小説の検索結果

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  • 葛藤
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,771円 (税込)
    愛して、恨んで、それが人。 生まれたばかりの我が子を誘拐され、失意を拭えぬまま夫婦だけの生活を続けてきた三好紗英は、16年後ある女子高生と出会う。少女は誘拐された自分の娘なのではないか? しかし、たとえ我が子だったとしても、今さら名乗り出ては少女を混乱させ心に傷を負わせてしまうかもしれない。 少女の幸せと、喪失を抱え生きてきた自分の希望を天秤にかけ、紗英がとった行動は……。
  • 天路
    小説・文芸
    3.5
    1巻1,771円 (税込)
    国と国、言葉と言葉の〈間〉を旅する作家がたどりついた、世界の臨界点。記憶と言葉が響きあう越境文学の達成。 アメリカを捨て日本に移り住んだ作家は、故国に残した母の死を抱えて中国の最果て、チベット高原へと赴く。 一千年の祈りの地でたどる、死と再生の旅。 30年前から日本に暮らすアメリカ国籍の「かれ」は、故国の母の死を受けいれられぬまま、漢民族の友人とともにチベット高原を旅する。「世界の屋上」と呼ばれるその土地は、一千年来、ひたすら生と死に思いをめぐらせてきた人々の文化が息づく場所だった。異質な言葉との出会いを通して、死と再生の旅を描く読売文学賞作家の最新連作小説。 ・収録作「西の蔵の声」評より―― 「喪失の痛みからの回復をこうやって異質な言葉との出会いを通して描くことができるというのは、ほんとにすごい。リービさんの名人芸」松浦理英子氏(群像2019年3月号創作合評) 「エクソフォニーをさまよい続ける作者の、母の死との対峙と開眼の瞬間が描かれている小説であり、非常に感銘を受けた」鴻巣友季子氏(同上) 「言語だけを携えて、作者は世界に立ち向かっていく。この作品は一人の人間の中に沸き起こる複数の言語と文化、過去と現在の共振として読まれるべきように思う」 ――磯﨑憲一郎氏(朝日新聞2019年1月30日文芸時評)
  • 猫狩り族の長
    小説・文芸
    4.1
    1巻1,771円 (税込)
    今まで虚構を描いてきた。 初めて本当に思っていることを書きました――麻枝准 *** 『CLANNAD』『Angel Beats!』『神様になった日』―― 話題作を作り出し続けるカリスマの内心が初めて明かされる処女小説、緊急刊行 *** 海辺で出会った彼女は、美しく饒舌で世界で誰よりも――死にたかった。 猫が戯れるのを眺めていた女子大生・時椿は、断崖絶壁に立つ女性に声をかける。 飛び降りようとする黒髪の美女・十郎丸は、多くのヒット曲を手がける作曲家だった。 彼女は予想に反して、雄弁で自信に満ちた口調で死にたい理由を語ってのける。 人生で初めて出会った才能豊かな人間が、堂々と死のうとしている事実に混乱する時椿。 なんとかその日は十郎丸を翻意させ、下宿に連れて帰ることとなる。 なぜか猫に嫌われる死にたい天才作曲家と、何も持たない大学生。 分かりあえない二人の、分かりあえなくもあたたかい6日間が、始まった。 麻枝 准の生きている世界はこんなにも苦しくて、理不尽なものだった――。 「泣ける」ことだけにこだわり創作してきた彼が純粋に書きたいものを初めて書いた処女文芸作品。
  • 男性性の探究
    小説・文芸
    3.5
    1巻1,771円 (税込)
    ひとりの男性として自分は何が語れるだろうか? #MeToo運動をきっかけに覚えた、男性としての居心地の悪さ、動揺、そして目覚め。 フランスの哲学者・宗教社会者である著者が、男性支配の構造と、その解体を語る。 リオジエが問題視するのは、女性の身体に向けられる男性の視線である。歴史的・社会的・文化的に培われてきたこの眼差しが、女性を客体化(objectiver)し、もの(objet)として所有すること、資本として蓄積することを可能にしてきた。そのようにして男性優位の構造が形作られてきた。そこに問題の核心がある。(「訳者解説」より)
  • こんな日もある 競馬徒然草
    小説・文芸
    4.7
    1巻1,771円 (税込)
    ツキにからかわれるのも、人生長い目で見れば悪いことではない。 年々歳々、馬とともに春夏秋冬をめぐり、移り変わる人と時代を見つめ続けた作家の足跡。 日本文学の巨星が三十余年にわたり書き継いだ名篇エッセイ、初書籍化。 編・解説:高橋源一郎 何年先のことになるやら、たとえばダービーの日のスタンドかテレビの前で、そういえばあの男、このダービーをもう知らないんだ、と生前の私のことをちらりと思い出す人がいるかもしれない、と今からそんなことを考えると、心細いようで、あんがい、慰められる気持ちになる。自分一個の生涯を超えて続く楽しみを持つことは、そしてその楽しみを共にする人たちがこれからも大勢いると考えられることは、自分の生涯が先へ先へ、はるか遠くまで送られて行く、リレーされて行くようで、ありがたいことだ。 (本文より)
  • 新古今の惑星群
    小説・文芸
    5.0
    1巻1,771円 (税込)
    正岡子規が称揚した『万葉集』の「写生」から『新古今集』の詩歌理念へ引き戻すことで、戦後日本文化の再建を目指して1975年に書下された『藤原俊成・藤原良経』。新字新仮名で刊行された同書を、塚本邦雄の信念=正字正仮名表記へもどして改題、さらなる深みと凄味を増し、新たな生命を吹き返した。新古今時代を支えた藤原俊成・藤原良経・藤原家隆・俊成卿女・宮内卿・寂蓮・慈円の7人を、渾身の力で論じ尽くした、歴史的名著。
  • 「内向の世代」初期作品アンソロジー
    1970年、文芸誌『文芸』は2度にわたり、当時たびたび芥川賞候補に挙げられていた若手作家5人を集め、「現代作家の条件」「現代作家の課題」と題した座談会を開く。翌年、小田切秀雄に「内向の世代」と呼ばれる彼らは、現代作家に大きな影響を及ぼすことになる。本書は座談会出席者の一人黒井千次氏が、初期作品の中から瑞々しい魅力を放つ中短篇を精選した作品集。収録作家:後藤明生、黒井千次、阿部昭、坂上弘、古井由吉。
  • 私の中にいる
    小説・文芸
    3.4
    1巻1,771円 (税込)
    母子二人暮らしのアパートで発見された、女性の変死体。亡くなっていたのは母親、そして殺してしまったのは、日々虐待を受けていた小学生の娘だった。事件以降、“人”が変わったような言動をとりはじめる少女。何かが、おかしい。原因は過度の精神負荷による、解離性同一性障害……多重人格のせいなのか。では――「私の中にいる」のは、誰? 『人間に向いてない』で注目の著者が、読者に突きつける社会の底。
  • 美濃
    小説・文芸
    3.7
    1巻1,771円 (税込)
    物語は、著者自身の分身とおぼしき小説家・古田信次が、郷里・岐阜に住む詩人・篠田賢作に、自分の年譜の作成を頼むことから始まる。二人の会話を主軸に、美濃に関係の深い人物たちが、複雑に絡み合い、蜿蜒と繰り広げる人間模様。愛する故郷の自然、風土、方言、歴史を取り込み、ルーツを探りながら、客観的に「私」を見つめる。伝統的な小説作法、小説形式を廃した、独特の饒舌体による、新機軸の長篇小説。虚構が生み出す新しい現実、自由奔放に展開する物語。
  • 作家の日記
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    作家としての精神を育んだフランス留学時代の内的記録――1950年6月、第1回カトリック留学生として渡仏し、1953年2月、病によって帰国するまでの2年7ヵ月の、刺すような孤独と苦悩に満ちた日々。異文化の中で、内奥の〈原初的なもの〉と対峙して、〈人間の罪〉の世界を凝視し続けた、遠藤周作の青春。作家としての原点を示唆し、その精神を育んだフランス留学時代の日記。
  • 書物の解体学
    小説・文芸
    -
    1巻1,771円 (税込)
    欧米を代表する文学者思想家に批評の直感で挑んだ画期的作家論集! バタイユ、ブランショ、ジュネ、ロートレアモン、ミシェル・レリス、ヘンリー・ミラー、バシュラール、ヘルダーリン、ユング――現代の世界に多大な影響を与えた欧米の作家・詩人・思想家9人の著作は、翻訳を通じて、どこまで読み解くことが可能なのか。批評家としての経験のみを手がかりに、文字通り縦横無尽に論じた画期的作家論集。
  • 暗殺日和はタロットで
    小説・文芸
    3.8
    1巻1,771円 (税込)
    占星術界のレジェンド・鏡リュウジ氏が驚嘆するサスペンス誕生! 交通事故で瀕死の重傷を負ったピアニスト星子真琴。心臓移植で一命をとりとめた彼女は、占いで人生を決める孤高の暗殺者・与一と出逢った。与一がタロットで運勢を占うと「オーディションを受けたら、君は死ぬ」という結果に。それでも出場を目指す真琴は、なぜか裏社会の人間たちに命を狙われ……。二人を過酷な運命へと引きずり込む、事件の思わぬ全貌とは?
