茶聖【電子特典付】

茶聖【電子特典付】

1,991円 (税込)

9pt

利休と秀吉、真の勝者はどちらだったのか

「茶の湯」という安土桃山時代を代表する一大文化を完成させ、天下人・豊臣秀吉の側近くに仕えた千利休。
茶の湯が、能、連歌、書画、奏楽といった競合する文化を圧倒し、戦国動乱期の武将たちを魅了した理由はどこにあったのか。
利休は何を目指し、何を企んでいたのか。秀吉とはいかなる関係で、いかなる確執が生まれていったのか。

戦場は二畳の茶室、そこで繰り広げられる天下をも左右する緊迫の心理戦
信長、秀吉、家康……死と隣り合わせで生きる者たちとの熱き人間ドラマ
利休の正体は、真の芸術家か、戦国期最大のフィクサーか <電子書籍特典> 茶人 木村宗慎さん・伊東潤対談

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茶聖【電子特典付】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    わからない言葉が頻繁に出てきて説明もなく進むので
    そういう所にこだわる人にはおすすめ出来ない
    とくに茶器や作法関係の一般に使わない言葉は要注意
    辞書ですかと思うこの圧倒的なボリュームに
    最初は戸惑いまた始めはあまり面白くない
    しかし
    信長が死んでからの秀吉との心の合戦になると
    途端にペースが変化

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    信長、秀吉の影として、政治や武士社会において茶の湯を使って様々な利害調整をした男、千利休。当時茶の湯が無事にとってなくてはならない存在であったことが理解できた。茶の湯は、荒ぶる武士の心を鎮めるとともに、茶道具の価値を高めて富を得るために信長によって利用された。利休の立ち振る舞いや、秀吉との駆け引きな

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    山上宗二の死のシーン以外、基本は天下人の茶と同じなんだけど、今回は利休の視点から見ている。信長が上洛し堺を抑えたところから物語はスタートする。その後、天下静謐のために傀儡子として働く利休の後半生を描く。

    0
    2023年03月24日

    Posted by ブクログ

    漫画「へうげもの」では、千利休が茶の湯の
    世界を広めるために豊臣秀吉をうまく利用し
    たような内容でした。

    その部分は似ています。

    しかし大きく異なる点は、利休はさらに先を
    見据えていて、茶の湯をもってして世界の静
    謐、つまり平和求めていたところです。

    最後は秀吉とは意見の相違により切腹となり

    0
    2021年05月28日

    Posted by ブクログ

    この本を読むと千利休と秀吉の関係が思っていたのと違うことに気がついた。
    もちろん、歴史解釈の一説として受け止めれば良いのだろうが、圧倒的なリアリティがありこれが本当の姿かもしれないと思うくらいだった。
    また、「侘寂」も今まで思っていたのと全く異なるのが新鮮だった。秀吉の黄金の茶室も見方が変わること間

    0
    2020年12月01日

    Posted by ブクログ

    歴史は武士ばかりが目立っているけど、武士以外にも天晴れな人たちは沢山いたんだいういい話でした。武士以上にプライドが高く、策略に長けていて、自分らしく生きるという理想的な生き方かも?

    0
    2020年09月25日

    Posted by ブクログ

    リーダーとしての在り方、上役との付き合い方、現代にも通じる教訓のようなものが詰まっている。
    信念に沿っていきること見事過ぎて真似できない。死をも覚悟して志のもとに生きること、そんな生き方をすると日々見える景色も違うのだろう。

    0
    2025年04月10日

    Posted by ブクログ

    本能寺の変以降の千利休の一生を描いた物語。
    秀吉が暴走していく中で、世の中を争いのない静謐に導こうと奔走する正義の人として書かれていた。元々千利休に正義の印象は持っていなかったが、物語として面白く、特に後半は緊迫感もあってドキドキしながら読めた。

    0
    2023年11月11日

    Posted by ブクログ

    伊東潤さんが、これで直木賞を取る!と思っていました。何で?

    日本の戦国時代、お茶葉をひく石臼が火薬製造に使われた、とか、恩賞を土地から茶道具にした、とか、現実的に茶が使われていた認識でした。
    愛、平和の為のお茶だったとは!



    0
    2021年08月17日

    Posted by ブクログ

    読みごたえあり、かなり時間がかかったが面白かった。

    隠居を選ばず、世の静謐といえ大義のために生きる。一つの生き方とそのための立ち回り方を感じた。

    後半からのりきとのやり取りグッと来る。

    0
    2021年08月08日

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