タメになる作品一覧

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  • アダルト・チルドレンと家族
    4.5
    1巻1,708円 (税込)
    親から受けたトラウマが、どのように子どもたちの人生を支配するのか。家族に心を傷つけられた子どもたち──アダルト・チルドレンの抱える問題を探り、そこから「生き生きした自己」を取り戻すための新しい方法をわかりやすく説いた待望の書!

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  • 人生の「成功」について誰も語ってこなかったこと 仕事にすべてを奪われないために知っておきたい能力主義という社会の仕組み
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    4.0
    小川公代氏推薦 「すごいね」ではなく「おもしろいね」。 成功なんかしなくても、この世に受けた生は唯一無二! ************************* 「成功者」って増えるの? 「公平な競争」は存在する? 「誰にでもできる仕事」なんてある? 「自分の人生は合っているのか?」――答えも納得も成長も、実はあなたが定義しなければならない。 能力主義をときほぐす今もっとも支持される組織開発専門家、最新刊 「本当にひとりひとりの生を大切にするのなら、「成功」が必要なのではなく、 成功や失敗なんて安直な二項対立ではなく、どんな人であれ、生存権が保障されていることではないだろうか。」(本文より)
  • 池上彰が七賢人と考えた 世界の読みかた、未来のみかた
    3.8
    ■哲学が人間を、歴史が今を、物理学が宇宙を解明する 日本のトップ7人とすべての疑問に答える ■トランプとどう付き合うべきか? 2030年、日経平均はどうなるのか? ChatGPTの時代に哲学は必要か? 日本人は戦争から何を学ぶのか? すべての疑問をとことん考えた!! 見える景色が変わる、ニュースの見方が変わる ■白熱討議 知的興奮の渦 納得の連鎖 同時代をどう見ればいいのか、その答えのすべてがある 第1章 国際情勢はこう考えればいい 佐藤優 PART1 第2章 資本主義とカネの核心 村上世彰 第3章 生きる技術としての哲学 國分功一郎 第4章 国際司法の現場とは 赤根智子 第5章 日本人にとって戦争とは何か 吉田 裕 第6章 素粒子物理学で何がわかる? 多田 将 第7章 企業経営の極意を考える 似鳥昭雄 第8章 アメリカ、中国と日本はどう向き合うか 佐藤優 PART2
  • 栄冠と絶望のリンク ロシアの天才スケーター カミラ・ワリエワの宿命
    4.0
    2014年のソチ冬季五輪以降、ロシアはフィギュアスケート女子シングルで次々と有力選手を輩出してきた。 リプニツカヤ、ザギトワ、メドベージェワ、トゥクタミシュワ、シェルバコワら十代の選手たちが世界トップレベルの演技を披露し、多くのメダルを獲得する。 リプニツカヤやザギトワらを育てた女性コーチ、エテリ・トゥトベリーゼの指導力にも、注目が集まった。 北京冬季五輪を目前に控えた2021年、エテリの門下から登場したのが「究極のスケーター」カミラ・ワリエワである。 この年15歳になり、シニアデビューを果たしたワリエワは、トリプルアクセルという超高難度のジャンプに加え、二種類の4回転ジャンプ、天性の柔軟性を生かした表現力溢れる演技で、圧倒的な実力を示した。 ワリエワを育てたエテリも、「彼女は例外的な存在で、その才能は天から与えられた特別なもの」と話し、北京五輪でワリエワの金メダル獲得は確実視されていた。 異変が起きたのは北京五輪・大会5日目の2022年2月8日だった。 ロシア・オリンピック委員会チームはフィギュア競技団体で1位となり、この日、メダル授与式が予定されていたが、突如延期が通告された。ロシアチームに、ドーピング陽性の選手がいたためである。 その選手は、カミラ・ワリエワ――。 この瞬間から、ワリエワは世界の頂点から疑惑の渦の中心へと立場を変える。オリンピックの個人競技への出場は認められたものの精神的な動揺を隠せず転倒を繰り返し、4位に沈む。 大会のあと、ワリエワのドーピングが実際にあったのか、どのような処分が下されるべきなのか、関係機関による審査が始まった。 2023年10月、NHKの取材班はモスクワでエテリ、そしてワリエワの単独インタビューに成功。さらにエテリ率いるスケートクラブの練習に密着し、その強さの秘密を探った。 ちょうどそのころ、スイス・ローザンヌのスポーツ仲裁裁判所はワリエワの検体がなぜドーピング陽性になったのか、詳細な調査を進めていた。 2024年1月に下された裁定は、「出場停止4年」というあまりに過酷なものだった。ワリエワの次期ミラノ五輪出場は絶望的になり、その全盛期は国際試合への出場が認められることなく過ぎ去ろうとしている。 放送直後から話題沸騰したNHKスペシャルの担当ディレクター、記者がまとめた圧巻のノンフィクション。 まるで推理小説のように徐々に明らかになるドーピングの内幕。 ロシアのアスリートが背負った「宿命」とはなんなのか。 そして、あの天才スケーターはこれから、どこへ向かおうとしているのか――。
  • 元小学校の先生が教える いちばんやさしい 片づけの授業
    5.0
    \4児(三つ子+1児)の母の説得力!/ \元小学校の先生のわかりやすさ!/ フォロワー21万人の人気整理収納アドバイザー 優秀講師(700人中の3人/2023年度)が伝授 だれでも再現できて、だれも挫折しない 片づけを正しく学ぶと、一生ラクになる! <こんなあなたへ> ◎家が心からリラックスできる場所じゃない人 ◎「いつか売ろう」と思った服が、年単位で押入れに眠っている人 ◎「ママ、あれどこ?」と家族に聞かれてイライラする人 ◎SNSで見た収納グッズをマネしたのに、リバンドしたことがある人 ◎“片づけよう”と気合い入れて始めたのに、思い出品に手が止まる人 CONTENTS(例) <0時間目> 暮らしも人生も、片づけで変わる ・子どもの頃からずっと片づけられなかった ・失っていたのは、時間と心のゆとり 他 <1時間目> 頭の中を整理する ・片づけの順番を知る【片づけの4ステップで、リバウンドなし】 ・ビフォー写真を撮る【見慣れた家の中を客観視する】 ・モヤモヤを見つける【自分・家全体・場所別の困りごとを整理】 ・片づける場所の優先順位をつける【「片づけやすさ」×「効果の感じやすさ」】 ・短い時間を活用する【15分片づけのススメ】 他 <2時間目> モノを整理する ・整理する【基本のやり方は全部出す→分ける→選ぶ】 ・今の自分の軸を大切にする【「今の自分はどうしたいのか」自分と向き合う】 ・まだ使えるモノと向き合う【主語はモノではなく自分】 ・もらいモノと向き合う【贈り物は、相手の気持ちを受けとり感謝する】 ・一刻も早く家から出す【家にある以上、状況は変わらない】 他 <3時間目> モノを収納する ・定位置について知る【住所がなければ、モノは元に戻らない】 ・使う場所の近くに配置する【動線の短さは、定位置への戻しやすさ】 ・使用頻度で定位置を決める【よく使うモノには特等席を】 ・仕切る【仕切りケースやコの字ラックでとり出しやすく】 ・動作の数を最小限にする【見た目より使いやすさを重視】 他 <4時間目> 場所ごとに片づける ・クローゼットを片づける【「かける」と「たたむ」を分けて、着る服を使いやすく】 ・キッチンを片づける【動きにムダのない効率のよさで、家事の時短】 ・リビングを片づける【いろいろなジャンルの生活用品をすっきり】 他 <5時間目> 片づいた部屋をキープする ・いつもきれいな家を目指さない【散らかるのは自然! ラクに片づく家を目指す】 ・部屋をリセットする【タイミングを決めて習慣にする】 ・気に入ったモノを選ぶ【「これでいい」ではなく「これがいい」】 ・家に入れた後を想像する【厳しい審査を通過したモノだけ入れる】 ・ひとつ入れたら、ひとつ以上出す【入ってくる以上にモノを出す意識をもつ】 他 <6時間目> 家族とすっきり暮らす ・チーム化する【家族を巻き込むほど、スムーズに進む片づけ】 ・自分のモノは、自分で管理させる【個人スペースをつくって役割分担】 ・相手を変えようとしない【自分を変えることが、家族が変わるきっかけに】 ・子どものモノを片づける【成長に合わせて、ルールをアップデート】 他 <7時間目> 人生を整理整頓する ・片づけがもたらす、プラスの連鎖 ・心を満たしてくれるのは、モノではなく自分自身 ・片づけは、人生の整理整頓 他
  • いまこそ、本物のサステナビリティ経営の話をしよう
    4.0
    1巻1,705円 (税込)
    「資本主義のハック」を提唱し、企業のこれからについて独自の立場から提言を続ける独立研究者・山口周、 2000年代はじめからサステナビリティ経営・ESG投資に関わり、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)推進に尽力してきた磯貝友紀。 二人がタッグを組み、先進地域である欧州企業の事例を参照しながら、日本企業にこれから必須の戦略、日本ならではの生き残り策を深く探っていく。  SDGsに冷淡なトランプ政権再登場で、近年の「サステナビリティ・バブル」は崩壊、いよいよ本物のサステナビリティ経営の時代が始まる。 一国の政権の思惑など関係なく、世界の大きな流れはすでに見えている。「他社がやるから自分のところもやらなくちゃ」「流行だからその流れについていこう」といった企業は、いまの一瞬だけは良くても、5年後、10年後には間違いなく市場から淘汰される。目の肥えた消費者、世界の取引先に選ばれるのは、環境、人権、格差問題解決といった大きな社会課題の解決を自社の経営課題と捉え、さらにそれをチャンスとしてとらえられる企業だけ。 そのためにいま取り組むべきことはなにか? 二人のスリリングな対話から見えてくる企業の近未来。
  • アメリカの新右翼―トランプを生み出した思想家たち―(新潮選書)
    4.0
    トランプ政権による国家改造の成否に関わらず、リベラル・デモクラシーへの不信感は決定的なものとなっている。左右両極の間で起きた思想戦争の内幕を追いながら、テック右派から宗教保守、ネオナチなどの思想家たちが、なぜリベラルな価値観を批判し、社会をどのように作り変えようとしているのか、冷静な筆致で読み解く。
  • 史上最高!おうちイタリアン イタリア人夫にほめられたレシピだけ!