  • 蹴爪
    小説・文芸
    3.4
    1巻1,771円 (税込)
    異国の少年たちの物語のはずが、これは、"ぼくたち"の姿だ――。デビュー作「甘露」が芥川賞候補になった新鋭、待望の初小説集!闘鶏場で胴元を務める父親が、悪魔から村を守る祠をつくる責任者となった日から、ベニグノの周囲は少しずつ変わり始めた。幼なじみのグレッツェンの大切な鶏が殺され、島で殺人事件が起こり、地震で祠が倒壊し――。東南アジアの島の少年を襲う熱くて不穏な暴力を描いた傑作。
  • 帰れぬ人びと
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    父が女性と暮らす家へ続く川べりの道を、ひとり歩く少年。かつての仄暗い賑わいの記憶を底深く秘めて佇む町――帰るべき場所を持たない喪失感と哀しみを抱きながら、それでも前を向いて行きようとする人びとに、年齢に似合わぬ静謐なまなざしを著者は注ぎ続けた。大人になる直前の老成。どうしようもない人生への諦観。あまりにも早熟な十八歳の才能を示す、最初期作品集。
  • ベスト本格ミステリ2018
    2017年に発表された本格ミステリの短編と評論から、本格ミステリのプロフェッショナルが選びぬいたベスト作品集!――今読むべき、最先端の本格ミステリがこの一冊に!
  • 玻璃の家
    小説・文芸
    3.4
    1巻1,771円 (税込)
    アメリカ・マサチューセッツ州の小都市。そこには富豪が、謎の死を遂げた廃屋敷があった。11歳の少年コーディは、その屋敷で死体を焼く不審人物を目撃する。だが、少年は交通事故にあって以来、「相貌失認」の症状を抱えていた。若き心理学者トーマは真相を探り出すために調査を開始するが、真相に迫るにつれ明らかになる、怪死した富豪一族と事件との忌まわしき因縁とは……!第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。
  • たとえ、世界に背いても
    小説・文芸
    3.5
    1巻1,771円 (税込)
    20XX年の冬,ノーベル賞受賞者を祝う晩餐会が開かれていた。ノーベル医学・生理学賞の受賞者、浅井由希子博士は,祝宴の壇上で紫斑性筋硬化症候群という奇病について語り始める。彼女の息子はその奇病に冒されていたのだ。参列者が息子の治療の為に研究し続けた母親の言葉に感動した。しかし彼女は美談の果てに「私の息子は同級生達に苛め殺されたのです」と言い放つ。こうして,天才医学者による未曾有の復讐劇が幕を開けた。
  • 庄野潤三ノート
    小説・文芸
    5.0
    1巻1,771円 (税込)
    小学校、旧制中学、就職先の放送局で庄野潤三の後輩として過ごした阪田寛夫は、いつしか庄野文学最大の理解者となった。習作から刊行当時の最新長篇、そして随筆集までも順に丁寧に読み解くことによってのみ、鮮やかに見えるその豊穣な世界――正確かつ簡潔でありながら深い愛情に溢れる筆致が、読む者を思わず感動へと誘う。類まれな作家論の達成。
  • 内省と遡行
    小説・文芸
    4.5
    1巻1,771円 (税込)
    1969年、漱石論で文芸評論家として出発した著者が、『日本近代文学の起源』を経て85年の『探究』連載を前に格闘した、哲学的評論「内省と遡行」と「言語・数・貨幣」。否定に否定を重ねながら、〈内部〉に留まることを徹底して〈内部〉を自壊に導き、〈外部〉へ出ることをめざした本書は思想家誕生の軌跡であり、「驚くべき戦争の記録」(浅田彰)でもある。極限まで思考する凄味に満ちた名著。
  • 報いられたもの/働き手
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,771円 (税込)
    一九三二年の初演時「世界に誇りうる英国演劇の傑作」「イプセン以後最大の作品」と評された『報いられたもの』。自分が心からしたいことのみをしようと、ある日突然、仕事も家庭も捨てた男が巻き起こす喜劇を描く『働き手』。第一次大戦後のイギリス社会の矛盾と人間の本質を衝き、興行成績を度外視して「自らの魂の満足のため」に書いた、円熟期モームの四大問題劇中の名作二篇。
  • 空吹く風/暗黒天使と小悪魔/愛と憎しみの傷に 田中英光デカダン作品集
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,771円 (税込)
    太宰治をして「この荒れ果てた竹藪の中にはかぐや姫がいる」と言わしめた「空吹く風」、戦後の混乱の中で春をひさぐ女たちに真実の愛を夢想する「暗黒天使と小悪魔」、運命の女との愛欲の果てに傷害事件に至る顛末を描いた「愛と憎しみの傷に」。共産党の活動など生きる意味への絶望ゆえか女に溺れ、薬と酒で破滅へと突き進んでいく自らの姿を見据え、人間の本性を浮き彫りにする小説集。
  • 紅城奇譚
    小説・文芸
    3.4
    1巻1,771円 (税込)
    16世紀中頃。九州は大友、龍造寺、島津の三氏鼎立状態となっていた。そんななか、三氏も手を出せない国ーー勇猛果敢で「鬼」と恐れられた鷹生氏一族の支配地域があった。その居城、血のように燃える色をした紅城で、次々と起こる摩訶不思議な事件。消えた正室の首、忽然と現れた毒盃、殺戮を繰り返す悪魔の矢、そして天守の密室……。眉目秀麗な、鷹生氏の腹心・弓削月之丞が真相解明に挑む!
