母のあしおと

母のあしおと

572円 (税込)

2pt

4.5

愛する妻の死後、楽しく暮らすことに後ろめたさを覚える夫。(「はちみつ」)「私はあなたのお母さんじゃない」恋人の言葉が忘れられない次男。(「もち」)義母に嫌われているのではないかと悩む長男の婚約者。(「ははぎつね」)母・道子の人生は"平凡"な、どこにでもあるものだったのだろうか──? 道子の死後から少女だった頃まで、その人生を遡る。七つの視点で綴られた感動の連作集。

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母のあしおと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あなたの奥さんは、あなたの子供から見るとお母さんであり、奥さんのお母さんから見れば娘でもあるのです。

      ( ‘ω’)チョットナニイッテルカワカラナイ

    そうですよね。いきなりそんなことを力説されても困りますよね。そう言われればもちろんそうに違いないとは思いますが、わざわざ強調されても困惑するばか

    0
    2024年05月25日

    Posted by ブクログ

    涙ほろり系の連作短編集。
    後半の「なつのかげ」→「おきび」→「まど」が沁みるようだった。
    1話目でうんざりせず読み通せてよかった。

    0
    2024年10月13日

    Posted by ブクログ

    道子という女性の人生を辿る物語。
    人生を「逆」からたどってみたら、母の私も娘の私も女の私も悪くない。
    それぞれの視点で見ると違ったふうに見える。
    平凡なお母さんなんてきっとどこにもいない。

    とても興味が湧いて、自分だったらどう見えるんだろうと考えてしまった。
    母で人生を終えるのかもしれないが、娘で

    0
    2023年03月08日

    Posted by ブクログ

    一人の女性の人生をどんどん過去に遡っていく。
    困った部分もあるけれど、憎めない。

    それが、母。

    最後まで読んで振り返った時、
    そういう人生だったんだねとしんみり思う。

    0
    2020年06月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良い小説だったなあ。ラストは目頭が熱くなったよ。道子の人生を遡っていく構成がいいぞ。しかも、全てが理に落ちる(こんな経験をしているから、あんな性格になったのか、など)こともなく、人間を人間らしく描いている(息子の婚約者にあんなに辛く当たるのは自分がそうされたから、というわけでもなさそうだし)。他のも

    0
    2022年10月13日

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