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★和食しか作れなかった日本人主婦が奮起!イタリア人夫が泣いて喜んだシンプルイタリアンのレシピ★★ ★★目からウロコ!「カルボナーラに生クリームは使わない」「ジェノベーゼにバジルは使わない」「パスタは大鍋でゆでなくていい」本場イタリアンのコツ大公開!★★ ★★Instagramで1000万回動画再生された「本物カルボナーラ」のレシピも!★★ もともとはザ・和食しか作れなかった「ありのママ」さん。コロナ禍に日本で結婚したナポリ出身の夫が、毎日の和食に母国の味を恋しがっていることに気づき、イタリアの義母や義妹に電話でレシピを伝授してもらうことに。「美味しいイタリアンはハードルが高い」と思い込んでいたのに、本場のイタリアンは意外なほど、使う食材も手順もシンプルなことを発見。今や日々料理するのはイタリアン。 ただ、本場の味をおうちで再現するには押さえるべきポイントがいくつかあるのは事実。食べるものにうるさいイタリア人夫が絶賛し、SNSでの発信でも大好評のレシピの数々を、イタリアンファミリーに教わった秘伝のコツとともに公開します。 【構成】 はじめに ~和食しか作れなかった私が イタリア人夫にほめられるイタリア料理を作れるようになった理由 Capitolo1 毎日作りたい!パスタ 本物カルボナーラ トマトスパゲッティ ペペロンチーノ ボンゴレ ペスカトーレ 本格ボロネーゼ パスタ・ジェノベーゼ パスタ・ペスト ブロッコリーパスタ ズッキーニパスタ 明太子バター えびトマト 小松菜ベーコン Capitolo2 からだにやさしいスープ&リゾット イタリア風ポトフ トルテリーニ風水餃子 赤くないミネストローネ 帆立てのリゾット スナップえんどうリゾット Capitolo3 かぶりつきたいパニーニ サルシッチャのパニーニ なすトマトパニーニ さつまいもベーコンパニーニ Capitolo4 おつまみにも!サラダ&副菜 トマトブルスケッタ 最強ブラータ 塩レモンカルパッチョ 生マッシュルームサラダ たことじゃがいものサラダ 青海苔ゼッポリーネ 生ハムコロッケ なすのチーズ焼き Capitolo5 パパッと出来上がり!メイン料理 イタリアン豚カツ アクアパッツア サーモングリル ささみレモンバター ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 不機嫌ばかりな私たち
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「どうしてこんなに家族のためのご飯を作ることに疲れてしまっているのだろう?」 結婚して20年。今まで普通にできてきたことが、なんだか大変に感じるようになってきたのはなんでなんだろう……?  更年期によるホルモンバランスの乱れや老い、育児・家事、家族のトラブル、仕事など……。残念ながら大人の女性は「不機嫌」になることがいっぱい! そんな女性たちが抱える様々なストレスをまだまだオープンに語りづらい世の中で、日々の料理を始め、更年期に訪れたちょっとした不調や年齢の重ね方についてなど、素直な思いを真摯に綴った、渡辺満里奈さんのフォトエッセイがここに誕生。満里奈さんが語る“モヤモヤ”の数々に、「うんうん、わかる!」「私も同じこと考えていた!」と、思わず頷かずにはいられません! 40~50代の中年期。更年期を経て新しいスタートを迎えた方たちも、これから訪れる変化に立ち向かっていかなくてはいけない方たちも、満里奈さんの誠実でまっすぐな言葉で紡いだエッセイの数々に、きっと救われるはず。 50代からの毎日を、誰のためではなく、自分のために機嫌よく過ごしましょう! ※大人世代が参考になる私服コレクションやプライベート写真など、ここでしか見られないスペシャルな写真も多数収録。 <目次> Chapter1 更年期と不機嫌 私の更年期事情       特別対談1 一人で抱え込まないで欲しい、更年期のお話。 更年期症状、乗り越えるために  ピラティスと私       Chapter2 家族と不機嫌 思春期ってやつ   特別対談2 子どもに親ができることとは? 子育てで悩んだら 夫婦の不機嫌  大人になってからの母との関係性 Chapter3  家事と不機嫌 家族のための料理  名もなき家事とイライラと  苦手な片付け  私的、家事の手抜き術  Chapter4  老いと不機嫌 老いとの向き合い方   オトナのファッション   実は自信がない、美容のお話  理想の歳の重ね方  Chapter5 外の世界と不機嫌 お仕事の「こだわり」  SNSとの距離感  大人になってからのお友達  家族と友と旅をする ※目次の一部を抜粋
  • ポジティブBEAUTY 美容マニア・モデル・35歳 私がして本当によかったこと
    3.0
    YouTubeを中心に活躍中の美容モデル・石井亜美の美容エッセイ本。 日ごろから取り入れているスキンケア、メイク、ヘアケア、ストレッチなどの美容法をメインに紹介。過度なダイエットではなく、適度なボディケアや自分に合ったメイクや美容が、自身が心地よくいられてポジティブな毎日をつくり、常に前向きな自分を育むことができるというあみしぃ。 「保湿に始まり保湿に終わる 」「冷えは何よりも大敵」「体重計より鏡とカメラ」などあみしぃワード満載の1冊です。
  • 結局これが一番やせる! 努力0.1%ダイエット
    4.3
    YouTubeチャンネルの登録者は、81万人超(2025年4月現在)。ダイエットにはNGと思いがちな「カップラーメンはさすがに・・・」「ピザはさすがに・・・」「お酒はさすがに・・・」「アイスはさすがに・・・」の振りを、「問題ないです!」と笑顔で一刀両断。そんなポジティブな発信に背中を押され、継続力ややる気に頼らない片倉式ダイエット信者が増え続けています。ダイエットを成功させるには、最初から全力を出すのではなく、「1%以下、最少の努力」でできる軽めの目標を設定して始めるのが効果的。ストイックにやりすぎず、ダイエットと生活のバランスを保つことが大切。そんな片倉式ダイエットのバイブルが完成しました! (はじめにより)ダイエットに対して不安や苦手意識をお持ちの方に、少しでも気軽に取り組んでいただけるよう、実体験を元にしたアドバイスやモチベーションの保ち方も紹介しています。この本が「ダイエットって、思ったほど難しくないかも」そう感じるきっかけになり、あなたの日常に少しでも前向きな変化をもたらせたら、あなたの心のプロテインになったら、とても嬉しいです。
  • 大学受験 活動実績はゼロでいい 推薦入試の合格法
    4.5
    ×面接ではプレゼン能力が問われる ×留学などの海外経験があれば有利……その受験常識はすべて間違いです!早稲田塾などの推薦塾や高校、大学教授、合格者57人に徹底取材。「“今”の推薦入試ではどこを見られているか」「合格者はいつから何をどう準備していたか」がすべてわかる一冊。
  • NHK for school 「u&i」 発達障害の子どもが「困らない」学校生活へ 多様な特性のまま、日常の「ふつう」を見直そう
    4.7
    1巻1,705円 (税込)
    子どもたちを困らせている「ふつう」を見直してバリアを取り除く発想や実践法が満載! 「“ふつう”じゃないに気づくこと。それは同時に、可能性に気づくことだと思う。」――松田崇弥さん(ヘラルボニー代表取締役)推薦! あなたの身近にいる「困った」行動をする子。でも、身の回りの「ふつう」や「当たり前」を見直してみると、「困った行動」はその子からのメッセージで、その子こそが「困っている」のかもしれません。 「45分間静かに座っていなきゃダメ?」「協調性ってそんなに大事?」「学校に行かないと教育は受けられない?」――そんな声に答えながら、《学校での生活に困っている子どもがいる保護者》《子どもたちの多様性に合わせた学級運営のやり方に悩んでいる先生》《クラスの中に「困っている」友だちがいる子どもの保護者》、そんな人などに本書はお勧めです。 授業中座り続けるのが苦手な子、イベントや行事が苦手な子、周りにあわせた行動が苦手な子など多様な子どもたちがいる学校における「ふつう」の数々。でもそれは、マジョリティを中心につくられた「ふつう」かもしれません。 発達障害の子どもたちもそうでない子どもたちも困ることなく学校生活を過ごせるために、さまざまな子どもにとってのバリアになっている身の回りの「ふつう」をアップデートし、バリアを取り除くためのアイデアや実践のヒントを、学校現場での経験や知見が豊富な著者たちが事例満載に紹介。ケーススタディをマンガなどで取り上げながらわかりやすく伝える、保護者や学校の先生にお勧めの実践的な1冊! ※座談会:伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)×きゃりーぱみゅぱみゅ×安井政樹×野口晃菜「“ふつう”ってなんだろう?」は、電子書籍版には収載しておりません。 【内容】 第1部 学校の「ふつう」をアップデートする〔野口晃菜〕  第1章 学校で「ふつうじゃない」と言われる子どもたち  第2章 学校や身の回りの「ふつう」を見直そう  第3章 子どもの思いを大切にするかかわり方は?  第4章 子どもも大人も「ふつう」にとらわれないために  Column アップデートの必要性にどう気づく? 第2部 一人一人のバリアを取り除くために〔安井政樹〕  第5章 「困った子」は「困っている子」  第6章 生きづらさの原因は身の回りにたくさんある  第7章 協調性と多様性の間の溝を埋めるには  第8章 さまざまなバリアや無意識のバイアスに気づこう!  Column 駅のホームの風景からバリアを考える
  • 生き直す、食養生レシピ 食べるものを変えれば、細胞レベルで生まれ変われる!
    3.0
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 食パン風高野豆腐パン、無添加ベーコン、自家製乳酸菌飲料…etc   つい作りたくなる、お手軽ヘルシーレシピ満載! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 本書の著者、ちゃおさんは癌治療をきっかけに「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」というヒポクラテスの言葉に出会い、食事を変え、52歳の今、「人生で一番幸せ!」と言える自分に生まれ変わりました。本書では、ちゃおさんが実践し、オンラインサロンでも伝えている28日間の食事改善方法を提案。精製された砂糖、酸化した油、小麦、乳製品をやめ、菜食中心にシフトすると、サロン生さんの中にはダルさなどの不調改善はもちろん、無理なく痩せる人が続出しています。簡単にできて、つい作りたくなるキャッチーなレシピが人気です。
  • わたしもまわりも笑顔になる 小学生のメイク本
    無料あり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「子どもたち~、涙袋だ!」人気ヘアメイク・イガリシノブの新刊は、なんと小学生のためのメイク本! 日本初! メイクアップアーティストのママが教える小学生のためのメイクきほんのき。「メイクに興味を持ったら最初に手に取る本」です。今知りたい子どもメイクの全てをまとめます。 本書は子どものメイクをはっきりとした理由もなくタブー視しません。してみたいという心を伸ばすための基本ルールを日本で初めて解説。「してはダメ」と好奇心に蓋をすることで逆に独学の間違った知識に手を染めるきっかけを作ってしまわないように。正しい知識とメイクアップというアートの楽しさを教えることで、自信や感性を磨くきっかけをつくります。 また、肌トラブルに巻き込まれないための、スキンケアも紹介します。 皮膚科医、エステティシャン、ネイリストといった専門家がメイク提案以外の不安や疑問に答えるプロとして監修参加。 ☆本書の見どころ☆ ギャルメイクとファッションで話題騒然の小学生ギャル集団KOGYARUのひとり、YouTubeで570万回以上再生されたMV「SHIRANKEDO」をはじめテレビ出演も多数で、子どもたちに圧倒的知名度を誇るりゅあちゃん。本書では、これまでのイメージをガラッと裏切る、清楚なアイドル風メイクをはじめ、たくさんの「かわいい」の形を提案するメイクに挑戦しています。 【モデル紹介】 りゅあ 現在12歳の小学6年生。2023年4月、小学生ギャルがメインモデルとして活躍するメディア『KOGYARU』の専属モデルに選ばれた。2024年8月5日現在、Instagramのフォロワー数は17万人を超える 本人Instagram: RYUA小学生ギャル(https://www.instagram.com/ryua.h/)
  • 要領がいい人が見えないところでやっている50のこと
    3.7
    「見えてるところだけマネしても、絶対に追いつけない」 だから、 見えないところを教えてもらいました。 初めての仕事でもソツなくこなす。がむしゃらに頑張っている感はないのに、成果を上げる。 愛想ふりまいてる感じもないのに、うまくキーパーソンの懐に潜り込んでいる。 そんな、仕事をムリなくこなし、敵もなく人間関係も良好で、ストレスなくスマートに仕事している(ように他人からは見える)人が 日々何に注意してどう根回しし段取って行動しているのか、教えます。
  • アンソニー・ロビンズの自分を磨く
