フランク・マルテラの作品一覧
「フランク・マルテラ」の「世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「フランク・マルテラ」の「世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
フィンランド人の幸福についてはほとんど触れていない。タイトルと内容は全く合っていない。でも中世に神学が学ばれていた時代から科学重視の時代を経て、幸福の意味が変わっていった過程は興味深かった。
- 幸福を求めるために人生を犠牲にするな。人生はプロジェクトすると、幸福を得るために人生が手段になってしまう。人生を生きるのではなく、何かを得るために人生を利用しない。
- 決して人から奪えないもの:人間の自由。おかれた状況でどう生きるかはその人の自由。
- 自分のことを自分で決めたいというのは人間の根源的な欲求。自分らしく生きられた時に自分の人生に価値を見出せる。
- 子どもの望むこと:「自分のために多くの時間を使ってくれること。家族が一番で仕事はその次だということを忘れないでほしい¥
- 慈善の大切さ
- 人間の基礎的な心理的欲求3つ:自律・能力・関係への欲求。これが満たされると幸福を感じる
- グローバル化が進んでも人間が日常で意味深いと感じる経験は文化的背景が異なっても共通している
- かつては普遍的な人生の意味を見つけるのは宗教があったせいでたやすかった、神がいない現代それは難しく、客観的ではなく個人的な幸せを見つけるといい
- 神の不在から魔法の消滅、そして人間の内部つまり感情を重視したドイツロマン主義に移行
- 幸福を追いかけさらなる幸せを求め続けると決して満足できず、ここではないどこかを求めてしまう。すると不幸が起きた時、失敗した自分を認められず失敗した自分はだめな自分だという意識をもってしまう。
- 人生の意味を問うことは昔はなかった
- 広告は「今の生活は間違っている」と常に言ってくる
Posted by ブクログ
とてもいい本だったが、タイトル通りの内容でないことは指摘しておきます。
原題は「a wonderful life:insights on finding a meaningful existence」
直訳すると「素晴らしい人生:意味のある存在を見つけるための洞察」
フィンランドに関係する内容はほとんど記載されていません。
人生の意味はあるのかという問いは割りと最近の問い。
これまでの宗教などによる超越的なものが前提の社会では、人生の意味があることが前提だった。
その呪縛から放たれた現代では、自分で人生の意味を見つけないといけない。
人生に意味や価値を与えるのは自分自身である。
ロマン主義が掲げる運命の人という理想は、非現実的。妥協しないことは、多数の問題や複雑な環境にうまく対処できない。
現代における天職も近いものがある。
普遍的な人生の意味を考えるのではなく、自分自身の人生に個人的な意味を与えることを考える。
自分の人生を捧げるのに値するほどの価値があると思えればいい。これまで生きてきて、どういうときに人生の意味を感じられただろうか。
人生をプロジェクトのように思わないほうがいい。人生が単なる手段となってしまい、なにかを得るために人生を利用することになる。
人生そのものを大切にして、人生を生きることを楽しんでほしい。そのためには、人生を物語と考えるのが良い。
人生はある日終りを迎えるが、それまでのすべての日に美しいもの愛でて、楽しみを味わい、人生の意味を追求できる。
主要な要素は4つ。自律、関係、能力、慈善。
■関係
他者と繋がって、周囲の人達と良好な関係を築くこと。
■慈善
他人にとって意味のある存在であると感じられると自分の人生に意義を感じられる。
内容は些細なことでもいいが、決して自分を犠牲にしてはいけない。また、強制されてもいけない。
■自律
自分自身とのつながり。自己表現。
自分にとって意味のある行動をとること、意味があると思える目標に向かって進むこと。自分の興味を大切にすること。
■能力
没頭そのものが魅力。
自分が成長できる場所、自分の持っている能力を発揮できる場所を探すこと。
Posted by ブクログ
幸せについて本気出して考えてみる前に読むことをおすすめします。ありがちな「幸せになれます本」とは違って、たった一つの考え方に偏らず、哲学、歴史、宗教、科学、文学、映画、社会、心理、あらゆるリファレンスを総動員して、人そのものを見つめた上で、生き方の提案をしている。はじめてこういう本を読む人は、一度では納得できないかもしれない。しかしこれを出発点にして人生を旅すれば、いつかどこかで、ああそういうことか、と思える日が来るに違いない。そう確信できる内容だった。
たとえ人間にとって、意志がもたらす影響は小さかったとしても、刺激に反応するだけの生命機械ではない存在と信じて自らを変えながら、いまこの瞬間の人生を味わい続けたい。
Posted by ブクログ
フィンランド人は全然関係なかったけど、それを除いて良い本だった。
人生の意味を追い求めることについて。長い歴史で考えると、古い時代は宗教の力が強かったり、天災や災いなどは神や悪魔の仕業で我々ではどうすることもできないみたいな考えが当たり前だったから、人生の意味なんて追い求めることはなかった、人生に意味を求める人ができ出したのは、近代からである。近代は人生の意味を他者から与えられることはないので、自分で見つけていく必要がある。自分が何に価値を感じるかを知る。
1番心に響いたのは、死があるからこそ、死んでしまえば終わりと思ってしまいがちだが、いずれ死があるからかえって人生は意味深いものというもの。