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日本一のねぶたを作る!
兄の思いを継ぎ、女ねぶた師は絵筆に魂を込める――。
令和の青森を舞台に、渾身の筆で活写する日本で一番熱い夜
東京で派遣社員として働いている工藤紗栄子は、三十歳を過ぎ物足りない毎日を送っていた。そんな時、青森でねぶた師として活動している兄・春馬が病に倒れたと報せが入り、紗栄子は帰郷する。「必ず渾身の作を祭りに出品する」と言う春馬だったが、病状は芳しくなかった。
春馬を手伝う決意を固める紗栄子。しかしねぶた祭が迫る中、春馬は入院してしまい……。
ねぶた師であった亡き父から兄へと継がれた魂を、形にできるのは私しかいない。
女ねぶた師・紗栄子は瞬刻の輝きを青森の夜空に描くことはできるのか! ?
時代を駆けて筆を揮う稀代の歴史小説家が、令和を舞台に女ねぶた師を活写する!
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面白いが
内容としては、一人の女性の成長物語です。その点では、面白かったのですが、あまりにねぶたに関する知識を披露する部分が多くて、入り込めませんでした。ねぶたに関する記述をほんの少し減らすと、良いのでは。
Posted by ブクログ
東京で派遣社員として働いていた主人公の工藤紗栄子に、地元の青森の母より、ねぶた師で兄の春馬が重い病気であるとの連絡が来る。
病状から早期の検査、治療が必要だが、本人はねぶたの制作を諦め切れず治療を拒んでいるという。
紗栄子は仕事を辞め、取るものもとりあえず、帰郷する。
亡き父もねぶた師だった工藤兄妹は病気と闘いながらねぶたの制作を決断。狙うは、ねぶた大賞。
津軽衆のじょっぱりぶりの春馬に対して、出来過ぎな紗栄子の描かれ方に違和感を感じつつも、青森市民にとってのねぶた祭にかけるパッションが全編を通じて語られることで胸が熱くなる。
青森出身のワタシとしては、ラッセラーラッセラーの掛け声を聞くともう居ても立っても居られない。ハネたくなる。
Posted by ブクログ
青森のねぶた祭りを題材にした小説。
ねぶた制作師の兄が脳腫瘍になり、東京で夢を持ちながらも派遣社員として働いている妹が帰郷して兄をサポートしながらねぶたを制作する。
スポンサー企業の厳しい注文やちょっとした裏切りや。しかしそれを逆手に利用してこれまでにない発想で乗り越える。
そして直前に起こる事件。
最後には関係者全員でこの逆境を跳ね返す。ストーリーとしては起承転結がわかりやすくなってはいるが、読んでいて感動を味あえる。
仕事でねぶた祭り1週間前に青森に行ったことがあるが、あの大きなテントの中でこういった葛藤がそれぞれ大なり小なり行われていたのかと思うと、また青森に行きたくなる。
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