  • 雲は天才である
    小説・文芸
    -
    1巻1,771円 (税込)
    詩や短歌では叙情味あふれる作品で天性の才能を発揮し、矛盾に満ちた明治という時代への鋭い考察も相俟って今もなお熱烈な読者を持つ石川啄木が心血を注いだ小説。故郷・渋民村の高等小学教の教員時代に書き出され、青年たちの鬱屈と貧しき者、弱き者の心に共振していく初期短篇三作と、唯一新聞に連載された中篇を収録し、短い生涯を駆け抜けた啄木文学の可能性を提示する。
  • 春の華客/旅恋い 山川方夫名作選
    小説・文芸
    -
    1巻1,771円 (税込)
    急激に変貌していく戦後日本を背景に新しい感性による現代文学の興隆を牽引し、短い作家活動のうちに数多くの鮮烈な作品を残した山川方夫。その早熟ぶりが同世代の仲間を震撼させた学生時代の作品から、時代を先取りしたモチーフや研ぎ澄まされた文体によってジャンルの枠を超えた才能を開花させた後期作品まで、不慮の事故による早逝が惜しまれる著者の多彩な魅力が凝縮された傑作選。
  • 黴 爛
    小説・文芸
    3.8
    1巻1,771円 (税込)
    明治四四年、夏目漱石の推挙で「東京朝日新聞」に連載し、自身の結婚生活や師・尾崎紅葉との関係等を徹底した現実主義で描き、自然主義文学を確立、同時に第一級の私小説としても傑作と謳われる「黴」。翌々年発表の「爛」では、元遊女の愛と運命を純粋客観の目で辿り、文名を確立する。川端康成に「日本の小説は源氏にはじまって西鶴に飛び、西鶴から秋声に飛ぶ」と言わしめた秋声の、真骨頂二篇。
  • と、彼女は言った
    小説・文芸
    3.5
    1巻1,771円 (税込)
    小説、エッセイ、翻訳、写真と幅広い分野で活躍を続ける作家・片岡義男の最新小説。7つの物語の主人公は、いずれも「作家」。男と女、女と女、男と男…喫茶店、バー、古書店など、様々な場所での出会いに始まる物語から人生のきらめく瞬間を鮮やかにとらえる、魅惑の片岡義男ワールドへようこそ。
  • BB/PP
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    沙汰のかぎりを尽くし、生身の女の血肉にはもう飽いた、という現代の青ひげ公BBが余生の伴侶として購入した最高級の人工知能を持つ美しい女PP。夫への愛と尊敬のみをインプットされ、世界のことも異性のことも何も知らない真っ白なカンバス地のようなこの女なら愛せるようになるかもしれない、切り刻みたくなったりはしないかもしれない、と密かに思うBBだったが……。衝撃の表題作ほか全9編を収める芥川賞作家の傑作小説集
  • 風の系譜
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,771円 (税込)
    遠い先ばかり見つめていた父は、絶望している。堅実な実際家の母は、希望をかけている。父と母の半生を中心に、複雑な一族の系譜を私小説作家が揺るぎなく描ききった長篇小説。新たに発見された、著者の手の入った原稿で野口冨士男の処女作ともいえる作品を七十余年の時を経て、初文庫化。
  • エオンタ/自然の子供 金井美恵子自選短篇集
    小説・文芸
    -
    1巻1,771円 (税込)
    過去と現在。記憶と現実。存在と不在。 自己と他者。周到に仕組まれた言葉の奔流が、確かと信じられている輪郭をことごとく溶かし、境界を混じりあわせ、めまいにも似た乱反射を読む者に引き起こす。「読むことが、私の生きている証し」老練な読者たる著者が、最初期二作品を含む初期作品群から、現在の眼で選んだ短篇集、第三弾。
  • 愛と癒しと殺人に欠けた小説集
    小説・文芸
    3.6
    1巻1,771円 (税込)
    話題短編を集めた珠玉の作品集。「この世に平凡な人なんかいません。近づいてよく見ればみんな変。この世の平凡な真実です。でも近づいて、よく見ることは実は難しい。「近づいて、よく見る」には小説が役立ちます。小説はこの世の真実を映す、歪んでいるのに真正な鏡だから(そうでありますように! )。この小説集に収録されているのは、鏡の6つの破片です。この本は、愛や癒しや殺人を求める人には向きません。」(著者敬白)
  • ミイラになるまで 島田雅彦初期短篇集
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,771円 (税込)
    現代文学を牽引し続ける著者の初期短篇7作品。文学と社会への強烈な批評精神と、アイロニックな饒舌文体で繰り広げる島田文学の原点。収録作「観光客」「聖アカヒト伝」「ある解剖学者の話」「砂漠のイルカ」「アルマジロ王」「断食少年・青春」「ミイラになるまで」
  • 酒と戦後派 人物随想集
    小説・文芸
    -
    1巻1,771円 (税込)
    「近代文学」創刊同人(荒正人、平野謙、佐々木基一、小田切秀雄、山室静、本多秋五)、藤枝静男、野間宏、原民喜、堀辰雄、椎名麟三、梅崎春生、高橋和巳、三島由紀夫、大江健三郎、安岡章太郎、辻邦生、石川淳、中村真一郎、武田泰淳・百合子、竹内好、丸山真男、渡辺一夫、大岡昇平他。20世紀日本を代表する文学者をユーモラスに、時に感動的に素描する。戦後派屈指の文章の上手さ、描写の確かさ、知的センスに舌を巻くはず。
  • この冬の私はあの蜜柑だ
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    高3の夏、水着姿で自転車に乗った美樹子が差し出した葡萄味のアイスキャンディーを、明彦は今もはっきり覚えている――(「愛は真夏の砂浜」)。かつての同級生、兄と妹、客と店員、編集者と作家、元夫婦。都市の一角ですれ違い、向き合い、別れていく男と女の姿を、研ぎ澄まされた文章で、譜面に音楽を刻みつけるように描く。音楽、スニーカー、ラジオ……あるテーマを出発点に想像力が鮮やかに紡ぎだす、魅惑の9篇。
  • 無名亭の夜
    小説・文芸
    -
    1巻1,771円 (税込)
    極東の島国・日本。場末の「店」で「彼」は、店主の従兄弟が語る不思議な物語に耳を傾ける。それは、遙か遠いオスマン帝国の時代、皇帝の近衛兵となった「少年」が、詩に魅せられ、当代一の語り手へと登りつめるめくるめく物語だった──。時空を往還しながら、物語を形作る七つの神秘に迫る、七夜の旅。壮大な世界観と文学的な仕掛けに満ちた野心作!
  • 金達寿小説集
    小説・文芸
    4.5
    1巻1,771円 (税込)
    昭和五年、十歳で渡日後、働きながら文学者を志し、在日朝鮮人文学者の嚆矢として活躍、のちに古代史研究でも大きな業績を残した異才。川端康成、中村光夫、佐藤春夫らに高く評価されながらも「もはや新人でない」からと芥川賞を逸した「朴達の裁判」始め、日大芸術科在学中の習作から壮年期までの小説を精選、小説家・金達寿の真骨頂を示す記念碑的作品集。
  • 雨の裾
    小説・文芸
    4.7
    1巻1,771円 (税込)
    老境にさしかかった男の、つれづれに蘇る遠い日々の記憶。うつつの中の女の面影、逝ってしまった人たちの最期のとき。過去と現在を往還しながら、老いと死の影を色濃くたたえる生のありかたを圧倒的な密度で描く、古井文学の到達点。
  • 槿

    槿

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    男の暴力性を誘発してしまう己の生理に怯える伊子(よしこ)。20年も前の性の記憶と現実の狭間で揺蕩う(たゆたう)國子。分別ある中年男杉尾と二人の偶然の関係は、女達の紡ぎ出す妄想を磁場にして互いに絡み合い、恋ともつかず性愛ともつかず、「愛」の既成概念を果てしなく逸脱してゆく。 濃密な文体で、関係の不可能性と、曠野の如きエロスの風景を描き切った長篇。谷崎潤一郎賞受賞。
  • ゴーストバスターズ 冒険小説
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    謎のゴーストを探し求めてアメリカ横断の旅に出るブッチ・キャシディとサンダンス・キッド。そしてBA-SHOとSO-RAもアメリカを旅し、「俳句鉄道888」で、失踪した叔父を探すドン・キホーテの姪と巡り合う。東京の空を飛ぶ「正義の味方」超人マン・タカハシは、ついにゴーストからの呼び出しを受ける……。隠されたゴーストの正体とは? 時空を超え、夢と現を超え、疾走する冒険小説。
  • ムラカミのホームラン
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,771円 (税込)
    CMに脚光が当たり始めた時代、主人公は相棒のプロデューサーと話題の作品を撮り続けていた。あれから数十年経ち、彼の訃報が飛び込んできたことを機に過去に想いを馳せるのであった。小学校からズバ抜けた才能をみせた友人・村上の急死。才能の違いをまざまざと見せつけられたウディ・アレンとのCM撮影など圧倒的な才能にまつわる生と死を描き切った「ムラカミのホームラン」と、主人公である猫自身の死を描写した「ヨシダ」。
  • たまもの
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    40歳になって、別れた恋人から山尾という名の赤ん坊を預かった「わたし」。以来10年余、せんべい工場の契約社員をしながら山尾を育ててきた。知人男性との逢瀬を重ねながらも、山尾に実の息子同然の愛情を注ぐ「わたし」。初老にさしかかり、母と女の狭間を生きる、シングルマザーの日常。
  • ミッキーは谷中で六時三十分
    小説・文芸
    3.7
    1巻1,771円 (税込)
    ふと入った喫茶店で突然、独身の娘のおまけつきで喫茶店をやらないかと誘われた柴田は……!?(「ミッキーは谷中で六時三十分」)。翻訳家の西野は打ち合わせの時も、建て替えの相談の後も、母が亡くなった日も、いつもの店でコーヒーを飲んだ(「タリーズで座っていよう」)。東京の街を舞台に記憶と言葉、男と女を描いた魅惑の7篇。今こそ片岡義男を読むべき時であることを印象づける、鮮やかに研ぎ澄まされた作品集です。
  • 試みの岸
    小説・文芸
    3.5
    1巻1,771円 (税込)
    馬喰・十吉は、海への憧れを一艘の貨物船に託した。一族の悲劇はそこに始まる。甥の余一は、崖から落ちる十吉の愛馬アオに変身し、港町で従姉・佐枝子が自死したという噂を耳にした。駿河湾西岸地方を舞台に、運命に試される純粋な人間の行為を「光と影」の綾なす世界に、鮮やかに刻印する3部作。
  • 塔の中の女
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,771円 (税込)
    早稲田文学新人賞作家、怒濤の450枚。「公爵を破壊せよ」。エレクトラの命令はオレステスを震撼させた。気鋭の想像力が架空都市を燃焼させる。圧倒的筆力で描くノンストップ純文学
  • 虹よ消えるな
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    小川文学の結晶となる珠玉の随想集。作家の目に映る諸相を切り取り、記憶に浮かぶ様々な思いを描く随想。第2章には、パリ留学時代を描く随想小説を収録。生と死、人の哀切と滑稽を描く珠玉の随想集。
  • 止島
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    小川国夫、遺作短篇集。土地に流れる息吹を、人の生と死を見つめ、光をもって描き出す。神話の高みに到る小川文学の結晶。
  • こぼれおちる刻の汀
    小説・文芸
    3.2
    1巻1,771円 (税込)
    SFとミステリの大胆な融合。独自の世界を創り続ける西澤保彦の最終到達点! デビュー前に書いた、作家の原点とも言える3つの物語を今の西澤保彦が20年の時を経て、1つに結びつける! SFとミステリの融合にこだわり新境地を拓いてきた著者の最終到達点にして最高峰、ここに誕生!
