妃となって帝国を内側から支配した最後の女王エリザベッタ。彼らの野心、愛憎、そして決断が、激動の時代を駆け抜ける。 史実とフィクションの完璧な融合 綿密なリサーチによって浮かび上がった歴史的事実を骨格に、血の通った人間ドラマとして物語を再構築。教皇庁の陰謀渦巻く回廊から、ネーデルラントの過酷な戦場、そしてスペイン宮廷の華やかながらも冷酷な駆け引きまで、読者はまるでその場にいるかのような臨場感と共に、ファルネーゼ一族の目もくらむような栄光と、その裏に潜む深い悲劇を体験することになるだろう。歴史の歯車を動かしたのは、教科書に載る英雄だけではない。人間の持つ野望と執念がいかにして時代を創るのか。その答えがここにある。歴史小説ファンはもちろん、重厚な人間ドラマを求める全ての読者に贈る、傑作サーガ、ついに誕生。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2025年NHK大河『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が千倍面白くなる 時代背景・人物関係・出来事・諸説・妄想etc.を全方位まるわかり解説! 時代背景・人物関係・出来事・諸説・妄想etc.蔦屋重三郎を「全方位」解説! 2025年NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が 千倍面白く、世界一よくわかる企画が満載!
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-清少納言の妹が、 霊力を失った 陰陽師に弟子入り!? 夢の中に響く笛の音――名器『葉二つ』の謎。 怪異に満ちた平安後宮ミステリー! 少女・小鹿は、清少納言の実の妹であるとして貧民街から引き取られ、御所の中宮定子付きの針女(下働き)として仕えることに。 定子は一条天皇の寵を受けつつも、父の関白・藤原道隆の死や左大臣・藤原道長の台頭により不安な日々を過ごしている。 そんな折、ひょんなことから、小鹿は稀代の陰陽師・安倍晴明に弟子入りすることとなった。 玄妙なる怪異に満ちた平安伝奇絵巻。 目 次 第一帖 葉二ふたつ 第二帖 後宮十二司 第三帖 八雲立つ 第四帖 服妖 第五帖 禁色の宣旨 第六帖 妖面 第七帖 糺ノ森 あとがき 参考文献 カバーイラスト/下村富美
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-「無」を掲げ、天下の大事を裏方として支え続けた『戦国ディレクター、仙石権兵衛秀久』の隠された歴史物語。 激動の戦国時代において、織田信長と羽柴秀吉など、名だたる四人の天下人に支えた武将、仙石権兵衛秀久。信長の影武者とも伝え聞くほど天下人に最も近い存在でありながら、その功績や実態の多くは歴史に刻まれることなく、その豪傑なみなりからは想像もつかない歴史上最もミステリアスな武将とも称されている。本書は指物(旗)に自ら「無」を掲げ、歴史に残る数々の天下統一の大事編を、裏方として管理・統制し、生涯をかけて支え続けた『戦国ディレクター、仙石権兵衛秀久』の隠された歴史を記した物語である。 【目次】 ミスト 初陣 永楽通寶 無の時代 家康の家臣 国替え 関ヶ原へ 上田藩 あとがき 【著者】 茶屋二郎 本名は山科誠。1945(昭和20)年、石川県金沢市生まれ。慶応大学卒業、小学館入社。その後バンダイに転じ、35歳で社長に就任する。日本玩具協会会長、デジタルメディア協会理事長、日本商品化権協会会長などを歴任。現在日本おもちゃ図書館財団代表理事。平成29年旭日中綬章を受賞。著書に「遠く永い夢」(日新報道)「青淵の竜」(廣済堂)「1868年終わりの始まり」(講談社)「アメージング グレース」「こげなお人ではなか」(ボイジャー)「天上の麒麟 光秀に啼く」(ボイジャー)などがある。
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-鬼の舌が捉えた“刹那の恐怖”の正体は? 愛する者への想い。 次々と襲いかかる魔手! 父・多聞の跡を継ぎ、御膳奉行の頭として鬼役となった木藤隼之助。愛しい波瑠との婚約も認められて喜びを味わったのも束の間、次々と試練が襲いかかる。 潜入先の造醤油屋で鋭い味覚が捉えた刹那の恐怖は、悲運の予兆だったのか。将軍家に謀反を企てる薩摩藩の刺客が、そして新たな謀略の刃が、隼之助の愛する者に迫り来る……! 目 次 第一章 風のあと 第二章 絆 第三章 決別 第四章 消えた味 第五章 刹那の恐怖 第六章 想い 第七章 連判状の茶会 あとがき