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匿名
読めば救われる人が必ずいる。
すごい。すごい小説が出た。
モラハラの原因の多くは自己愛性パーソナリティ障害(NPD)。私自身NPDのパートナーを持ったことがある。経験者として分かり過ぎて何度も涙が出た。物語の組み立ても秀逸で、一気読みしてしまった。
モラハラや毒親の問題はメディアも頻繁に取り上げるが、原因であるNPDについては専門家も言及することを避ける。それほどやっかいな障害なのだ。被害者を減らすにはとにかく被害者がNPDを知ること。それに尽きると思っている。モラハラや毒親からの攻撃に苦しんでいる人、そんな知り合いが身近にいる人にぜひ読んでもらいたい!
自己愛性パーソナリティ障害を取り上げて下さった作者に心から感謝する。
Posted by ブクログ
憧れの人と働くため、手紙をかき、資格を取り、晴れて採用された友理奈、アシスタントとして働き、地道に勉強を続ける友理奈にあこがれの人からチャンスを引き寄せる「ピンキーリング」のプレゼント。ある日出会った、ファッション雑誌を手掛ける深瀬という男性、整った見た目で服のセンスもある、一見スマートな彼。彼と飲みに行き、一夜を共にしてしまったことで送った悲劇。あこがれの人からの大事なプレゼントを亡くし、彼からはストーカー扱い。警察に通報され、友理奈はこれまでの実績も人脈もすべてを失ってしまった。
変わって、明るく天真爛漫で子供みたいに感情を素直に表現する未知。
未知は頭が良くて、何でも知っていて、自分を導いてくれる夫健吾が大好きで、尊敬している。
けれど、未知が健吾との過去の喧嘩で起きた出来事についてSNSに書いたことで、彼は豹変。未知を何度も罵倒する。くず、馬鹿などの酷い暴言。未知を車から降ろして置き去りにする。同様のことは過去にもあった。何度も持ち出し執拗に攻める健吾。
恐怖、とまどい、傷つき、彼の怒りようが理解できない気持ち。
同じく傷つけられた経験のある友理奈と出会い、一冊の本を渡されたことで夫はモラハラの加害者だと気付く。気づいたはいいが、夫のもとへ帰る。大好きな夫のきれいな部分を信じたいという未知に友理奈や同僚は心配するが。
一見人当たりも良く、「モラハラ加害者には決して見えない」人と、彼らをとりまく人たちの物語
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