下北沢であの日の君と待ち合わせ

下北沢であの日の君と待ち合わせ

1,760円 (税込)

8pt

1967年生まれの理夏。アパレル業界に憧れて上京した19歳の頃バイトをしていたパン屋さん「アンゼリカ」が閉店すると聞き、30年ぶりに下北沢を訪れた。コーポ服部で楽しくすごしたバイト仲間の秋子、元住人・ちはるとは、秋子に恋人ができてからすれ違いが生まれ、バラバラになってしまったままで……。下北沢に実在した人気パン店「アンゼリカ」を舞台に、青春の輝きと苦みを知る大人のための物語。

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下北沢であの日の君と待ち合わせ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アンゼリカ、私もみそパン大好きでした。
    この登場人物たちのどっぷり世代です。
    懐かしいお店の名前や駅前の雰囲気が思い出されます。
    下北沢好きにはたまらない本ですね。
    内容的にも、ここに暮らしていた人達ってきっとこうだったんだろうな~って。
    いろんな人たちの思い出の場所ですよね。
    アンゼリカの雰囲気も

    0
    2025年05月10日

    Posted by ブクログ

    就活のため、初めて東京に行き、下北沢に観光しに行った。帰りに神保町に寄り見つけた本である。タイトルに惹かれ、即購入。
    何気ない過去の日常。友達との出会い、交流そして疎遠。そのような日常が楽しかったと思える日はいつか来る。なのでそのような思い出を作っていきたいなと強く感じた。

    0
    2023年07月29日

    Posted by ブクログ

    下北のパン屋「アンゼリカ」。かつてそこでバイトしていた二人。30年ぶりの再会。あの懐かしく、若く、無責任だった、けど、それなりに一所懸命に生きていた日々を思い出す。

    タイトル通り、ノスタルジーの塊です。私も下北に通っていたクチなので、とても懐かしいです。今の、変わってしまった駅前は、下北とは思えま

    0
    2022年11月23日

    Posted by ブクログ

    初読み作家さん。
    まさに年齢的にドンピシャなので、色々思い出しながら読みました。
    寮生活や寮を出た友だちのアパートに泊まりに行ったり、くだらないことで笑って怒って落ち込んで。
    銭湯も行ったし、酷いことも人に発してた。
    あれからずいぶん経つけど、あの頃の友だちとはほとんど疎遠になって、それでもいい思い

    0
    2022年11月22日

    Posted by ブクログ

    懐かしい気持ちと切ない気持ちが心から溢れ涙を流しました。
    いま一度、青春を振り返りたい中年世代にオススメの一冊です。

    0
    2022年06月06日

    Posted by ブクログ

    下北沢が、最も活気があったと思われる昭和の終わり頃。当時、下北沢で、女性専用のコーポ、と言えば聞こえはいいが、安下宿に住んでいた理夏は、バイト先だったパン屋が閉店するということで、30年振りに下北沢を訪れた。そして思い出す当時のこと。これは、理夏と同年代、同じく北海道出身で、服飾専門学校に通っていた

    0
    2022年06月04日

    Posted by ブクログ

    1度は挫折した人達の、パン屋アンゼリカを通してちょっとずつ進んでいく話。まさかのラブライブがあるとは思わなかった!

    0
    2022年04月19日

    Posted by ブクログ

    何て不器用な人たち!
    理夏も秋子もちはるも、
    どの人とも、私は友達にはなれんなあ。

    でも、ちょっと離れたところから、
    不器用な友情をみていたかった、いつまでも。

    そんなこと無理だとわかっていても。

    0
    2022年01月28日

    Posted by ブクログ

    中島みゆきが住んでいると噂の下北沢に移り住んだ理夏はボロアパートで出会った2人と毎日大騒ぎで楽しく暮らしていたが些細なことがきっかけですれ違ってしまう。30年後にバイトしていたパン屋さんの閉店をきっかけに再会。真相が明らかになり苦い青春を思い出す。

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    「イエローポリ袋」「下北スイート」「カレーパンサイドライン」「しあわせパン工房」

    「みそパンワイド」「かたばみの葉」「謎のチカラパン」
    7話収録の連作短編集で実在した人気パン屋『アンゼリカ』を舞台に描いた作品。

    80年代の下北沢を共に過ごした、ちはる・理夏・秋子。その頃の時代背景を盛り込みながら

    0
    2023年02月18日

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