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米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の終了を決定。リーマン・ショック以降6年間続いた超金融緩和からの脱出を主導するのは、女性初のFRB議長ジャネット・イエレンだ。夫アカロフと師トービンはともにノーベル経済学賞の受賞者、自身も経済学者からセントラルバンカーに転じたイエレンは、どのような経済観の持ち主か。そして出口戦略の舵取りをどのように進めようとしているのか。ワシントンで現地取材にあたった記者が、その実像に迫る力作。
雇用を大事にする「ハト派」セントラルバンカーと見られていたイエレンが出口を主導する真意は?金融正常化に足踏みする日本との違いは?――「テイパーリング」「フォワード・ガイダンス」など出口戦略を読み解くキーワードの解説を交えながら、グローバル・マネー経済のこれからを読み解く。
Posted by ブクログ 2014年03月02日
・さすがのグリーンスパンもイエレンのしつこさに負けて、「インフレ率が適切に計測されるのであれば、ゼロだと思う」と告白した。
物価が上がりもしなければ下がりもしない状況。それが最適な状態とグリーンスパンは考えていたのである。これはインフレとの戦いを最重視していた1970年代以降のセントラル・バンカーに...続きを読む
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