政治作品一覧

  • うごかし屋 1
    完結
    4.5
    ▼第1話/錫色の国▼第2話/瑠璃(るり)色の家(前編)▼第3話/瑠璃(るり)色の家(後編)▼第4話/山吹色の箱▼第5話/赤紅色の車▼第6話/若苗色の風呂敷▼第7話/浅葱色の風景▼第8話/胡粉(ごふん)色の嘘▼おまけ ●主な登場人物/蘇芳鉄(「うごかし屋」の二代目社長。読書が好き) ●あらすじ/とある町の鉄工所が、不景気のため規模を縮小して、地方へ移るという。引っ越しを担当するのは「うごかし屋」という名前の業者。うごかし屋はさっそく工場から取り掛かろうと準備を始めるが、鉄工所の社長・山田が、急遽工場の移転は中止し、廃業すると言い出した。それを聞いた、うごかし屋の社長・蘇芳鉄は、工場を見せて欲しいと言い出して…(第1話)。 ●本巻の特徴/新居購入、就職、転勤、進学、結婚、別居、独立、開業、転地療養、夜逃げ……様々なカタチの「ひっこし」がある。物だけでなく大切な何かを「うごかす」、ちょっと変わった引っ越し屋物語、開幕!! ●その他の登場人物/花田(「うごかし屋」の従業員で運転手。女好き)、東雲(=しののめ。「うごかし屋」の従業員。道路に詳しい)、真朱(=まそほ。「うごかし屋」の女子高生従業員。力持ち)
  • 永遠平和のために
    3.8
    世界の恒久的平和はいかにしてもたらされるべきか。カントは、常備軍の全廃・諸国家の民主化・国際連合の創設など具体的提起を行ない、さらに人類の最高善=永遠平和の実現が決して空論にとどまらぬ根拠を明らかにして、人間ひとりひとりに平和への努力を厳粛に義務づける。あらためて熟読されるべき平和論の古典。

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  • 英国の地方自治
    -
    1巻2,156円 (税込)
    本書は、中央政府の政権政党と内閣の交代等によって変遷を繰り返してきた英国地方自治の制度と実態のあゆみを詳細かつ正確にまとめて叙述し、ポイントを解説するとともに、学術的に考究して、その特色を解明した本