  • 水の中のザクロ
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    ああ、ゴクラク、ゴクラクやね。湯の中でほどけてゆく心と体。ケンコウランドで出会う女たちのさまざまな生の形。――「いろんなものを流しにくるのよ。家の小さな排水口じゃ流せないものもあるから」と1人の女は言った。「なにを流すの?」「亭主に男」それに、と女は付け加えた。「昔のことは全部流したいねえ」それはなかなか流れてくれない、昔はしつこい、と言った。──本文より
  • 本格ミステリの王国
    小説・文芸
    3.8
    1巻1,771円 (税込)
    有栖川有栖デビュー20周年記念出版。著者秘蔵短編「蒼ざめた星」と「殺刃の家」を初収録! “本格”の地平を見つめる透徹した眼差しの先には――。
  • 懐かしい年への手紙
    小説・文芸
    4.5
    1巻1,771円 (税込)
    郷里の村の森を出、都会で作家になった語り手の「僕」。その森に魂のコミューンを築こうとする「ギー兄さん」。2人の"分身"の交流の裡に、「いままで生きてきたこと、書いてきたこと、考えたこと」のおよそ総てを注ぎ込んで"わが人生"の自己検証を試みた壮大なる"自伝"小説。『万延元年のフットボール』『同時代ゲーム』に続きその"祈りと再生"の主題を深め極めた画期的長篇。
  • 灰色の瞳
    小説・文芸
    -
    1巻1,771円 (税込)
    注目の新鋭が挑む、本格ロマンの復権! 父親譲りの灰色の瞳と英語力を武器に、通訳として自立をめざす美貌の女性・黒井礼子は、政治思想史の若き学究・千明広と出会い、恋に落ちる。正反対の境遇と性質ゆえに深く惹かれ合う二人だったが、兄夫婦の急死により礼子に遺された幼い兄妹の養育、千明の将来を左右する教授夫人との確執、さらに戦後政治思想史のカリスマをめぐる謀略が絡み、波瀾のドラマが展開する……。
  • 変身のためのオピウム
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    芥川賞作家のめくるめく奇妙な万華鏡世界。ギリシア神話の登場人物から22人の女性を選び一人一章をあてて描く連作集。芥川賞作家多和田氏ならではの想像力の限りを尽したタペストリーをお楽しみ下さい。
  • 光とゼラチンのライプチッヒ
    小説・文芸
    5.0
    1巻1,771円 (税込)
    卓抜な想像力の果てに広がる燦然たる10の小宇宙! 研ぎ澄まされた日本語。小説を読む愉しみを思い出させてくれる短篇作品集。
  • 午後の蜜箱
    小説・文芸
    -
    1巻1,771円 (税込)
    しんと静まった闇の中に、五十数年生きている真琴とほんの少しだけ若い私がいて、しかし私たちは少しも自分のことがわからないのだ。男と出会って一緒に暮らしたりささいなことで別れたり、やっぱり一人がいいと言ってみたり、一方ではどこか別の場所で生きることを夢みたり。そのわからない自分の姿を、もし見られるものなら見たいという真琴の願いが私にもすんなりとわかるのだ。――(本文より)
  • ガーデン・ガーデン
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,771円 (税込)
    女たちが戯れるエロスの庭。そこに咲く花には顔がなかった。奇妙な"消す"仕事から、夫婦の性と孤独、危うい愛のかたちが見えてくる。秀作集。「ガーデン・ガーデン」/「クリア・ゾーン」/「春の亡霊」。3篇収録!
