歴史・時代小説の検索結果

  • 夏河よ 風烈廻り与力・青柳剣一郎[70] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    夏河よ 風烈廻り与力・青柳剣一郎[70] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    前人未踏の第70巻!  勇敢で心優しい与力を描き、 謎解きの妙を味わう人情捕物帳 深川に住む錠前師の妻・ひさが、風烈廻り与力・青柳剣一郎宅を訪れた。剣一郎の妻・多恵に夫の異変を訴える。 与謝蕪村の句「夏河を越すうれしさよ手に草履」に触れ、夫の藤吉は変わったのだという。 折しも、精緻な絡繰り錠を破り痕跡も残さぬ“影無き盗賊”が世を騒がせていた。さらに、入谷で見つかっていた亡骸が別の錠前師・丹治と判明し……。 傑作捕物帳第70巻!
  • 同心孔明 南町奉行の伏龍

    同心孔明

    文化三年の江戸。耳袋の著者として知られる南町の名奉行、根岸肥前守は、役宅にとある人物を迎えた。しかも客としてもてなすだけでなく、南町奉行の顧問として難事件の探索にあたらせるという。 なんとも不思議な話であったが、本当に奇妙なのはその当人の素性……諸葛亮太郎と名乗るその男は、みずからを天才軍師・諸葛孔明の生まれ変わりと称し、まさに三国志演義から抜け出てきたような人物だったのである。 だがこの自称孔明、口ばかりではなく実力も本物のようで、がさつな剛腕同心・関五右衛門と実力派の女岡っ引・八千代を配下とし、解決不可能に見えた事件をあざやかな推理力で紐解いていく。 期待の異色時代新シリーズ、いざ出陣!
  • 銀一匁の武士

    銀一匁の武士

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    日当わずか銀一匁。 農村から農村へ、 “八州廻り”の矜持を描いた、 抒情あふれる物語。 関東八州、一年でめぐる御用旅 「大人はみんな、嘘つきで意地悪だ」 幼い杉作の言葉に、竹本長吉はふと残してきた妻子を想った。上役の罪に連座し禄を失った長吉は、一年をかけて関東の農村を巡廻する関東取締出役の雇足軽の職を得て、無宿改めや博奕の取り締まりなど、治安を守る旅に出た。 めぐる土地で人々の心に触れ郷愁を募らせる長吉だったが、非道な押し込み強盗の捕縛を命じられ……。 「風の市兵衛」の著者による傑作長編! 【『雇足軽 八州御用』 改題作品】
  • 兄思い 風烈廻り与力・青柳剣一郎[68] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    兄思い 風烈廻り与力・青柳剣一郎[68] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    最愛の人を殺された。 男はその罪を被った。 大店を勘当されるも立ち直ったはずの罪人は、 剣一郎たちに強く優しい嘘をつく――。 深川万年橋の下で料理屋女中・お仲の亡骸が見つかった。喉を斬られた姿に、将来を誓い合った行商人の政次は慟哭。だが小間物商の仲間の死を知るや、政次はお仲殺しを自供する。 経緯に不審を覚えた青柳剣一郎が竹馬の友の吟味方与力・橋尾左門らと再探索を進めると、政次が大店の木綿問屋から勘当された過去や、美しい妹の存在が浮かぶ。与力たちの優しさが光る物語。
  • 皆ごろしの城 謙信を狙う姫

    皆ごろしの城 謙信を狙う姫

    小説・文芸
    3.0
    1巻902円 (税込)
    軍神を討て! 関東の覇権争いに巻き込まれた騎西城。 難攻不落の城が落ちた時、城主の娘の運命は――。 謙信の蛮行に復讐を誓う姫の生涯を描いた、歴史エンターテインメント! 武州騎西城は四方を沼に囲まれた、難攻不落の城――。この地は関東における上杉・北条の勢力境界線だった。 永禄六年(一五六三)、城主の小田家国が北条方に与し、激怒した上杉輝虎(謙信)が大軍を差し向けてきた。 奇策で沼を突破した輝虎は、籠城する六百名を次々と斬り捨てる。城主の娘月乃は、燃え盛る城を背に槍の名手五郎太と落ち延びる。 やがて月乃に復讐心が芽生え……。
  • 風を紡ぐ

    風を紡ぐ

    消えた花嫁衣裳と竹刀 不可解な盗人の正体とは―― 深川の縫箔(刺繍)屋・丸仙の娘、おちえの竹刀が盗まれた。 おちえの父が、ある大店のため縫い上げた花嫁衣裳にも不穏な影が忍び寄る。 剣の達人であった職人・一居でさえも、その気配に気づくことができなかった賊の意外な正体とは。 一方、おちえにも突然求婚者が現れて――大人気時代青春ミステリー〈針と剣〉、風雲急を告げるシリーズ第3弾!
  • 上杉かぶき衆 新装版

    上杉かぶき衆 新装版

    “義”の傾奇者(かぶきもの) 前田慶次郎、見参! 直江兼続の下に集った武将の戦いを描く 代表作「天地人」外伝! 火坂雅志さん 没後10年 直江兼続の下に集まった かぶき者たちの豪快な生き様! 知将・直江兼続に請われ、上杉家に仕えることとなった、天下御免のかぶき者・前田慶次郎、兄・兼続への憧れを終生抱きつつ、 最後に叛旗を翻した大国実頼、謙信に直々に戦を学んだ正真正銘のいくさ人・水原親憲……兼続の下に集まり、 上杉景勝を盛り立てた「もののふ」たちの生きざまを描き切った「天地人」外伝。著者没後十年、待望の新装版! 目次 「大ふへん者 前田慶次郎」 「弟(おじ) 大国実頼」 「生き過ぎたりや 上杉三郎景虎」 「甲斐御料人 上杉景勝の妻」 「剣の漢(おとこ) 上泉主水泰綱」 「百戦百勝 本多政重」 「ぬくもり 水原親憲」 あとがき 解説・末國善己
  • 品川宿仇討ち稼業

    品川宿仇討ち稼業

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    稼業は食うや食わず、情にほだされやすい優男・乾勝之助 だが、剣は強し! 廻国修行と薪割りで鍛えた剣技が光る快作時代小説 仇討ち助太刀仕り候――浪人乾勝之助の稼業は頼まれて仇を探し、討つ手伝いをすること。実は勝之助自らも仇を探していた。 勘定所の役人だった父太兵衛は、公金横領の汚名を着せられ殺害されたのだ。勝之助は稼業の傍ら下手人らしき元岸和田藩士志摩源次郎を追う。 ある日、幼い姉妹の依頼に勝之助は動揺する。姉妹の仇は志摩その人で……。情に厚い快男児の活躍を描く!
  • 仙左とお勢 裏裁き 辻斬り始末

    仙左とお勢 裏裁き 辻斬り始末

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    あだな芸者といなせな職人 「仕置人姉弟」が悪を成敗! 江戸を騒がす辻斬りの裏に改革の悪弊あり! 私欲にまみれた無道な切り捨てが何の咎めも受けない!? 悪逆旗本の裏成敗を果たした仙左とお勢が、今度は江戸にはびこる辻斬り事件を追う。ふたりは実は、いまをときめく老中首座・水野忠邦に仕え諫死した江戸筆頭家老・二本松義廉の遺児たちであった。連累を逃れるため市井で密かに別々に育てられたふたりは再会を果たし、忠邦配下に命を狙われながらも自分たちの信じる正義を貫く! 書下し時代小説。 目次 一 辻斬りの裏 二 殺しの決断 三 失敗の故に 四 不意討ち
  • 吉宗の星

    吉宗の星

    八代将軍吉宗は いかにして生まれたのか 権謀術数で摑んだ天下の先に見た〈星〉とは!? 「畢竟、これは『人は何のために生きるのか』 を問う物語なのである」大矢博子(書評家・解説より) 瞬く星となり 見守っております 紀州藩主・徳川光貞の三男として生まれながら、生母・紋の身分の低さゆえに、虐げられた扱いを受けた新之助。 しかし、五代将軍綱吉から「高みに登れ」と声を掛けられ、運命は激しく動き出す。 新之助の思いと野心に応え、乳兄弟の星野伊織と鉄海和尚は秘密裡に工作を重ねる。 やがて、新之助は紀州藩主、将軍の座を摑むが、そこには新たな試練が。
  • 平安京は眠らない わかむらさきの事件記

    平安京は眠らない わかむらさきの事件記

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    元式部丞・藤原為時の娘で二十歳の小姫(のちの紫式部)は、創作の腕を評価され、左大臣源雅信の娘・倫子に「物語の女房」として仕えていた。小姫の書いた「光る君」を主人公とする短編は、貴族社会の一部で評判を取り、回し読みされている。倫子の要望に従い次々と執筆しているうちに創作の「種」に詰まってしまった小姫は、ある日、隣家の中流貴族の娘で幼馴染みの月乃に「取材」へ誘われる。女房たちの間で噂になっている七の宮の恋の真相を知るため、宮が女と逢瀬を重ねているという廃院に行ってみようというのだ。月乃の父の荘園を治める荘官の子・鶴丸を供に、廃院に向かった三人だったが……。 若き日の紫式部が、相棒とともに都大路の「謎」に迫る! 【目次】 第一話 六条の廃院 第二話 尋ねゆく幻術士 第三話 あこがれの草子 第四話 車争い 第五話 鳴滝参り
  • 陽炎の旗 続・武王の門