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  • エジプト革命 軍とムスリム同胞団、そして若者たち
    4.3
    ムバーラクの三〇年にわたる独裁は、二〇一一年、民衆による「一月二五日革命」で幕を閉じた。しかし、その後の民主化プロセスの中で、軍とムスリム同胞団が熾烈な権力闘争を展開し、革命の立役者である若者たちは疎外されていく――。エジプトの民主主義は、どこで道を誤ったのか。アラブの盟主エジプトが迷走した、二年半におよぶ歴史上の劃期を、軍・宗教勢力・革命を起こした青年たちの三者の視点から追う。
  • 越境の時 一九六〇年代と在日
    4.6
    『失われた時を求めて』の個人全訳で名高いフランス文学者は、1960年代から70年代にかけて、在日の人権運動に深くコミットしていた。二人の日本人女性を殺害した李珍宇が記した往復書簡集『罪と死と愛と』に衝撃を受け、在日論を試みた日々、ベトナム戦争の脱走兵・金東希の救援活動、そして、ライフル銃を持って旅館に立てこもり日本人による在日差別を告発した金嬉老との出会いと、8年半におよぶ裁判支援―。本書は、日本人と在日朝鮮人の境界線を、他者への共感を手掛かりに踏み越えようとした記録であり、知られざる60年代像を浮き彫りにした歴史的証言でもある。【目次】プロローグ/第一章 なぜ1960年代か――アルジェリア戦争をめぐって/第二章 李珍宇と小松川事件/第三章 日韓条約とヴェトナム戦争/第四章 金喜老裁判/エピローグ/あとがき
  • エンジニール 鉄道に挑んだ男たち (1)
    完結
    3.0
    明治時代─―それは日本の鉄道黎明期。 鉄道院工作課長の島安次郎と、凄腕の機関手の雨宮哲人がそれぞれの信念のもと、日本の鉄道のさらなる高みを目指す。 鉄道漫画の秀才・池田邦彦が描く明治浪漫が満載の第1巻!!!
  • 黄金の復興計画 成長を阻む道路不要論から脱却せよ
    5.0
    デフレ不況、東日本大震災で痛手を負った日本経済だが、復興需要でデフレギャップは解消され、黄金の時代が待っているはずだ。しかし、それを阻むものがある。その正体はなにか。この国の病巣を暴く!
  • 欧州激動―週刊東洋経済eビジネス新書No.124
    -
    言語や民族が異なる28の巨大な連合体「EU」(欧州連合)。GDP全体では米国をしのぐ世界最大の経済圏でありながら、経済は低空飛行を続けている。ギリシャ問題は当面の危機をしのいだものの、独・英・仏のリーダー3国もそれぞれの国内事情を抱えている。ましてやギリシャ、スペイン、イタリア、ポルトガルといった南欧諸国との格差は、EU協調にどのような影響を及ぼすのか。  また、経済だけでなく15年1月に起こった、フランスの週刊新聞「シャルリー・エブド」へのテロ事件も記憶に新しい。宗教や民族間の共存は可能なのか。逆に混迷を深めるのか。  本誌では現地ルポを交え、欧州の今を読み解く。  ・経済優等生のドイツですら、国民の20.3%が貧困状態。  ・フランス企業の競争力を阻害し、若者の4人に1人が職に就けない現実の背景とは。  ・英国の政治家・知識人の主張と国民感情との間に大きな隔たり  ・フィンランド/ノキアの経営失速の衝撃をきっかけに始まった世界最大級のベンチャーイベントとは  本誌は『週刊東洋経済』2015年3月7日号掲載の46ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 【フランス現地報告】革命の精神はどこへ・揺らぐ「自由・平等・博愛」 【INTERVIEW】 同志社大学教授 内藤正典 PART1(基本編) 世界一よくわかる欧州事情   細野真宏氏が解説 欧州で何が起こっているの?  図解 一目でわかるEU PART2(国別編) 欧州各国それぞれの危機 【ドイツ】EU優等生の孤独と苦悩 歴史的好況に沸く優等生の内憂外患 【INTERVIEW】ダイムラー会長 ディーター・ツェッチェ   構造改革の光と影 5人に1人が貧困 【フランス】問われる構造改革の本気度 【INTERVIEW】 フランスは「ヨーロッパの病人」ですか?   アクサグループ チーフエコノミスト・エリック・シャネイ   フランス国立統計経済研究所 景気分析部門ヘッド・ローラン・クラベル (特別寄稿)EUに見た夢は遠くなりにけり 北海道大学教授 遠藤 乾 【英国】 選挙後、「EU離脱」シナリオの現実味 【スコットランド】 独立できなくても自治は進む PART3(テーマ編) 明日の欧州を読み解く 【南北格差】南欧諸国は復活するのか  【ギリシャ】  反緊縮で挙国一致  【スペイン】  危機に終止符も反緊縮政党が台頭  【アイルランド】危機早期克服も緊縮不満は増加中  【ポルトガル】 14年に支援卒業・汚職、脱税は深刻  【イタリア】  不況克服は道半ば 【北欧】小国フィンランドで芽吹く起業家精神 【INTERVIEW】駐日フィンランド大使 マヌ・ヴィルタモ 【相場展望インタビュー】どうなる為替、株、債券  為替 シティバンク銀行 尾河眞樹  債権 みずほ証券 金子良介  株式 UBS証券 中窪文男 【金融】ギリシャ危機は日欧銀行に飛び火 【INTERVIEW】欧州ブリューゲル研究所 ニコラ・ヴェロン 【メディア】襲撃事件に震撼!? 欧州メディアの今 (コラム)フリーペーパーに押される仏日刊紙
  • 大磯随想・世界と日本
    3.5
    引退後ほどなく、政治の「貧困」を憂いつつ未来への希望をこめて綴ったエッセイ集「大磯随想」。その最晩年に、マッカーサーやアデナウアー、ケネディら内外の政治家を回想し、日本外交について縦横に語った「世界と日本」。保守政治のエッセンスを余すことなく語った二篇。 〈解説〉井上寿一
  • 大いなる完 第1巻
    完結
    -
    全4巻660円 (税込)
    小作人のせがれ・鉄馬完は、ケタはずれの煩悩故に「ぼんの」と渾名される悪たれだ。昭和10年、大地主・石倉の一人娘「高子」を犯し、石倉の家と対等の地位に登るべく、生まれ故郷を飛び出す。激動の時代を生き、政界のトップに上りつめる男の一代記。
  • お金持ちに捨てられる日本 超増税社会を生き抜く知恵
    -
    アベノミクスは富裕層いじめである。本書では、上場会社をはじめ、医療法人、公益法人、海外法人など多数の税務や、資産家の相続税対策のコンサルタントとして、世界をまたにかけて活躍中の著者が、今後さらに本格化する日本増税社会のカラクリを、多角的な視点から読み抜く。主な内容は、富裕層に大増税では国を捨てる日本人が出てくる。富裕層に人気の「自殺ツアー」の真実。節税目的の米国不動産投資が加速する。フランスで富裕層の国外逃避が止まらない。所得税の最高税率を上げればどうなるのか。ホントは法人税はここまで下げられる。日米でこれだけ意識が違うタックスヘイブン。「金持ち優遇」とはどういうことか。アベノミクスは庶民感覚からはほど遠い。増税に隠された政府の陰謀。脱税する暇があるなら勉強せよ……など、これからの超増税社会を賢く生き抜くための知恵が満載されている。税金という視座から世界の縮図が見える。