    4.4
    シリーズ累計3500万部、自己啓発界の世界的カリスマによる代表作が『アンソニー・ロビンズの運命を動かす』と併せて、遂に全訳!「あなたの心の中には巨大な力が眠っている。 今こそ、その力を揺り起こす時である」               ――アンソニー・ロビンズ■訳者より本書は、世界的なカリスマコーチ、アンソニー・ロビンズが「人生で本当に望むもの」を手にするための心がまえ、ものの考え方を教えてくれる一冊です。信念の磨き方から、人生の優先順位のつけ方、感情に振り回されない方法、お金、時間、健康に恵まれ、豊かなパートナーシップを築く方法など、幸せと成功に必要なすべてのエッセンスがつまった、まさに珠玉のような本と言えるでしょう。26歳の頃から本がボロボロになるまで読んだ、 私の“恩書”です。

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  • 「社会」の底には何があるか 底の抜けた国で〈私〉を生きるために
    3.0
    『「社会」の誕生』(2011年)、『「社会」のない国、日本』(2015年)に続く講談社選書メチエ「社会三部作」、完結。 前著以降の約10年、日本は幾度も自然災害をこうむり、実質賃金が上がらぬまま円高から円安に移行し、物価高に苦しめられている。それに呼応して、さまざまなレベルで分断や分離が進行しているように見える。そして、著者もこの期間に人生の苦難を経験し、三部作の構想をいかに完結させるか、完結させられるかを考え続けた。 「日本ではフィクションつまり作り話が増殖し、蔓延し、しまいには事実や現実に取って代わってしまった。庶民の実態とはかけ離れた「好況」、「経済成長」、科学的事実を無視あるいは隠蔽した「安全・安心」、違法な証拠隠滅さえ厭わず明らかな嘘を押し通す国政の運営等々。あげくの果てには荒唐無稽な陰謀論の不気味な浸透……」――そんな現状認識から始める著者は、こう断じる。「今日ついに我々は、ばらばらになり、互いに共に生きられなくなっている。強者・弱者、マジョリティ・マイノリティの話だけではない。人が人として、個人が個人として生きられなくなっている。人々は分断され、「互いに同じ人間同士」であると思えなくなっている」。 それが証拠に、コロナ禍で叫ばれた「ソーシャル・ディスタンス」に、この国の人々はいとも容易に適応したではないか。では、「社会」が存在しないとは、「社会」が存在しないところで生きるとは何を意味しているのか。――この根本的な問いに答えるために、著者は「社会」を成り立たせる最も根底にあるものを問うことを決意した。前2著での議論を簡潔に振り返り、その末に到達する結論とは? 誰もが考えるべき問いを静かな感動とともに伝える完結篇にふさわしい名著。 [本書の内容] 序 章 分解する日本社会 第1章 社会の誕生、人間の誕生、社会学の誕生 一 トクヴィル──民主主義と人民 二 デュルケーム──社会学の創造 三 ベルクソン──社会的事実の基底 四 永井荷風──日本「社会」の不在 第2章 社会的生の規範性と社会学の基底 第3章 社会を成す=為す個人──デュルケーム道徳教育論 一 道徳性の第一、第二要素──規律の精神と集団への愛着 二 道徳性の第三要素──意志の自律性 三 意 志──生たる社会 第4章 合意に依らない民主主義 一 トクヴィル民主主義論の基底 二 ベルクソンの民主主義論 三 民主主義の根底 第5章 社会の根底 一 生という事実 二 賭けの網 三 生という絶対所与 四 社会と社会学の現実性=実在性 五 民主社会を生きるということ──平等と自由、意志の自律と多様性 終 章 現代日本を生きるということ
  • からだと心を癒やしてくれる100種類のハーブ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ラベンダー・アロエベラ・エルダーフラワー・ キク・ヨモギ・エキナセア・シナモン・パセリ・ レモングラス・クランベリー・サフラン etc. 生活に取り入れてみたいハーブを100種類集めました。 ~~~掲載したハーブの一部をご紹介~~~ リラックスしたいなら・・・ラベンダー・ジャーマンカモミール・ユズ・リンデン きれいな肌にしたいなら・・・アロエベラ・カレンデュラ・サラダバーネット・ローズ 風邪対策や疲労回復に・・・エキナセア・シソ・ジンジャー・ユーカリ・リコリス 胃腸の健康やデトックスに・・・コリアンダー・シナモン・ダンデライオン・フェンネル 女性の健康のために・・・アンジェリカ・イランイラン・クランベリー・ローズマリー 生活習慣の予防に・・・アーティチョーク・ガーリック・ステビア・ミルクシスル ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ★ハーブの楽しみ方・いろいろ★ *ハーブティーにして飲む *お料理に添える *お肉や魚の臭み消しに *ドレッシングやソースに使う *チンキにして化粧水や湿布に利用する *ポプリやサシェにして香りを楽しむ *ハーブバスで香りを楽しみながらリラックス *防虫剤やスキンケアに使う *クラフトの材料として  など ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お気に入りのハーブを見つけるために ゆったりした気持ちでページをめくってみてください。 自分に合ったハーブを生活に取り入れることで、 リラックスタイムだけでなく 仕事や活動時間も心地よく過ごすことにつながり、 からだと心の健康に役立てることができます。
  • ブログをライフワークにしてお金と自由を生み出す方法
    3.3
    何歳から始めてもいい! 文章であなたの“好き”をお金に換える。 ひとつでも当てはまることがあるなら、この本をめくってみてください。 □あと5万円収入をアップしたい □ブログで稼ぐって何をすればいいのか知りたい □起業・副業の始め方を知りたい □やりがいや生きがいを見つけたい □このままでは“危ない”と思っている コネなし・人脈なし・お金なしでもできる! あなたの「好き・特技」をお金に換えて 自由を生み出す方法と行動がこの1冊でわかります! 50歳からブログを始めて、 エイッとビジネスにまで発展させた あんさん流「ブログを使って人生を好転させる方法」
  • この三日月の夜に
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ファッションの街・パリでコレクション・モデルとしてデビューし、一シーズンに十数件のショーを掛け持ちするなど、文字通りのトップモデルとして活躍した山口小夜子。 モデル・俳優の冨永愛は、もっと尊敬する存在と公言する。 マツコ・デラックスは美の化身と絶賛。 亡くなって15年以上が経つが、いまも多くの女性がそのファッションやメイクに憧れ、模倣する。東京都現代美術館の「山口小夜子 未来を着る人」展覧会(2015年)には5万6000人もの人が来場した。 山口小夜子は、印象的な言葉を数多く残した人でもあった。 「10代は今でいう、引きこもり気味の少女。20代は仕事をしているものの、先が見えないことのつらさで落ち込むこともよくあった。 ダウンしたときは街に出て、様々な本や美術、映画や絵画、音楽などに助けられた。 そして同じ思い、同じ感性の人たちと出会い、人前に出て恥もかいて、そこからさらに何かができるようになって、どんどん楽しくなっていった。薄紙を1枚1枚はぐように、ページを1枚ずつめくるように、少しずつ自由になっていったの」 「着るという意識さえあれば、何でも着ることができるだろうと思っているんですよ。空気も今着ているかも知れないし、水も着ることができるかも知れないし、着るという観点ですべてを見ていけば、私たちはすべてを着ているのかも知れない。この今私たちがいる空間も、そうかも知れないですよね。それは意識の問題ですよね」 「なにか意図的なものを排除する。自分をなくす――そこから入ることが、一番、本質に触れることなんじゃないかなと思います。 地球をとりまくエネルギーとか、人の心とか、気とか風とか、すべていまここの現実にあるもの、それが、ひとつに融合すること。そういうことが最終的に形に、私なりの答えとして形になればいいなと思って」 横須賀功光氏の残した圧倒的に美しい写真と、山口小夜子の「天につながる」言葉でつむぐ、唯一無二の本。
  • 生命活動として極めて正常
    3.9
    「男ばかりの老人ホームで、姫として君臨するおじいさんが、全然なびかないおじいさんを落とそうとする話」、「人が死んでも、書類がどんどん発行されて出来事が流れるように処理されていく会社の景色の話」、「顧客としての人間が評価されるシステムができたという未来の仕組みの闇に取り込まれた青年の話」……。誰も考えなかった「if」の世界が、ここにある。カクヨム発! 抱腹絶倒の後、強烈なオチが待ち構える珠玉の短編集。
  • 家は南向きじゃなくていい
    4.0
    日本人はなぜ家づくりに失敗するのか?目からウロコの新しい「理想の家論」 家は南向きじゃなきゃいけない、などの固定観念を吹き飛ばす
  • 作文宿題が30分で書ける! 秘密のハーバード作文
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 大人になってもレポートや企画書に一生使える文章力が身につく、ハーバード大学で150年間伝わる作文法。 ハーバード大学でのライティングメソッドから、「オレオ公式」と呼ばれる公式に絞り、その秘訣を2時間で学べるようにまとめた1冊。書くことが苦手な人でも、公式に当てはめるだけで、論理的で説得力のある“伝わる文章”の達人に!ロジカル・ライティングで、物事を整理しながら考える力を身につけ、影響力を発揮する人生を踏み出そう!対象年齢は小学4年生?大人まで。 著・文・その他:ソン・スッキ 1965年生まれ。大韓民国を代表するライティング・コーチ。ソン・スッキ作文センター、アイデアウイルス代表。稼げるライティングソリューションを提供し、企業と個人のマーケティングコンサルティングを担う。慶熙大学にて国語国文を専攻し、卒業後は、放送局、広告代理店、新聞社、雑誌社、女性向けポータルサイト、出版社などで経験を積む。執筆活動歴35年、ライティング指導歴20年。『150年ハーバード式ライティングの秘密』は韓国で10万部のロングセラー。 翻訳:岡崎暢子 韓日翻訳・編集者。1973年生まれ。出版社はじめ各種メディアで韓日翻訳に携わる。訳書に『あやうく一生懸命生きるところだった』『どうかご自愛ください』『教養としての「ラテン語の授業」』(以上ダイヤモンド社)、『頑張りすぎずに、気楽に』(ワニブックス)、『僕だって、大丈夫じゃない』(キネマ旬報社)など。編集書に『小学生が知っておきたいからだの話(男の子編/女の子編)』(アルク)などがある。
  • ミニシミテ
    4.4
    世界的ダンサーの田中泯さん。俳優としても初出演で代表作になった山田洋次監督の映画『たそがれ清兵衛』から、アカデミー賞ノミネート作品ヴィム・ヴェンダース監督の映画『PERFECT DAYS』まで、名バイプレーヤーとして存在感を示しています。 10年以上にわたって綴られたエッセイ(山梨日日新聞)は、ときに歯に衣着せず痛快、初めて明かされる脱皮のきっかけとなった出会いや、常識への疑問、農作業にいそしむわけ、日々の喜怒哀楽。そして、世界各地で行われた場踊りで生まれたエピソードは、きっと読み手の身にも沁み入ることでしょう。 さまざまな人々──監督の山田洋次、ヴィム・ヴェンダース、犬童一心、世界の知性、ロジェ・カイヨワ、大江健三郎、心通わせた坂本龍一、樹木希林、中上健次、京都西陣の大店の主人、名杜氏、芸人、山梨で農業を営む人々、そして師匠土方巽──との出会い。 さまざまな土地の記憶とともに──パリで、ニューヨークで、プラハで、冷戦下のソ連で、福島浪江町で、奄美大島で──オドる。 世界も将来も視界不良のなか、社会の空気に飲み込まれず、自分らしく生きたい人にとって、多くのヒントが得られるでしょう。 嬉しいときは嬉しがり、怒りや悲しみを生きるエネルギーに変える言葉が見つかります。 〈目次抜粋〉 第一章 カラダの言葉 世間体はどうする/怪少年/動作に現れる心を読む/監視カメラがとらえた不審な動き?/北斎に成る/年相応というのが分からない 第二章 脱皮 十代後半、八十円ハウスに居た/蒸発衝動/父は何故、死体を見せたのか/五十七歳の脱皮/口説かれてみるものだ/感覚が言葉に優っている人/人生に飽きたら稽古をしよう 第三章 名付けようのないオドリ 空気・空間を変えるオドリ/僕は地を這う前衛である/プラハ、檻の中で裸を晒す/サンタ・クルス、檀一雄と高倉健/モスクワ、抵抗する者達の記憶 第四章 因縁 常識破りという伝統を身につけた京都人/性格・業・運命、クソ!/熊楠との縁、憧れの宇宙線/骨が土に還る日まで/白州の風景に重なる面影 第五章 農の暮らし ミニシミテ/野の生命と一緒にいること/悪夢は見るまえに見ておくべし/田中B吉、失踪の謎に迫る/大事にしている言葉 第六章 利己的な好奇心 何度でも立ち止まるぞ/明日は何して遊ぼうか?/単細胞だった命に遡れば/「何故」や「不思議」が無い世界 第七章 人間なのだ 「気」になる/人間の業を見つけた/「種のルール」は無いのか/二〇二一年、坂本龍一「TIME」/戦後は終わらないよ、若者よ/見せしめの刑 第八章 オドリの言葉 言葉が生まれる前のオドリ/僕のカラダで彼らがオドる/唯一無二の人として生まれる
