タチアナ&アンドラ・ブッチ(Tatiana & Andra Bucci)の作品一覧
「タチアナ&アンドラ・ブッチ(Tatiana & Andra Bucci)」の「アウシュヴィッツの小さな姉妹」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「タチアナ&アンドラ・ブッチ(Tatiana & Andra Bucci)」の「アウシュヴィッツの小さな姉妹」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
アウシュヴィッツ=ビルケナウといえば
ホロコースト、負の世界遺産で有名である。
4才と6歳の幼い姉妹がホロコーストの舞台となった絶滅収容所での狂気、非日常の体験、家族に起きた出来事、ホロコーストが姉妹に与えた影響が描かれています。
広島の原爆、沖縄戦とはまた違った戦争の狂気、悲惨さを感じた。
4才、6才の時の記憶って曖昧で殆ど憶えていない。
だけど当時4才と6才の子供の目線で語られる数々の恐怖の出来事は非現実的で衝撃的な事ばかりだ。
まず最初に行われる「選別」、働けない老人、病人、子供はガス室へ送られ「働けない者」は殆どが生き残れない。
死は至るところにありピラミッドと呼んでいた死体の山の回
Posted by ブクログ
2024年8月14日
ビルケナウに姉妹で収容された。6歳と4歳。
そこに収容された21万6000人の子どものうち生き残ったのはタチアナとアンドラ姉妹を含め451人。
ユダヤ人の当然の運命と受け入れてしまうのは幼なすぎるから。つらくてもほかの場所など思いもつかない、その現実に生きなくてはならない。それは大人の囚人もそうだったらしい。鉄条網の向こうは現実の世界ではないと、夜と霧のフランクル氏も言っていた。
幼ない子どもはユダヤ人はそうなんだと理解した。自己評価が低いなんていう次元ではない。
それでも前を向いて生きていく強さ。寛容の気持ち。母や家族、親戚、ゆ友人との繋がり。ニュートラルな尺度で語る姉
Posted by ブクログ
読み易く、巻末に述べられている様に「多くの人に読んでほしい」書物だと思った。
そして近い将来、「絶滅収容所を知る人々がいなくなる時間」が訪れる・・だからこそ、若い世代を通じて語り繋げていく架け橋がいかに大切かと痛感させられた。
語り部となっている2人の姉妹、収容された当時は6歳と4歳。双子とまちぐぁれた可能性もあっての「生き延びた奇跡の証言者」
数多くの書物を務めて読んでいるつもりだが、「絶滅収容所6か所」は全てポーランドに在ったことすら知らなかった。
そしてドイツ、ナチスのユダヤ人撲滅計画は当然ながら学んできたつもりだったが、イタリアの動きと実態は初めて知った。
姉妹が生まれ育った現クロア