フランク・マルテラの作品一覧
「フランク・マルテラ」の「世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「フランク・マルテラ」の「世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
フィンランド人の幸福についてはほとんど触れていない。タイトルと内容は全く合っていない。でも中世に神学が学ばれていた時代から科学重視の時代を経て、幸福の意味が変わっていった過程は興味深かった。
- 幸福を求めるために人生を犠牲にするな。人生はプロジェクトすると、幸福を得るために人生が手段になってしまう。人生を生きるのではなく、何かを得るために人生を利用しない。
- 決して人から奪えないもの:人間の自由。おかれた状況でどう生きるかはその人の自由。
- 自分のことを自分で決めたいというのは人間の根源的な欲求。自分らしく生きられた時に自分の人生に価値を見出せる。
- 子どもの望むこと:「自分のために多
Posted by ブクログ
とてもいい本だったが、タイトル通りの内容でないことは指摘しておきます。
原題は「a wonderful life:insights on finding a meaningful existence」
直訳すると「素晴らしい人生:意味のある存在を見つけるための洞察」
フィンランドに関係する内容はほとんど記載されていません。
人生の意味はあるのかという問いは割りと最近の問い。
これまでの宗教などによる超越的なものが前提の社会では、人生の意味があることが前提だった。
その呪縛から放たれた現代では、自分で人生の意味を見つけないといけない。
人生に意味や価値を与えるのは自分自身である。
ロマン主
Posted by ブクログ
幸せについて本気出して考えてみる前に読むことをおすすめします。ありがちな「幸せになれます本」とは違って、たった一つの考え方に偏らず、哲学、歴史、宗教、科学、文学、映画、社会、心理、あらゆるリファレンスを総動員して、人そのものを見つめた上で、生き方の提案をしている。はじめてこういう本を読む人は、一度では納得できないかもしれない。しかしこれを出発点にして人生を旅すれば、いつかどこかで、ああそういうことか、と思える日が来るに違いない。そう確信できる内容だった。
たとえ人間にとって、意志がもたらす影響は小さかったとしても、刺激に反応するだけの生命機械ではない存在と信じて自らを変えながら、いまこの瞬間の
Posted by ブクログ
フィンランド人は全然関係なかったけど、それを除いて良い本だった。
人生の意味を追い求めることについて。長い歴史で考えると、古い時代は宗教の力が強かったり、天災や災いなどは神や悪魔の仕業で我々ではどうすることもできないみたいな考えが当たり前だったから、人生の意味なんて追い求めることはなかった、人生に意味を求める人ができ出したのは、近代からである。近代は人生の意味を他者から与えられることはないので、自分で見つけていく必要がある。自分が何に価値を感じるかを知る。
1番心に響いたのは、死があるからこそ、死んでしまえば終わりと思ってしまいがちだが、いずれ死があるからかえって人生は意味深いものというもの