    陽炎の旗 続・武王の門

    小説・文芸
    3.0
    1巻902円 (税込)
    南北合一前夜、男たちの宿運が火花を散らす! ロマンあふれるもう一つの北方太平記 いまや並ぶ者なき力を手にした三代将軍・義満。しかし、海からやってきたある男の出現で、風雲急を告げる。男は、九州に大きな旗を打ち立てた征西将軍・懐良親王の血を継ぐ水師。さらに世を忍び剣で生きる足利直冬の一子が絡んだことから、三つ巴の宿運が時代のうねりを巻き起こすことに……。『武王の門』次世代による南北朝統一をめぐる壮大なドラマ。
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 母ごころ

    朝日文庫時代小説アンソロジー 母ごころ

    絵師の千鶴は、駿河屋惣兵衛の依頼で妾お仙の亡くなった母の似絵を描くことに。目の前にいない人を描くのは初めてで、千鶴はお仙に母のことを尋ねるが……(永井紗耶子「母の顔」)。第一線の女性作家らが「母」をテーマに織りなす珠玉の6編。文庫オリジナル。
  • 風燃ゆる

    風燃ゆる

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    争乱の続く時代、小館の領主・佐双顕猛の砦が風嶽党に襲われ、側室のお蓮の方が攫われた。顕猛は、この不始末に対し、正室の子である壬四郎に、側室奪還を命じる。無理難題を押しつけられ、孤立無援の壬四郎に助け船を出したのは、客将の福坂幹是軒だった。だが、供をするのは、襲撃時役立たずだった足軽頭のみ。領主の思惑が見えぬなか、幹是軒は、奪還へ向けて仲間を集めはじめるが――。痛快無比の書き下ろし長篇時代小説。
  • 憂き夜に花を 花火師・六代目鍵屋弥兵衛

    憂き夜に花を 花火師・六代目鍵屋弥兵衛

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    「飢饉に沈む人々に元気を与えたい」。 男たちの熱い想いがあの花火大会を生んだ。 時は享保。江戸の町は飢饉に沈み、失業者、果ては餓死者までが出る始末。為政者ですら救えないこの町を、文字通り明るく照らそうとする男がいた。花火師・六代目鍵屋弥兵衛。困った人を放っておけないこの男は、江戸中の人を放っておけなかった――! 弥兵衛は自らの小さな工場に仲間を集め、ある計画を練り始める。大川(のちの隅田川)で、将軍の号令のもとに行われる「水神祭」。その場に江戸中の人を集め、一世一代の大仕掛けを披露することであった。
  • 謀聖 尼子経久伝 青雲の章

    謀聖

    小説・文芸
    3.9
    1~4巻902~1,254円 (税込)
    戦国初期に活躍した山陰の雄、尼子経久。「謀聖」と言われるほど計略に優れた人物でありながら、「天性無欲正直の人」と評された得体のしれない個性。そして、東の北条早雲とともに、下剋上大名の代名詞的存在である経久が、旧秩序の破壊を志した本当の狙いとは? 一時は城を追われ、流浪の身となりながらも、山陰、山陽11ヵ国の大大名となった尼子経久の生涯を描く大河歴史小説スタート。 「妖草師」シリーズの武内涼が描く、大河歴史小説シリーズが講談社文庫書下ろしで登場!
  • 満洲コンフィデンシャル

    満洲コンフィデンシャル

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    幻の理想郷・満州国 大陸を舞台に繰り広げられる ノンストップ特務冒険活劇! 昭和十五年、元士官候補生・湊春雄は大連港に到着した。憲兵を殴って海軍を追われ、満鉄調査部に飛ばされてきたのだ。 彼に与えられた秘密任務は、あの甘粕正彦を内偵することだった。 大連の町中で春雄を煙に巻いた謎の男・西風。新京に向かい疾走する〈あじあ号〉の車内に再び姿を現した大陸浪人は、春雄の運命を翻弄してゆく――。 幻の理想郷・満洲国を舞台に、鉄道、映画、阿片、諜報、革命運動など、華やかな夢と権謀術数が渦巻くノンストップ冒険特務活劇! 目次 開幕 第一話 夕陽と大陸浪人 第二話 恋と革命 第三話 皇帝の護衛者 第四話 夢の瓦礫 閉幕 参考資料一覧
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 家族

    朝日文庫時代小説アンソロジー 家族

    居酒屋「だるま」を営むおつやは、姑との確執から13年前に離縁していた。夫のもとに残してきた一人息子のいまの暮らしぶりを耳にし、心が揺れる……(藤原緋沙子「雪よふれ」)。第一線の女性作家それぞれが「家族」をテーマに描く珠玉の6編。文庫オリジナル。
  • 氏真、寂たり

    氏真、寂たり

    小説・文芸
    4.5
    1巻902円 (税込)
    駿河の智将、今川義元の嫡男氏真は十七歳の若さで妻を迎えた。北条家の姫である志寿はわずか八歳。仲睦まじく穏やかな日々を過ごしていた。だが、桶狭間の戦いで留守将として駿府にとどまっていた氏真は、父の死と未曽有の敗退を知る。勝利方の織田信長と同盟を結んだ盟友徳川家康の裏切り、国人領主たちの離反。数々の試練を乗り越え、武田、北条、足利、織田、果ては豊臣の滅亡までを見届けた氏真。「戦国一の愚将」とされる氏真像を覆す歴史長篇。
  • 青山に在り

    青山に在り

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    学問と剣術、いずれにも長けた川越藩国家老の息子、小河原左京。彼はある日、城下の村にある道場で自分と瓜二つな農民の少年、時蔵に出会う。一度は互いの出自を疑うが、次第に身分の差を超えた友情を育み、平穏な青春を過ごす2人。しかし世間は世直し一揆や農兵の導入に揺れ、激動の時代を迎えつつあった。そんな中ある武士が2人の眼前に現れ、彼らの出自を疑い、その姿を執拗に追うようになる。彼の狙いはいったい何なのか――。美しい川越を舞台に、幕末の人々の生き様を鮮やかに描き出した傑作時代長編。
  • 夢のまた夢 人が、命をかけて守りたいものは、何か。
    完結

    夢のまた夢 人が、命をかけて守りたいものは、何か。

    小説・文芸
    -
    全1巻902円 (税込)
    天正時代、ローマに派遣されることになった原マルティーノ、中浦ジュリアン、千々石ミゲル、伊東祐益の四人の少年は、フロイスと、ヴァリニャーノに連れられ、安土城へ向かった。織田信長は宣教師の言うことを信じていないという祐益に、「愛というものがどういうものか。自分を信じ、まっすぐに生きるとはどういうことか、帰ってきてわしに語って聞かせろ」と問いかける。ドラマ「MAGI 天正遣欧少年使節」の脚本(鎌田敏夫)を元に、戦国の世を描いた描き下ろし小説。
  • 己惚れの記

    己惚れの記

    小説・文芸
    5.0
    1巻902円 (税込)
    「俺は見境をなくすほどに己惚れている」。侍の世も終わりに近づいた天保年間。たとえ愚か者と罵られようとも、己の信じた道を貫き通す男がいた。誰よりも武士らしくあろうとした男の、手に汗握る一代記!
  • 武商諜人

    武商諜人

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    明智光秀、本能寺にて織田信長を討つ! 明智軍に追われ、絶体絶命の徳川家康を無事、領国へ脱出させ、後の飛躍へと導いた商人・茶屋四郎次郎。その生涯を爽やかに描いた表題作「武商諜人」を始め、特別書き下ろし「幽鬼御所」など、珠玉の十作品を収録。歴史時代伝奇小説の第一人者による、ファン待望の文庫オリジナル作品集。
  • 竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末 上 万里波濤編

    竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末

    小説・文芸
    5.0
    1~2巻902円 (税込)
    仙台藩下級藩士の婿養子だった玉虫左太夫は、学問を究めるため江戸に出奔した。昌平坂学問所の林復斎に認められ、仙台藩江戸藩邸の儒学者・大槻磐渓に邂逅する。世は、黒船騒動から安政の大獄の時代。蘭学を学ぼうとした左太夫は、日米修好通商条約のために渡米する外国奉行・新見豊前守の従者となる機会をつかむ。安政七年、咸臨丸の勝海舟を追うように、左太夫の乗った船は品川沖を旅立った。左太夫にアメリカはどう映ったのか?
  • 島燃ゆ 隠岐騒動

    島燃ゆ 隠岐騒動

    小説・文芸
    4.3
    1巻902円 (税込)
    日本海の隠岐島。討幕の2人の天皇が流された勤王の地。尊王攘夷派の若き庄屋・井上甃介は、幕末、農民3000人を集めて武装蜂起。幕府寄りの松江藩を島から追放し、世界初の自治政府を立てた。王政復古と維新に、夢をかけた男たち。だがその理想は、新政府に裏切られる。大いなる志を胸に闘い、倒れた若き志士たちの青春と復讐、再起を描く、激動の幕末維新ロマン!
  • 面影橋まで

    面影橋まで

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    江戸は水の都だった。そして、水際にはたくましく生きる市井の人々の暮らしがあった。夜鷹を運ぶ船頭、橋を渡ることを禁じられている質屋の息子、母を失い船宿で働く幼い娘、水茶屋に売られて船宿の主に囲われた女……。『武士の家計簿』『武士の献立』の脚本家で小説家でもある著者が水にまつわる人々の物語を描いた七編を収録した心を打つ一冊。
  • 嶽神伝 死地

    嶽神伝 死地

    小説・文芸
    5.0
    1巻902円 (税込)
    山の民〈南稜七ツ家〉の二ツは、秀吉軍に敗色濃厚な柴田勝家より、御方様を城より無事助けるよう、依頼を受けた。それは、二ツと秀吉を守る森の民・錣一族及び謎の老婆久米との、長く壮絶な戦いの幕開けであった。「荒唐にして無稽、しかしながら息もつがせぬ興奮の連続、こは山田風太郎奇跡の復活か」と、浅田次郎氏絶賛の、戦国の闇を舞台に縦横無尽にくり拡げられる長篇時代小説の傑作。
  • 李嗣源(上)

