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本に挟まれた暗号。謎解きに挑む姉妹。忘れられない夏が始まる。 会員が2名しかいないクイズ研究会会長の高校2年生・成田頼伸(ライ)は、クラス内で「じゃない方」と呼ばれている。ライと同じ姓で、ダンス同好会に所属する人気者・成田清春(キヨ)がいるからだ。クラスで「成田君」といえば、キヨのこと。「役立たたない」ことが好きなライと、大学受験に向けて効率重視で「役立つこと」が好きなキヨ。性格も対照的で、クラスでは決して交わることのなかった二人だが、夏休みの間、ひょんなことから、謎解きに挑む姉妹を手伝うことになる。謎解きの先で待つものとは――。 すべての謎が明かされた時、切なさと温かさが胸を満たす、青春恋愛ミステリー。
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Posted by ブクログ
とってもとっても良かったです
私の大好きど真ん中!!
甘酸っぱい青春ミステリー☆
高校2年生の成田頼伸(ライ)は、モスバーガーで隣り合わせた美人姉妹と共に、謎解きをすることになる。
そこに通りかかった同級生の成田清春(キヨ)も加わる。
4人が体験する夏休みは、「初めて」がいっぱいで、初々しくてドキドキで、キュンに溢れています!!
キヨはクラスの中心人物。
一方ライは二人しかいないクイズ研究会の会長。
同級生だけどクラスでの立ち位置が真逆の二人は、関わることはなかった。
しかしこの謎解きを通して互いを知り、悩みを打ち明け、助け合い、成長していくのです。
あぁ~もう、こういうの、大好き!
謎解きは、暗号を解いて次へ進むのだけど、これは難しくて私には無理でした(+_+)
早々に投げ出して、ライ達に任せます。
得意な人は、これも楽しめるのかな?
キラキラした夏休みを彼らと一緒に体験し、ミステリーの部分はワクワクドキドキし、最後までずっと楽しかったです。
あ、ラストは切なさもありますよ。
そして多くの方がレビューで書かれているように、「あとがき」も面白いです。
私は初読みの作家さんでしたが、あとがきを読んだら俄然、似鳥鶏さんに興味が湧いてきました(^^)
この本は、何人ものブク友さんたちの素敵なレビューから、読みたい!と思っていました。
こんな大好きな作品に出会えて嬉しいです!
皆さん、ありがとうございます♪
Posted by ブクログ
似鳥鶏さんのノン・シリーズ。
『育休刑事』『彼女の色に届くまで』など、似鳥さんは、現代社会の「ちょっとおかしいところ」をうまくすくい上げてくれる。
今作でも、主人公がとある「物語」を「嫌いだ」と断言するシーンがあり、わたしも常々まったく同じことを思っていたので、心の中でひっそり快哉を叫んだ。ありがとう、似鳥さん♡
ミステリとしては、全編暗号ものなので、好みは分かれるかもしれない。
わたしはとてもおもしろかったし、後書きにも書いてあるように、
「なぜ暗号を使わなければならないのか」
という根本的な状況がきっちり設定されていたし、
暗号を解いている最中の小さな違和感もすべて伏線として回収されていたので、気持ちよく読み終わった。
また、この本は「夏休みの高校生」の青春ものでもあり、甘酸っぱい爽やかさも楽しかった♪
暗号解読が佳境に入るのが8/20付近で、たまたまその頃に読んでいたので、たいへん臨場感もありました♪
Posted by ブクログ
友人たちと過ごした夏休みの思い出… それぞれの覚悟が新しい自分を発見してゆく #夏休みの空欄探し
■あらすじ
高校のクイズ研究会に所属する成田頼伸は、役に立たない知識をばかりもっている。一方、同じクラスの成田清春はコミュニケーションに長けており、頼伸いつも羨望の眼差しで見ていた。
ある日頼伸は、喫茶店で謎解きパズルを解いている美人姉妹を見かける。思いがけない出会いからパズルを手伝うことになった頼伸、さらに清春と共に四人で謎解きパズルに挑んでゆく… 彼らの何かを解き明かす夏が始まる。
■きっと読みたくなるレビュー
夏休みといえば、様々な思い出がありますよね。両親に連れてってもらった遊園地、友達といった花火大会、宿題に追われる八月の終わり…
親になると子ども達のおひるご飯を作ったり、塾の夏期講習に送り迎えしたり、むしろ休める時間が減って忙しくなる。それでも子どもたちには、めいっぱい熱い夏を楽しんで欲しい。
若い頃にもっている悩みというのは、実は人間の本質をついた悩みが多い。しかも経験も浅く、知識も少ない。さらに自信のなさと将来の不安に駆られるから、解決もままならない。そんな青春時代の苦い部分が胸にじんわり伝わってきました。
一番の読みどころは、男子チームの頼伸と清春が成長していく姿ですね。とにかく自信がない頼伸なんですが、得意分野をきっかけに、自分の中から答えを見つけ出していく。また清春は、序盤は煙たい奴なんですが、彼もまたどこにでもいる高校二年生。素直でいい奴で、まさに現代の若者を切り取った感じ。彼ら二人を見ていると、自分もそうだったなぁと懐かしんでしまいました。
そして女子チームの雨音、七輝。こんな女子たちを守ってあげるためであれば努力できる。恋愛ってたしかこういうことだったよな… と思い出させてくれる素敵な姉妹でした。
さて本作は謎解きパズルに挑戦しながら、物語が進行していく。よくもまぁ次々と奇問難問くりだしてくれました、聖地巡礼をしてみたくなりますね。私がもっと若かったら、男女混合の仲間たちで行きたいのですが、いまは家族といきたいな~
可愛さと優しさが伝わってくる素敵な作品、夏休みに空いた時間におすすめの一冊です。
ところで皆さん、夏は好きですか? 暑いのは嫌いな人も多いですよね。私も最近はずっと部屋に閉じこもって、本を読んでます。それでもたまには外に出て、街の景色や空を見てみて下さい。きっと懐かしい思い出が蘇ってきますよ。
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夏休みの思い出は
大人になっても忘れない
好きな子と出かけたあの日
きのうの空みたいに近くに感じる
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■ぜっさん推しポイント
終盤の頼伸が覚悟を決めた場面がカッコ良かった~
大人になると何でも先にリスクや損得を考えてしまいます。新しいことに挑戦することが少なくなってしまい、その結果成功も失敗もせず、成長することもなくなってしまう。
私が初めて告白&玉砕したときは、顔から火が出るほど恥ずかしかった。しかしそれ以降は、誰でも胸をはって女性とコミュニケーションがとれるようになったのです。誰にでも不得意なこと未経験なことはある。覚悟して一歩踏み出すことが大切なんですよね。
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