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  • 沖縄と米軍基地
    3.7
    日本への占領政策としてスタートした米軍の日本駐留は現在も続き、沖縄は「基地依存」を強いられることになった。日本政府は外交・政治でこの現状にどれほど向き合ってきたか? はじめて明かされる真実。
  • 沖縄 本土メディアが伝えない真実
    -
    軍事記者は見た!「普天間移設」の深層。このままでは沖縄に血が流れる! 日米両政府の普天間基地返還合意からすでに20年あまり。この間、基地担当あるいは基地問題担当と呼ばれる在沖メディアの軍事記者は、この問題をどのように報じてきたのか。また、政府が言う「抑止力の維持」や「辺野古移設が唯一の解決策」は本当なのか。「沖縄の経済は基地がなければ成り立たない」「見返りに財政的な支援を受けている」といった風説は本当なのか。かつての保守勢力や経済界が一体となった「オール沖縄」の実態など、沖縄取材歴20年のルポライターが本土メディアが伝えない沖縄の現況をリポートする。
  • 教えて!池上さん
    3.3
    1~2巻165~792円 (税込)
    2011年6月出版の『教えて!池上さん』の電子版。福島原発問題、ウサマ・ビンラディン殺害など、池上彰が小学生向けに書き下ろした世界一ニュースがわかる本。毎日小学生新聞連載「教えて!池上さん」の書籍化。
  • オッサンフォー ~終わらない青春~【描き下ろしおまけ付き特装版】 1
    完結
    -
    【描き下ろしおまけマンガを新たに収録!!】「俺はもう無理や。外側だけはおっさんになってしもたけど、ほんまのこというと中身はぜんぜんアカンねん」「俺もや。もうあとは、燃えることだけやりたいねん。どうなってもええ」負の情熱で腹をくくった大阪のオッサン4人が、市政の大物相手に大型詐欺を仕掛ける! 狙うはカネか、それとも女の心か!? 大人にはどうしてもなりきれないが、ここで一発、大仕事をやってこましたれ!! 【オヤジズム】【本作品は「オッサンフォー ~終わらない青春~」第1~9巻/第1~18話を収録した電子特装版です】
  • 翁長知事と沖縄メディア 「反日・親中」タッグの暴走
    4.3
    「つぶさなあかん」と言われる理由 「百田発言」で注目の「沖縄タイムス」と「琉球新報」は、毎日何を書いているのか。 稀代の「怪物知事」を生んだ異常な背景を解き明かす! 《エスカレートする翁長氏の行動は、いずれも県紙2紙をはじめとした沖縄メディアが事前に煽ってきたものだ。翁長氏の知事就任以来、沖縄県の強硬姿勢と沖縄メディアの翼賛報道は、相互に増幅を繰り返しているように見える。言ってみれば、翁長氏は沖縄メディアの「脚本・演出」を忠実に実現する、偉大な「主演俳優」なのだ》(「はじめに」より) 沖縄に「言論の自由」はない! ●目次 「尖閣の地元紙」から見た虚構の沖縄-はじめに 第1章 翁長知事とは何者か 第2章 「異論」が封じられた辺野古問題 第3章 地元メディアが語らない尖閣の危機 第4章 与那国自衛隊配備を歪めるもの 第5章 教育現場も支配する地元メディア 第6章 イデオロギー「平和教育」の嘘 巻末付録 沖縄2紙の「トンデモ社説」 ●主な内容 国連を利用した「反日」活動/沖縄人は「先住民」なのか/「世界へ発信」も各国代表はスマホいじり/琉球新報の編集局長と並んで登壇/「中国属国化」の象徴が那覇港に/翁長票を割るなと「大局」を説く沖縄タイムス/「百田発言」が10日連続1面トップ/抗議のカヌーを漕ぐ女性をアイドル扱い/「八重山日報がいるぞ」/反基地派から「殺人者」/「平和」勢力の攻撃性/公安調査庁が名指しした琉球新報の独立論/「基地移設」と言わなくなった地元メディア/「新基地」だけでないイデオロギー用語/反対派と比べ層の薄い「沖縄保守」/非常手段も辞さない「尖閣ストーカー」/中国「防空識別圏」そっちのけで反基地報道/南シナ海の中国基地には抗議しない反基地派/人口減少「このままでは第2の尖閣になる」/「賛成派農家はサトウキビを作らぬ」と批判/地元メディアが「反対」の先頭に立つ構図/文科省を悪代官扱いする県紙の悪質報道/教科書選びは「軍の関与」明記に矮小化/尖閣危機と無縁ではない「軍神」の復活/空想、トラウマ、反国家/「平和教育」にも言論の自由はない
  • 「オバマの嘘」を知らない日本人 世界は「米国崩壊」を待ち構えている
    -
    1巻1,400円 (税込)
    「尖閣にも日米安保条約は適用される」。先の訪日でオバマ大統領はそう明言し、多くの日本人が胸をなでおろした。しかし、その言葉を簡単に信じることはできないと著者は断言する。何と、いまアメリカ人の61%が、オバマは国の重要な問題で嘘をつくと考えており、さらに、議会と決定的に対立しているオバマは、もはや「戦争できない大統領」になりつつあるのだ。オバマの失墜を象徴する事件の一つがウクライナ問題である。オバマはプーチンに核戦略で明確に敗北した。ソ連崩壊時に核保有国となったウクライナに対し、安全保障を確約して核放棄させたアメリカの信用は完全に失墜してしまったのだ。これを受け、ヨーロッパ諸国はアメリカから離反しはじめ、中国も覇権主義的な動きを強めている。さらにロシアは極東太平洋艦隊を増強し、日本への対決姿勢を強めようとしている。日本人が知らぬうちに、未曾有の危機が迫ろうとしている。どうする、日本!