  • 開運! 神傾聴 心の声を聴いて「人間神社」になる
    3.0
    開運の最終形「人間神社」になって、 人間関係から「無限なエネルギー」を引き出す超カンタンな方法とは? ・心のクセ ・感性 ・生活習慣 声とコミュニケーションの専門家が教える 、軽やかに願いを叶える3つのステップを踏んで、 最短で「オートハッピー体質」になりませんか。 はじめに コミュニケーションを「幸運の泉」に変える“神傾聴”とは何か 序章 “人間神社”とは、あなた自身が「最強のパワースポット」になること 第1章 「神傾聴=心で相手の話を聴く」みたいに思っていませんか? 第2章 まずは自分の「心のクセ」を取り除き、人生を軽やかにする 第3章 次に「感性の扉」を開き、現実をカラフルに表現していく 第4章 最後は「コイツめ!」の“怒り脳”を“幸せ脳”に変えるだけ 第5章 そして、何をしても幸福が先回りする「オートハッピー」ステージへ
  • 漫画家が見た 百年前の西洋 ――近藤浩一路『異国膝栗毛』の洋行
    3.0
    近藤浩一路は藤田嗣治・岡本一平と東京美術学校の同級生。油彩、水墨画を描く一方、漫画記者として活躍した。そんな彼が画家友達とともに1920年代の西洋を初めて訪れる。欧州航路をマルセイユへ、そして芸術の都パリへ。マルク暴落のドイツ、闘牛のスペイン、イタリアでは最先端の未来派の酒場を訪れ、婦人参政権運動が盛んなイギリスにも足を延ばす。異国を訪れる旅が「海外旅行」ではなく「洋行」と呼ばれた時代の異文化体験はどのようなものだったのか? 百年後の私たちの旅と何が違って何が同じなのだろう? 【目次】プロローグ 戦争・パンデミックの終焉と、笑いの紀行文学/第1章 洋服洋食嫌いの、洋行下稽古/第2章 富士屋ホテルで「外遊予習」、東京漫画会の『東海道漫画紀行』/第3章 ツーリズム時代の幕開けと、帝国の郵船の寄港地/第4章 パリで藤田嗣治に、一〇年振りに再会する/第5章 ストラスブールから、敗戦で疲弊したドイツへ/第6章 闘牛に燃えるスペイン、ルネサンス美術のイタリア/第7章 大英帝国のロンドンからパリ、待ち遠しい日本へ/あとがき/『異国膝栗毛』関係年表(1908~1928年)/本書から始まる関連文献10冊の読書案内
  • 子どもが自分でぐんぐん伸びる まいにちのおうちモンテッソーリ
    4.5
    乳幼児の教育法として支持を集める「モンテッソーリ」教育。 本書は、そんなモンテッソーリの原則である「子どもの自主性を伸ばし、ひいては知能を伸ばす」ために、日々おうちでできることを写真付きでわかりやすく紹介しています。 モンテッソーリアン(モンテッソーリ教師)であり、三人の乳幼児を育てる著者が、ふだんの生活で実際にやっていることが書かれているので、すぐにマネできるのも◎! 寝かしつけ・食事・片付け・歯磨き…など、親が悩みがちな生活のあれこれを、スムーズに身につけるためのコツも。 0~6歳の子どもが今日からできる「おうちモンテッソーリ」術が満載です。 前作『いちばんていねいな はじめてのおうちモンテッソーリ』と合わせて読むのもおすすめです。
  • 増補改訂 境界の美術史 ――「美術」形成史ノート
    4.0
    現在の美術を作り出した「境界」が引かれ、社会に浸透していく過程を、制度史的視点から捉えた画期的論集。近代において「美術」概念や日本画をはじめとする諸ジャンルは、いかにして形づくられ、純化へと向かっていったか。衝突や動揺を引き起こしつつも、五感の秩序における視覚の優位、工業社会の到来、固有の造型芸術への意志、これら三つが推進力となって「美術」は成立した。だが、その境界は画定し切ったわけではない。裂け目を孕みながら、未完の運動体として今もわれわれの目の前にある。『眼の神殿』と対をなす本書は、新たな作品創造と歴史記述の可能性へと読者を導く。
  • 振り回されない練習 「自分のペース」をしっかり守るための50のヒント
    3.0
    『気にしない習慣』が6万部突破! 大注目の心理学者が贈る、心理テクニック集。上司からのプレッシャー、同僚との競争、友人の同調圧力……。こうした外的要因によって、自分のペースを乱していませんか。よけいな気疲れとは、今日でさようなら。今すぐできて、効果てきめん。あなたが「あなたの人生」を快適にすごすために大切な、ココロの持ち方のヒントを、50個集めてみました。
  • 歪な愛の倫理 ――〈第三者〉は暴力関係にどう応じるべきか
    5.0
    DV(ドメスティック・バイオレンス)に代表される、暴力関係から逃れられないひとには、実際、何が起きているのか。問題系を前提とした〈当事者〉ではなく、特定の個人に注目した〈当人〉の語りから議論を始めたとき、〈第三者〉は、どのようにして応答することができるのか。本書は、「なぜ暴力関係から逃れられないのか」という問いへの通説的な見解に対して、再考を迫る。あるべきかたちに回収されない異なるエートスを探求する、刺激的な論考。 【目次】まえがき 親密な関係に生じる暴力を問う――〈当人〉と〈第三者〉のあいだの亀裂/第1章 なぜ暴力関係から逃れないのか【通説編】――専門家らによる見解/1 加害者から離れたがらない被害者たち/2 専門家らによる代表的な回答/第2章 なぜ暴力関係から逃れないのか【異端編】――語られる歪な愛/1 分離以外の解決策の必要性――「離れたくない」/2 〈当人〉の言葉の真正性――「私は相手のことをよく知っている」/3 依存がもたらす救済――「依存によって生きのびられる」/4 欲望される暴力や支配――「私はマゾヒストである」/第3章 分離とは異なる解決策――DVと修復的正義/1 加害者との関係性切断を拒絶する被害者/2 DVにおける修復的正義の実践「サークル・オブ・ピース」/3 DVに修復的正義を適用することへの批判/4 日本の現状と今後/第4章 暴力的な存在と社会的排除――トルーディ事件を考える/1 トルーディ事件/2 トルーディの真正性/第5章 生きのびるためのアディクション――自己治療・自傷・自殺/1 自己治療仮説/2 日本における「生きのびるためのアディクション」/3 見えなくなっていく死(者)/第6章 介入と治療からの自由/1 〈第三者〉にできること:ドラマ『ラスト・フレンズ』から考える/2 自傷他害とパターナリズム
  • ろくでなしのロシア─プーチンとロシア正教
    4.0
    1巻1,705円 (税込)
    欧米諸国はロシアの将来のモデルにはなりえない! 復権著しいロシア正教会と大統領プーチンの癒着と野合。その末に生まれた超権力の構造とはいかなるものなのか? 現地を縦横に歩いて観察し、混迷する社会のゆくえを展望した異色のロシア論。 ●「宗教は、悩めるもののため息であり、心なき世界の心情であるとともに精神なき状態の精神である。それは民衆のアヘンである」と若きマルクスが『ヘーゲル法哲学批判序説』で記したように、70年間の共産主義を捨て貧富の差が激化するロシアにおいて宗教の復興ぶりは著しいものがあります。  一時はオウムなどの新興宗教が勢力を伸ばしましたが、いまは旧来のロシア正教会の力が復活しています。プーチンがロシア正教会と在外ロシア正教会の和解を斡旋したり、ソ連邦時代に没収された財産を返還したりしたことによって、正教会は一種の財閥の観を呈しています。  カトリックと違い、かつてのロシア正教においてはピョートル大帝以降、総主教が廃止され皇帝(ツァーリ)が教会の首長でありました(皇帝教皇主義)。それは英国国教会の首長がイギリス国王であること以上の強い権力であり、人民(ナロード)にとってツァーリは神でした。  さて、なぜプーチンが正教会に対して融和的なのか……。すでに多くの教会ではプーチンを「聖人」とみなすイコンが掲げられはじめていると著者はいいます。その一方で強烈な反発も生じているとも。  プーチンとロシア正教の癒着、野合。それはソ連邦時代の個人崇拝の流れを汲みながらも、よりロシアの「古層」に根ざした権力アプローチであり、西側や日本のインテリによる「民主化」必然論を容易には寄せつけないものでもありましょう。
  • 記録 ミッドウェー海戦
    5.0
    1942年6月のミッドウェー海戦は、日本がアメリカに大敗を喫し、太平洋戦争の転換点となった海戦である。この海戦の取材は著者の予想を越えて、約7年に及ぶ壮大なプロジェクトとなった。日米双方の戦死者を調査し、戦闘経過を史料から跡付け、敗戦原因の定説であった「運命の5分間」に異を唱えることとなったのだ。本書は、ときにミッドウェー島へ赴き、日本側3056名、アメリカ側362名の戦死者の生年、所属階級、家族構成などをあらゆる手をつくして突き止め、手紙やインタビュー等を通じて戦死者とその家族の声を拾い上げた圧巻の記録である。「彼らかく生き、かく戦えり」。全名簿と統計を付した第一級の資料。
  • 世界はもっと!ほしいモノにあふれてる ~バイヤーが教える極上の旅~
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「世界はほしいモノにあふれてる」(NHK総合 木曜夜10:30~ OA 2020年4月現在)は、世界を旅するトップバイヤーに密着した旅のドキュメンタリー。 『まだまだ世界には、知らないおいしいモノや欲しいモノがある』と、探し歩いていくバイヤーたち。その半端ない行動力と、「これが素敵」「天才」と言い切る、自分の中の「基準」が明確だから、彼らの「モノ」を通した世界はとても魅力的です。 そんなバイヤーが何度も足を運んだ土地のマーケット、街のカフェ、工房、レストラン、絶景ポイント、そしてその土地での人との出会い…。  本書は「ほしいモノ」をどん欲に探す「トップバイヤー」たちの、『ちょっと変わった極上の旅』への案内書です。 バイヤーという仕事をなぜ選んだの? 旅先で必ず訪ねる場所は? 旅の必需品、旅先での楽しいこと、つらいこと…など、バイヤーのバックストーリーも追加取材。 また彼らの目線で切り取った、旅先での素敵な写真もたっぷり掲載しています。 “せかほし”がもっと!楽しくなる1冊です。
  • 死ぬか変わるか 25歳の僕が年商30億を稼いだ7つの方法
    4.3
    1巻1,705円 (税込)
    Z世代のための聖書がここに誕生ーーー 弱冠25歳にして年商30億稼ぐ男、ADRERオーナー犬飼京。 「お前には期待していない」と見捨てられた男が、望むもの全てを手に入れられた理由とは何か。 どんなに冴えない人生を送ってても、どこかで自分を諦めたくない。 「稼ぎたい」「モテたい」「認められたかった」。 「死ぬか変わるか」と決めて巡ってきたチャンスはSNS。 時代の流れをつかみ開業。ファッションの仕事で成功を収め、今や全てを掴んだ。 犬飼京が欠かさず行ってきたのは、どんな人でもできる、至って当たり前で最短効率の「人生垢抜け術」。その全てを出し惜しみなく語り切る。
  • イライラ・不安・ストレスがおどろくほど軽くなる本
    3.5
    ストレスとの付き合い方がわかれば、毎日はもっとラクになる! 職場での人間関係、たえず情報が飛び交うSNS、変化の激しい社会、将来への不安……。 私たちが暮らす現代社会は、ストレス社会です。 「人に気を遣いすぎて疲れる」 「周りと比べて、自分はダメだと落ち込む」 「完ぺきにしなければ」 「うまくやらなければ……」 など、毎日へとへとになっている方に向けて、 ストレスが軽くなる考え方や生活習慣、手軽にできる気分転換のコツを、世界中の心理学の知見の中から紹介します。 普段の生活の中で実践できるよう、ちょっとした心がけで取り入れられる手軽な方法ばかりをまとめています。 ストレスへの自分なりの対処法・溜め込まないための習慣を持っておけば、毎日をもっと楽しく、自分らしく生きていくことができます! ◆目次 第1章 考え方ひとつで心はラクになる 第2章 心の疲れを今すぐリセット 第3章 もう人付き合いで消耗しない 第4章 ストレスフリーな毎日をつくる 第5章 ネガティブな自分をアップデートする 第6章 いつでも自分らしくあるために ◆著者 心理学者。立正大学客員教授。有限会社アンギルド代表。 慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。 社会心理学の知見をベースにした心理学の応用に力を注いでおり、とりわけ「自分の望む人生を手に入れる」ための実践的なアドバイスに定評がある。 『世界最先端の研究が教える新事実 心理学BEST100』(総合法令出版)、『人も自分も操れる! 暗示大全』(すばる舎)、『図解 身近にあふれる「心理学」が3時間でわかる本』『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』『気にしない習慣 よけいな気疲れが消えていく61のヒント』『自信をつける習慣 よけいな迷いが消えていく58のヒント』(以上、明日香出版社)など、著書多数。
  • 「やりたいこと」が次々見つかる! 自分らしく生きている人の学びの引き出し術
    3.6
    「学び直し」や「リスキリング」が話題になるものの、大人になると時間も体力もない、さらには「何を学んだらいいかわからない」という人が大多数。 本書で1日5分自分のデータ(ログ)取りをするだけで、まずは自分が本当にしたい勉強や学びの内容が分かるという画期的な方法を紹介します。 それがわかれば、だれでも持っている「学びの引き出し」を開けることができます。具体的な学びかたは、学びの軸を表すキャラがやさしく教えてくれるので、一緒に勉強して5年後の豊かさ&幸せを勝ち取りましょう!
