総司の夢

総司の夢

1,012円 (税込)

5pt

4.5

俺はね、夢を見たことがないんです。新選組一番隊組長・沖田総司。江戸の一道場の塾頭だった若者は、時代の急流の中で京に上り、幕末随一の剣士となっていく。仲間と語らい、笑い、涙し、人を斬る。なぜ俺は人斬りなのか。自らに問いながら、沖田は最強の男――鬼の正体を探す。著者渾身の、沖田一代記。

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総司の夢 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年04月09日

    沖田総司。我々は彼の何に惹かれるのだろう。天賦の才?純粋無垢そうなところ?殺人集団と言われる新選組にありながら、いつも笑顔でお気楽能天気そうなところ?若くして結核に倒れた薄命なところ?
    でも、彼は彼なりのものの見方をし、考え、悩み、成長していたのだろう、と思う。

    本当に素敵な小説でした。読み終わる...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月14日

    単行本の文庫化の再読。

    今回、同時に刊行されている「歳三の剣」も同時に読むとさらに深みが増すので、余裕のある方はぜひともそうしていただきたい!

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    Posted by ブクログ 2020年01月22日

    物語沖田総司。
    幕末の数多あった戦いにはスポットライトをあてず、総司の心情でストーリーを展開した話。
    沖田総司ファンにはたまらない一冊だと思うが、司馬遼太郎の新撰組から山崎丞が好きになった私としては、もうちょっと山崎をだして欲しかった。

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    Posted by ブクログ 2019年03月30日

    沖田総司。 色々な出会いがあったけれど、表向きの部分しか見ていなかったと思う。ここで語られた作者が思う総司の内面、そうだったかもしれないと思える彼の内側を想像できて何だか嬉しい。

    0

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