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  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史1 2つの世界大戦と原爆投下
    4.4
    「理想主義を掲げたウィルソン大統領は、革命嫌いの人種差別主義者だった」「第1次大戦後にドイツに課された莫大な賠償金は、モルガン家の利益を増やすため」「アメリカの大企業はこぞってナチスに資金援助していた」「日本への原爆投下はソ連を牽制するためで、軍事的な意義や正当性などない」……歴史上、ファシストや全体主義者を打倒したアメリカには、「自由世界の擁護者」というイメージがある。しかし、それは真の姿だろうか?2度のアカデミー賞に輝く、過激な政治的発言でも知られるオリバー・ストーンによれば、それは嘘だ。じつはアメリカはかつてのローマ帝国や大英帝国と同じ、人民を抑圧・搾取した実績にことかかない、ドス黒い側面をもつ「帝国」なのだ。その真実の歴史は、この帝国に翳りの見えてきた今こそ暴かれねばならない。最新資料の裏付けをもって明かすさまざまな事実によって、全米を論争の渦に巻き込んだ歴史大作(全3巻)。
  • 改革の虚像―裏切りの道路公団民営化―
    4.0
    改革潰しの張本人は小泉首相と猪瀬委員だ!小泉政権が掲げた「構造改革」の目玉、道路公団改革。3年間にわたって迷走し続けた民営化委員会の審議過程を丹念にたどり、空疎なスローガンだけの小泉首相の姿と“改革の旗手”猪瀬直樹委員の変節ぶりを浮き彫りにしながら、失敗に終った改革の内容を徹底検証する。国民を裏切った小泉改革の実態を糾明する渾身のレポート。
  • 回顧七十年
    4.5
    二・二六事件の熱さめやらぬ昭和十一年五月、議会での「粛軍演説」で喝采を浴びた民政党議員・斎藤隆夫は、四年後に「支那事変処理」についての質問演説を問題視され除名処分を受けた。陸軍を中心とする「革新」派が台頭する中、「現状維持」を訴えてやまなかった保守政治家の自伝。〈解説〉伊藤 隆

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  • 介護離職―週刊東洋経済eビジネス新書No.153
    4.0
    突然降りかかった介護と仕事の両立に行き詰まる──。  アベノミクス新3本の矢に盛り込まれた「介護離職ゼロ」。しかし、単純にサービスや施設を増やせば済むわけではない。やむにやまれぬ事情で一人で介護を抱え、破綻寸前にまで追い詰められるケースもある。そうした介護の現実にも目を向けなければ、「ゼロ目標」は画餅に帰すだろう。  介護離職の過酷な実態に迫り、両立問題への対応策を探る。  本誌は『週刊東洋経済』2015年11月21日号掲載の30ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 仕事と両立できますか? 【ルポ】その日は突然訪れた。私と介護離職 「仕事も介護もつらい首を吊ろうと思った」 再就職先でパワハラ。朝は3時から食事作り 家庭は崩壊寸前に…。一度は退職を決意 「正しい選択だったか」。早期退職で父と同居 介護と距離を置くため、24時間のヘルパー態勢 2カ月は仕事にならず。伯母介護に翻弄される Interview「父は要介護4。リハビリ“中断”が本当に痛かった」経済アナリスト・獨協大学教授●森永卓郎 3分でわかる! あなたの離職危機 転ばぬ先の杖 介護7つの鉄則 手探りで積み上げた! “達人”に聞く両立のコツ 平日2時間、休日5時間? 介護離職の境界線 Interview「家族介護者の役割を見直していく必要がある」三菱UFJリサーチ&コンサルティング主席研究員●矢島洋子 3タイプでスッキリ理解! 介護にかかるお金 変わる企業の介護支援 老人ホームの選び方。悪質な施設に気をつけろ!
  • 改正行政手続法とパブリック・コメント
    -
    1巻1,155円 (税込)
    平成17年6月に改正された行政手続法の主要改正内容であるパブリック・コメント制度について、検討経緯や制度内容、自治体における制度導入にあたっての検討ポイントを同法検討会の座長代理を務めた宇賀克也氏が解説。また、先行して取り組んでいる滋賀県、横須賀市の事例を登載。

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  • 改正行政不服審査法 -自治体の検討課題と対応のポイント-
    -
    1巻1,925円 (税込)
    改正行政不服審査法が施行される平成28年4月までに自治体が準備すべき組織体制、人材、審査事務手続の運用方法、条例改正の対応を具体的に提示。自治体現場の視点でいつまでにどのような検討が必要か詳細に解説した実務解説書。

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  • 解説個人情報の保護に関する法律
    -
    1巻1,386円 (税込)
    平成15年5月30日に公布された『個人情報の保護に関する法律』について、法制化の背景・経緯等を踏まえながら、法律の条文の構成に沿って詳細に解説を行っている。資料編では、本法を理解する上で重要な関係法律及び資料を掲載している。

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  • 回想十年(上)
    3.0
    昭和二十九年十二月に政界を引退した吉田茂が、その二年後から数年をかけ、池田勇人や佐藤栄作らを相手に語った回想記。戦時中の終戦工作に始まり、自ら政権を率いて戦後日本を形成した数年間の政治の内幕を語りつつ、日本が進むべき〈保守本流〉を訴える。 〈解説〉井上寿一。

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  • 海賊党の思想:フリーダウンロードと液体民主主義
    -
    1巻990円 (税込)
    海賊党という「あやしい政党」が21世紀のヨーロッパを徘徊している! これは、かつて海上で船を襲って金品を強奪していた直接的な意味における海賊ではなく、海外や自国の書籍・DVD・CD等を無断でコピーする場合の比喩的表現である「海賊版」という言葉にちなんで名づけられた。スウェーデンが発祥の地で、現在ドイツ各地で猛威をふるっていると聞けば、北欧ゲルマンの神話やヴァイキング、ハンザ同盟の歴史も連想されるだろう。逆説的パロディーで「ふざけた名前」を党名に掲げているわけだが、反社会的な海賊行為を推奨している政党ではない。むしろこれまで自明とされてきた著作権や知的所有権の本質を問い、ACTA(模倣品・海賊版拡散防止条約)に反旗を翻し、デジタル時代の現状に即した見直しを要求している。本書は、個人使用のダウンロードの合法化&特許システム廃止という主張や液体民主主義という制度設計など、海賊党が提唱する新しい統治(透明性あるガバナンス)のあり方について紹介した日本初の概説書。津田大介氏推薦! 海賊党の思想が実装された、ウェブで政治を動かすヨーロッパの方法論をレポート。ネット選挙解禁に際しての基礎知識。
  • 改訂版 政策法務の基礎知識 立法能力・訟務能力の向上にむけて
    -
    政策法務能力向上を急務とする自治体職員のために、具体的な条例や判例を題材として、自治体法務と訟務に求められる基礎的な事柄を解説。自治体自らが法解釈を行い、独自の条例制定を行っていかなければならない地方分権時代の政策法務ニーズに応える一冊。