  • 生きづらさ時代
    3.0
    数々の孤独死現場を取材してきた著者が直面した現場には、家族やパートナー、社会との関係に苦しんだ「生きづらさ」の痕跡があった──。他の人のように上手く生きられない。現代人が抱えるどうしようもない辛さを様々な角度と視点から探る、著者初のエッセイ。毒親、引きこもり、婚活、女性用風俗、就職氷河期世代……複雑に絡み合う現代の「B面」から、私たちの生き方を考える。
  • 責任と判断
    4.3
    「歯車理論」や「小物理論」の虚偽を突き、第三帝国下の殺戮における個人の責任を問う「独裁体制のもとでの個人の責任」、アウシュヴィッツ後の倫理を検討し、その道徳論を詳らかにする講義録「道徳のいくつかの問題」など、ハンナ・アレント後期の未刊行論文集。ユダヤ人である自らの体験を通して全体主義を分析し、20世紀の道徳思想の伝統がいかに破壊されたかをたどる。一方、人間の責任の意味と判断の能力について考察し、考える能力の喪失により生まれる“凡庸な悪”を明らかにする。判断の基準が失われた現代こそ、アレントを読むときだ。
  • 教養としてのエントロピーの法則 私たちの生き方、社会そして宇宙を支配する「別格」の法則
    3.5
    1巻1,705円 (税込)
    この法則を知らずして、資本主義、地球温暖化問題、人類の未来を語ることなかれ。 「世の中には、ある一方向にしか動かず、『絶対に』元に戻せないことがある」。 たとえば、コーヒーにミルクを入れてかき混ぜると、コーヒーミルクができて、その後再びコーヒーとミルクに分かれることはない。 たとえば、熱いコーヒーをそのままテーブルに置いておくと、冷めてしまう。 たとえば、コーヒーを床にこぼしてしまうと、元のカップに戻すことはできず飲むこともできない。 こうした一見「当たり前のこと」は、じつは「エントロピー増大の法則」という物理法則で説明することができる。 この「エントロピー増大の法則」は、数多ある物理法則のなかでも、どんな時、どんな場所でも成り立つ「別格の」法則。私たちの生き方、社会、そして宇宙を支配する法則なのだ。 なぜ、経済が成長すると格差が広がるのか? なぜ、SDGsはうまくいかないのか? なぜ、温暖化が大きな問題なのか? その答えは「エントロピー増大の法則」を知ればわかる。 今日の情報科学の発展にも寄与した法則を理解するための最適の教科書。
  • なんかおいしくないので料理をおいしくするコツ知りたいです!
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「おいしい」は味付けじゃない! 焼く・炒める・煮るを変えるだけで 誰でも料理上手になれる入門書が発売! たくさんの調理料も、高い調理器具も 料理のセンスもいっさい必要ナシ 焼く・炒める・煮る、この3つのちょっとしたコツを覚えるだけで 毎日の料理が変わります! ▼マンガで楽しく料理の基本が学べる! 料理が苦手な主人公と、料理上手な大家さん ふたりのクスっと笑え、あるあるな料理の悩みをスパッと解決してくれるので、 料理に苦手意識がある方でも、楽しく読めます。 また、マンガを読んだあとに、本書のレシピを見て料理を作ると料理のコツがしっかり身に付きます。 ▼レシピ本を買う前に読んでほしい入門書 レシピ本を買っても、上手に作れないってことありませんか。 それはレシピが原因でなく、調理方法が原因かもしれません。 本書は調理のコツを学ぶことに特化した内容です。 この本のコツを知れば、毎日のレシピがもっとおいしくなること間違いナシです! ▼こんな人におすすめ ・料理をおいしく作るコツを知りたい人 ・料理本やレシピサイトをみて料理を作ってみたが失敗経験がある人 ・美味しくできない原因がわからない人 ・新生活で自炊を始めたがなかなか上手にできない人 ・料理が苦手でないが、「どうしたら美味しく作れるんだろう」と頭のすみっこで考えている人 ▼章立て Chapter1 ごちそうは焼くだけでできる!  Chapter2 炒め物は重ねて炒めれば失敗なし! Chapter3 煮物と汁物は炒めてじっくりコトコトと Chapter4 副菜と盛り付けで豪華ごはんに!
  • 日本人無宗教説 ──その歴史から見えるもの
    4.3
    「日本人は無宗教だ」とする言説は明治初期から、しかもreligionの訳語としての「宗教」という言葉が定着する前から存在していた。「日本人は無宗教だから、大切な○○が欠けている」という“欠落説”が主だったのが、1960年代になると「日本人は実は無宗教ではない」「無宗教だと思っていたものは“日本教”のことだった」「自然と共生する独自の宗教伝統があるのだ」との説が拡大。言説分析の手法により、宗教をめぐる日本人のアイデンティティ意識の変遷を解明する、裏側から見た近現代宗教史。 【目次】はじめに 藤原聖子/第一章 無宗教だと文明化に影響?――幕末~明治期 木村悠之介/第二章 無宗教だと国力低下?――大正~昭和初期 坪井俊樹/第三章 無宗教だと残虐に?――終戦直後~1950年代 藤原聖子/第四章 実は無宗教ではない?――1960~70年代 木村悠之介/第五章 「無宗教じゃないなら何?」から「私、宗教には関係ありません」に――1980~90年代 和田理恵/第六章 「無宗教の方が平和」から「無宗教川柳」まで――2000~2020年 稲村めぐみ/おわりに 藤原聖子
  • 改訂3版 超入門 不動産の教科書
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 専門的で、わかりづらいとされる「不動産」の取引の基本知識を、豊富な図版とイラストを用いてやさしく解説した、業界新人、とくに営業パーソンに向けた入門書です。  仕事についたばかりの新人が、真っ先にとまどうのが「物件調査」。不動産売買のキホンとなる業務です。本書では、経験豊富な著者が提供する調査ノウハウをもとに、現地調査と官公署調査の両面から、それぞれの調査内容と手順、初心者が陥りやすい落とし穴などを、具体的に解説していきます。  また、本書の大きな特長の1つが「資金計画」の解説です。ローンの有利な設定方法など、購入希望の顧客に資金面での有効なアドバイスができれば、営業マンにとって大きな武器となります。ビギナーでもラクにできる、顧客が安心して「任せたい」と思える資金プランの構築の仕方を、CFPの資格をもつ著者ならではの視点で、丁寧に説明します。  もちろん、物件の「価格査定」から、広告出稿・現地案内などの「販売活動」、そして「売買契約」に至る一連の各業務についても、より実践的に解説しました。先輩の背中を見て覚えることの多い不動産営業の世界で、1日も早く独り立ちするために活用してほしい「やさしい教科書」です。  なお、 2022年5月に改訂・施行された宅地建築物取引業法に対応しています。
  • 子どもにかかるお金の超基本
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子どものために毎年いくら貯金すればいい? 貯め時はいつ? 教育費のメリハリはどうつける?妊娠中から大学を卒業するまで、子育てにかかるお金のギモンにすべて答えます。
  • 大学入試数学 落とせない必須101題 スタンダードレベル
    3.0
    1巻1,705円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆小問完答で、合格最低点を超えろ! どうしたら教え子たちの志望校合格を後押しできるだろう……と 考えていきついたのが、 「合格最低点を超えるためには、小問が重要だ!」ということです。 みなさんは、自分の志望校の合格最低点が何点か、わかりますか? 学校や学部によって多少の差はありますが、 合格最低点を超えるための目安の1つが70%です。 言い換えると、30%までなら落としてもいい、と言うこともできます。 そう考えたときに、カギになってくるのが、「小問」です。 小問というのは、大問1に出題されることの多い小問集合のこと。 ちなみに、小集合を解ける学力のある人は、大問2、大問3……の (1)も解ける可能性が高いです。 小問を完答できれば、合格最低点に大きく近づくことができるのです。 小問は基礎・基本レベルの問題です。 でも、近年の小問は文系の大学ものでもかなり計算が煩雑になってきています。 その中で、制限時間内に正確に解く力が求められます。 そこで本書には、みなさんに小問を完答する力をつけてもらうために、 合否を分ける可能性が大きい小問を101題集めました。 そして、基礎・基本の確認から、受験のときに使えるテクニックまで詰め込みました。 私がいつも生徒に言っているのが「小問を制する者が私立を制する」。 ぜひこの本を使って、合格へ大きく近づいてください! (「はじめに」を再構成) 〈本書の強み〉 ・間違えやすい解法も載っているので、より深みのある学習ができる! ・授業のような掛け合い形式で進むので、楽しく読み進められる! ・小問集合なので、スピーディーにアウトプットする練習ができる! ・すべての単元を網羅しているので、まんべんなく学習できる! ・「入試本番で落としてはいけない問題」を見極められるようになる!
  • 悟りと葬式 ──弔いはなぜ仏教になったか
    4.7
    出家者の悟りのための宗教として機能していた仏教が在家者の葬式のための宗教としても機能するようになったのはなぜか。布施、葬式、戒名、慰霊、追善、起塔それぞれの始まりを求め、アジア各地の仏教を探っていく。悟りを開いた出家者の霊力に対し、在家者が抱懐する聖者崇拝。布施をくれる在家者の要望に応え、出家者が受容する土着習俗。仏教学、民族学、文化人類学の成果をもとに、アジア各地に共通の背景を解明し、弔いが仏教となっていく過程を俯瞰する。
  • 日本政教関係史 ──宗教と政治の一五〇年
    4.0
    宗教と政治の関係を考えるには、近現代史を踏まえねばならない。本書は日本の宗教行政・政策史を概観し、重要なトピックその中に位置づけ分析する。明治以来、政府は宗教団体法の制定を模索し、昭和にようやく国民精神動員の名目で成立させたが戦後、占領軍が廃止を命令。1951年成立の宗教法人法が宗教団体の自由と自治を大幅に認め、政教分離を明確に定めた。キリスト教公認問題、内村鑑三不敬事件、戦争と宗教、靖国問題などトピックから政教関係の全体像を照射する。
  • ビジネスエリートが実践している 教養としての企業分析
    3.7
    中小企業や名前の知られていない中堅企業にも 良い会社はたくさんあります。 その見分け方をしり、転職などのキャリアに活かしたり、 営業先の開拓をしたり、投資の参考にしたりすることで、 明日の日本をつくる企業をしることができます。 企業分析をすれば、明日の日本をつくる企業が見えてくる。 東洋経済新報社の編集委員の著者が徹底的にわかりやすく教えます。
  • 一生自由に豊かに生きる! 100歳時代の勝間式人生戦略ハック100
    3.9
    1巻1,705円 (税込)
    多くの人が100年生きるのが普通の時代になりつつある今、後半生をどう生きるか?お金に困らず、自由に、楽しく、自分らしく、健康に生きる方法を勝間さんが教えます!100歳時代を楽しむライフハック100!