  • てんたまおや知らズどっぺるげんげる
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,771円 (税込)
    文壇妖怪随一の才子で美男。本物の芥川を理想化したかのように、頭も顔もスタイルもオリジナルより上。彼が襲うのは小市民タイプで、芥川の夭折した年齢よりも年上の文士である。「どっぺるげんげるを見たら死ぬ」という俗説に付け込んで最初は本人そっくりの姿で夢に現れ、次第に美男から自殺前の芥川へと風貌を変える。……が、実は純文学を守る妖怪でもある。──(本文より)
  • だいにっほん、ろりりべしんでけ録
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    世界市場をこけにして堂々完結、一部マスコミ知識人の面子も割って、祝・三部作!! 近代に大発生! 世界に蔓延した「おんたこ」の正体とは? 笙野の戦いは今日も続く! みなさん、ドイツイデオロギーは間違っているよ。文学は続く。そして哲学の誤適用が世界を誤解させる。ブルデューよ、フォイエルバッハよ、ドゥルーズよ、バブルにも消費されなかった奇跡の観点達が笙野文学に生かされ今、21世紀を救う。
  • 一寸先は光
    小説・文芸
    3.7
    1巻1,771円 (税込)
    派遣切りにあい、彼氏に去られ、住むところも失ったミサキは、人生のどん詰まりで友人の喜久江に助けられ、彼女が営む遺品整理屋で働いている。ある日、40代で孤独死した女性の部屋を整理しながら彼女の人生に思いをめぐらせる。夢を抱いて上京し、女一人で頑張ってきたのに、死んだら迷惑がられて、弔ってくれる人もいないなんて。ミサキは、彼女のために泣いてくれる人を探し始める。
  • 大黒島
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,771円 (税込)
    銀行を辞め、湖に浮かぶ島にある小さな寺の執行(管理責任者)となった「ぼく」の元を、かつての同僚が訪ねてきた。「おまえの仲介で神仏の力を借りたい」と。「ぼく」は求めに応じ、護摩を焚き、30万円を受け取る。半年後、同僚の妻が来て金を返せという。夫はめでたく昇進したが、辞令が出た翌日、息子が事故で半身不随になったのだった……。姉妹編「オオクニヌシたち」と、「海の碧さに」の2篇を併録。
  • どこかの街の片隅で
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,771円 (税込)
    夜が明け、朝が来て、また、いつもの一日が始まる。その何でもない日常に、小さなしみがぽつんと一つ。乱歩賞作家が満を持して放つ「人生の哀感と味わい」10編。
  • 完訳グリム童話集1
    小説・文芸
    3.0
    1~3巻1,771円 (税込)
    19世紀初め、20代の若い学者の兄弟が、ドイツ語圏に伝わるメルヒェンを広く蒐集してまとめた『グリム童話集』は、半世紀近い歳月、兄弟自身の手で改版が重ねられ、1857年、最後の第7版が刊行された。それは、国境を越え、時代を超え、今も生き続ける、他に類をみない新しい文芸の誕生であった。池田香代子の生命感溢れる翻訳による完訳決定版。第1巻には、「灰まみれ」「赤ずきん」「白雪姫」等、56話収録。〈全3巻〉
  • ヒポクラテスの涙
    NEW
    小説・文芸
    -
    1巻1,776円 (税込)
    命を救う現場に、闇は潜んでいた。 病に向き合うとは何か。医師であるとは何か。 救急再建に挑む幸田正太郎の前に立ちはだかるのは、 先進医療の名のもとに隠された病院の歪んだ実態だった。 患者を救うはずの医療が、いつしか別の論理に絡め取られていく―― 理想と現実を鋭く抉る、社会派医療小説 延命治療をめぐる騒動を機に前職を去った救急医・幸田正太郎は、 旧友に請われて関東臨海病院の副院長に就任する。 託されたのは、立ち遅れていた救急部門の再建。 地域医療の立て直しに奔走するなか、彼は腫瘍内科で相次ぐ患者の急変と、 先進医療を推し進める院内の不可解な動きに気づく。 新天地で託された使命の先に、正太郎を待っていたものとは――

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  • 海の底に雨は降らない
    NEW
    小説・文芸
    5.0
    1巻1,776円 (税込)
    逆境のなかでは、人生を物語ることが救いになる? 介護していた母への自殺幇助容疑で捕まった光莉。 奪われた青春を取り戻す、彼女の再生の物語。 悲劇的に描かれがちなヤングケアラーの作品に反旗を翻した 『救われてんじゃねえよ』でデビューした著者、初の長編! 幼少期から十年間、学校にもほとんど通わず、北九州市の自宅で難病の母親をほぼ一人で介護してきた光莉。彼女は母の首吊り自殺を幇助した疑いで逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けてしまう。拘置所を出たあとは、叔母に引き取られて上京。二十歳の彼女は介護施設で働きながら中学の勉強をやり直すなど、青春を取り戻そうともがくなか、作家の日比谷と出会う。そして、自身の体験を小説にするよう勧められるのだが……。
  • 飛距離の長い青春
    小説・文芸
    3.4
    1巻1,776円 (税込)
    今の輝きが、すべてじゃない。 過酷な医学部受験、その先にあるものとは――。 注目の作家が描く、ほろ苦い青春。 開業医の息子で、絶対に医者にならなければならない千浩。 真面目で努力家、あこがれの医者をまっすぐ目指す睦。 なんとなく周りに流されて医学部を目指している耕平。 タイプも様々な三人が出会ったのは、医学部受験専門の鳳緑予備校飯田橋校舎。浪人生として“人生のエアポケット”を過ごす彼らは、予備校の近くで行き会った救命救護をきっかけに距離を縮める。上がらない成績、親からのプレッシャー、大学生になった友人たち、挫折、葛藤、焦燥、諦念……。それでも前を向く三人の、よるべのない浪人生時代とその先を描いた傑作青春譚。
  • 丘の上の教室
    小説・文芸
    -
    1巻1,776円 (税込)
    あの二年間が、最後の青春だった—— 閉校の決まった丘の上の専門学校。家業を継ぐための修行として赴任した新米教師は〈最初で最後の担任〉として、福祉介護科新入生の前に立つ。――互いにとって二度と戻らぬ青春の日々が儚くも眩しく交錯する、二年間の物語。

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  • 日本買収 団塊世代の天命
    小説・文芸
    -
    1巻1,776円 (税込)
    セブン&アイ買収未遂が意味するものとは何か? 太平洋戦争での敗北、バブル経済の崩壊と失われた30年。そして今、新たな悲劇が日本を襲おうとしている……。                                                                  企業法務のオーソリティである現役弁護士にして作家の著者が描く「日本復活への道」、逆襲の人間ドラマ!!︎       誰もが「会社」という協同組合の聖なる祭壇への生贄だった。 70代半ばを過ぎた男女の恋と人生を通して浮き彫りになる、今の日本を創り上げた団塊の世代の記憶と悔恨、戦後日本の企業史の真実、日本的上場株式会社の終焉。彼らが最後に見出した「日本新生のシナリオ」とはいったい……? Japan for Sale!
  • 背徳と熟愛のはざまで ─女性用風俗セラピストと私─
    小説・文芸
    -
    1巻1,776円 (税込)
    求めたのは性愛? それとも純愛? 鬱を抱えたアラフィフの女性教師が辿り着いた女性用風俗。 そこで出会ったセラピストは、彼女の心を癒し、思いがけず特別な存在となっていく─。 恍惚のインモラル・ラブ。

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  • サチコ
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,776円 (税込)
    褒められもせず、苦にもされず――。 そういう人で55年生きてきたサチコ。 「食堂キング」でアルバイトを始めて、 その人生にささやかだけど鮮やかな変化が訪れた。 両親が残してくれた1DKのマンションで一人暮らし。内向きで、控えめで、読書さえしてれば幸せ。「褒められもせず、苦にもされず」が生きるモットー。そんなサチコが55歳で長年勤めた職場を早期退職し、自宅から徒歩3分の「食堂キング」でアルバイトを始めた。初めての接客が不安なサチコだったが、気のいい店主夫婦やユニークなお客さんたちに囲まれ、遅ればせながら人生の色々を学んでいく。けれど、店主の腰痛が長引いて、キング閉店の危機が……!? ときにじんわり、ときにほろ苦く、どこか滑稽で――。ささやかな人生の豊かさを味わえる長編小説。
  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー
    小説・文芸
    4.1
    1~3巻1,776円 (税込)
    ​「私が男のふりをして、男子寮で暮らすんですか!?」 男装したヒロインと、オレ様系男子による 恋と魔法の学園ファンタジー、開幕! 新川帆立の新境地! ライトノベルシリーズ始動。 『このミス』大賞受賞作家・新川帆立(『元彼の遺言状』『競争の番人』)の最新作は、 恋と魔法の学園ファンタジー! 野々宮椿は日本で一番優秀な十五歳の女の子。 生まれ育った修道院を救うため、魔法の天才・条ヶ崎マリスの執事になるがーー。 「おいド庶民。お前に俺の執事がつとまるわけないだろ」 ご主人は傍若無人で傲岸不遜、名門一家の御曹司だった。 椿はマリスの尊大な態度に辟易しながらも、マリスと共に魔法と法律の学び舎・魔法律学校に入学する。契約通り、執事の仕事をこなそうとする椿だが……。 「え? 私が男のふりをして、男子寮で暮らすんですか!?」
  • トマホークを取り戻せ! 奪われた核弾頭を奪還せよ。
    小説・文芸
    -
    1巻1,776円 (税込)
    追え。死線を越えて── 奪われたのは、核弾頭搭載の巡航ミサイル。 国家の威信をかけた極秘奪還作戦が始まる。 逃げる者、追う者、それぞれの覚悟が交錯する──。

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  • 彼女の真実
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,776円 (税込)
    ラスト1行に、あなたは絶望する! 地下アイドルと読モ。クラブカルチャーと援助交際。港区女子とギャラ飲み── 若さが消費される東京の光と闇を描いた群像劇サスペンス。 時代と街を超えて交錯する“彼女”の行方。紐解かれる衝撃の真実とは? 三つの時代、三つの街、三人の〝彼女〟 2009年・渋谷。ある日突然、姿を消した地下アイドルの友美。 1992年・池袋。援交の斡旋に関わる女子高生のなっつん。 2019年・西麻布。“ギャラ飲み”の胴元の正体を探る、港区女子の麻里奈。 華やかな表舞台の裏側には、腐敗した人脈と欲望が渦巻いていた。 そして、彼女はなぜ消えたのか? 時代を超えて交錯する物語は、衝撃の結末へとたどり着く。

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  • 耳なし芳一のカセットテープ
    小説・文芸
    3.7
    1巻1,776円 (税込)
    なんで誰も、この話(怪談)を知らないんだ? これは、実話を元にしたホラー……。 1980年代、人気ラジオ番組を録音していた男子高校生のラジカセから突然流れてきた、「耳なし芳一」の琵琶語り。その後このカセットテープを聞いた人には、次々と不幸が訪れた――。【耳なし芳一のカセットテープ】は、テレビでも取り上げられたほど有名な実話怪談のはずだった。なのに、誰も知らない。不思議に思い調べ始めた怪談師・馬代融が出会うのは、奇妙な偶然、とある冥婚の風習、そして強烈な悪意。果たして、この物語の行きつく先とは? 現実と物語が交差する、最恐の読書体験。
  • 7人の7年の恋とガチャ
    小説・文芸
    3.2
    1巻1,776円 (税込)
    裏切り者を、探せ。 孤島に集められたのは、16歳から22歳の男女7人。 好感度の〝牢獄〟、背負わされた〝物語〟。 この番組(ゲーム)の行く末は? どうして7年ぶりにまた「恋ガチャ」をすることになったんでしょう。 声優志望の引っ込み思案な高校生、まつり。 容姿端麗、高校生クイズ王の虎太郎。 中三のデビュー以来メディアに引っ張りだこの小説家、琴葉。 チャラくて思い込みの激しい高校生、田中。 売れないシンガーソングライターの柚子。 元高校球児で、常に不機嫌な大夢。 役者の卵で、恋がわからないアキト。 一気読み必至の、恋愛リアリティショー×ミステリー!