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  • 「格差」の戦後史 階級社会 日本の履歴書【増補新版】
    4.3
    日本社会はいかにして、現在のようなかたちになったのか―格差拡大は1980年代に始まり現在も続いている巨大なトレンドであることを実証的に示し、根拠なき格差論議に終止符を打った現代社会論の基本文献。東日本大震災後、もはや避けては通れない「地域間格差」の戦後史、さらには「若者の貧困」「主婦の変質」をめぐる章を追加した大増補版。
  • “核のゴミ”論争の虚妄 【Voice S】
    -
    1巻100円 (税込)
    「原発から出る核のゴミを棄てる場所(最終処分場)がないのだから、いますぐすべての原発を廃止すべきだ――」。こうした「脱原発派」の論調にエネルギー政策の専門家が徹底反論!※本コンテンツは月刊誌『Voice』2014年3月号掲載記事を電子化したものです。

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  • 肩書き捨てたら地獄だった - 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方
    3.6
    通帳の残金、二万円。東大卒、元キャリア官僚の自信に満ち溢れたエリートが、自由に憧れて、肩書きを捨てたら、まったく社会に通用しなかった!  仕事もお金も仲間もない「地獄」で見出した「頼れない」時代の働き方とは? 経産省や都知事選の体験を盛り込み、未来を予言。生き延びたいなら、こう働くしかない!
  • 語られざる中国の結末
    3.7
    「米国・中東も知る宮家氏の複眼的な分析力を信頼している」……内閣総理大臣 安倍晋三本書は「伝説の外交官」といわれた著者がものした初の外交評論である。経済成長とともに未曾有の規模で軍拡を続け、周辺国を脅かす中国。しかしそもそもなぜ、中国は沖縄の領有権にまで触手を伸ばし、「第一、第二列島線」なる概念で、米国の影響力を排除しようとするのか。著者はそこにアヘン戦争以来、「西欧文明の衝撃」から逃れられない巨大国家のトラウマをみる。いま中国が地球規模で米国と張り合わずとも、ユーラシア大陸の東半分と西太平洋で勢力圏を回復できればよい、と考えるなら、東アジア、西太平洋における米中衝突の可能性は消えない、というのがその見立てだ。すでに目にみえない「サイバー戦」というかたちで衝突は始まっている。戦線が拡大し、米中が正面から激突する「第二次東アジア戦争」が起こったとき、その敗者はどちらになるのか。その後、中国はいかなる変容を遂げるのか。そこで描かれるのは「中国統一・独裁温存」から「中国漢族・少数民族完全分裂」という7つの精緻なシナリオだ。著者はいう。「東アジアのパワーシフトを強かに生き残り、新たなる国際秩序の主導権をわが国が握ったとき、真の意味で第二次大戦は『歴史』になる」。はたして日本はこの変化を千載一遇のチャンスにできるのか。そのために行なうべきは何か。日本の中国専門家たちが誰も語らなかった衝撃の中国論。

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  • 株式会社中華人民共和国 この国はサラリーマン組織である
    3.3
    1巻1,100円 (税込)
    「外貨準備高世界一」「新疆ウイグル自治区の騒乱」など、世界にニュースを提供し続ける中国。近年、国際的な存在感を極めて強めた。日本企業も、人口13億人の巨大マーケットを擁するこの国を無視できない。しかし、私たちが中国に対して「共産党一党独裁の社会主義国家」のイメージを持ち、一種の不気味さを覚えているのも事実だろう。その一方で、経済大国として急速に進化し、多くの富裕層が日本を訪れる姿を多く見ている。私たちはこの国を理解しきれずにいる。本書は、全国人民代表大会の取材を唯一許された在日華人記者である著者が、「中国はサラリーマン組織であり、会社のようである」という独自の視点から、日本人が知らない中国の内側を描く。胡主席の知られざる人生。温首相が抜擢された4つの理由。共産党に入党する方法。航空機、空母……中国の野望の向かう先。次々とあぶり出される汚職事件。中国という難しい隣人を理解するための書。

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  • 亀井静香奔る! 政界大迷走
    -
    衆院選挙で惨敗した自民・公明・保守の与党連合。中でも自民党では、沖縄サミット以後、森首相降ろしの声が澎湃として起き、党内の新旧交代論派や公明党との共闘批判派が執行部批判を繰り返す。加えて、許永中事件などの疑惑が相次ぎ、迷走状態が続いている。そごうの債権放棄問題で存在感を高めた亀井政調会長は、党内外の批判を排し、自民党の再生への道を模索するが…。政治ドキュメント。