  • 熱くなれ 稲盛和夫 魂の瞬間
    4.4
    あなたが知らない稲盛和夫がここにいる。 最高の経営者であり、魂の求道者・稲盛和夫の人生における、情熱の瞬間。 その瞬間を共有した人だけが知るエピソードの数々が、心を熱くする! 稲盛の経営哲学に“情熱”は絶対に欠かせないもの。自分の仕事に燃えるような情熱を持って取り組むことで、仕事だけでなく人生までも輝くことを、稲盛はその言葉と行動で人々に伝えてきた。 本書では、稲盛の思想をあらためて紐解きながら、その熱い瞬間が切り取られた写真も紹介。 また、その瞬間に立ち会った者、稲盛の熱に直に触れた者たちが、心震わせた経験を語り尽くす。 ●日本電産会長 永守重信  (京セラに追いつくことを目指して、いつしか日本電産を世界一の総合モーターメーカーに) ●KDDI社長 高橋 誠 (京セラの新入社員から第二電電に転じ、稲盛の下で奮闘) ●iPS研究所 名誉会長 山中伸弥 (ノーベル賞受賞の前年に、稲盛財団による京都賞を受賞) ●FC今治会長、サッカー元日本代表監督 岡田武史 (稲盛の経営塾”盛和塾”でその薫陶を受ける) ●京セラ元会長 伊藤謙介 (28人で始めた京セラの創業メンバー) ●JAL元副会長 藤田直志 (倒産したJALの意識改革を稲盛の下で推進) ......他、共に闘った部下たち、合併先の社員、長年の秘書など、13名の貴重な語り下ろしインタビューを掲載。 読めば心が奮い立ち、自分の仕事に夢中になれる。 よき人生を送りたくなる。 *この本は、2021年に稲盛和夫氏に講談社が書籍の企画を提案し、その承諾を得て制作したものである。 本書に掲載した稲盛氏の関係者13名のインタビューは2022年3~6月の間に行われた。 同年8月、稲盛和夫氏は90歳で永眠した。 稲盛和夫 kazuo Inamori 1932年、鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長を務めた。また、84年に第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。10年には日本航空会長に就任。会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問。1984年には稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。 2022年8月、90歳でその生涯を閉じる。
  • 官僚国家の崩壊
    3.5
    元自民党幹事長の、政治生命を賭けた告発! 日本の権力の中枢に巣くう「ステルス複合体」とは何か?政治家、官僚、経営者、ジャーナリスト、学者のなかに存在する邪悪なリンクを、国民の眼前に初めて曝す! 序章 日本を滅ぼす「ステルス複合体」の正体 第1章 霞が関主導の罠 第2章 「ステルス複合体」との死闘 第3章 大転換する政治 第4章 美しい心を育む「美しい国」 第5章 復活か破滅か――岐路に立つ日本 第6章 21世紀の大戦略 第7章 地方に学ぶ日本資本主義の英知 第8章 再び「日昇る国」へ 第9章 日本国の大改造
  • 公衆衛生の倫理学 ──国家は健康にどこまで介入すべきか
    4.0
    パンデミックにおける行動制限から肥満対策、健康格差や自己責任論、健康増進にかかわるナッジの問題点に至るまで。健康をめぐる社会のしくみは、人々の自由をどのように変えるのか。選択すべきは介入か、それとも個人の自律か──。高度化する健康管理の技術を注意深く読み解きながら、健康を守る社会の仕組みと個人の生き方の複雑な関係をめぐる問いにじっくり向き合う。自分自身で考え、共に生きるための倫理学。
  • 「即興詩人」のイタリア
    4.0
    1巻1,705円 (税込)
    アンデルセン=鴎外が描き出す成長物語の舞台へ。――いったい私は「即興詩人」を携え、ローマへ続く道をたどった何人目の日本人だったのだろうか。 ●「即興詩人」は波乱万丈の物語で、偶然の出会いと附合があまりにも多い。とはいえ、私たちにもローマを起点に、イタリア全土を経めぐり、あまりにも多くの偶然に出くわしたのだった。昼下がりの露舗で見つけたバルベリーニ広場の銅版画、エジェリアの洞を探しあぐねたときに草むらから突然現れたおじいさん、リペッタ通りのボルゲーゼ宮にばったり突き当たりボルゲーゼ邸との違いに気づいたこと、キケロの墓の発見など、再現しようと思ってもできない新鮮な驚きに満ちた旅であった。――(本文より)
  • 中国パンダ外交史
    3.8
    ちょうど50年前の1972年10月、日中友好の証として、上野動物園に2頭のパンダがやってきた。しかし、中国がパンダの外交的価値に気づいたのは、1930年代にさかのぼる。戦争と革命、経済成長の激動の歴史のなかで、パンダはいかに世界を魅了し、政治利用されてきたか。パンダを主人公にこの100年あまりを読み直す、異色の中国近代外交史。 19世紀の半ば、パンダはあるフランス人宣教師によって「発見」され、世界に紹介された。欧米人探検家が初めてパンダを射止めたのは1929年。日中戦争下の1941年には、蒋介石の妻・宋美齢が懐柔策としてアメリカにパンダを贈る。1949年に成立した中国共産党政権も、この珍獣の価値を見逃さなかった。人民の愛国思想を育むために北京動物園で展示を始めたほか、モスクワや北朝鮮に贈呈され、ロンドンでも大歓迎される。 日本でのパンダブームは、1972年のランラン・カンカンの来日以前に始まっていた。1970年創刊の『anan』ですでにマスコットとなり、1971年10月にはロンドン動物園でパンダと対面した昭和天皇が満面の笑顔をみせるさまが報道された。 中国はその後も、国際政治、地球環境などさまざまな問題と絡ませながら、近代国家の自己像をパンダを通して国際社会にアピールし、近年では、一帯一路構想下でのパンダの送り先や、二度の北京五輪で採用されたパンダのキャラクターなど、その利用はますます巧みになっている。 2011年刊の『パンダ外交』(メディアファクトリー新書)を全面改訂し、新章を加筆。 目次 はじめに 第一章 パンダ、世界に発見される 第二章 パンダ、他国に贈られる 第三章 パンダ、冷戦に巻き込まれる 第四章 パンダ、日本にやってくる 第五章 パンダ、外貨を稼ぐ 第六章 パンダ、大国を代表する おわりに 主要参考資料 索引
  • 数学の想像力 ──正しさの深層に何があるのか
    4.0
    数学は音楽に似ている。論理と感性、理性と直観等、対立するもののように思われがちだが、音楽も数学も古来、天上へつづくかのような調和の美しさで人を魅了してきた。ところが数学者たちはやがて気づく。数の世界に潜む見えない数、無限、そして緻密な論理が孕むパラドクスの深淵。しかしそこに、数学が自由に飛翔するための契機があった──。古代文明から現代まで四千年にわたる数学の歴史をたどり、人間にとって正しさとは何かを問いなおす。
  • 弱いニーチェ ──ニヒリズムからアニマシーへ
    3.0
    ニーチェは一般のイメージとは異なり、「強い」価値や精神を否定していた。ニーチェの言う「超人」とは、「弱い」方向へと疾駆する、人間の生んだ「高い価値」とは無縁な総合的人間である。超人のなかでは、無数の他者やものやことが闘争しており、その過程で偶発的に生まれる〈あいだのいのち〉を感受して生きること(=アニマシー)こそニーチェが目指したものだった。世界哲学の視点からニーチェを読み直すことではじめて見えてくる生命力あふれる人間像に、混迷の時代を生き抜く新しい力を見出す。
  • クジラの進化
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 体重160トンにも達するシロナガスクジラや、1000メートルもの深みにもぐることができるマッコウクジラ。 陸から海へ生活場所をうつしたクジラたちは、気が遠くなるような時間をかけて体を作り変え、世界中の海で暮らすようになりました。 4本足で歩いていた「パキケタス」、「歩くクジラ」の名前をもつ「アンブロケタス」、巨大な爬虫類のような「バシロサウルス」……だれも見たことがない絶滅したクジラたちが臨場感ある絵で甦ります! 5000万年のクジラたちの進化の旅を目撃しましょう。 *生物の系統樹デザインの第一人者、坂野徹氏による、鯨類の進化の過程がイメージでつかめる系統樹も掲載! <いまぼくたちの目の前に生きている生き物たちが見せる姿かたちやくらしぶりは、何億年という長い期間のなかで偶然に起こった限りない数の、そのひとつずつはほんとうに小さな変化の積み重ねによってできてきたものです。 もし、地球上で生物が死にたえたあと、もう1度芽生えた生命から進化がはじまったとしても、あるいは地球と同じような環境をもつ惑星のうえで命が芽生え、進化をはじめたとしても、二度と同じ道筋で進化が繰りかえされることはありません。 それは1億回、1兆回サイコロを振って、1億回、1兆回とも同じ目が出つづけることがありえないのと同じです。 限りない数の偶然の積み重ねが「奇跡」という言葉で表現できるなら、ぼくたちがいまの姿で、クジラたちがいまのクジラたちの姿で、この地球上にくらしていることのすべてが、奇跡といえるものです。 さらに40億年におよぶ進化の歴史のなかで、最大の動物であるシロナガスクジラが生きている時代に、ぼくたちが生きていることは、それ以上の奇跡といえるでしょう。 地球上に生きるひとつひとつの命、ぼくたちが生きる一瞬一瞬、そのすべてがかけがえのないものです。それは、そのそれぞれが二つとして同じものがなく、二度と繰りかえされることがないからなのです。 その事実こそ、クジラをはじめいま地球の上で生きる生き物たちの姿からぼくたちが学ぶべきものなのです。>  ーー水口博也(あとがきより) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • イスラームの論理
    4.0
    現代世界が直面しているテロの背景には、やむを得ない実力行使の側面がある。けれど、そもそもイスラームは本当に好戦的なのか。激しい攻撃にさらされてもなお、信仰者を増やし続ける魅力はどこにあるか。イスラームを貧困と暴政に陥れた“真犯人”は誰なのか。日本人がイスラームを理解することはできるのか―。日本人研究者、信仰者としてイスラームを30年以上見つめてきた第一人者が、イスラームの深奥を明らかにする。異文化を知ることは、自文化を知ることである。そこに立ち現れる日本の姿とは。【電子書籍オリジナルまえがき付き】
  • 年寄りは本気だ―はみ出し日本論―(新潮選書)
    3.9
    「日本には人命尊重という概念がない」「有事になると希望的観測で動く」「損切りができない」……この国を動かす「空気」の正体を断じる。「SDGsはただのスローガン」「AIの予測はだいたいはずれる」「カーナビは人間の感性をダメにする」……流行りものにも物申す。84歳と75歳が、日本のほんとうの難題を語り尽くす。
  • メランコリーの文化史 古代ギリシアから現代精神医学へ
    3.0
    憂鬱(メランコリー)――この厄介なる気分を、人類はどのように捉え、対処し、表現してきたのか? 古代から現代に至る芸術・医学・哲学を渉猟し、時に死や恐怖と、時に創造的知性や天才と結びつけられ、また治療の対象ともなってきた「メランコリー」の系譜を明らかに。さまざまな災厄に見舞われる現代という時代――親しい人との別れ、死や病への恐怖、ストレスフルな仕事や人間関係、経済格差、パンデミック、気候変動……――を知的に捉え、生き抜くためのパースペクティブは、その「遺産」のなかからもたらされる。 泰斗による決定版文化史。 [本書の内容] 第1章 古代から中世へ 1 古代の苦悩 2 病理から気質へ――四体液説 3 天才の憂鬱――プラトンからアリストテレスへ 4 医学の中世 5 土星のメランコリー 第2章 ルネサンスと宗教改革 1 幾何学の憂鬱 2 宗教改革 3 遠近法の誕生 4 宗教的メランコリー 第3章 近代の始まり 1 モンテーニュ 2 デカルト 3 治療されるメランコリー 4 バロックの想像力 第4章 現代へ 1 精神医学と悪魔 2 精神分析の登場 3 喪とメランコリー 4 根源的な喪失
  • 近衛秀麿 日本のオーケストラをつくった男
    4.3
    その生涯、華麗にして波瀾万丈!――。兄は宰相・近衛文麿、恋人・愛人は数知れず。山田耕筰との確執、フルトヴェングラーとの交友、そしてユダヤ人救出。世界をうならせた名指揮者の知られざる全貌に迫る。 <主な内容> 序章 忘れられたマエストロ 第1章 公爵の家     やんちゃ坊主/父篤麿の死 第2章 青年指揮者     東京帝大音楽部/ヨーロッパへ 第3章 オーケストラの黎明     山田耕筰との訣別/『越天楽』誕生 第4章 開眼     フルトヴェングラー/苦い握手 第5章 恋と栄光の日々     芸者喜春/女優澤蘭子 第6章 戦火のタクト     ユダヤ人救出/ベルリンの孤独 第7章 再起に賭ける     文麿の最期/立ちはだかる壁 終章 読まれなかった弔詞
  • 新 失敗学 正解をつくる技術
    4.4
    1巻1,705円 (税込)
    「決められた正解を素早く出す」ことが優秀な人とされた時代から「自ら正解をつくる」ことができる人の時代へ。 「自ら正解をつくり出す時代」の思考の技術。 近年の日本の地盤沈下の背景には、すでに世界が「正解がない時代」になってるにもかかわらず、いまだに日本では「決められた正解を素早く出すことが優秀な人の条件」とされていることにある。これらは変わらない偏差値信仰、近年の官僚・みずほ銀行などのエリート組織の躓きを見ても明らか。 「正解がない時代」とは「正解がいくつもある時代」のこと。そのためには自分たちで正解をつくっていく必要がある。そして自分たちで正解をつくるとは、仮説ー実行ー検証を回していくことにほかならない。 この過程で必ず付いてくるのが失敗。いままで避けがちだった失敗とどのように向き合い、どのように糧としてしゃぶりつくすのか、そこがこれからの時代の成否を分ける。 そのためのポイントを丁寧に解説、これから私たちが身につけるべき思考法を明らかにする。 第1章 正解がない時代の人材とは 第2章 すべては仮説から始まる 第3章 失敗を捉えなおす 第4章 仮説の基礎をつくる 第5章 仮説をつくる三つのポイント 第6章 仮説を実行する