  • 麦本三歩の好きなもの 第三集
    小説・文芸
    3.8
    1巻1,776円 (税込)
    シリーズ累計55万部突破! 『君の膵臓をたべたい』 『か「」く「」し「」ご「」と「』の 住野よるが贈る心温まる大人気シリーズ、 決断の最新刊! 図書館勤務の20代女性・麦本三歩。 少しずつ成長しながら、 変わらない日常を過ごしていくと 思いきや、まさかの岐路に!?
  • 彼女たちの牙と舌
    小説・文芸
    3.6
    1巻1,776円 (税込)
    母親4人が語り合うのは, 中学受験対策と犯罪計画!? 年代も仕事も家庭環境も異なる母親4人が出会ったのは、進学塾の保護者説明会だった。それをきっかけに、定期的に集うようになるが、ある日、詐欺事件に巻き込まれ……。笑顔の裏に隠された嘘、嫉妬、後悔、嫌悪。敵は詐欺グループか、それとも笑顔のママ友か。 二転三転では、物足りない。 章が変わるごとに、見ていた世界が 反転する、驚きの長編ミステリー!
  • 山並みの彼方へ
    小説・文芸
    -
    1巻1,776円 (税込)
    平穏な人生より、夢と冒険を。 文無しから始めたふたつの会社は、 従業員500名を擁する企業に。 地域に根差し、社会を支え続けてきた男の心の奥にある揺るぎない思いとは―― 人生の真髄を説く自伝的小説

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  • 絵馬と脅迫状
    小説・文芸
    3.6
    1巻1,776円 (税込)
    医者、患者、病気、医学部、医学研究、医療。 生まれてから死ぬまで、人は病院と医者から離れられない。 「医」と「病」をめぐる6篇の傑作短編小説集。 学生時代に自殺した親友と瓜二つの男が、新人医師として自分が勤務する病院で働きだした。以後、不可解な事件が頻発する。彼は誰なのか?(「「爪の伸びた遺体」」)著書はベストセラー、新聞の人生相談も好評、患者からの信頼も厚い女性精神科医のもとに「二度と人前に出られなくしてやる」と差出人不明の脅迫状が届いた(「悪いのはわたしか」 )。信心がまったくない医学信奉者の内科医が、病院の近所にある神社で同僚外科医の絵馬「手術が無事に終わりますように」を誤って割ってしまった。以降、降りかかる悲劇 (「絵馬」 )。突如として髪が増え始め、若返った元教員・泉宗一(68)の数奇な体験 (「リアル若返りの泉」)など全6篇。
  • しずかなパレード
    小説・文芸
    3.6
    1巻1,776円 (税込)
    私はあの人と付き合うとるとよ。 あの人を好いとると。 そう言い残して、一人の女が姿を消した。 失踪したのか、死亡したのか――。 圧倒的な「不在」がもたらす感情を炙り出す、 不穏でミステリアスな物語。 誰にでも自分だけの神様がいるのかもしれない。 だとすれば、その神様は私の味方であるはずだ。 東京から佐世保の和菓子店に嫁ぎ、娘を育てながら若女将として生きる、晶。誕生祝いの夜、夫から贈られたエルメスのバングルを手首に巻きながら、好きな人がいる、その人のところへ行くと告げ、いなくなった。残された夫・伸吾の怒りと嘆き、愛人・武藤の不審と自嘲、捨てられたと感じながら成長する娘・結生……。「不在」の12年間を、さまざまな視点から綴る長編小説。
  • プリマドンナ・デル・モンド 誰も知らないモナリザの秘密
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,776円 (税込)
    イザベラ・デステ 生誕550年に捧ぐ 世界に愛された侯妃の肖像 戦乱の続く15世紀北イタリア。 フランスの大軍に包囲された小国マントヴァ。 若き侯妃イザベラの運命は? レオナルド・ダ・ヴィンチが生涯憧れ続けた“永遠の女性” その秘密がいま明かされる! マントヴァ侯妃として政治・外交に優れた手腕を発揮し、イタリア・ルネサンスの芸術隆盛を支えたイザベラ・デステ。 その裏で、夫と家族を愛し、理不尽な運命に翻弄され傷つきながらも、身命を賭して国を守り抜いた、一人の女性としての素顔を情感豊かに描きだす。

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  • 桜が散っても
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,776円 (税込)
    時を隔ててわかる、愛するということ、家族であること “森沢文学”の真髄!心が静かに癒される、珠玉の家族小説  趣味の釣りをきっかけに、週末を桑畑村で過ごすようになった忠彦。現地でできた親友の浩之をはじめ、温かな人々や美しい自然に囲まれた桑畑村は、彼にとって「第二の故郷」と呼べるほどの場所だった。しかし、数年後、自身が勤める建設会社が桑畑村でリゾート開発を進めていることを知る。その事実を知った忠彦は浩之に会いに桑畑村へ向かうが、そこで人生を揺るがす出来事に遭遇してしまう。その日を境に、忠彦と家族の運命は大きく変わり出していき……。 不器用ながらも自分の信念を貫いた男と、その家族の絆を描いた感動の物語。
  • 作家刑事毒島の暴言
    小説・文芸
    3.6
    1巻1,776円 (税込)
    炎上商法でベストセラーを目指す新人作家、 文学系インフルエンサーに対抗心を燃やす書評家、 実績もないのに小説教室で荒稼ぎする講師…… 文芸界が生んだ “承認欲求モンスター”を、毒舌で退治しろ! 新人賞を獲ったばかりの作家の卵が殺された。若手刑事の高千穂は、作家兼業の名物刑事・毒島と捜査を開始する。被害者が通っていた小説教室を訪ねると、そこには異様な光景が……。受講生の提出作品を嘲笑する講師に、互いに貶し合う生徒たち。小説教室とは名ばかりの、マウントの取り合いが繰り広げられていた。高千穂が背筋を凍らせる中、嬉しそうな表情を浮かべる毒島。尋問が大好きな彼は、受講生のプライドをへし折る容赦ない取り調べを行うが――。 小説好きは閲覧注意!? 「どこまで本当?」な、文壇の闇を詰め込んだ大人気「作家刑事毒島」シリーズ第4弾!
