作品一覧

  • まどろみの星たち
    4.6
    1巻1,980円 (税込)
    ある事情から夜に眠れなくなってしまい、休職していた保育士の文乃。 昼夜逆転した生活リズムであれば眠れるようになり、夜間勤務のある24 時間営業保育園「つづきの保育園」に転職する。 厳しい現代社会の中でも懸命に子育てする親と、親をひたむきに愛する子どもたち。文乃はそんな親子の力になりたいと願い、真摯に向き合っていく――。 暗闇にあたたかな光を灯す傑作。
  • つぎはぐ、さんかく
    3.6
    1巻836円 (税込)
    【選考員満場一致!第11回ポプラ社小説新人賞を受賞作、待望の文庫化!】 惣菜と珈琲のお店「△(さんかく)」を営むヒロは、晴太、蒼と三人兄弟だけで暮らしている。ヒロが美味しい惣菜を作り、晴太がコーヒーを淹れ、蒼は元気に中学校へ出かける。 しかしある日、蒼は卒業したら家を出たいと言い始める。ヒロは、激しく反発してしまうのだが、三人はそれぞれに複雑な事情を抱えていた―
  • さいわい住むと人のいう
    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    「そこにどれほどの幸福があったのか、私たち以外、誰にもわからない。」 時代をさかのぼり紐解かれていく桐子と百合子の姉妹の人生。 戦争孤児だった二人は正反対の道を選ぶこととなり、背中合わせに生きてきた。 辿り着いた先に「幸い」があると信じて――。 最注目の若手作家がおくる、温かな涙があふれる、感動の傑作!
  • つぎはぐ、さんかく
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    【選考員満場一致!第11回ポプラ社小説新人賞を受賞した傑作小説】 惣菜と珈琲のお店「△(さんかく)」を営むヒロは、晴太、蒼と三人兄弟だけで暮らしている。ヒロが美味しい惣菜を作り、晴太がコーヒーを淹れ、蒼は元気に中学校へ出かける。 しかしある日、蒼は卒業したら家を出たいと言い始める。これまでの穏やかな日々を続けていきたいヒロは、激しく反発してしまうのだが、三人はそれぞれに複雑な事情を抱えていた―

ユーザーレビュー

  • まどろみの星たち

    Posted by ブクログ

    私たちは無意識のうちに子どもファーストを押し付けていないか。

    24時間保育園のつづき園で働き始める文乃先生が、子供や両親、園のやり方を知りながら成長したり、自分の抱える問題と向き合ったりする話。

    自分と重なる部分は『こどもがいる』ってことだけなのに、なぜか共感する部分が多くて、おそらく親には多かれ少なかれ、子供に対する罪悪感があって、また他の親子を見るともっと子供に対してこうしたらいいと勝手に思ってしまうところがあるのだと思う。事情は本当に人それぞれなのに。

    文乃先生もはじめは自分の思い込みから、相手を徐々に知っていくことでより良い保育や、人間として成長しているように見えた。そして彼女の

    0
    2026年07月11日
  • まどろみの星たち

    Posted by ブクログ

    ずっと気になってた作品。保育園児の母としては、リアルな描写もありつつ適度なフィクション制もあって読みやすくすごく良い物語だったと思いました。

    夜間保育というのは実際に利用したことはなく、YouTubeのドキュメントで見たくらい。本当はこの物語よりもたくさんの背景があるんだろうなぁと想像します。

    働く親としては、保育士さんや保育園には頭が上がらない。この園長先生や文乃先生のような先生がいると心からありがたいなぁと思います。

    0
    2026年07月07日
  • まどろみの星たち

    Posted by ブクログ

    新宿の夜に預かってもらえる保育園で働き始めた主人公の目線で描かれた物語。

    社会が抱える重い問題を 子どもへのあたたかい眼差しで包み読み心地を辛くさせない、だがしっかりと確かに胸に刺さった。

    保育師さんの愛を感じ、ラストのひと展開も良く この本に出会えて良かった。人におすすめしたい1冊。

    0
    2026年07月06日
  • まどろみの星たち

    Posted by ブクログ

    東京、新宿で認可保育園でありながら夜間保育を行う「つづきの保育園」内海文乃はこの保育園の夜間保育「ほしの子部屋」に勤めている。子どもたちは保育園で夕食を食べ、お風呂に入り、親が迎えにくるまで、布団を並べてみんなで眠る。そこには様々な事情をかかえた親が、子どもたちを預けにやってくる。夜間コンビニで働いている外国人、看護師と医者で夜間勤務がある家庭、キャバクラで働く母親など、子どもと一緒に生きるために働いている。連絡帳を書かない、大声でクレームを言う、子どもを迎えに来ないなど…保育園からすると一見「問題のある保護者」は実は心の中にたくさんの葛藤や悩みを抱えている…保護者の悩みと文乃先生は向き合いな

    0
    2026年07月04日
  • まどろみの星たち

    Posted by ブクログ

    感情移入して少しの間、読み進められなかった。
    子を持つ親御さん、それに関わる全ての人に本当に感謝の気持ちでいっぱいになった。私は早い段階で子どもを持つことを諦めたが、その分何かの形で育児もして働きに出ている方の力になりたいなと感じた。エゴかも知れないけど、自分が手を差し伸べるだけで、悩みに直面している方の支えになるのであれば出来るだけ手を差し伸べたいなと感じた。
    それを主人公は自分の意思や直感に従って出来ているのは素晴らしいと感じた。お節介じゃない?やり過ぎじゃない?って感じる部分もあったが、自分がしたいと思ったことはした方がいいよな。とも感じた。園長先生の件も然り。数学のように答えが絶対に出

    0
    2026年06月30日

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