  • 自然派ワインをはじめよう “おいしい”を知っている人がこっそり教える毎日飲みたいヴァン・ナチュール68
    4.0
    本当の”おいしい”を知っている料理家や、ワインをこよなく愛する人たちがいつもそばに置いているワイン。 それは知識も言葉も不要で、ただただ美味しいだけの1本。 そんなワインが集結し、どこのレストランにもない至極のワインリストがここに……! アタッシェ・ドゥ・プレスとワインショップ店主を生業としながらも、 年に数回フランスに渡り自然派ワインの造り手をたずねることを ライフワークとしている鈴木純子氏。 彼女がワインを通して出会い、親交を深めている料理家や ワインをこよなく愛する人たちに 日々の暮らしと共に楽しんでいるワインを尋ねて集録。 特別な日の飲み物ではなく、もっと身近な存在としてのワインの魅力を掘り下げます。 <自然派ワインを愛する17名のお気に入りワイン公開!> ※目次順 岸本恵理子(出張料理人) 野村友里(eatrip) 木村昌之(木村製パン) 吉田全作(吉田牧場) ツレヅレハナコ(文筆家) たかはしよしこ(SSAW) 坪田泰弘(Le cabaret) 北村千里(CICOUTE BAKERY) 冷水希三子(料理家) 幅 允孝(BACH) 齊藤輝彦(アヒルストア) 紺野 真(uguisu/organ) 加藤紀子(タレント) 原 沙知絵(女優) 関根麻子(料理 胃袋) ウー・ウェン(料理家) 福田里香(菓子研究家)
  • ぼくの昆虫学の先生たちへ
    4.0
    「初夏の青空を背景にしたオオムラサキの荘厳な飛翔があれば、それだけで世界は完全だった。イチジクの木の葉にキボシカミキリの銀河のような黄色の斑点模様を発見すれば、もうその日の幸福は約束された」。昆虫を追い求める至福の時間――。南米などで精力的に活動をつづける文化人類学者が書いた、自らの原体験ともいうべき昆虫との出会いから、未知なる生命の世界へといざなってくれた14人の師への架空の手紙。
  • 現象学という思考 ──〈自明なもの〉の知へ
    4.3
    日常においてはいつも素通りされている豊かな経験の世界がある――。“自明”であるがゆえに眼を向けられることのないこの経験の世界を現象学は精査し、われわれにとっての「現実」が成立する構造を明るみに出す。創始者フッサール以来続く哲学的営為の核心にあるものは何か。そしていまだ汲みつくせないその可能性とは。本書は粘り強い思索の手触りとともに、読者を生と世界を見つけなおす新たな思考へと誘う。
  • 法哲学講義
    4.3
    法哲学とは、“法と法学の諸問題を根本的・原理的なレベルに遡って考察する学問”である。それは法学だけに留まらず、倫理学・政治哲学・経済学・歴史学といった領域とも交わる。法概念論や正義論をはじめ、法哲学における中心的議論はどのような性格を持っているのか。ケルゼン、ハート、ドゥオーキンなど代表的法哲学者への批判を行いつつ、明快に要点を解説。各章末には文献解題を付す。今日望みうる最良の法哲学概論。
  • 小型犬から大型犬まで、現役獣医師が犬種別の悩みも解説! いぬ大全304
    4.0
    首をかしげてこっちを見るのなんで? うんちの前にくるくる回るの不思議… このフードはうちの子に合ってるのかな? 急に下痢っぽくなっちゃったけど大丈夫?…… さまざまな行動が意味する犬のホンネ、不調のサインをSNS上で人気No.1獣医師が解説。試行錯誤の多いトイレトレーニングや散歩中のしつけ、犬種別の違いなど、犬と暮らしていると気になる304項目を盛り込みました
  • 言論統制というビジネス―新聞社史から消された「戦争」―(新潮選書)
    4.5
    「軍部の弾圧でペンを折らざるを得なかった」は虚構だった。「報道報国」の名の下、部数を貪欲に追い求めた新聞社は、当局に迎合するだけの記者クラブを作り、唯一の統制機関「内閣情報局」に幹部を送り込んだ。そして、ライバル紙を蹴落とすために地方紙大合併を仕掛け……。戦争を利用し尽くしたメディア暗黒史。
  • 生理で知っておくべきこと
    4.3
    ★生理のことはこの1冊で大丈夫! ★ ★生理痛とPMSは自分の力で改善できる★ ★生理のデータが集まったのは、この本が日本初! ★ ★2万人調査の最新データがすべて載っています★ ★★はじめてわかった★★ ・現在の標準データは「約60年前のアメリカのもの」 ・生理痛の痛みを生むのは「肉に含まれる油」なので魚を多めに ・20代をピークに、30代、40代と血の量は減る ・閉経の平均は49.5歳 ・卵子の量が少なくても子どもは生まれる ★生理痛は、自分で軽くできる★ 婦人科のお医者さんが現在使っている日本女性の生理のデータは、なんと、1962年にアメリカの一地域で取られたデータでできています。国も人種も生活習慣も違う古いデータです。 つまり「日本女性の正しい生理はこれ」と示せるほどのデータは、今も昔もなかったということです。なぜ、これまで誰も「正しい生理」についてデータを集めて、解明しようとしてこなかったのでしょうか。 大きな理由は、生理は病気ではないからです。 もうひとつは、政治の中心がずっと男性だという時代のせいだとも考えられます。 また、生理痛やPMSがひどいと病院に行っても、痛みどめを出されるだけ、という経験はありませんか? これも、生理についてのデータがこれまでなかったから行われていたことだといえます。 しかし最近はAIが発達してきて、生理にまつわるデータを集められるようになってきました。 生理に関わることは、ようやくデータが集まってきて、解明途中だと言えます。この本は、最新の生理のデータを集めた日本で初めての本です。
  • MaaS戦記 伊豆に未来の街を創る
    4.1
    1巻1,705円 (税込)
    交通・観光・不動産・物流・行政サービス・遠隔医療・ワーケーション…… MaaS(Mobility as a Service:マース)は21世紀の産業の交差点にしてアフターコロナの標準形! 「日本初の観光型MaaS」を推進する東急でプロジェクト・リーダーを務める著者が現場目線で書き下ろした唯一無二・感涙必至のビジネス・ドキュメンタリー 「10年後、20年後の東急を支える事業を創れ!」 MaaSの意味も知らずに新規部署へ異動した前広報課長が伊豆半島の現実と悪戦苦闘しながら創り上げた〈未来の暮らしのモデル〉とは?  * * * MaaS(Mobility as a Service:マース)とは…… 移動をサービスとしてとらえる、新しいモビリティの概念。 スマートフォンやクラウドなど、ITの活用によって、鉄道・バス・タクシー・自転車ほか、ほぼすべての交通手段をシームレスにつなぐだけでなく、観光・不動産・生活サービス・医療分野などと組み合わせることで新しい産業を創出する効果も期待されている。 また、デジタルの特性を活かした事業の省力化により、人口減少・少子高齢化によって慢性化する交通機関の人手不足を補い、住民の移動手段を確保するなど、地域課題解決のための公共的役割も担う。 アフターコロナにおいては、対人接触を避け、安全に観光を楽しむために、チケットを事前決済し、決済画面を見せるだけで電車やバス、観光施設が利用できるMaaSの需要は、一層高まるだろう。  * * * [目次] はじめに 【1】春の社長室 【2】舞台の背景 【3】運命を変えた無料セミナー 【4】踏み出した第一歩 【5】「MaaSに共通解はない」 【6】肌感覚でつかめ 【7】伊豆の雨と夕陽 【8】共感と軋轢 【9】補助金ください! 【10】大臣とインフルエンザ 【11】まだ見ぬアプリはIzukoにぞある? 【12】フェーズ1開始:4月1日の狂想曲 【13】ショー・マスト・ゴー・オン 【14】寝姿山とスマホの壁 【15】ダウンロードと葛藤の日々 【16】岩田の涙と伊豆戦略 【17】さらば、ムーベル  【18】伊豆の風になれ 【19】捲土重来・フェーズ2開始! 【20】「Izuko=ニッチ」 【21】Izukoが描く伊豆の未来 【22】Starting Over おわりに
  • 新装版 月3万円ビジネス
    3.0
    非電化の冷蔵庫や除湿器、コーヒー焙煎器など、環境に負荷を与えないユニークな機器を発明する藤村靖之さんは、「地方で仕事を創る塾」を主宰している。発明は、社会性と事業性の両立を果たさねばならない。真の豊かさを実現するために、「月3万円稼げる仕事の複業」「地方で持続的に経済が循環する仕事づくり」「“奪い合い”ではなく“分かち合い”」など、藤村さんの考え方と、その実例を紹介する。新装版。
  • 増補 責任という虚構
    4.5
    人間は自由意志を持った主体的存在であり、自己の行為に責任を負う。これが近代を支える人間像だ。しかし、社会心理学や脳科学はこの見方に真っ向から疑問を投げかける。ホロコースト・死刑・冤罪の分析から浮き上がる責任の構造とは何か。本書は、自由意志概念のイデオロギー性を暴き、あらゆる手段で近代が秘匿してきた秩序維持装置の仕組みを炙り出す。社会に虚構が生まれると同時に、その虚構性が必ず隠蔽されるのはなぜか。人間の根源的姿に迫った著者代表作。文庫版には自由・平等・普遍の正体、そして規範論の罠を明らかにした補考「近代の原罪」を付す。
  • 増補 普通の人びと ──ホロコーストと第101警察予備大隊
    4.2
    薬剤師や職人、木材商などの一般市民を中心に編成された第101警察予備大隊。ナチス台頭以前に教育を受け、とりたてて狂信的な反ユダヤ主義者というわけでもなかった彼らは、ポーランドにおいて3万8000人ものユダヤ人を殺害し、4万5000人以上の強制移送を実行した。私たちと同じごく平凡な人びとが、無抵抗なユダヤ人を並び立たせ、ひたすら銃殺しつづける──そんなことがなぜ可能だったのか。限られた資料や証言を縒り合わせ、凄惨きわまりないその実態を描き出すとともに、彼らを大量殺戮へと導いた恐るべきメカニズムに迫る戦慄の書。原著最新版より、増補分をあらたに訳出した決定版。
  • ワイン法
    4.7
    500円のワインより1万円のワインは、ほんとうに20倍もおいしいのか?ロマネコンティ グラン・クリュと格安ワインの差を生み出すのは、品種か? 製法か? 醸造家か? 歴史か? あるいは国家か?高級ワインを高級たらしめているのは、ただ「美味しさ」だけではない。特定の産地、特定の生産者のワインだからこそ高く売れるのである。産地名、生産者名、ヴィンテージ、ぶどうの品種名……これらの情報が、ブランドをブランドたらしめているとも言える。とりわけワイン王国フランスにて繰り広げられた、ブランドを守るための数百年にわたる戦いと、そこから生み出された法と制度すなわち「ワイン法」について、第一人者が語り尽くす!1855年格付け、1889年グリフ法、そしてEU法。苛烈な競争、疫病と害虫、税と規制などをめぐる生産者たちの戦いは、AOC(原産地呼称制度)などのブランドを守る法と制度へと結実した。そしてAOCは、GI(地理的表示)として世界に広がり、いまや日本でもヨーロッパのワイン法は大きな意味を持つ。本書で語られることは、わたしたちの生活、ビジネスにも直結する大きな問題となっている。ワインを愛する人のみならず、人々の生活が動かす歴史に興味のある人、世界の食を動かす制度はいかなるものかを知りたい人、いずれの読者にも、驚きと発見をもたらす、無二の解説書!【本書の内容】プロローグ―ワイン法はなぜ生まれ、何を守るのか/第1章 「本物」を守る戦い―原産地呼称制度の萌芽 1 フランス革命とワインの自由化 2 黄金時代の到来 3 「本物のワイン」を守る戦い/第2章 「産地」を守る戦い 1 不正ワインとの戦い 2 混迷する「産地」画定 3 原産地呼称制度の誕生 4 「コントロール」される原産地呼称へ/第3章 生き残りをかけた欧州の戦い 1 欧州統合下のワイン政策 2 ワイン共通市場制度の発足 3 本格化する生産管理/第4章 新たなプレーヤーとの戦い―畑=テロワールの思想と品種=セパージュの思想 1 新世界の「発見」 2 悩ましい新世界/第5章 「危機」から新時代へ―欧州産ワインの戦い 1 一九九九年のEUワイン改革 2 抜本的な改革をめざして―二〇〇八年の改革 3 二〇〇八年の改革は成功したか?  コラム 補糖禁止のねらい  コラム EUワイン法におけるラベル記載事項  コラム ボトルに関するEU法の規制 4 新時代のワイン法へ 5 ワイン法と日本
  • 1988年のパ・リーグ
    4.2
    リーグ制覇は共に10回、日本一は3回と2回――阪急・南海という、名門球団の電撃的な身売りの裏では、取引先銀行の特命チームによる水面下の秘密交渉があった。そしてペナントレースも終盤、ロッテとのダブルヘッダーの結果如何で、近鉄の優勝が左右される事になった88年のパ・リーグ。その激動の舞台裏を、新証言と資料で綴る。
  • 芭蕉 最後の一句 ──生命の流れに還る
    4.0
    旅に病んで夢は枯野をかけめぐる──松尾芭蕉、最後の句として知られる死の四日前深夜の「病中吟」である。日々旅にして旅を栖とした俳聖の、最期のイメージに相応しい。けれども実はその翌朝、弟子二人を枕頭に呼び「清滝や波に散り込む青松葉」を遺している。「改作」というのだが、これこそが辞世の句である。「不易流行」「軽み」そして最後の一句へと、境涯深まる芭蕉最晩年の五年半に焦点を当て、その実像に迫る。
  • 柄谷行人論 ──〈他者〉のゆくえ
    3.5
    自己の実存感覚に発する犀利な文芸批評に始まり、やがてシステムの外部へと目を向け、新たな交換様式論をベースに世界史の構造を探究するに至る──。日本の戦後思想においてたぐいまれな軌跡を残し続けている思想家・柄谷行人の核心を、本書は初めて析出し、その思想史的位置づけを試みる。〈他者〉をめぐる思考は果たしてどこへ辿り着くのか。画期的モノグラフがついに誕生!
