残星を抱く

残星を抱く

小説・文芸
1,760円 (税込)

8pt

第73回日本推理作家協会賞短編部門受賞『夫の骨』の著者、受賞後初の長編ミステリー!

罰を受けるべきなのは誰――
次々と身の回りで起こる不穏な出来事に、刑事の妻・柊子は追いつめられていく。
愛する家族を護るため、彼女が取った行動は――!?

「あなたを、殺したいと思って」
母娘二人だけのドライブの帰り道、青沼柊子は峠の展望台で、暴行の現場を目撃する。
暴漢たちは柊子たちを逃がすまいと車の前に立ち塞がるが、構わず柊子がアクセルを踏むと、サイドミラー越しに、男の影が崖下へと転落していくのが見えた。
あの男は死んだのか? 思い悩む柊子だが、県警捜査一課の刑事を務める夫の哲司には、正直に話せない。
すると翌日、マンションのポストに告発文めいた脅迫状が投函されており……。
血の因縁が浮かび上がらせる、二十年越しの真実!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    祥伝社
  • タイトル
    :
    残星を抱く
  • タイトルID
    :
    20047346
  • 電子版発売日
    :
    2022年07月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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残星を抱く のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み始めた途端緊張の高まりが始まり目が離せなくなってしまった。緊張緊張の連続が始まってしまった。謎が謎を呼ぶ展開緊張はいやが上高まり最終に近づいた時には動悸が高まってしまった!久しぶりに最高のサスペンス感を味わった!

    0
    2022年08月24日

    Posted by ブクログ

    最初から最後までハラハラさせられっぱなし。よくも文字であんな危機迫る描写ができるものだ。20年前の交通事故の真相は有力者の圧力で隠蔽されていたと暴こうとする主人公の夫への愛情が強かった。

    0
    2026年06月30日

    Posted by ブクログ

    専業主婦の柊子が幼稚園の娘とドライブで出掛けた先で拉致の現場を目撃し、そのあとから周囲を不審者がうろつき始めて、ついには夫に毒牙が…というお話
    前半と後半で主人公の印象ががらりと変わるお話でした

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    読んでいて大昔見た「激突」という映画を思い出しました。今はそんな映画のようなあおり運転が日常で起こるようになったから私のような未熟者はペーパードライバーへまっしぐら。
    しかし、この主人公柊子は普通の主婦とは思えない運転技術と身体能力、さらに鋼のような身体で何度も危機を脱する不死身の女性。いくら柔道を嗜んでいたとはいえ、これは凄すぎる。「彼を殺したのは誰?」の彼は誰を指しているのか結城の口から語られるまでわからなかったなぁ。そして結城の正体もね。タイトルの意味はラストでやっと理解出来たけどそこまで恐かったな。

    0
    2023年10月13日

    Posted by ブクログ

    スタートからアクセル全開。

    主人公・青沼柊子が峠の展望台で暴行を目撃した場面から一気に不穏な空気に包まれる。
    逃げる柊子。追いかける男達。
    5歳の娘との楽しいはずのドライブが一転して恐怖へと化す。

    その後に続く脅迫状の投函、刑事である夫の不審な行動。
    重なり合ういくつもの謎。

    20年前の事件と一体どう結び付くのか。

    柊子の前にいつも突然現れる《8》のタトゥーの男や、高飛車な監察官・真野美凪、相談相手の葛西、皆が怪しく思えて来る。

    終盤は怒涛の展開に心拍数が爆上がり。

    どんでんあり、最後まで油断ならないスリリングミステリー。

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    矢樹純さん初めての長編小説と言うことで楽しみしてました。



    青森県出身の作家さんだと言うこともあり、

    昨年、友人に勧められて読んでみた「夫の骨」も良かったので購入。



    「彼を殺したのは誰か」

    それを知っているならあんたを殺さなきゃいけない。

    黒革のライダースーツの男の謎の問いかけ。

    彼とは誰のことなのか?

    あのガードレールから転落した男のことか?

