決定版 デジタル人民元―世界金融の覇権を狙う中国

決定版 デジタル人民元―世界金融の覇権を狙う中国

ビジネス・実用
1,870円 (税込)

9pt

3.3

元日銀審議委員が徹底解説!

ドルを脅かす「デジタル人民元」とは一体何なのか!?


2022年2月の北京冬季五輪で世界にお披露目することを目指し、中国は「デジタル人民元」の発行準備を着々と進めています。主要国では初めての中銀デジタル通貨、つまりデジタル形式での法定通貨の発行です。

ところが、その具体的な仕組みや発行の狙いなどについては、依然として謎の部分が多いです。
本書は、そんな極めて多様な顔を持つデジタル人民元について読者が理解を深めるための1冊となっています!

★★こんな人におすすめ★★
・金融関係者
・最新のフォンテック事情について知りたい
・中国ビジネスに携わっている
・中国が今どんなことに取り組んでいるか気になる
・米中問題に興味関心がある
・プラットフォーマーとその規制に関心がある

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決定版 デジタル人民元―世界金融の覇権を狙う中国 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中国がなぜデジタル人民元の発行を急ぐのか?
    デジタル人民元が採用されたらどうなるか?
    など様々な角度から書かれていて面白い

    0
    2021年12月03日

    Posted by ブクログ

    デジタル通貨の波が中国から
    「覇権争い」が今デジタル通貨・暗号通貨のプラットフォーム構築と波及へと注目され始めた。中国主導型の「中銀デジタル通貨」は民間の金融機関への関与を最小限に公的な中国銀行が主となることを目指し、中国国内での実証実験のみならず「一帯一路:64カ国」への波及と世界の金融機関をリードするための動きを加速し始めた。世界の貿易等含めた世界の金融決算は圧倒的に「ドルベース」だがこのデジタル通貨によって大きく変わる可能性もあり、米国はデジタルドル通貨の早期導入は圧倒的シェア持つ現状維持のため慎重だ、とある。日本は未だ計画もない。ここにも日本のデジタル化への遅れは後進国並み以下になるのは見えている。ちなみに「QRコード」は日本人が開発したものだ。

    0
    2024年10月25日

    Posted by ブクログ

     通貨は大きく分けて、法定通貨と民間デジタル通貨の2種、さらにデジタル通貨の口座型とオフライン型がある。本書によると、中国で通貨のデジタル化が進んだ要因の一つとして、偽札や強奪など、犯罪面を防ぐ意図があったと考えられる。(その意味で日本の現金率の高さ、は治安、安全が高い根拠となる)また、人民元の普及で、ドルとの覇権争いはどうなるかも考察する。著者によると、あくまで普及率を高めて、取引できる範囲を広めることであって、特に覇権を狙うわけではないという。

    0
    2024年01月28日

    Posted by ブクログ

    米国の金融覇権に対抗し、中銀デジタル通貨の発行で“人民元通貨圏”の形成を目論む中国。その切り札である「デジタル人民元」の実態に、元日銀審議委員が迫る書籍。

    中央銀行が発行するデジタル形式の法定通貨を「中銀デジタル通貨」と呼ぶ。
    中国は、2022年の冬季北京五輪での披露を目指してデジタル人民元の発行準備を進めていると見られ、主要国で初めて中銀デジタル通貨を発行する可能性が高い。

    中国がデジタル人民元を発行する背景には、米中の対立がある。
    米国は、国際間のドル決済に用いられるSWIFT(国際銀行間通信協会)のネットワークを通じて、世界の資金情報を握れる。また、SWIFTはテロ支援国家に対する経済制裁にもしばしば利用される。これは中国にとって大きな脅威である。

    仮に将来、中国が米国の経済制裁の対象となり、中国の銀行がSWIFTから外されれば、壊滅的な打撃を受ける。この事態に備えるには、
    ・貿易などの取引で人民元建て契約を広げること
    ・国際銀行送金以外の手段で国際決済を行うこと
    が必要になる。デジタル人民元は、この双方に資するもの。

    現時点では、人民元が世界の基軸通貨となる可能性は低い。だが、使い勝手の良いデジタル人民元が登場すれば、新興国の間でその利用が急速に広がる、といったことは考えられる。
    将来的には、ドルと人民元とが、それぞれ異なる地域で主要な国際通貨として併存する可能性がある。

    他の主要国でも、中銀デジタル通貨の議論は高まっている。発行の狙いは「民間デジタル通貨への対抗」「ドル覇権への挑戦」など、国によって様々だ。しかし、中国に世界標準を握られることへの警戒心は、各中央銀行に共通している。

    0
    2023年02月19日

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