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  • 下流老人―週刊東洋経済eビジネス新書No.137
    -
    すでに「人生90年」時代──。80歳以上の人口は1000万人に近づき、90歳以上は170万人を超えた。本来なら喜ぶべき長寿社会を迎えた日本。しかし、高齢者を取り巻く環境は厳しさを増している。  貧困、病気、孤独…。老後の「下流転落」にいかに備えるか。目をそらさずに今から考えておきたい。  本誌は『週刊東洋経済』2015年8月29日号掲載の32ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 『下流老人』著者・藤田孝典と老後貧困の現場を歩く 70代前半で破綻も。急増する老後の下流転落 本当の老後危機は団塊以降の世代から 老後にしくじるのはこのタイプ。バブル世代は要注意! 年金はいくら受け取れるのか 老後資金の正しい殖やし方 本当におトク? 銀行が勧める退職金運用 「もしも」の時に使える制度は? 知っておきたい医療負担 介護に備える 意外に重いおカネの負担 いざという時のために! セーフティネット活用術
  • 環境省の大罪
    3.0
    1巻1,699円 (税込)
    「環境マインドなき環境官僚」の実態を元環境省担当記者が暴露! 震災ガレキの処理と汚染土除去がこれだけ進まない理由、無駄だらけのゴミ行政、専門家不在の原子力規制庁、地球温暖化利権に群がった人たち……。かつての弱小官庁が、東日本大震災によって巨額の利権を手にしている。 「エコ」という言葉の裏側で行われているものとはなにか? そのすべてを暴露する。

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  • 韓国人の癇癪 日本人の微笑み
    1.5
    1巻1,232円 (税込)
    韓国人作家、決死の覚悟で韓国を叱る! 「日本へのコンプレックスと幼稚な復讐心を捨てない限り、韓国は日本の属国のままだ」――日本統治時代を知る韓国の大御所作家が、決死の覚悟で反日韓国を大批判!8月に韓国で出版後、ネットで「親日派」「歴史観を傷つけた」と壮絶な糾弾を浴びた問題書の日本版が、ついに登場。韓国人の反日の根底にある日本コンプレックスの正体、戦前生まれの彼が体験してきた日韓の文化比較などを通じて、反日韓国を丸裸にする!
  • 感情で釣られる人々 なぜ理性は負け続けるのか
    4.0
    近年、日常生活の様々な場面において、理性よりも「感情」に訴える主張が注目を集めている。それは、SNSの炎上や、職場での過剰なサービス精神の強要、選挙戦で感情的に訴える候補者が有利になりやすいといった現象にも見られる。本書では、国家や企業、共同体が、巧妙に感情的な共感を引き出し、献身や購買といった形で人々を動員している実態を詳述。そして、もっともらしいだけで中身のない議論に騙されず、感情で釣られないための対策として、「冷静に考える」ための条件や環境を整える方法を示す。注目の政治社会学者による革新的論考。【目次】はじめに/第一章 自分で決められる? 感情で釣られる人々/第二章 マーケティングの中の「自分らしさ」/第三章 感じる政治/第四章 私たちはどういう社会を生きているのか/第五章 自分自身を知る(釣る)ために/あとがき/読書案内 参考文献にかえて
  • 官房長官を見れば政権の実力がわかる
    3.0
    東日本大震災における枝野幸男氏、アルジェリア人質事件での菅義偉氏――緊急事態で表に出てくるのは、総理ではなく内閣官房長官だ。内閣のスポークスマン、総理大臣の女房役と呼ばれる要職でありながら、しかしその実態は、ほとんど知られていないといっていい。総理のリーダーシップを影で支える官房長官のマネジメント力こそ政治の真髄であり、その能力には国民の命がかかっている――著者はそう語る。小渕政権で官房長官に起用され、「影の総理」ともいわれた野中広務氏のロングインタビューを収録し、メディアを通すだけでは見えにくいその真の姿を明らかにする。小泉政権がなぜ長期にわたって人気を博したのか。第一次安倍政権はなぜ短命に終わったのか。日本政治特有の性質を分析し、歴代官房長官の成果と失敗をひもとくことで、生々しい政治の動きと、時の政権の力量が手に取るようにわかる。不確実なこの国の行方を占う、日本国民必読の一冊。