    あの日のことを夫に話せず、探偵業を営む同級生に相談する。



    しかし、その男たちはその後、誘拐監禁容疑で逮捕される。

    では、あのライダースーツの男は誰なのか。

    男が言う「彼」とは誰のことなのか。

    そして突然の夫の自殺に見せかけた他殺事件。



    その後判ったことは夫はひとりで、

    20年前橋から転落して死亡した柊子の父親の事故を調べていたようだということ。

    あれは事故ではなかったのか。

    夫の手帳を見つけ出そうと執拗に柊子に張り付く監察の女性刑事。

    めまぐるしく進む物語。



    スリル満点でした。

    ミステリーではあるんですがアクションものでもあります。

    クライマックでは「え?そうだったの?」でした。

    同級生の探偵がなんか怪しいなぁというのは途中から見えちゃましたけど。

    でも、それが物語のメインではなかったので、終着点で「え~!?」でした。



    293ページとちょっとページ数は少なめですが中身は濃いです。

    次回作がまた楽しみな作家さんです。

    0
    2022年11月02日

    Posted by ブクログ

    ※
    『夫の骨』の著者 矢樹純さん

    読み始める前の想像を全く覆してくれました。
    『夫の骨』に引き続いて、またやられた
    という感想です。

    残星(ざんせい)
    夜が明けていく東の空に残る光は金星。
    明けの明星。

    以下、ネタバレ含みます。ごめんなさい。
    ーーーーー
    自殺に見せかけて殺された警察官の夫(哲司)。

    誰かに狙われていると漠然と感じていた柊子は
    娘を守り、夫が殺された理由を知るために
    哲司が死ぬ前の足跡を辿る。

    哲司が職務外で密かに追っていた事件は、
    柊子の父親の事件だった。

    味方も敵も不明な中、見えない敵と必死に
    戦う主人公の柊子の逞しさが想像の斜め上を
    ぶっ飛んでいて度肝を抜かれます。

    何故こんなに凄いのか?
    ただの警察官の妻じゃない、
    一般人とはとても言えない精神力と
    身体能力に唖然とさせられます。

    でも、スーパーウーマンになれた理由が
    ラストで分かって胸がすうっとしました。

    私にとっては予想外のラストでした。

    0
    2022年10月11日

    Posted by ブクログ

    「彼を殺したのは誰か。」正解したら殺される-。

    ✎‎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    県警捜査一課の刑事を夫に持つ青沼柊子。幼い娘を連れドライブに出掛けた帰り道。トイレの為に寄った展望台の駐車場で、男性が二人組の男から暴行を受けている場を目撃してしまう。犯人と目が合い 急いで逃げる柊子。

    男の一人に追われ 山道でのカーチェイスの末、命からがら自宅へとたどり着く。しかし、警察官である夫には ある事情からこの出来事を話せずにいた。

    いつかあの二人組に自宅もバレてしまうのでは?と脅える柊子。その嫌な予感が的中したのか…。翌日 オートロックのマンション内、青沼家の部屋がある四階の外廊下で 首に「8」のタトゥーの入った不審な男とすれ違う。

    不安を覚える柊子が、郵便ポストから回収したチラシの中から見つけた1枚のコピー用紙。書かれていたのは一文だけ。

    【彼を殺したのは誰か。答え合わせは次に会う時に】

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    こっわーーーーー!!
    最初の1ページ目から 柊子が拉致暴行犯に車で追われてるスリリングな描写。まだ小さいりおちゃんも乗ってるし心臓バクバク。その場は逃げきれたものの、次に何時どこで襲われるか…。

    何でもいいから早く旦那に相談して守ってもらえよ!読んでる私が怖すぎるから!!

    それでも「まだ夫には話さなくても大丈夫か」と様子見の柊子…。なんっっでやねん!!!

    しかし、「8」のタトゥー男の訪問(?)から3日後には 柊子が玄関に取り付けた防犯カメラに ジッとカメラを見つめる謎の女の姿が…。

    さらには謎の告発状の二通目がポストに…。
    【罰を受けるべきなのは誰?】

    とうとう夫に全てを話そうと決心した矢先、展望台で暴行を働いていた男二人組が警察に捕まったというニュースが飛び込んでくる。

    その数時間後、夫の哲司が 近くの公園で首を吊った状態で発見される。

    ?!?!

    哲司の首吊りは自殺に見せかけた誰かの仕業だと知った柊子。 また、哲司が狙われたのは、二十年前、タクシー運転手をしていた柊子の父が起こした事故が関係しているとわかり…

    誰も信じられない…
    警察も頼れない…
    柊子はなぜ命を狙われてるの?
    哲司は 二十年前の事故をなぜまた調べ始めたのか?
    「彼を殺した」の「彼」とは誰なの?

    あっちからも こっちからも追われる柊子。
    一瞬たりとも安心のできない読書でした笑

    てか 柊子めっちゃ強い!!笑
    全ての事件の真相を知るために、身体ひとつで殺し屋とやり合うんだから!

    アクション満載の連続ドラマにでもなりそうだ

    0
    2026年06月15日

    Posted by ブクログ

    なんか、ずっとスリリング
    ヒヤヒヤしながら読み終わりました。

    主人公が逞しすぎて、同じ女として
    生きる能力の高さに憧れる、、、
    私なら開始1ページで捕まって殺されてる

    0
    2026年04月06日

    Posted by ブクログ

    静かに進むミステリーなのかな?と思ったら 意外とアクション満載で、映画的で、好みは分かれそう。追い詰められていく主人公が 前半と後半じゃ 別人のようで ちょっとなぁ〜だったのが残念。散りばめられた人々のドラマが 「やっぱ そうだよね」で片付いてしまうし、犯人がわかってしまう(笑)でも 先へ先へとページをめくってしまうのは 筆力のなせるワザだと思う。「血腐れ」「夫の骨」「残星を抱く」…「血腐れ」がチャンプ本かな。

    0
    2025年01月17日

残星を抱く の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    祥伝社
  • タイトル
    :
    残星を抱く
  • タイトルID
    :
    20047346
  • 電子版発売日
    :
    2022年07月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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