[ 内容 ]
奈良東大寺の大仏建立に重要な働きをした行基は、利他の菩薩行を推し進めて、革新的な労働倫理、職業観を創り出した。
これはマックス・ヴェーバーが、西欧の近代資本主義の精神的な推進力としたカルヴィニズムの倫理と相通ずる。
つまりわが国には、八世紀の天平時代、すでに“資本主義の精神”が存在して
...続きを読むいたのである…。
日本に独自に開花したその源流をたどりながら、資本主義という「哲学」の本質に迫る。
[ 目次 ]
第1章 「天職」という考え方
第2章 最初の宗教改革者・行基
第3章 欧州より早い宗教改革
第4章 日本における「天職理念」
第5章 商人の哲学
第6章 資本主義の運命
第7章 二十一世紀の資本主義
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]