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  • 官僚とメディア
    3.7
    本書は、官僚とメディアの凄まじい癒着と腐敗をえぐり出した衝撃的ノンフィクションである! 共同通信による安倍首相周辺スキャンダル記事の握りつぶし、姉歯建築士の耐震データ偽装事件で巧妙に仕立て上げられた「悪のトライアングル」、粛正された村上ファンドとホリエモン、NHK「女性国際戦犯法廷」番組の改編圧力と朝日新聞誤報疑惑、最高裁・電通・新聞社が仕組んだ「裁判員制度全国フォーラム」偽装広告。国家もマスコミも内側から壊れていく……「黒幕」は誰だ?
  • 官僚の反逆
    3.8
    TPP問題をめぐり「外圧を使って日本を変える」と公言する元官僚たち。政治主導と称して公務員制度の破壊を訴える行政改革。国民はこれら「改革派官僚」の言動に喝采を送るが、その本質は、さらなる官僚制の支配と政治の弱体化である。本来、政治家や利害関係者と粘り強く調整することこそ官僚の役割である。それなくして、問題が複雑に錯綜する現代、自由な民主国家は成立しない。日本を国力低下の危機に陥れる官僚たちの反逆を許してはならない。気鋭の論客が、日本を蝕む官僚制の病理に警鐘を鳴らす。
  • 外交五十年
    4.0
    大正末期から昭和初期にかけて二度にわたり外務大臣を務め、「幣原外交」とよばれる国際協調政策を推進した外交官は、敗戦後に総理大臣に就任する。「未来永劫」戦争をしないとの「信念」から新憲法に軍備放棄を盛り込んだという著者が綴る貴重な外交秘史。 〈解説〉筒井清忠
  • 外交の大問題(小学館新書)
    4.5
    鈴木宗男が激白、外交の秘話と舞台裏! 北海道足寄町に生まれ、政治家にあこがれた少年は、後に代議士となり、北方領土問題に力を注いでいく。歴代首相らの努力もあり、少なくとも二島の返還は目前のところまで来るが…。国策捜査で議員辞職するまで、唯一の「外交族」と呼ばれた外交政策通、鈴木宗男が明かす、外交問題の秘話と舞台裏! 北方領土問題をはじめ、イスラム国の邦人人質問題、安倍首相の地球儀外交、クリミア問題、尖閣問題などについても持論を激白する! さらに 盟友・佐藤優氏との対談も収録。イスラム国からはじまる核の脅威、ドイツを疑う米国、中国の空母保有問題、韓国の何が危険か、など目からうろこが落ちる、国際情勢のウラ話を語り尽くす! (本書の構成) 第一章 イスラム国の事件とキルギスの事件 第二章 政治家になるまで 第三章 空飛ぶ政治家 第四章 北方領土問題 第五章 鈴木宗男事件とこれからの外交 特別対談 佐藤優×鈴木宗男 「いまの世界をどう読むか」
  • 外国特派員協会重鎮が反日中韓の詐偽を暴いた
    3.5
    中国と韓国による「反日プロパガンダ」は世界中を席巻し、今や「南京大虐殺」も「慰安婦」もあったことにされている始末である。だが、来日して50年、日本の歴史を学び、戦後日本を見つめ続けてきた英国人ジャーナリスト、ヘンリー・S・ストークス氏は「いずれも謂れなきプロパガンダだ」と告発する。「中国と韓国は、米国が自らの戦争犯罪を隠蔽するために仕組んだ東京裁判で日本に押しつけた“戦勝国史観”の尻馬に乗り、自国民の目をそらして権力を維持するために詐偽(さぎ)を世界に発し、日本を貶めている」と言い切り、「日本人は今こそその真実に目覚め、戦勝国史観の呪縛を解いて真の独立国となるべきだ」と訴える。
  • ガチで立憲民主主義 壊れた日本はつくり直せる(集英社インターナショナル)
    4.0
    「民主主義」「立憲主義」、そしてその危機。「憲法違反」という抗議。そんな言い回しがこれほど多用される時代はかつてなかったのではないか。とはいえ、それらについて私たちは、本当に理解しているか? 平和な日々が失われてしまうのではないか、そして近い将来、戦争に巻き込まれる? ……漠然としたそんな不安も広がっていく。もうここはガチで不安をみすえ、事実を知り、知識と知恵を学ぶしかない! 法律家である著者が、不安の背景と根拠を、美しいまでに論理的かつ倫理的に詳述し、近い未来に向けた新しい<政治参加>へのしくみを提案。初選挙を控えた新有権者である18歳はもちろん、この国に生きるすべての人必携の新鮮な1冊。
  • がんばれ!パンダ内閣 1
    完結
    -
    人気のない動物園・アニマルランドに生まれたパンダ・シャオシャオ。一般に公開されるや、あっとゆーまに大人気で、動物園の入場人数もうなぎ上り。何気ない仕草に、スター素質十二分のシャオシャオ。そんな彼のところに政治家からスカウトがやってきて…!?
  • 北朝鮮―終わりの始まり― 霊的真実の衝撃
    5.0
    誰も知りえない事実を緊急独占スクープ! 「公開霊言」で明らかになった金正恩という男の正体。2011年12月20日。自らの死にいまだ気づかぬ金正日の霊と、後継者・金正恩の守護霊は何を語ったのか――。金正日の詩は金正恩による毒殺だった。日本へのミサイル攻撃は原発を狙う。南下作戦は韓国大統領選の時期あたり。中国の仕業に見せかけ米第7艦隊を沈める。父殺しの疑いをかけられた独裁者に未来はない。2012年、北朝鮮は崩壊し、38度線の国境線は破れる! 【幸福実現党発刊】
  • 北朝鮮現代史
    3.3
    1948年9月9日に建国して60年余、朝鮮民主主義人民共和国は独自の道を歩んできた。その原点となる満州での抗日闘争の時代から、金正日総書記の死までを記す通史。冷戦による分断の悲劇がもたらした朝鮮戦争、戦後の社会主義化と金日成の遊撃隊国家、さらに金正日による先軍政治(正規軍国家)までの激動の歴史を描く。

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  • 北朝鮮の最終結末 東アジアの冷戦はかく崩壊する
    3.0
    1巻1,200円 (税込)
    拉致事件を契機として、徐々にその真実の姿が日本人の前に明らかにされてきた北朝鮮。しかしまだまだ、その真実に迫りきっているとは言い難い。なぜ彼らは、このような体制を保持し、何をしようとしているのか。彼らの行動の背景にあるものは何か。中国との関係は? 長年朝鮮半島を注視しつづけてきた著者が、北朝鮮誕生の背景から、現在の中国の路線転換まで俯瞰しつつ描き切る、渾身の分析である。さらに、著者は「単なる『金正日個人独裁体制』の崩壊がいつ頃か、というようなごく限られた範囲内での議論は、もはや許されない」と語る。北朝鮮の崩壊によりもたらされるものこそ、東アジアにおける冷戦の終結である。欧州方面ではベルリンの壁の崩壊とともに、冷戦は終結を迎えた。いよいよ東アジアの冷戦も終結しようとしている。その流れを見据えた時に、日本がすべきことは何かが問われるのである。歴史は再び激動する! 覚悟を決めよ、日本!