  • ダブルマザー
    小説・文芸
    3.8
    1巻1,776円 (税込)
    飛び込み自殺を図り、死亡したひとりの女性。 なぜか、母親を名乗る女性が二人現れて。 二人の母親が、娘の死の真相に迫る衝撃のミステリー! うだるような真夏日、ひとりの女性が駅のホームに飛び込んだ。そこに、なぜか母親を名乗る二人の女性が現れる。 性格も家庭環境も全く異なる二人の共通点はただひとつ。娘のことを何も知らない。 死んだのは自分の娘なのか。なぜ、死んだのか。違うなら自分の娘はどこにいるのか。二人の母親は、娘たちの軌跡を辿り始める。
  • 金融破綻列島
    小説・文芸
    3.0
    1巻1,776円 (税込)
    金融庁に潜り込んだ理由はただ一つ。 父の告発を握りつぶした犯人を見つけ出し、必ず復讐する。 日本国債の暴落を図る中国の脅威が増す中、 支援途上の大田原自工に降って湧いた買収計画ーー。 金融庁職員の彩は買収を目論む中国系企業を探りながら、 父の死の真相に迫っていく。 緊張感溢れる ノンストップ 経済ミステリ 金融庁・金融危機対応室に勤める香月彩は、業績悪化の一途を辿る地銀と中小企業のテコ入れを図る一方、父親の死の真相を探っている。 20年前、父は経営していた運送会社の粉飾決算に手を染めていた。良心の呵責に耐えかね告発を試みた父だが、告発文は握りつぶされ自死してしまったのだ。 もみ消した人間は証券取引等監視委員会の中にいる。絶対見つけ出し復讐するーー。 必死に勉強し金融庁に潜り込んだ彩の悲願は、果たして叶うのか。
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh
    小説・文芸
    4.6
    1巻1,776円 (税込)
    原田マハ3年ぶり長編アート小説がついに単行本に! 「ワぁ、ゴッホになるッ!」 1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。 しかし、絵を教えてくれる師もおらず、画材を買うお金もなく、弱視のせいでモデルの身体の線を捉えられない棟方は、展覧会に出品するも落選し続ける日々。 そんな彼が辿り着いたのが木版画だった。彼の「板画」は革命の引き金となり、世界を変えていくーー。 墨を磨り支え続けた妻チヤの目線から、日本が誇るアーティスト棟方志功を描く。 感涙のアート小説。
  • 報復の密室
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,776円 (税込)
    島田荘司選 第13回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作!  「できるなら過去に遡り君を守ってやりたい」 最愛の娘が大学のキャンバス内で自殺をした。薬学部教授の大日方敏夫(おびなた としお)は、娘の千佳(ちか)が死を選ぶはずがないと真相を探る。千佳は生前、母である優子に、付き合っている人がいると打ち明けていた。しかし、相手の詳細は知らされておらず、ミステリーの文学賞に応募していることだけを伝えていた。敏夫は付き合っていた相手が殺人犯だったのではないかと疑いを持ち、自身の遺伝薬理学の知識を使って犯人を特定することを思いつく――。 密室殺人、理由不明の空き巣事件、犯人捜しの罠、ハウダニット的密室殺人、数珠つなぎに起きる事件にページをめくる手は止まらず、読み終えた後には家族の愛の物語に心を打たれる。
  • ソバニイルヨ
    小説・文芸
    4.6
    1巻1,776円 (税込)
    ボクハ、キミにアイを伝えるために、生まれた。 自分らしく生きる勇気をくれる、感涙の書き下ろし長編 ・あらすじ 勉強が嫌いで、周りからどう思われているかばかりを気にして毎日生活している隼人。さらに、些細な出来事がきっかけで、仲の良かった友達との関係がもつれ、孤立することになってしまった。 ある日、自分の部屋に帰ると、そこには見慣れぬ物体が。 それは、長期間不在になる父親が残していったロボット・ユージだった――。
  • シスターズ・ブラザーズ
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,780円 (税込)
    粗野で狡賢い、冷血漢の兄・チャーリー。ふだんは心優しいけれど、キレると大変なことになる弟・イーライ。悪名とどろく凄腕の殺し屋シスターズ兄弟は、雇い主の“提督”に命じられるまま、ある山師を消しにカリフォルニアへと旅立つ――理由はよくわからぬまま。ゴールドラッシュに沸く狂乱のアメリカ西海岸、シスターズ兄弟は、この目も当てられないダメな旅路で、何に出遭い、何を得て、そして何か失うのか? 小説のあらゆる感情を投入し、世界の読書界に一大旋風を巻き起こした、総督文学賞など四冠制覇、ブッカー賞最終候補作!

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  • モンタルバーノ警視の三十日
    小説・文芸
    -
    1巻1,782円 (税込)
    シチリアの架空都市ヴィガータ市を舞台に、警察署長であるサルヴォ・モンタルバーノ警視の活躍と彼の身の回りで起こった奇妙な事件などを描いた短編集で未邦訳の作品。収録された30のそれぞれが1つの事件簿として、殺人だけでなく、裏切り、嫉妬、記憶、偶然といった人間の弱さと滑稽さが巧みに織り込まれている。モンタルバーノが鋭い洞察とユーモアで真相を探っていく姿は読むほどに味わい深い。
  • 阿波の国郷十一綺談
    小説・文芸
    -
    1巻1,782円 (税込)
    天保7年から昭和後期まで、約150年にわたる時間を背景に阿波を舞台にして描かれた11の短編小説集。藍商、行商人、紙漉き職人、修験者、戦争帰還兵など、名もなき人々の人生が、土地の歴史や信仰、怪異と交錯していく。大蛇の骨、生首の奇譚、幽霊との遭遇といった不思議な出来事は、単なる怪談にとどまらず、人の欲望や悔恨、赦しを映し出す鏡ともなっている。
  • ワンダーキッド・レオ セレクション編 2巻 平凡なサッカー少年がイギリスの地で世界最高峰リーグに挑む話
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    <B>カバーイラスト、小林有吾さん(『アオアシ』)描き下ろし! 霜降り明星・せいやさん推薦! 「文字だけでここまでサッカーの試合を観られるのか!」 世界17カ国で出版!シリーズ累計40万部! 大ヒットサッカー小説の第2巻!</B> [推薦文] ファンタジーなのに、ファンタジーじゃない。 心躍るサッカー少年の冒険譚だが、ピッチ上での出来事は解像度が高くリアリティがある。 戦術眼を磨き、プレイ精度をあげていくレオ少年は、英国リーグのどこまで這いあがれるのか? ──幅允孝(ブックディレクター) アメリカの小さな町で生まれ育ったレオ・K・ドイルは、海を見たことも飛行機に乗ったこともない12歳のサッカー少年。ある日、レオのプレイを目にしたプロのスカウトから、プレミアリーグのビッグクラブ「ロンドン・ドラゴンズ」のユースチーム(通称〝アカデミー〟)のセレクションに招待される。 なんとか一次選考を通過したレオだったが、ライバルからのいやがらせや、まわりとの技術の差など課題は山積み。 セレクション合格へ向けた、レオの本当の挑戦が始まる。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • ワンダーキッド・レオ セレクション編 1巻 平凡なサッカー少年がイギリスの地で世界最高峰リーグに挑む話
    小説・文芸
    4.5
    1巻1,782円 (税込)
    <B>カバーイラスト、小林有吾さん(『アオアシ』)描き下ろし! 霜降り明星・せいやさん推薦! 「文字だけでここまでサッカーの試合を観られるのか!」 世界17カ国で出版!シリーズ累計40万部! 大人気サッカー小説がついに日本上陸! 子どもから大人まで胸が熱くなる!</B> [推薦文] ファンタジーなのに、ファンタジーじゃない。 心躍るサッカー少年の冒険譚だが、ピッチ上での出来事は解像度が高くリアリティがある。 戦術眼を磨き、プレイ精度をあげていくレオ少年は、英国リーグのどこまで這いあがれるのか? ──幅允孝(ブックディレクター) アメリカの小さな町で生まれ育ったレオ・K・ドイルは、海を見たことも飛行機に乗ったこともない12歳のサッカー少年。ある日、レオのプレイを目にしたプロのスカウトから、プレミアリーグのビッグクラブ「ロンドン・ドラゴンズ」のユースチーム(通称〝アカデミー〟)のセレクションに招待される。驚きを隠せないレオだが、見知らぬ土地で人生最大の冒険に乗り出す決心をする。 はたしてレオはアカデミーにふさわしい選手になれるのだろうか? ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 廊下に植えた林檎の木
