平岡聡の作品一覧

「平岡聡」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2024/01/10更新

ユーザーレビュー

  • 親鸞と道元(新潮新書)
    平岡聡(1960年~)氏は、佛教大学文学部卒、同大学大学院文学研究科博士課程満期退学、博士(文学)、京都文教大学学長を経て、京都文教大学教授。
    本書は、書名の通り、浄土真宗宗祖の親鸞と曹洞宗宗祖の道元を比較しつつ論じたものである。
    日本の仏教には、平安時代に誕生した天台宗と真言宗に加え、鎌倉時代に起...続きを読む
  • 南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経(新潮新書)
    一読の価値あり。小難しい引用が多いが、丁寧に説明しているので、わかりやすい。一世紀ちかく時代が離れている法然と日蓮を比較すること自体が無理があるが、あえてそこにチャレンジすることで、二人の思想への理解を深めてくれる。日蓮が執拗なほど念仏無間とこき下ろしたわけも理解出来、かといって、法然が、百年前の古...続きを読む
  • 大乗経典の誕生 ──仏伝の再解釈でよみがえるブッダ
    固有名詞と一般名詞の仏陀と菩薩。個人崇拝と宗教の普遍化。仏伝の再解釈というメインのモチーフは、深くは肯定できない。そこまでの説得力は本書にはない。しかし、大乗仏教の成立の起源に迫ろうとする問題意識は大変に興味深い。あとがきは興醒め。
  • 浄土思想入門 古代インドから現代日本まで
    インド、中国、日本の三国における浄土思想の展開を概観している本です。日本にかんしては、大きな発展の見られない近世は省略される一方で、近代における動向についても簡単にではあるものの説明がなされています。

    もちろん浄土思想を紹介することが本書のねらいですが、大乗仏教の成立や日本における仏教の受容につい...続きを読む
  • 親鸞と道元(新潮新書)
    家が曹洞宗なので、開祖道元のことを知りたくて読みました。はなしが横道それますが、読後永平寺にも行ってみたくなりました。

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!