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幻想文学の鬼才E. T. A.ホフマンの数奇な生涯を描く伝記小説。
幻想文学の鬼才E. T. A.ホフマンの数奇な生涯を描く伝記小説。
約200年前のドイツで、作家、音楽家、画家として多彩な才能を発揮した彼は法律家でもあって、 当時の社会情勢に翻弄されながらも先駆的生き方を貫いた。
「幾分ファンタジー、あるいは怪談めいた感じもしないではありませんが、これは実在した人物をもとに書かれたお話です。」
【目次】
主な登場人物
奇人 ホフマン
幻を視る人
幼馴染み
荒 び
怪 人
もう一人の自分
社交の場
あの曲
トルコの歌姫
転がる目玉
磁気睡眠術
見知らぬ子
ユリア・マルク
新たな友人
アマデウス
ドンナ・アンナ
小康の日々
婚約披露宴
追憶の城
ゼコンダ一座
現実と夢の国
楽長交代
再びベルリン
幻 覚
遠隔観念連合
死に繋がる病
若い女友達
美男俳優
権力との闘い
狂ったクライスラー
臨 終
ホフマン略歴年表
参考文献
あとがきあとがき
【著者】
荒木 英行
荒木英行(あらき ひでゆき)
1948 年大阪市生まれ。本名は田坂英行。
関西学院大学大学院文学研究科修了。 関西学院大学、同志社大学、近畿大学等、元兼任講師。 ドイツ文学研究家。 著書に『シュレジア 一八四四』(朝日出版社)、『狂夢郷』(新潮社)、『南ドイツの小さな町で』(同)、『幻想のディスクール』(共著、鳥影社)ほか、雑誌、紀要、単行書 籍発表の小説、翻訳、論文等多数。
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