    李嗣源

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻902~924円 (税込)
    中国の唐代末期。遊牧民の有力者を父親に持つボギレは、その能力を河東の王・李克用に見いだされ、その仮子となる。やがて、李克用の息子・李存勗が皇帝になるが、彼の政治を顧みない態度に、李嗣源の不満は高まっていく。稀代の名君を描く中国歴史巨編。
  • 決戦!本能寺

    決戦!本能寺

    天正十年六月二日(1958年6月21日)──戦国時代でいちばん長い夜だった。すなわち本能寺の変。天下人目前の信長を、討った男と守った男。野心と業にまみれた男たちのそれぞれの生きざまとは……。歴史の流れを変えた「瞬間」に、名手7人が集結。累計18万部突破の大好評「決戦!」シリーズ第3弾!
  • 志士の峠

    志士の峠

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    文久三年(一八六三)、帝の行幸の先ぶれを命じられた公家・中山忠光は、勤王志士らと大和で挙兵した。五条の代官所を襲撃し新政府樹立を宣言するが、親幕派の公家や薩摩藩などにより一転、朝敵とされ討伐軍を差し向けられる。満身創痍で深き山々を駆ける志士たちの運命は!? 名手が描く、天誅組の志の輝きと四十日間の光跡。
  • 悪道 五右衛門の復讐

    悪道 五右衛門の復讐

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    名君の道を歩む影将軍を護衛する、伊賀忍者の末裔・流英次郎とその一統には、安寧は許されない。将軍の城外微行の途上、大道芸人の「叩かれ屋」が客に首を斬り落とされる。大店が襲われ、大川に骸が浮かび、凄腕の剣客が跳梁する。そして浮かび上がる石川五右衛門の影。徳川の世になって百年、豊臣一派の大名の多くは改易され、遺臣らは浪々の身を余儀なくされている。怨嗟の矛先は影将軍に向かうのか。英次郎たちの死闘が始まる。【解説入り】
  • おらんだ忍者・医師了潤 御役目は影働き

    おらんだ忍者・医師了潤 御役目は影働き

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    伊賀の隠れ里から江戸へ出て、正体を隠し町医者となった上忍・笹川了潤。長身・白皙・頭脳明晰と、一見完璧なこの男の難点(?)はただ一つ、「三度の飯より死者が好き」――。怪事件に挑み、謎の蘭学者の影を追い、見えない「敵」と相まみえるまでの、大江戸ふしぎ事件帖。 『御役目は影働き――忍び医者了潤参る』改題。
  • 明石掃部

    明石掃部

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    戦国備前(岡山県)に生まれた明石掃部頭守重は、豊臣秀吉や黒田官兵衛からその才智を期待され大きく成長していく。やがてキリスト教の洗礼を受けた彼は宇喜多家の当主・秀家を補佐し、家臣や領民をいたわり善政をしく…。「関ヶ原の戦い」「大坂の陣」で精強鉄砲隊を率い、強い信念で戦国の世を火のように戦い、風のように奔りぬけたキリシタン武将の生涯を描いた傑作小説。
  • 新納忠元

    新納忠元

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    「戦さというものは、魂のぶつけ合いであるぞ!どんな戦さでも、常に死ぬ気で戦えば、死なずに済ませようと思っている者に負けるはずがない」時には先鋒として鬼神のように戦い、時には参謀として戦索を巡らせ、民を思いやり、詩歌を愛した新納忠元。島津貴久・義久・義弘・歳久・家久ら島津一族の栄光に己の全てをかけた文武両道の豪将の壮烈な生き様を描く。
  • 新装版 箱根の坂(上)

    新装版 箱根の坂

    小説・文芸
    3.7
    1~3巻902~1,012円 (税込)
    応仁ノ乱で荒れる京都、室町幕府の官吏、伊勢氏一門の末席に、伊勢新九郎、後の北条早雲がいた。家伝の鞍作りに明け暮れる、毒にも薬にもならぬ人間で生涯をことなく送るのが望み、と考えていた。だが、妹分の美しい娘、千萱(ちがや)の出現が、彼の今までの生き方を激変させる契機となり覇者への道を歩み出した。
  • かげろう忍法帖 ――山田風太郎忍法帖短篇全集(1)

    山田風太郎忍法帖短篇全集

    小説・文芸
    3.7
    1~12巻902~1,067円 (税込)
    「どんなきっかけで時代錯誤な忍術物語を書きはじめたのか、じぶんでも忘れてしまったが、いまくびをひねって思い出してみると、どうやら「水滸伝」を私流に書いてみないかとすすめられたことが端緒となったような気がする」(「『今昔物語集』の忍者」より)。風太郎忍法帖の多彩さの極みは短篇にある。長らく読めなかった短篇を多数収録するシリーズ第一弾。
  • 天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(1)

    天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実

    小説・文芸
    4.1
    1~3巻902~990円 (税込)
    織田信長が天下布武(てんかふぶ)を掲げた頃、陸奥(みちのく)の南部家では内紛が続いていた。新たな時代を予見する九戸党の棟梁・政実(まさざね)は、ついに宗家を見切った。戦の天才「北の鬼」九戸政実が、武者揃いの一族郎党を束ねて東北の地を駆け巡る。著者が故郷を舞台に熱き思いを込めた歴史巨編「陸奥3部作」の最終章、待望の文庫化。(講談社文庫)
  • 漱石の妻

    漱石の妻

    小説・文芸
    3.4
    1巻902円 (税込)
    悪妻として知られる夏目漱石の妻・鏡子。潔癖症の漱石と、おおらかだが大雑把な鏡子の夫婦生活は、船出から食い違い、英国留学を経て重度の神経症を得た漱石との暮らしは大波に揺れる。鏡子はなぜ悪妻と呼ばれたのか? 二人はどうして別れなかったのか? 余人には窺い知れない夫婦の絆を妻の視点で描く。(講談社文庫)
  • 風雲海南記

    風雲海南記

    小説・文芸
    3.7
    1巻902円 (税込)
    四国西条藩主の家系でありながら双子の弟に生まれた英三郎は、七歳で浅草の寺に預けられる。英三郎は市井の浪人として成長するが、思いがけない偶然の重なりから、知らず知らずのうちに西条藩の御家騒動に巻き込まれる。その中で英三郎は己の出自を知り、騒動を操る藤巻右京と大老・酒井雅楽頭に闘いを挑んでゆく。戦時中に刊行され、戦後長く埋もれたままとなっていた幻の大作。
  • 栄花物語

    栄花物語

    小説・文芸
    3.9
    1巻902円 (税込)
    徳川中期、時の先覚者として政治改革を理想に、非難と悪罵の怒号のなか、頑なまでに己れの意志を貫き通す老中田沼意次――従来、賄賂政治の代名詞のような存在であった田沼親子は、商業資本の擡頭を見通した進取の政治家であったという、新しい視点から、絶望の淵にあって、孤独に耐え、改革を押し進めんとする不屈の人間像を、時流に翻弄される男女の諸相を通して描く歴史長編。
  • 珍妃の井戸

    珍妃の井戸

    小説・文芸
    3.9
    1巻902円 (税込)
    列強諸国に蹂躙(じゅうりん)され荒廃した清朝最末期の北京。その混乱のさなか、紫禁城の奥深くでひとりの妃が無残に命を奪われた。皇帝の寵愛を一身に受けた美しい妃は、何故、誰に殺されたのか? 犯人探しに乗り出した日英独露の高官が知った、あまりにも切ない真相とは――。『蒼穹の昴』に続く感動の中国宮廷ロマン。(講談社文庫)
  • 原典抄訳「三国志」(上) 胸躍る英雄たちの活躍と運命の赤壁

    原典抄訳「三国志」

    小説・文芸
    -
    1~2巻900円 (税込)
    今からおよそ1800年前、漢の王室の力が弱まった中国では、群雄が割拠し、それぞれが覇権を握ろうとしていた。漢の王室を守らんとする劉備、幼い皇帝を操る曹操、江東の覇者孫権がやがて天下を3つに分けてにらみ合うストーリーは、昔から多くの人々を惹きつけてやまない。長い物語を上下2巻に、物語の面白さを生かしつつコンパクトにまとめ、三国志からうまれた諺や基礎知識もわかりやすく解説! 入門に最適!!
  • 南海の首領クニマツ

    南海の首領クニマツ

    小説・文芸
    -
    1巻900円 (税込)
    大坂夏の陣後に首を刎(は)ねられたはずの秀頼の遺児・国松は、天草の大矢野島に逃れ、鎖国へと向かう徳川幕府を尻目に、交易の盛んな南海を縦横無尽に駆けめぐっていた。たまたま山田長政の子息を海賊船団から救い、高山右近が豊家再興のために秘かに持ち出した財宝の存在を知ってアユタヤへ。(講談社文庫)
  • 骨董屋征次郎手控

    骨董屋征次郎手控

    小説・文芸
    3.5
    1巻900円 (税込)
    幕末動乱の京都で小さな骨董屋を営む征次郎には2つの裏の顔があった。世間に出せないいわくつきの品物を取引する“六道(ろくどう)闇ノ市”の一員であること。長尾流体術、鞍馬楊心流(ようしんりゅう)剣術を修めた武士の身分を捨てたこと。闇の骨董鑑定人・征次郎が、魔道に巣くう贋作(がんさく)師に立ち向かい、時代を揺るがす難事件に挑む!(講談社文庫)
  • 道祖土家の猿嫁