  • 地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門
    4.2
    1巻1,705円 (税込)
    札幌・盛岡・女川・山形・福井・甲府・熱海・勝川・城崎・小倉・長崎・熊本・鹿児島全国各地で「未経験者」400名超が実践してきた事業立ち上げ・拡大のノウハウが、ストーリーで一気にわかる! 住民の嫉妬・仲間割れ・補助金の甘い誘惑など誰もが陥る罠の避け方までこれ一冊!
  • 不道徳お母さん講座 私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか
    4.1
    お母さんライターが、日本の「道徳」のタブーに踏み込み、軽やかに解体!歴史をさかのぼり、母性幻想と自己犠牲への感動に満ちた「道徳観」がいかにつくられたか明らかにする。 2018年、小学校で道徳が正式教科に……! 歴史を遡り、日本の「道徳」がつくられた過程と、母性幻想と自己犠牲に感動を強いる「道徳教育」の問題点をあぶり出す。 『女の子は本当にピンクが好きなのか』著者最新刊、いま誰もが読んでおくべき、日本の「道徳」解体論!
  • 哲学で何をするのか ──文化と私の「現実」から
    3.0
    哲学は断じて浮世離れした学問などではない。これこそ、現実と切結び、それを新たなまなざしでとらえかえすための最高の道具なのだ。ニーチェの思想“パースペクティズム”を軸にして、私たちが一見自明に思っている「文化」のあり方、「わたし」の存在を徹底して問い直す。世界が生成する有様を描きながらも、なぜ多くの哲学が「絶対の罠」に取り込まれていったのかもあわせて論じる。新しいタイプの哲学入門書。
  • 流出した日本美術の至宝 ──なぜ国宝級の作品が海を渡ったのか
    4.0
    明治維新の混乱のなか起きた日本美術の海外への大量流出。そのとき海を渡った作品の中には国内に留まっていたら国宝間違いなしと言われるものも多数含まれていた。フェノロサやビゲローといった著名コレクター、エドワード・モース、フランク・ロイド・ライトのような意外な人物、そして林忠正や松方幸次郎ら日本人まで、当時の記録を丹念に読み解くことで外国人による日本美術買い付けの実態を明らかにするとともに、いまも続く美術品流出の是非を問う。
  • 起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営
    4.3
    メガネのJ!NS代表取締役社長 田中仁氏大絶賛!! 「起業を考えたら絶対に読むべき本」 半年で社員を70人、3年で180人規模にまで増やした 新進気鋭のベンチャー企業経営者がすべてを明かす 経営書の新しい古典が登場! サイバーエージェント、ユニクロ、京セラ、松下電器、ZOZOTOWN、電通、ライブドア、一風堂は 実は、共通のある起業法を用いて経営を行っていた!?
  • 憲法と世論 ──戦後日本人は憲法とどう向き合ってきたのか
    4.3
    憲法に対し日本人は、いかなる態度を取ってきただろうか。世論調査を徹底分析することで通説を覆し、憲法観の変遷を鮮明に浮かび上がらせた、比類なき労作!
  • ローティ ──連帯と自己超克の思想
    3.8
    プラグマティズムの最重要な思想家として、いま再び注目を集めるリチャード・ローティ。その政治的・社会的言説は、『哲学と自然の鏡』等の論著が提示する近現代哲学批判と通底している。彼の哲学は、絶対的真理にすがろうとする「客観性志向」を思考停止として疑問視し、自らを乗り越えていくための力として言語を捉え直した。ローティ個人と最も密接に交流のあった著者が、多面的な思想を平易明快に解説し、哲学史の系譜のなかで一つの筋へと繋げて見せる、決定版解説書。
  • 戦略的思考の虚妄 ──なぜ従属国家から抜け出せないのか
    5.0
    1巻1,705円 (税込)
    地政学がブームとなっている。八〇年代には戦略論がもてはやされていた。にもかかわらず、日本人に戦略的思考は身につかず、政府の外交力も向上していない。一体なぜなのか。この問いに応えるべく、ベストセラーとなった戦略論を俎上に載せ、その誤謬を明らかにしてゆく。その上で、アメリカ、中国、日本など主要国の戦略を概観し、戦略とは何かを指し示す。日本を取り巻く現実を踏まえた上で、戦略論の根本を論じた本書は、これからの日本を考える上で必読の書である。
  • 阿含経典1
    4.7
    ブッダはなにを語り、どのように説いたのか。その教えを最も純粋なかたちで伝える最古層の重要な仏教経典の集成。阿含=アーガマとは伝承されてきた聖典を意味する。これらの経典群のなかには、あらゆる宗派を超えた仏教の原初のすがたがあり、その根本がある。本書は厖大な阿含経典群のなかから、よく古形を保ち、原初的な経と判定される諸経をとりあげ、パーリ語原典からの現代語訳と注解で構成。第1巻は、ブッダの悟りの内容を示す「存在の法則(縁起)に関する経典群」と、その法則に即して人間をかたちづくる要素を吟味した「人間の分析(五蘊)に関する経典群」を収録する。
  • メソポタミアとインダスのあいだ ──知られざる海洋の古代文明
    4.0
    1巻1,705円 (税込)
    大河の恵みを受け、メソポタミアには人類最古の文明が誕生した。そこは農産物こそ豊富だったが、木材、石材、金属などの必要物資はほとんどなく、すべて遠隔地からの輸入に頼っていた。輸送を担ったのはアラビア湾の海洋民たちである。彼らは湾内に拠点を構え、遠くメソポタミアからイラン、インダス河流域まで出張して取引し、巨富を得ていた。一大交易ネットワークを築き上げた湾岸文明の実態がいま明かされる。考古学の新しい成果に文献史学の知見を援用し、農耕文明を中心とする従来の古代文明論に挑戦する大胆な書。
  • 「日本型学校主義」を超えて ──「教育改革」を問い直す
    4.0
    ここ数年、日本の教育制度は大変貌を遂げつつある。その全体像を「日本型学校主義」という理念型を手がかりに、変化の動態として把握し理解する。「いじめ」や「体罰」、さらには「学力低下」や「教員不祥事」など、なぜ抜本解決に至らないのか。親の学校への満足度は高くない。国民は学校教育を改善するために協力したいと思っている。そのための制度的仕組みを考え、民主的な具体案を提示する。
  • ブランド別 人気のバラ図鑑 決定版
    4.5
    1巻1,705円 (税込)
    近年のバラ販売はブランド(ナーサリー)別に展開されています。バラをブランドで選ぶ際の利点は、感性の近い育種家のバラを育てると後悔が少ないことに加え、ブランドごとに栽培法を変えると、よりよく育つためです。本書では、各ブランドに精通したバラ名人が、各バラの花の魅力、育種のポイント、キレイに咲かせるコツなどを解説しています。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 大江戸商い白書 数量分析が解き明かす商人の真実
    3.5
    零細店舗あふれる江戸の町。外食屋七〇〇〇軒。一二六人あたり一軒の古道具屋。米屋は一日三〇名程度の来店客――。十数年しか続かず、血縁原理も働かなかった商家がほとんどだった花のお江戸の商人たちの選択のドラマとは? 狭くて人口密度が高く、売り手買い手ともに自由な一大消費都市江戸の商いのありようとは? 四〇〇〇軒の商家を徹底的に数値解析することで、従来の大商家「越後屋=三井」史観に決別する。(講談社選書メチエ)
  • ひとは生命をどのように理解してきたか
    3.5
    科学は、何を生命として捉え、分析してきたか? 現代生物学が拠って立つ論理と成立構造とは? 「遺伝子」概念が孕む揺らぎとは? ダーウィン以前から、分子生物学や遺伝科学が急速発展するポスト・ゲノムの現代まで「生物学」の成立過程を辿り、「科学の見方」を哲学の視点から問い直す、生命のエピステモロジー。(講談社選書メチエ)
  • 〈在日〉という生き方 差異と平等のジレンマ
    3.0
    「異質」な存在が日本を変える。日本人でもない。韓国・朝鮮人でもない。「異質」な存在として日本社会を生きる60万在日コリアン。2つの祖国に揺れた力道山。「日本人」を志向した新井将敬。日本というシステムと闘う孫正義──彼らの半世紀を通し、「祖国」や「民族」の意味を問い、日本社会の「内なる国際化」をとらえなおす。(講談社選書メチエ)
  • ロシアのユ-モア 政治と生活を笑った三〇〇年
    4.0
    「共産主義時代にも盗みはあるでしょうか」「ないでしょう。社会主義時代にぜんぶ盗まれていますから」体制にとって「危険な世論」でありつづけたアネクドートは、口から口へと広まる。辛辣に権力を嗤いつづけたロシア人の過激な「笑い」を通して、ピョートル大帝期から現代にいたる、激動のロシア300年を読む。(講談社選書メチエ)
  • 地図入門
    5.0
    地図とは地形や道路、建物などの現実を記号化すること。そのためには、さまざまな省略があります。地図の制作者はどのように現実を記号化するのでしょうか。「総描」「転位」とはどのような作業なのか? また、基準を決めるのも重要です。たとえば、海抜0メートルの決め方とは? 地形図と海図の基準の違いとは? 日本の近代以降の地図を中心に、読み方から楽しみ方まで紹介する入門書の登場です。(講談社選書メチエ)
  • 誤解学
    3.8
    人類が誕生して以来、国家間から男女の仲まで、「誤解」がもとでの悲喜劇は絶えることがない。それは恨み、嫉妬、断絶、争いを呼び、時には歴史を変え、芸術を生み、科学を発展させてもきた。人間とは切っても切り離せない「誤解」の、原因や種類からメカニズム、対策まで、気鋭の渋滞学者が系統立てて考察した前代未聞の書!
  • 記号創発ロボティクス 知能のメカニズム入門
    4.3
    人間は成長するに従い言語コミュニケーション能力、運動能力を獲得していく。同様のプロセスをロボットに行わせることが研究されている。脳を代替させる演算装置にはアルゴリズム、数理モデルをつくり、目の代わりになる視覚センサ、運動器の代わりになる。人工知能研究者やロボット研究者の仕事は、「知能を創ること」とも言える。本書では、記号創発ロボティクスのアプローチを紹介し、知能のメカニズムに迫る。(講談社選書メチエ)
  • 人性論
    4.0
    ニュートンの経験的実証的方法を取り入れ、日常的な経験世界の観察を通して人性の原理を解明し、その人間学の上に諸学問の完全な体系を確立しようとした。 イギリス古典経験論の掉尾を飾る書。
  • 都市空間のなかの文学
    5.0
    二葉亭四迷「浮き雲」と言えば「近代的自我の発見を告知した作品」というのが常識だったときに著者が用いた方法は、二階の下宿(主人公内海文三は二階に下宿している)という住まいの空間を解読する事で作品を逆照射するというもの。実体としてとらえられてきた人間の自我を空間とことばの網の目によって決定されている関係性としてとらえ、ベンヤミン、バルトからフーコーまで現象学や記号論の成果を縦横に駆使して日本近代文学の流れを都市のコンテクストに即してたどる壮大な試み。
  • ポール・スミザーの自然流庭づくり
    3.5
    自然のままが一番いいね! 日本の植物が大好きで、日本の風土をこよなく愛し、日本で活動するイギリス人の造園家ポール・スミザーが、日本の植物や原種系の宿根草を主体につくる「手間のかからない庭」の実例と用途別「花図鑑」、「ポール流園芸テクニック」を一挙紹介。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • アテネ民主政 命をかけた八人の政治家
    4.0
    数多くの市民が直接政治に携わり、特定の個人に権力が長期間集中するのを極力避ける、という徹底した直接民主政を約180年にわたって安定持続させた古代ギリシア屈指のポリス、アテネ。成功すれば最大限の名誉を与えられ、ひとつ間違えば弾劾裁判で死罪になるという「緊張状態」にさらされながら、政治家であろうとした8人の男たち。その生の軌跡を追うことで見えてくる、古代ギリシア精神の真髄と民主政治の原点とは?(講談社選書メチエ)

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