    世界文学の極北〈残雪コレクション〉開幕! ぼくの家族はみな他人にはいえない秘密をもっていた。変わり者で、リュックを背負い、甲羅をつけた昆虫を思わせる父親。夜は姿を消し箱の中で眠るという母親は、皮膚に針を刺して水を絞りだす。喘息を治すためミミズを食べる妹は横暴で、ぼくを馬鹿にしきっている。二階の住人で妹の婚約者は医者にも探偵にもなり、天井に貼りつき床を這いまわる。廊下に住む檳榔(びんろう)売りの女は実は叔母で、かつて父と密通していたらしい。異形の家族の奇妙な日々と、鳴りわたるような孤独を超現実的手法で描き、作者が「難解ではあるが、とりわけ好きな作品」と語る表題中篇。夜、草地の外れに建つ家にたどりついた〝わたし〟が陥るカフカ的な不条理状況を綴った「帰り道」。ある日、母親がたらいの水に溶けてしまう「汚水の上の石鹼の泡」ほか全五篇。付録として「残雪との対談」、近藤直子「夜の涯の家――「帰り道」を読む」を併録。
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし
    小説・文芸
    3.7
    1巻1,782円 (税込)
    わたしの自由は、ここから加速する。 お金の使い所、物価高、PMS、更年期、結婚するのか、子供は産むのか…… 胸の奥でくすぶる不安の正体を、一緒に探ってみませんか? 漫画家の藤波夏帆は、『月収十五万円、六畳一間で夢をかなえる』でデビューして以来、節約・ライフスタイルエッセイを中心に、そこそこの人気を保ってきた。 だが38歳を前に、これまでの作品で伝えてきたメッセージや世間でのイメージ、そして脚本家の彼氏との間にズレを感じ始める。 自分が本当に描きたいものは、何だろう。 新連載に向けて始めた取材と観察は、やがて夏帆の生活にも波を起こし始め……。 わたしの自由は、ここから加速する。 生活も身体も変わり、生き方が様々に分岐する時。 エッセイ漫画家と女性たちの、恋と、経済と、決意の物語。 【畑野智美デビュー十五周年記念作品】
  • 教場Ω 刑事・風間公親
    小説・文芸
    3.9
    1巻1,782円 (税込)
    “千枚通し”の男、初見参!シリーズ最新刊! T県警富葉署の刑事・石貫尊利は、若い女性が殺害された現場に臨場し、新人刑事の風間公親に再会する。風間は警察学校を首席で卒業、異例のスピードで県警捜査一課の刑事となっていた。T県ではさらにもう一件、若い女性が殺害される事件が発生。石貫と風間は、二つの事件の凶器に類似性があることに着眼し、容疑者・十崎波瑠を特定。十崎は一時行方をくらませたが、後日、万引きの罪で小規模署の五百川署に勾留されていることが判明する。 風間公親ד千枚通し”の男、ファーストコンタクト! (底本 2026年2月発売作品)
  • 山田太郎の話
    小説・文芸
    4.3
    1巻1,782円 (税込)
    平凡以下だが令和のニューヒーロー、誕生! 自己主張が苦手なOL、及第点で満足している中学教師、野心を抱くホスト、ブラック企業で病んでしまった青年……。そんな彼らの共通点は、山田太郎に出逢ってしまったこと! 山田太郎は、中学の宿題「十年後の目標」に、「一生懸命、生きています」と書くほどのリアリスト!? 家族を残して家出してしまった父の代わりに、山田太郎は妹の学費を稼ぎ、母の介護費用を支払うため、職を転々としていた。その愚直なまでの姿勢が、かかわっている人間たちを変化させていく。生きづらさを感じる時代にあらわれた、令和のニューヒーローの物語!
  • カフカふかふか:とっておきの名場面集
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    わからない魅力に引き込まれる 今年はドイツ語作家フランツ・カフカ100年にあたります。生前はほとんど知られていない作家ですが、一世紀後の現在では著名な小説家のひとりとして、その作品は多くの言語に翻訳され、読まれています。 そんなカフカ作品に魅了された著者たちが、その面白さを本書で縦横無尽に語りかけます。 朝目覚めると虫に変わっていた主人公は有名ですが、糸巻状の「何か」という不思議な存在が出てきたり、そうかと思えばまったく姿を現さなかったり、よくわからない登場人物たちにわたしたちは翻弄されます。 繰り返される断食のシーンからはヴェジタリアンで風変わりな健康体操を人に勧める作家の別の素顔が垣間見られます。 そのほか、出だしや結びの一文に驚愕したり、絶句したりすることしきり。カフカの作品はうかうかできません。いつまで経っても辿り着かないぐるぐるまわる物語にめまいすら覚えます。 カフカフカフカ この終わりのない魅力をあれでもか、これでもか、この一冊に収めました。全54の選りすぐりの場面を通して、カフカの世界を全身で体感できます。巻末には40年間の作家の年譜と、読書案内を完備。 [目次]  はじめに i こんなはじまり、あんなはじまり 冒頭の一文に引き込まれる ii こんなキャラ、あんなキャラ 作品の登場人物たちに翻弄される iii こんな世界、あんな世界 物語の設定に目がまわる iv こんなカフカ、あんなカフカ 作家の素顔に驚愕する v こんな終わり、あんな終わり 結びの一文に絶句する  年譜/読書案内/あとがき
  • 沈黙と爆弾
    小説・文芸
    3.8
    1巻1,782円 (税込)
    【第4回警察小説新人賞受賞作】 「書きぶりは堂に入っており、プロとしてやっていける風格をたたえていた」 東山彰良氏(選考委員) 「文章力が高く、スピード感もあり掴みは抜群」 柚月裕子氏(選考委員) 熊本県警本部警務部監察課の阿玉清治は非違事案の調査を命じられる。爆発事件に巻き込まれて意識不明となっている刑事の澤守が、暴行騒ぎを起こしていた疑いがあるというのだ。警察の威信に傷がつかない無難な着地を求められた。時を同じくして、熊本地震をきっかけに失声症を患っている小学生の息子が、動物殺しの疑いをかけられる。阿玉は妻や息子との関係に心を砕きながら、非違事案の調査を進めるが――。感涙の家族小説×超弩級の警察ミステリ。
  • ヴァージニア・ウルフ エッセイ集
    初期から晩年までのエッセイ25篇を精選。未邦訳作品も多数収録し、現代に通ずるウルフの思想にふれるオリジナル・アンソロジー。
  • 審美
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    戦後を生き抜いた美容家の凄絶な一代記。 「美」とは選び取るもの――捨てたものの上にしか、成り立たない。 長崎に生まれ、戦争に翻弄されながらも、己の運命を切り開いていった美容家・輝山マム。 斬新なアイデアと卓越した美粧技術で一時代を築いた男の凄絶なる人生とは――。 戦後をたくましく、そして麗しく生き抜いた“美容モンスター”の一代記。 『愚か者の身分』『マルチの子』で注目を集める新鋭が、 エステティシャン、ヘアメイク、スタイリストとして、自身が身を置いてきた美容業界に満を持して挑む!
  • 小泉セツ
    小説・文芸
    5.0
    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 話題の朝ドラ「ばけばけ」のヒロイン・小泉セツ。八雲の妻として、再話文学の語り手として、夫と歩んだ生涯と夫妻の魂の往還を繙く。
  • ばんざい鳥の詩
    小説・文芸
    -
    1巻1,782円 (税込)
    エンボらの村にイネとカミを伝える使者が訪れ、古代の里山を越え新天地を目指す村人たち。エンボや父ヒナク、長老クヌコの視点で、稲作前の暮らしと、所有や支配の芽生えをめぐる哲学的自問を鮮やかに描く。また、男と女の粗削りゆえに純粋な求め合いも描かれる。読み応えある佳品が問いかける、生きるとは何か。ヒトは、どのようにして生くべきか!

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