    道祖土家の猿嫁

    小説・文芸
    3.7
    1巻900円 (税込)
    失われた故郷への鎮魂歌! 明治の中ごろ、土佐・火振(ひぶり)村の名家、道祖土(さいど)家に嫁いできた蕗。その容貌から“猿嫁”と揶揄されながらも、蕗は天真爛漫な性格で名家に溶け込んでいった。やがて日露戦争や太平洋戦争の戦渦は、道祖土家を巻き込み、各々の人生も翻弄していく。百年の時を通じ、日本人が来た道、行く先を描く壮大な歴史ロマン。
  • 四十八人目の男

    四十八人目の男

    小説・文芸
    -
    1巻897円 (税込)
    吉良邸に討ち入った浪士たちの中に小山田庄左衛門の姿はなかった。主戦論の先鋒だった彼が“義挙”に加わらなかったのはなぜか。脱盟した男の眼を通して武士の不条理を抉った大佛文学の傑作。佐多芳郎初の挿画32点入り。
  • 繭と絆 富岡製糸場ものがたり

    繭と絆 富岡製糸場ものがたり

    小説・文芸
    3.0
    1巻896円 (税込)
    世界遺産・富岡製糸場の誕生秘話が満載! 初代工場長・尾高惇忠と娘・勇の感動の物語。 明治3年春、渋沢栄一の義兄、尾高惇忠は渋沢に富岡製糸場の初代工場長に就任するよう懇願された。 3年前に飯能戦争で官軍と戦い、弟を亡くしていた尾高だが、官営工場の必要性を痛感していたため、葛藤を乗り越えて工場長を拝命する。 だが、悪徳業者たちが質の悪い噂を流したため、肝心の女工が集まらない尾高は婚約が整ったばかりだった娘・勇を、女工第一号として製糸場へ連れて行く決意をする――。 明治の日本を支えた基幹産業・製糸業を隆盛へ導いた富岡製糸場の誕生には、彰義隊に集まった旧幕臣たちが深く関わっていた。 歴史の襞に埋もれた父娘の物語を掘り起こした傑作時代小説。 解説・田牧大和
  • おたふく 山本周五郎名品館I

    山本周五郎名品館

    小説・文芸
    4.4
    1~4巻896円 (税込)
    没後50年、いまもなお読み継がれる巨匠の傑作短篇から、沢木耕太郎が選び抜いた名品。 山本周五郎の世界へ誘う格好の入門書であり、その作家的本質と高みを知ることができる傑作短篇集の決定版! 生涯、膨大な数の短篇を遺した山本周五郎。 その大半がいまだに読み継がれ、多くの読者に愛され、また後進の作家たちに多大な影響を与え続けている。 市井に生きる庶民の哀歓、弱き者の意地、男と女の不思議など、特に時代小説に傑作が多く、その数も膨大なものがある。 山本周五郎作品に深く傾倒する沢木耕太郎氏が独自の視点と切り口で4巻36篇を選び、各巻の末尾に斬新かつ詳細な解説エッセイを執筆。 第1巻は「一丁目一番地のひと」と題して、周五郎作品に登場する女性像を分析する。 本書の収録作は以下の9篇。 「あだこ」(絶望した武士を立ち直らせるけなげな娘) 「晩秋」(仇である老臣の立派さ) 「おたふく」(かわいい女) 「菊千代抄」(男として育てられた君主の哀しみ) 「その木戸を通って」(ふっと来て、ふっと消えた女) 「ちゃん」(酔っ払いだが腕のいい職人の父親) 「松の花」(妻に死なれて初めて知る妻の偉さ) 「おさん」(自分の性に翻弄される女を追って) 「雨あがる」(おおらかな浪人とその妻)
  • 戦国 番狂わせ七番勝負

    戦国 番狂わせ七番勝負

    この結末、すべて想定外にして予測不能! 戦国時代に起きた、島津義弘、織田信長、真田昌幸など想定外、七つのストーリーを歴史小説界気鋭の作家たちが描く傑作短編集。 歴史に残るような戦国武将は、戦いに勝つべくして勝つのみにあらず。 時として味方は寡勢、敵は数倍という絶体絶命の場面を潜り抜けて来て、世に名を残したのだ。 織田信長、伊達政宗、浅井長政、島津義弘など七人の武将たちの驚愕の逆転の打開策を、当代きっての名手七人が描く、珠玉の短編アンソロジー。
  • 起き姫 口入れ屋のおんな

    起き姫 口入れ屋のおんな

    小説・文芸
    4.0
    1巻896円 (税込)
    江戸のおんなの心意気を描く名人芸 江戸のおんなを描いて「不世出の名人」と評された杉本章子、最後の傑作。 夫が浮気相手と子まで生したことに嫌気が差して、おこうは婚家を離れた。 実家に戻っても安息は訪れない。 奉公人の周旋や仲介をする口入れ屋の女主人に雇ってほしいと必死で頼んだのだが……。 大店の若新造から転身した人生の機微を描いて、泣かせます。 単行本未収録の「ふたたびの浮き世」も掲載。 解説・諸田玲子
  • 月に捧ぐは清き酒 鴻池流事始

    月に捧ぐは清き酒 鴻池流事始

    小説・文芸
    4.3
    1巻896円 (税込)
    清酒を造ったのはあの山中鹿之助の息子だった! 尼子一族を支えた猛将の息子は、仕官の誘いを断って商人の道を歩む。 日本を代表する鴻池財閥の始祖が清酒の醸造に成功するまで。 山陰尼子家の忠臣山中鹿介の息子でありながら、叔父に育てられた新六は、父を知らず尼崎で成長する。 父の死後、武士を捨て、幼馴染のはなとともに商人として生きる道を選ぶ。 とある出来事から新六改め新右衛門は新たに酒造りを始めるが……。 豪商鴻池の祖となる男の波乱万丈の生涯を描く傑作歴史長篇小説。 解説・島内景二(国文学者)
  • 奸婦にあらず

    奸婦にあらず

    小説・文芸
    3.3
    1巻896円 (税込)
    井伊直弼の密偵、村山たかの数奇な一生を描いた第26回新田次郎賞受賞作 【あらすじ】 彦根・多賀大社で忍びの者として育ったたかは、内情を探るため接近した井伊直弼と激しい恋に落ちる。 しかしその後2人を過酷な運命が待ち受ける……。
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

    剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

    小説・文芸
    3.7
    1巻896円 (税込)
    戦国の世、井伊家を背負って立った女がいた 徳川四天王・井伊直政の養母、直虎。彼女は先を視る不思議な力を持っていた。戦国の世に領主となった女の熾烈な一生を描いた渾身作。
  • 女形と修羅

    女形と修羅

    小説・文芸
    -
    1巻891円 (税込)
    芸の道は修羅の道。歌舞伎役者の華麗な死。 直木賞作家・永井紗耶子氏推薦! 「芝居を愛する人々が抱く光と影の狭間に引きずり込まれる力作」 かつては絶大な人気を誇っていた、女形の歌舞伎役者・二代目瀬川路京。 しかし、落ち目の今は、低迷する評判にあえいでいる。 年老いたか、芸が衰えたか、天に授けられた舞の拍子、「神の音」が聞こえなくなってしまったのだ。 以来、「若いときの美貌だのみが抜けない」「そこに突っ立ってるだけ」などという、皮肉が頭にこびりついて離れない。 汚名すすぎに焦りがつのる中、座元と帳元に無理やり口説かれた路京は、因縁の演目に手を着けることに。 師匠である初代路京が本番中に毒殺、瀬川家離散となったため、長年封印されていた「母子月」だ。 子役として舞台に上がった芝居の再演、しかも今回は主役を張らねばならない二代目路京の心は千々に乱れる。 そしていつしか、初代殺しを疑われた者たちが小屋に会しはじめ……。 真の下手人は誰なのか? 初代路京が殺された事情とは一体? 厳しい芸の道を描いた珠玉の時代小説。すべてが明かされたとき感動の波が押し寄せる! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『母子月 ~神の音に翔ぶ~』を加筆修正し改題した文庫版です。
  • 小説 小栗上野介 日本の近代化を仕掛けた男 上

    小説 小栗上野介 日本の近代化を仕掛けた男

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻891~957円 (税込)
    「いまの徳川幕府の体制では、絶対にこの国難を切り抜けることはできない」――1853年、ペリー来航で揺らぐ幕末。徳川武士の小栗上野介は、近代化こそが日本の生きる道と信じ、遣米使節団の一員として渡航する。目的は、不平等条約の是正と西洋文明を学ぶこと。だが、彼を待ち受けていたのは――。幕府に仕えた一人の異才を通して、幕末史の裏側に迫る長編。2027年NHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」(松坂桃李主演)の主人公について知ることができる一冊。
  • 署長シンドローム

    署長シンドローム

    小説・文芸
    3.7
    1巻891円 (税込)
    周囲から「変人」と言われながらも、数々の難事件を解決に導いてきた大森署署長の竜崎伸也。 そんな『隠蔽捜査』でおなじみの竜崎が大森署を去り、後任として、キャリアの藍本小百合がやってきた。 ある日、管轄内の羽田沖海上にて、武器と麻薬の密輸取引が行われるという知らせが入るーー新署長の手腕や、如何に?
  • 侍たちの沃野 大久保利通最後の夢

