カサンドラのティータイム

カサンドラのティータイム

1,699円 (税込)

8pt

スタイリスト見習いとして働く友梨奈と、牛肉加工工場でパートをしている主婦の未知。それぞれに何かから「抑圧」されている。現代社会で生きていく女性のやるせなさを見事な筆致で描きつつ、他者と他者がつながれることを希求する、期待の新鋭の飛躍作。

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カサンドラのティータイム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    カサンドラ、にピンときた人は読んでほしい。
    圧巻の筆致。
    最後までほぼノンストップで読んでしまった。
    ラストは飲み込みがたい何かを無理矢理飲まされたのに、どこか爽やかで、晴れやかな気分もする不思議な読後感。
    この複雑な妙味に、小説の醍醐味を味わう。

    1
    2022年12月02日

    Posted by ブクログ

    ものの数時間で読み切ってしまった…
    装丁の綺麗さに惹かれて購入したので、内容にうんと期待していた訳では無かったのに、どんどん続きを読み進めたくなるような魅力のある人間関係やヒリヒリするような出来事が詰め込まれていた。
    読んだあとは、大好きな人をぎゅっと抱きしめたくなるような優しさと強さを分けて貰えた

    1
    2022年11月09日

    匿名

    読めば救われる人が必ずいる。

    すごい。すごい小説が出た。
    モラハラの原因の多くは自己愛性パーソナリティ障害(NPD)。私自身NPDのパートナーを持ったことがある。経験者として分かり過ぎて何度も涙が出た。物語の組み立ても秀逸で、一気読みしてしまった。
    モラハラや毒親の問題はメディアも頻繁に取り上げるが、原因であるNPDについて

    #泣ける #深い #タメになる

    0
    2023年03月18日

    Posted by ブクログ

    この気持ちは何だ。全然納得してないんだけど心にはザクリと刺さった。友梨奈と未知という女性の話が軸となっている。個人的には友梨奈の章で共感とともに打ちのめされた。自業自得の部分もあるとはいえ、ちょっとした過ちが致命的なしっぺ返しをくらう様は他人事とは思えない。未知の章は複雑な気持ちで悩ましかった。純粋

    1
    2023年01月18日

    Posted by ブクログ

    自己愛性パーソナリティ障害。あまり聞き馴染みがないワードですが、初見では見抜けないやっかいさを感じました。友梨奈さんは迂闊だったかもしれませんが、回避できるものなのでしょうか。。

    重いテーマにも関わらず、読みやすく、なおかつ問題を簡単に解決にもしないところに、好感を持ちました。

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    カサンドラ症候群という言葉は聞いたことがあったけれど、こういうことなのか、というのが最初の感想。
    この話に出てくる友梨奈や未知のような例は、結構世の中にたくさんあるのかもしれないな、と感じられるくらい、自然に読み進められた。
    個人的には、もう少しすっきりした結末を欲していたけれど、これはこれでアリな

    0
    2024年03月30日

    Posted by ブクログ

    小説というより医療本の一面も。かなり読みやすくてさくさく読めた。私は自己愛の方に近い気がするので、図星を突かれたような感覚とともに、周りの人に気をつけたいと思った。

    0
    2024年02月02日

    Posted by ブクログ

    ハラスメントを受けていること自体ももちろん苦しいのだけど、周りの人が加害者の言い分を聞いて自分のことを信じてくれないという状況は辛すぎる。
    でも、外面が極端にいい人って実際にもいて、その人も…と思い出した。
    3章で、友梨奈はこういう風に絡んでくるのかとびっくり。
    ハラスメントには色々な解決方法がある

    0
    2023年05月26日

    Posted by ブクログ

    モラハラ問題で

    逃げる一択でないのは

    評価できるけど

    苦しい道だろうなぁ
    理解してあげられない

    自分が悪いんだ

    っていう態度を辞めるだけでも

    二人の関係性は

    全く変わるはず

    どちらかといえば

    モラハラ旦那のほうが

    我慢できなくなるのかなぁ

    希望的すぎるかな

    0
    2023年05月02日

    Posted by ブクログ

    憧れの人と働くため、手紙をかき、資格を取り、晴れて採用された友理奈、アシスタントとして働き、地道に勉強を続ける友理奈にあこがれの人からチャンスを引き寄せる「ピンキーリング」のプレゼント。ある日出会った、ファッション雑誌を手掛ける深瀬という男性、整った見た目で服のセンスもある、一見スマートな彼。彼と飲

    0
    2023年02月27日

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