未来記の番人

築山桂

天下を揺るがす書として封印されてきた、聖徳太子の予言の書『未来記』。その書が納められている大坂の古刹・四天王寺には、“番人”がいた。将軍・家光の影で暗躍する怪僧・天海から、幻の書を奪取せよとの密命を帯びた“千里眼”の異能を持つ忍び・千里丸は、不思議な能力を持つ少女と出逢い、自分の生き方に疑問を持ち始める。秘宝をめぐる、異能者たちに公儀隠密、南蛮絞りの秘術を操る豪商も絡んだ壮絶な闘い。そして、『未来記』の正体とは? 戦国の余燼さめやらぬ寛永年間の大坂を舞台に、恋あり、涙あり、固い絆で結ばれた友情あり、裏切りありの痛快時代エンタテイメント!

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 歴史・時代 / 歴史・時代小説
• 出版社: PHP研究所
• 掲載誌・レーベル: PHP文芸文庫
• ページ数: 496ページ
• 電子版発売日: 2015年03月13日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

本の表紙から時代ものだとは想像がついたけれど、読み始めは「未来記」って何だと？？？だったけれど、それが分かる頃からドラマ性を感じるようになり、異能の力を持つ兄弟が登場してからは小説の舞台に一気に引き込まれた。映像でも観てみたいな〜・・・。(o^^o)