    侍たちの沃野 大久保利通最後の夢

    小説・文芸
    4.3
    1巻891円 (税込)
    明治10年、内務卿大久保利通は、猪苗代湖の水を郡山へ流す安積疏水事業を提案。没落士族救済のため、荒地を肥沃な農地として拓くという。大久保は大分出身の南一郎平を抜擢して責任者にするが、奥羽山脈の硬い岩盤を貫く難工事の上に、癖のある男たちが次々と登場して紛糾。さらに大久保暗殺事件が起こる。南は御雇外国人で土木の専門家、オランダ人のファン・ドールンと協力し、工事を進めようとする。さらにフランスで学んだ若い日本人技術者の知恵を取り入れ、不可能と思われた安積疏水事業を成功に導く。巨額の国家予算を投入した日本初の大土木事業を描く歴史小説。
  • 隧道はるかに

    隧道はるかに

    小説・文芸
    -
    1巻891円 (税込)
    太平洋戦争末期、大人達が軍に召集されたことで発生した人員不足のため、急遽蒸気機関車の機関助手見習いとなった汀真帆。しかし戦況が悪化するなか、米軍の爆撃機による空爆も激しさを増していく。そして遂に、真帆の乗務する蒸気機関車にも二機のグラマンが襲い掛かる。進藤機関士は鉄橋の先にある隧道(トンネル)に逃げ込もうとスピードを上げるが……。戦時下の悲劇を描いた物語。
  • 天酒頂戴

    天酒頂戴

    小説・文芸
    4.0
    1巻891円 (税込)
    著作100作目となる記念碑的快作! 1868年晩春。陸奥国の南端に位置する東堂藩で大組藩士として奉職する若侍の左馬之助、重蔵、隼人は、大組番頭から呼び出しを受け、詰所の広敷に座っていた。江戸にいる藩主小笠原是信の意向で、江戸屋敷を守るようにとのお達しだ。 江戸幕府が消滅し、東堂藩も新政府派か佐幕派か、今後の判断を迫られていた。幼い頃から共に過ごしてきた三人だったが、意見は真っ向から対立する。東堂藩が新政府に従うことを決め、上野寛永寺周辺にたむろする彰義隊を討伐する命が下されるが、隼人は彰義隊への加入を志願していた。 多くの仲間が血を流し倒れるなか、重蔵はついに敵同士として隼人に対面してしまう。二人は激しく打ち合うが、元鶴田藩の妹尾勝衛が隼人の助っ人に現れ、重蔵を斬り殺してしまう。そこへ合流した左馬之助は、隼人が重蔵を殺したものと勘違いをし、逃げ去った隼人を討つと誓うのだった。 あの頃のようには戻れないのだろうか──。侍としての誇りと新時代に葛藤する男たちの、熱き友情を描いた青春譚。著者100作目となる記念碑的快作!
  • 翔る合戦屋

    翔る合戦屋

    小説・文芸
    4.0
    1巻891円 (税込)
    天文一九年夏。武田の信濃への侵攻は激しさを増していた。中信濃を舞台に、信濃勢と武田晴信との最後の戦いの火ぶたが切って落とされる。大ヒットシリーズ、ついに完結!!
  • さみだれ

    さみだれ

    小説・文芸
    4.0
    1巻891円 (税込)
    次郎長一家に突然やって来た旅の博徒、皐月雨の晋八。敵に囲まれた森の石松に加勢したことがきっかけで、一家に草鞋を脱ぐことになった。大政に素性を問われても笑顔でかわすばかりで謎は残る。しかし、武闘派で鳴らした石松が「強ぇ」と感嘆するほど、とにかく腕が立つという。折しも、次郎長一家は甲州の卯吉一家と抗争の真っただ中。即戦力として一家の客分となるが――。無慈悲に血の雨を降らすこの男、いったい何者なのか!?
  • 四十八人目の忠臣

    四十八人目の忠臣

    小説・文芸
    4.0
    1巻891円 (税込)
    赤穂浅野家に仕えるきよは浅草小町と謳われる美女。当主内匠頭(たくみのかみ)の寵臣礒貝十郎左衛門と、夫婦の約束をしている。だが、内匠頭が吉良上野介を殿中で斬り付け、お家は断絶。礒貝は、家老大石らとあだ討ちを画策する。きよは恋と忠義のはざまで、討ち入りの日を迎える。本懐後も忠義を貫き、遺族の赦免と浅野家再興を目指し将軍家へ近づいていく……。歴史に名を残した実在の女性を描く全く新しい忠臣蔵誕生!
  • 【大活字シリーズ】山椒大夫

    【大活字シリーズ】山椒大夫

    小説・文芸
    -
    1巻891円 (税込)
    【大活字シリーズ】山椒大夫 時代を超えて支持される不朽の名作を味わおう 本作は、中世の芸能であった説経節の「五説経」と呼ばれた有名な演目の一つ「さんせう太夫」を原話として森鴎外が執筆した作品です。本作の舞台は平安時代。越後国で人買いに騙されてしまい幼い姉弟の安寿と厨子王が離ればなれになってしまう。その後、荘園領主の山椒大夫の奴隷となってしまう――。成長した二人に待ち受ける運命とは……。原話を脚色した鴎外ならではの名作小説をあじわいましょう。 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな 文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が 苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。
  • 兼続大戦記

    兼続大戦記

    小説・文芸
    -
    1巻891円 (税込)
    関が原に敗れた石田三成の無念を抱き、島左近は直江兼続のもとへ奔り、家康討伐を要請。かねてより三成と家康挟撃の密約を結んでいた景勝・兼続主従は、最上領での戦闘を継続、さらに関東へ侵攻し江戸城を陥落! 東海道を攻め上る家康に、最終決戦を挑む!
  • 非 忠臣蔵
    NEW

    非 忠臣蔵

    小説・文芸
    -
    全1巻880円 (税込)
     赤穂浪士最後の脱盟者・毛利小平太は名を変え、他家に仕えることになった。ところが、その小平太の前に、赤穂浪士ただ一人の生き残り・寺坂吉右衛門が現れる。吉右衛門は、赤穂浪士の頭領・大石内蔵助が、裏切り者の小平太を誅するために送った刺客であった。  元禄赤穂事件の裏で、暗躍する将軍・徳川綱吉、側用人・柳沢吉保、浅野・吉良両家の内通者たち。仇討ちという美談に垣間見える人間の悲しい性。  語り尽くされたと思われた忠臣蔵に新たな物語が生まれた。 ※本作は高廣 雅巳の個人誌作品の電子書籍版となります。
  • 用心棒血戦記〈新装版〉
    続巻入荷

    用心棒血戦記

    小説・文芸
    -
    1~2巻880~902円 (税込)
    乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂 この男、ただの用心棒にあらず―― 老中直属の隠密にして剣の達人、葵十三郎 小藩の跡目を巡る策謀を阻止できるか!? 痛快剣戟小説、開幕! 乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂乂 修行旅の道中、葵十三郎と従者の茂平は刺客に追われる武士の一団を救う。 狙われたのは岩田藩の世継ぎとなる松太郎。国許へ向かう途中のことだった。 凄腕を見込まれ、用心棒を引き受けた十三郎は、松太郎一行を国許まで警固することに。 信濃国三万石の小藩・岩田藩では、藩を二分するお家騒動が起こっていた。 松太郎の擁立を阻む国家老らは、城代家老の片岡を人質に取り、松太郎一行の抹殺を目論む。 敵が次々と仕掛ける罠を打ち破るため、十三郎は単身、漆黒の闇に包まれた敵陣へと斬り込む。 実はこの男、幕政の舵を握る老中、松平伊豆守直属の隠密だった! 冴え渡る田宮流居合の閃光が悪を裁く。 一気読み必至の痛快剣戟時代小説!
  • 江戸の隼 次男坊侍よろずお届け帖
    続巻入荷

    江戸の隼

    小説・文芸
    -
    1~2巻880~946円 (税込)
    幼い頃から武家の空気に馴染めなかった旗本の次男・宮越隼之助の唯一の取柄は、足が速いこと。ある日、道で倒れていた飛脚・福松を助けたことをきっかけに、飛脚の仕事を手伝うことになる。恋文に離縁状、時には金子、人の輸送まで……飛脚が届けるのは「もの」だけではないのかもしれぬ。お届けものに託された想いを通じて変わっていく次男坊侍の、江戸のお仕事成長譚!
  • 駕籠屋春秋 一
    続巻入荷

    駕籠屋春秋

    小説・文芸
    -
    全5巻880~990円 (税込)
    「取次屋栄三」「剣客太平記」「居酒屋お夏」の大人気作家の新しい人情時代小説シリーズ誕生!
  • 江戸斬り蘭之介
    続巻入荷

    江戸斬り蘭之介

    小説・文芸
    5.0
    1~3巻880円 (税込)
    江戸に類希なる才を持つ若き剣客が現れた。その名は松平蘭之介。 紀州の山里で捨て子として育てられた蘭之介は、養父の遺言に従い深川にある内村道場の門を叩く。師範代の志穂と剣の腕を磨き合う一方、町方や火盗改が手を焼いていた盗賊・鬼火や拐かし集団を討ちとり、女たちとの情交と共に、息つく間もない日々を送る。 そんななか、蘭之介の首に懸賞金がかけられた。蘭之介の出自に関係があるのではと志穂に告げられ、真実を知るため挑戦を受けることに。 餓狼剣の大石英次郎、飛騨高山岩石砕きの稲垣幻獣郎、次々と現れる刺客に、一撃必殺の秘剣・龍昇剣の完成は間に合うのか――。 生まれながら業を背負う蘭之介の修羅の日々が今始まる!
  • 柳橋の弥平次捕物噺 : 1 影法師 〈新装版〉

    柳橋の弥平次捕物噺 〈新装版〉

    小説・文芸
    -
    1~3巻880~902円 (税込)
    大人気! 人情捕物シリーズ【新装版、第1弾!】  北町同心〈知らん顔の半兵衛〉の助っ人にして、南町与力〈剃刀久蔵〉の懐刀!  江戸で指折りの十手持ち、柳橋の弥平次親分が市井に潜む悪を追う!  柳橋で船宿〈笹舟〉を営む弥平次は、南町奉行所の同心から手札を貰う老練な岡っ引。その弥平次が参拝客で賑わう浅草寺の境内で匕首を抜いた二人組の男に狙われた。旅姿の百姓女おとよの機転で事なきを得た弥平次は、水戸から江戸に出稼ぎに来て行方が分からなくなったおとよの亭主捜しに力を貸すことになったのだが――。江戸の岡っ引たちから一目置かれる存在の弥平次親分と個性豊かな手先たちの活躍を描く人情捕物の傑作。新装版シリーズ第1弾!
  • 化け者心中

    化け者シリーズ

    小説・文芸
    3.9
    1~2巻880~990円 (税込)
    ときは文政、ところは江戸。ある夜、中村座の座元と狂言作者、6人の役者が次の芝居の前読みに集まった。その最中、車座になった輪の真ん中に生首が転がり落ちる。しかし役者の数は変わらず、鬼が誰かを喰い殺して成り代わっているのは間違いない。一体誰が鬼なのか。かつて一世を風靡した元女形の魚之助と鳥屋を商う藤九郎は、座元に請われて鬼探しに乗り出す――。第27回中山義秀文学賞をはじめ文学賞三冠の特大デビュー作!
  • 粋月の異国献立帖 愛は胃袋から

    粋月の異国献立帖 愛は胃袋から

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    異色のバディが挑む未知のレシピ。オランダ人の胃袋を掴め! 上方の料亭「粋月」の長女・喜久の夢は、料理人となって店を継ぐこと。だが性別を理由に周囲の理解を得られぬまま、粋月は不審火で全焼し、父も他界。店の権利は軽薄極まる父の弟子の手に渡る。江戸へ下った喜久は、「オランダ商館長の胃袋を掴め」との主命を受けて途方に暮れる味音痴の通詞・聡介に出会い――。才に恵まれながらも壁にぶつかる二人の成長を描く、傑作時代グルメ小説。文庫書き下ろし。
  • 笹竹の手習い所 学び舎の慈母

    笹竹の手習い所 学び舎の慈母

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    この子たちの瞳の輝きを守りたい――。亡き父の遺志を継いだ笹代は、日本橋の福島町で手習い所の師匠となり、教え子である筆子たちの成長に、日々目を細めていた。ある日、皆で飼っていた兎が忽然と消えた。後日、近所の商家でそっくりの兎が飼われているとの話が耳に入り……「ユメの帳面」。殺しの下手人とされた元教え子への疑惑を晴らすべく奔走する「疑われた元筆子」。笹代とともに暮らす身寄りのない筆子の一人に、養子の話が届く「巣立ちの朝」など、江戸の四季の風物を織り交ぜ描く、風味絶佳の連作短篇時代小説。文庫書き下ろし。
  • 必殺 天突の剣 不死身の弦之丞

    不死身の弦之丞

    小説・文芸
    -
    1~2巻880円 (税込)
    凄腕の火盗改同心であった火渡弦之丞は、盗賊捕縛の役目中に突然倒れ、不本意な療養生活へと入る。生まれつき心の臓に問題があり、激しい運動には向かない体質であった。 生き甲斐であった仕事を奪われ、日々を落胆して過ごす弦之丞を、女鍼灸師の花英が献身的に看病する。もはや弦之丞の捕方人生は終わったと誰もが思っていたが、鬼の平蔵の配下としてかつては悪党どもから狂犬と恐れられたこの男、こんなところでは終わらない。 犬猿の仲であった八丁堀同心やその手下の岡っ引を仲間として引き入れ、司令塔として江戸の悪事を暴いていく。 やがて浮かびあがってきたのは、因縁の敵である盗賊・夜鴉の不気味な影であった……。 痛快新シリーズ始動!
  • 船遊山 江戸切絵図恋暦

    江戸切絵図恋暦

    小説・文芸
    -
    1~2巻880円 (税込)
    切なさに余韻が残る江戸市井の男と女の物語 「よろず相談屋繁盛記」シリーズで大人気の野口卓が、 満を持して書き下ろす、待望の時代小説・新シリーズ! 江戸の町に生きる男と女の、切ない出会いと別れを細やかに紡ぎます。 両国で川開きの花火が上がった夜、料理屋の奉公人・民恵は、初めて船遊山を楽しむ。 その時出会った桔梗屋の若旦那が、三月後に驚くべき申し出をしてくるとは思いもせずに。 (「船遊山」) 元岡っ引の与助は呑み屋「しのぶ」の女将が、二十年前に取り逃がした盗賊の一味ではないか、 と疑い、客として足しげく通う。ある日、ときどき見かける老人が声をかけてきて……。(「悔やむ男」) 浅草寺の四万六千日さまの功徳日に、若い夫婦が子供の小さな手を握りしめながら 語った、十二年前の出来事。 (「四万六千日さま」) 腕はいいが寡黙でしょっちゅう女房に逃げられていた金彫師・伊佐は、頼まれ仕事で根付も造っていたが、それが思わぬ評判を呼び……。(「仏の顔」) 出会い、すれ違い、別れる――。 せつなくも温かい、“運命”を描く四編。
  • 大川橋物語1 「名倉堂」一色鞍之介

    大川橋物語

    小説・文芸
    3.0
    1~3巻880~957円 (税込)
    若き鞍之介の技と人情、新シリーズ第1弾 骨をつぐ 人をつなぐ―― 元武士の骨つぎ師・一色鞍之介 豊穣な時代へ誘う物語 大川橋で自害を試みたのはしくじり続きの指物大工。 魔法の指をもつ鞍之介は…。 時代推理の俊英がしっとり描く五つの謎と事件の行方。 大川橋近くで開業したばかりの接骨院「駒形名倉堂」を仕切るのは二十八歳の一色鞍之介だが、苦しい内情で人手も足りない。鞍之介が命を救った指物大工の六蔵は、暴走してきた馬に蹴られ、右手の指先が動かないという。六蔵の将来を奪ったのは「名倉堂」を目の敵にする「氷川堂」の診立て違いらしい。破滅寸前の六蔵を鞍之介は救えるか…。(第一話「最後の一手」)
  • 密命はみだし新番士1 十五歳の将軍

    密命はみだし新番士

    小説・文芸
    -
    1~3巻880~957円 (税込)
    「決して油断はならぬ!」 父の言葉を胸に秘め、見習い新番士が闘う! 若き将軍家斉に募るのは、台頭する松平定信への不信。 家斉からの密命を受けて、探索を始めた壱之介だが、思わぬ事件に遭遇して……。 十八歳の不二倉壱之介は、将軍や世嗣の警護を担う新番組の見習い新番士。家治の逝去によって十五歳で将軍の座に就いた家斉からの信頼は篤く、老中首座に就き権勢を握る松平定信の隠密と闘うことに。市中に放たれた壱之介は定信の政策を見張り、町の治安も守ろうと奔走する。そんななか、田沼家に仕官していた秋川友之進とその妹・紫乃と知り合うが、紫乃を不運が見舞う。 将軍家斉15歳、壱之介18歲 新シリーズ第1弾
  • 天下無双の四股 松山屋人情世直し帖

    天下無双の四股 松山屋人情世直し帖

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    神田須田町の万屋『松山屋』主人にして茶人でもある甲子太郎は、一番弟子の小千代とともに浅草の非人頭・車善七を訪ねた折、甲子太郎と同郷で、『百鬼角力』という見世物に出ている力士・水吉の話を耳にする。翌日、見世物小屋へ出向いた甲子太郎が目にしたのは、病の母と姉のため、日々の稼ぎを必死に得ようと不自由な身体で土俵に立つ男の姿だった。水吉を不幸な境遇から救い出すべく、特別な「相撲興行」を開催しようと奔走する甲子太郎だったが……(「天下無双の四股」)。表題作をはじめ全五編、苦しみにあえぐ人々へ手を差し伸べる甲子太郎の活躍を描く人情時代小説第二弾!
  • こころげそう

    こころげそう

    小説・文芸
    3.3
    1巻880円 (税込)
    なぜ、幼なじみの於ふじは死んだのか? 小間物屋「大和屋」の若だんなの千之助・於ふじ兄妹がある日、神田川に浮かんで亡くなっていた。二人の死は事故か事件なのかはっきりしなかった。子どもの頃は仲良く遊んでいた間柄で、密かに於ふじに思いを寄せていた下っ引きの宇多は、真相を突き止めようと決意する。そんな矢先、ある長屋に幽霊が出没するという噂が出回る。親分に命じられて、宇多が調査に訪れたところ、現れたのはなんと於ふじの幽霊だった。しかし於ふじは自分がなぜ死んだかわからないと言う……。ベストセラー「しゃばけ」シリーズの著者による江戸の青春ミステリー!
  • 首ざむらい 江戸妖かし綺譚

    首ざむらい 江戸妖かし綺譚

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    オール讀物新人賞受賞の怪作が文庫化! 第99回オール讀物新人賞受賞作「首侍」を含む デビュー作品集が待望の文庫化! (単行本『首ざむらい 世にも怪奇な江戸物語』を改題) 叔父を訪ねて江戸から大坂へ向かった池山小平太の前に、 突如空飛ぶ生首が現れる! この生首、名を斎之介(ときのすけ)といい、 武士として功名を立てたがったかと思えば、 縋る目で酒をねだる。 いつしか二人は戦のただ中に――。 風変りすぎる友情と若者の成長を描いた オール讀物新人賞受賞作ほか、 「よもぎの心」孤蝶の夢」「ねこまた」の 全四篇を収録。 怪異あり人情あり、笑いと涙が止まらない傑作集。 カバー画・三木謙次 文庫解説・大矢博子 単行本 2022年11月 文藝春秋刊 文庫版 2026年5月 文春文庫刊(文庫化にあたり改題) この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 松山屋人情世直し帖

    松山屋人情世直し帖

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    下谷山崎町の三軒長屋の住人たちがこつこつ積み立てた金が盗まれた。みな、健康や生計にさまざまな悩みを持つものの、悪事をはたらきそうな者など誰ひとりない長屋で起きた盗難の真相とは──(「消えた薬代」)。生国・備中松山の名産品を扱う神田須田町『松山屋』主人にして、子供や貧しい者でもたしなむことのできる、格式張らない茶道の宗匠としての顔も持つ松山屋甲子太郎。人情に篤く、男女身分の分け隔てなく接する甲子太郎が、自身のもとに寄せられる悩み事や事件を、門人の少女・小千代とともに解決していく! 温かなまなざしと江戸情緒に包まれた、実力派時代作家による新シリーズ開幕!
  • 介添えお海 心をこめてお世話します

    介添えお海

    小説・文芸
    5.0
    1巻880円 (税込)
    介添え人・お海の成長を描くシリーズ開幕! 大反響「お葉の医心帖」著者が満を持して書き下ろす時代小説。 母親を一人で看取ったばかりの十七歳のお海は、 ある老人の介添えを頼まれる。 「私でも誰かの役に立つことができるかもしれない」 悩んだ末、引き受けることにしたお海は、 老舗の金物問屋の大内儀・サチに会いにいく。 サチは物忘れが進み、家族に疎んじられ心を閉ざしていた。 お海は様々な知恵を絞りながら、 サチの気持ちと体に向き合っていく――。 健気でまっすぐなお海に、温かな思いに満たされる、待望の新シリーズ。
  • お江戸薬膳出前帖 いのち椀

    お江戸薬膳出前帖 いのち椀

    重い病に倒れた若き藩主へ 祈りを込めた一椀を 出前も評判の薬膳料理屋「旬屋」に、重い病をわずらい他の医者から見放された若き藩主を救ってほしいとの依頼が舞い込んだ。 医師であり料理人でもある幸庵は、薬食同源の信念のもと藩主の容体を見極め、命を養う薬膳を届け続けることに。 回復を願う家臣たちの思いは叶うのか――。揺れる日々の中で、食が人の心と命を支える力を描く江戸人情物語。
  • 朝星夜星(上)

    朝星夜星

    小説・文芸
    4.3
    1~2巻880円 (税込)
    朝は朝星、夜は夜星をいただくまで懸命に働き、幕末の長崎で日本初の洋食屋を始めた草野丈吉とゆき夫婦。出店の後押しをしたのは、薩摩藩の重鎮・五代才助(友厚)である。最初は自宅で始めた小さな店は、少しずつ大きくなっていった。そこへ陸奥宗光、後藤象二郎、坂本龍馬らもやって来たが、材料も満足に揃わないなか、経営は窮地に陥る。やがて明治の世になり、一家は新天地を求め、発展著しい大阪へ。そこで新たに「自由亭」を開業した二人だったが……。激動の時代に、幾多の困難を乗り越え、夢をつかみ取るまでの夫婦を活き活きと描いた傑作長編。 ※本書は、2023年2月に刊行された作品に加筆・修正し、上下巻に分冊したものです。
  • 《唐狐》参上! 盗っ人から盗む盗っ人1
    完結

    盗っ人から盗む盗っ人

    小説・文芸
    -
    全3巻880~957円 (税込)
    町を騒がす盗賊一味を狐面の四人の男たちが音もなく眠らせる! 屈指の廻船問屋《井筒屋》が、盗賊に皆殺しの目に遭う。 一人息子と手代が生き延び、目立たぬ小間物屋を開くが、闇に紛れる彼らの正体は? 見事な連携で金箱を積んだ荷車を引く黒装東の男たちが、不意にバタバタと倒れ込んだ。一瞬後、同じ黒装束に夜市で売られる狐の面をつけた四人の男たちが現れ、引き手のいない荷車を誘導しつつ闇に消えていった。《唐狐》の仕業だった。盗賊に両親と奉公人を皆殺しにされ、生き残った廻船問屋の一人息子と手代が、小間物屋を表稼業に、新手の盗っ人稼業に手を染めたのだ。
  • 深川おせっかい長屋 花芽吹き、福来たる

    深川おせっかい長屋 花芽吹き、福来たる

    伴侶の見つけ方、仕事の辞めどき、夫婦円満の秘訣-- 生きるヒントは、長屋にあり! おせっかいは福を呼ぶ!!! 心がほっこりする、江戸人情物語 おせっかいはやめられない! 純情同心、恋のゆくえは!? お花、初めてのお見合いは桜の下で。その結末は--。 仲睦まじいご隠居夫婦、時納め箱に仕舞ったそれぞれの秘密。 絵師の辰信は、奥州街道で人助け。江戸の女衒から娘を救えるのか。 女盗人・夜桜お七、絶体絶命のピンチ。 日本橋へ里帰りしたお比呂、夫との冷めた関係は……。 おせっかい長屋の面々に、本当の春は来るのか。 人気シリーズ第三弾! 【目次】 第一話 思い出酒 第二話 北国の春 第三話 夜桜お七 第四話 花も嵐も、阿部も
  • うきよの恋花 好色五人女別伝

    うきよの恋花 好色五人女別伝

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    この恋は、地獄につながっている――。女はなぜ、男のために火つけをし、火あぶりになったのか(「八百屋お七」)。女はなぜ、道ならぬ恋におぼれ、自ら鉋で胸を突いたのか(「樽屋おせん」)。女はなぜ、ふしだらな下男と駆け落ちし、心を喪ったのか(「お夏清十郎」)。江戸時代の人々の注目の的になった恋の事件の裏には、悲しい“まこと”と、優しい“ほら”があった。心中、駆け落ち、不義密通。江戸のスキャンダルをまとめた井原西鶴の代表作『好色五人女』を大胆に新解釈した、胸に刺さる悲恋時代小説。
  • 新・問答無用一 凄腕見参!〈新装版〉

    新・問答無用〈新装版〉

    小説・文芸
    -
    1~5巻880円 (税込)
    密命をおびて悪を討つことと引き替えに獄を放たれた幕臣佐久間音次郎。長き浪々の戦いの日々の果てに役を解かれ、連れあいのおきぬとともに平穏を求め江戸の町へ戻ってきた。しかし音次郎の機知と剣の腕前を見込む者たちは、彼を放ってはおかなかった。その凄腕が江戸の町の諍いごとを差配する権力者、町年寄の目に止まったのだ。音次郎の悪との戦い、修羅の日々が再び始まった! 目次 第一章 町年寄 第二章 相 談 第三章 改 名 第四章 尾 行 第五章 冷 雨 第六章 軍 蔵
  • 屍末師 松永久秀の罠

    屍末師 松永久秀の罠

    小説・文芸
    5.0
    1巻880円 (税込)
    戦乱の世に蠢く“人ならざる者”の陰謀 羽柴秀吉の命により、青年・松助が行動を共にすることになった壮年の武士には秘密の力が──ノンストップ伝奇アクション、開幕。 秀吉の密命を受け、若き近習の松助は山奥に住む壮年の大男、玄信に会う。錆びた槍だけで戦場に向かう玄信、彼には”人ならざる者”を討滅する秘めた力があった――。戦乱の世に蠢く”死”を巡る大いなる陰謀、そして裏切りの将・久秀の野望に松助が立ち向かう。戦国の覇権争いと神々の戦いが交錯する怒涛の伝奇アクション開幕!
  • めじろ鳴く

    めじろ鳴く

    小説・文芸
    3.3
    1巻880円 (税込)
    老剣客・武蔵ここにあり! 著者初の短編集 【著者初となる短編集ついに刊行!】 老いた剣豪の気骨、 紅職人を志す女の矜持、 若き侍からほとばしる熱情…… 佐伯泰英は短編も面白い! 【収録作紹介】 老境にあるかつての剣豪・宮本武蔵のもとを柳生十兵衛の門弟が訪ねてきた。……天下の剣を極めた柳生が今さら何を企んでいる? 訝しむ武蔵はしだいにこの門弟に心を許していく――「めじろ鳴く」 女を嫌う職人衆の世界に飛び込んだおゆう。彼女の造る紅は女心を捉えて人気を博するが、おゆうを追う謎の男の影が――「寒紅おゆう」 下士の三男坊ながら、十六の若さで「龍」と称されるほどの剣の腕をもつ惣三郎。師は彼に「無殺多生の剣を極めよ」と諭す――「虚けの龍」 参勤交代の道中、家紋の入ったお鎗(やり)の穂先が強奪された。事件の背景には、国替えに伴う悲劇が――「手毬」 水泳に興じる少年たちが、水戸藩に関わる秘密を耳にしてしまう――「寛政元年の水遊び」 武者修行中の父が騙し討ちに? 悲報を受け、一路、大坂へとむかう青年剣士を待ち受ける困難とは――書き下ろし新作「妻手指(えびらさし)」 読み応えある珠玉の時代小説全6編は、佐伯泰英入門にもぴったりです!
  • あやかし捕物帖1 娘岡っ引きの妙

    あやかし捕物帖

    小説・文芸
    -
    1~3巻880~935円 (税込)
    持ち前の負けん気で十手を預かる妙の前に人知を超えた罠が迫る。 若く美しい娘が惨殺される奇怪な事件が相次ぐ! 下手人を追う娘岡っ引きが出会った若者百瀬小太郎と三人娘は敵か? 味方か? 御用の最中に命を落とした兄の跡を継ぎ、岡っ引きとなった十八歳の妙。三人の娘が「獣に心の臓を食い破られた」ように惨殺された事件を同心の麻生真之助と共に追う。そんな中、酔った町奴に絡まれる妙を救った百瀬小太郎は、曲芸を見世物とする三人の不思議な娘たちと行動を共にしているらしい。そして、次の標的となった「美濃屋」の後妻・由良も毒牙にかかるのだが……。 人の仕業とは思えぬ怪事件、新シリーズ第1弾!
  • 天祐は信長にあり(一) 覇王誕生
    完結

    天祐は信長にあり

    小説・文芸
    4.0
    全8巻880~1,034円 (税込)
    尾張の織田弾正忠家の当主信秀は、小嶋日向守信房の娘・雪を見初め継室とするが、雪は出産直後に儚くもこの世を去るのだった。母の命と引き換えに生を受けた子は吉法師と名付けられる。吉法師は負けん気の強い少年へと成長し那古野城の城主となるが、たびたび城を抜け出しては城下の子供たちを家来にして遊び回っていた。そして、短袴に小袖を羽織り、茶筅髷を赤い紐で結い上げ、腰に巻いた荒縄に瓢箪や袋をぶら下げるなど、奇抜な装いや振る舞いから「大うつけ」と呼ばれるようになる。だが、吉法師の師となる沢彦宗恩や津島の大橋重信など、蛮行の陰に見え隠れする才に気づく人物も。信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説の幕開け! 大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。全八巻、隔月発売予定。
  • 幕末万博騒動

    幕末万博騒動

    小説・文芸
    -
    1~2巻880~946円 (税込)
    17歳の朝は、米利堅(メリケン)人通詞と日本人の遊女の間に生まれた子だ。ひょんな事から蔵前の墨長屋敷へ住み、常に洋装である。口入屋から通詞の仕事を紹介され、品川宿へ向かった。依頼主の仏蘭西の商人と話していると、1867年に開催されるパリ万博に、江戸幕府の他に薩摩藩も出るという噂を耳にする。万博参加は、国でないと出られないはずなのに、なぜ薩摩藩が…? 不思議に思いながらも長屋に戻った朝は、墨長屋敷にパリ万博の審査にて、闇組織「一目連」が参加するのを阻止すべしと、「仕組み」の依頼が入ったことを知る。出品物の「長益の茶碗」を巡る騒動のなか、朝は白と呼ばれる人物の協力を得て、佐賀の唐物屋(とうぶつや)に近づく。異国が日本に求めるものとは何か――日本初参加(!?)の万博の裏側を、朝の見た景色と共に描き出す!
  • 歴史をさわがせた女たち 日本篇

    歴史をさわがせた女たち

    小説・文芸
    4.0
    1~4巻880円 (税込)
    歴史をつらつらながめてみると、日本の女性はいつも弱かったわけではありません。 和泉式部、淀君、北条政子、持統天皇、清少納言、出雲のお国、紫式部――日本史上有名な女性三十三人をとりあげ、確かな史実にユーモアをまじえて綴った愉快な女性日本史。 キュウクツな歴史の定説を覆しのびやかな実像を描きだした不朽の名著。 文庫新装版 2003年6月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫新装版を底本としています。
  • 北の海鳴り —小説・中島三郎助—

    北の海鳴り —小説・中島三郎助—

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    「黒船」に初めて乗り込んだ幕臣は、なぜ北の大地に散ったのか? 数多くの幕末の偉人とともに激動の時代を駆け抜けたラスト・サムライの物語。——大島昌宏の傑作歴史小説が30年ぶり待望の復刊! 「黒船」に初めて乗り込んだ幕臣は、なぜ北の大地に散ったのか? 数多くの幕末の偉人とともに激動の時代を駆け抜けたラスト・サムライの物語—— 勝海舟、榎本武揚、桂小五郎、土方歳三、徳川慶喜、小栗上野介、福沢諭吉、マシュー・ペリー、そして清水の次郎長——幕末、激動の日本を駆け抜けたキーマンたちとさまざまな場面で交流したラスト・サムライ中島三郎助(なかじまさぶろうすけ:1821-1869)。 浦賀奉行所の与力として、ペリーが来航した際、日本人として初めて「サスケハナ号」に乗り込むことに成功した彼が繰り出した〝嘘〟とは? 長崎海軍伝習所で造船術や航海術を学び、日本海軍の基礎をつくった彼だったが、江戸幕府崩壊の危機の中で彼が向かったのは「蝦夷地」だった。そして三郎助父子は命をかけて戦うことになる。 彼はいったい何を守ろうとしたのか? そして最期についた〝嘘〟とは何だったのか?—— 北の大地に散った最後の幕臣を描いた大島昌宏の傑作歴史小説が、30年の時を経て電子書籍で復刊! 【目次】 第一章 黒船来たる 第二章 鳳凰丸、翔ぶ 第三章 長崎海軍伝習所 第四章 蝦夷地に果つ 終 章 残影 参考資料 あとがき 【著者】 大島昌宏 1934年福井市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。広告会社に勤務し、数多くのテレビCMの企画制作を手掛ける。1992年『九頭竜川』(現在つり人社から刊行)で第11回新田次郎文学賞受賞。1994年『罪なくして斬らる 小栗上野介』で第3回中山義秀文学賞受賞。主な著書に『北の海鳴り 小説・中島三郎助』『幕末写真師 下岡蓮杖』『そろばん武士道』『結城秀康』『炎の如く 由利公正』『海の隼 参謀・三浦按針』など。1999年12月没。生誕90年・没後25年に際し電子書籍の復刊が進む。
  • ウィ-ンの密使

    ウィ-ンの密使

    小説・文芸
    3.7
    1巻880円 (税込)
    オーストリアの青年士官ルーカスは皇帝の密命を受け、フランス王妃マリー・アントワネットの元に向かう。フェルセンとの恋に身を焼くアントワネットを説得し、ミラボー、ダントン、ロベスピエールらを利用して、革命阻止をはかるルーカスに迫る影。王妃が皇帝にあてた密書とは。激動の2都に展開する大河ロマン。(講談社文庫) マリー・アントワネットを洗脳せよ。 革命の陰にうごめくオーストリアの罠。狂乱のパリに向かう青年士官の野望。 オーストリアの青年士官ルーカスは皇帝の密命を受け、フランス王妃マリー・アントワネットの元に向かう。フェルセンとの恋に身を焼くアントワネットを説得し、ミラボー、ダントン、ロベスピエールらを利用して、革命阻止をはかるルーカスに迫る影。王妃が皇帝にあてた密書とは。激動の2都に展開する大河ロマン。
  • 風の忍び 一、風魔の六代目

    風の忍び

    小説・文芸
    -
    1~5巻880~924円 (税込)
    徳川家康との約定により、影で江戸の鎮護を任される風間家。その実態は風魔一族を率いながら、無役の小普請組だった。だが平穏な江戸を打ち破る者が現れた。風間六代目の伊織が、江戸を護るために動き出す!
  • 茜唄(上)

    茜唄

    小説・文芸
    4.2
    1~2巻880円 (税込)
    祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり。朗々とした唄、琵琶の音が闇夜に響く。何者かが男に伝える、二十余年の歳月を要して編み上げた物語。その名は――。平氏棟梁・平清盛が四男・知盛。清盛最愛の息子とまで呼ばれた彼だが、幼い頃から病弱で出世は遅かった。だがそんな彼にも源氏という時代の荒波は容赦なく襲い掛かる。弟分で「王城一の強弓精兵」と呼ばれた教経と共に否応なく前線に立つ知盛。没落に向かう平氏を盛り返すことはできるのか。直木賞作家による、熱き血潮が巡る「真」平家物語!(全二巻)
  • 女人入眼

    女人入眼

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    第167回直木賞候補作、待望の文庫化! 「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。 その背後にあったのは、国の実権をめぐる女たちの政争。 そしてわかり合えない母娘の悲しい過去だった。 「大仏は眼が入って初めて仏となるのです。男たちが戦で彫り上げた国の形に、玉眼を入れるのは、女人であろうと私は思うのですよ」 建久六年(1195年)。京の六条殿に仕える女房・周子は、宮中掌握の一手として、源頼朝と北条政子の娘・大姫を入内させるという命を受けて鎌倉へ入る。気鬱の病を抱え、繊細な心を持つ大姫と、大きな野望を抱き、それゆえ娘への強い圧力となる政子。二人のことを探る周子が辿り着いた、母子の間に横たわる悲しき過去とは――。「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。その背後には、政治の実権をめぐる女たちの戦いと、わかり合えない母と娘の物語があった。
  • さらば故里よ 助太刀稼業(一)

    助太刀稼業

    小説・文芸
    3.2
    1~3巻880円 (税込)
    毛利藩を飛び出した武士コンビの冒険! 新シリーズ 時代は文化文政。 豊後毛利家の徒士並・神石嘉一郎は貧しい生活を強いられていたが、三神流の遣い手として、武士の勤めを果たしていた。しかしある日、身に覚えのない罪を着せられて脱藩を余儀なくされてしまう。 豊後を離れて、大阪へ向かう船で嘉一郎を待ち構えていたのは、豊後毛利藩の三男で、藩では「控え」「もどき若様」などと軽んじられていた毛利助八郎。この助八郎が家宝の刀を持って藩から抜けようとしたことで、 騒ぎは大きくなっていき―― なぜか旅をともにすることになったものの、カネもない、伝手もない。 果たしてこの「負け組コンビ」に未来はあるのか? 待望の新シリーズ始動!

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