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  • 北朝鮮はどんなふうに崩壊するのか(小学館101新書)
    4.0
    「金正恩政権崩壊」のシナリオを独自検証。 父・金正日の死後、権力継承と政治手腕に注目が集まっていた北朝鮮の“三代目”金正恩第一書記。長距離弾道ミサイル打ち上げ実験や3回目の核実験にも「成功した」と伝えられ、世襲独裁者の権力掌握は着実に進展しつつあるように見える。だが、内部情報を詳細に分析していくと、軍との確執や熾烈な権力抗争を孕んだ「崩壊間際」の政権事情が見えてくる。 金正恩暗殺、軍事クーデター、民衆蜂起と難民流出、「連邦制」による南北統一、中国人民解放軍の進出、米韓軍による北進・占領……。もし金正恩政権が崩壊するとしたら、どのようなシナリオがありうるのか? 実は金正日の死後、北朝鮮国内では金日成・金正日の巨大な父子像が次々と建設され、金正恩に繋がる世襲の象徴となっている。しかし、裏を返せば、それらの銅像はかつてのレーニン像やフセイン像のような政権転覆の象徴ともなりうる。実際、金正恩暗殺・クーデター未遂事件はすでに起きているとの情報もある――。 いずれ“その時”はやってくる。きっかけは軍の反乱か、住民暴動か? 米韓軍出撃、中朝関係急変の可能性は? 北朝鮮分析の第一人者が書き下ろした初の緊急シミュレーション。 ※【ご注意】この作品には地図や表が多数含まれており、お使いの端末によっては よみづらい場合がございます。 お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。
  • 北朝鮮 崩壊へのカウントダウン 初代国家主席・金日成の霊言
    3.0
    金正恩の思惑、核兵器の実態、そして経済制裁の実情…… 建国の父が明かした、誰も知り得ない北の真実。 36年ぶりの党大会当日に収録した貴重な証言 ▽金正恩への評価と水爆実験の実態 ▽北がもっとも恐れていたのは日露の接近 ▽日米韓ロ――各国指導者に対する見解 ▽朝鮮戦争と日本への核攻撃はあるのか? ▽経済制裁による国内の厳しい実情とは ▽500兆円の融資を日本に要求!? 平壌を無血開城させる仰天プラン ■■ 金日成の人物紹介 ■■ 1912~1994年。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の初代最高指導者。共産青年同盟を経て、中国共産党に入党。抗日遊撃隊組織に参加し、抗日運動を展開。このころ、「白頭山の虎」「金日成将軍」と呼ばれるようになる。1940年、ソ連に脱出。日本敗戦後の1945年10月、ソ連占領下の北朝鮮に戻り、1948年の建国時に初代首相に就任した。その後、党内闘争を経て、朝鮮労働党、政府、軍の権力を掌握し、独裁体制を築く。1972年、初代国家主席に就任。1970年代には、自主外交・自立経済・自衛国防を柱とした「主体思想」による国家建設路線を打ち出した。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題
    4.1
    役所が決めたらそれで決定。こんな社会がなぜ「民主主義」なのか? 2013年5月、東京都初の住民直接請求による住民投票が、小平市で行われた。結果は投票率が50%に達しなかったため不成立。半世紀も前に作られた道路計画を見直してほしいという住民の声が、行政に届かない。そこには、近代政治哲学の単純にして重大な欠陥がひそんでいた。日本中から熱い関心が集まった小平市都道328号線問題。「この問題に応えられなければ、自分がやっている学問は嘘だ」と住民運動に飛び込んだ哲学者が、実践と深い思索をとおして描き出す、新しい社会の構想。
  • キマイラ(1)
    完結
    5.0
    全5巻660~754円 (税込)
    暴力団の若頭・薫(かおる)、ホテルグループの専務取締役・龍一(りゅういち)、報道番組のチーフプロデューサー・健次(けんじ)。不条理な現代社会の歯車として生き、それでも己をとりまく現状にやるせなさを感じていた3人は、15年前に亡くした友・良雄(よしお)の命日に再会する。そこで龍一は、腐った日本を変えるための“ある計画”を打ち明ける……!! ――「この国に独裁者を誕生させる」。“資本”“メディア”“暴力”、3つのチカラによる腐敗した利権構造の破壊が始まる!!
  • 奇妙なアメリカ―神と正義のミュージアム―
    3.0
    アメリカ人は、なぜ「進化論」を否定し、「核兵器」を賞賛するのか。「真珠湾」と「9・11」はいかに語られるのか。どうして辺境に巨大な「成金美術館」が作られ、首都に凶悪犯が集う「犯罪博物館」が作られたのか。八つの奇妙なミュージアムを東大教授が徹底調査、超大国の複雑な葛藤を浮き彫りにする。異色のアメリカ論。※新潮選書に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
  • 99%の人に伝えたいこの世界を変える方法 <彼ら>を打倒せよ!
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    ベストセラー『99%の人が知らないこの世界の秘密』、待望の第2弾! 前作が「理論編」ならば、今作は「実践編」。医療、食の問題はもちろん、政治、経済、メディア、歴史、宗教に至るまで、この世界を変えるためにはどうしたらよいか、私たちはどう行動すればよいか、圧倒的支持を集める医師が具体的な「処方箋」を提示する!
  • 90年代の日本 繁栄への戦略 日米関係・税制・政治・教育
    -
    今、日本の何が問題なのか。世界有数の経済規模を誇るに至った日本――。しかし、この繁栄は果たして本物なのか? 日本を代表する論客三人が、焦眉のテーマに関し問題点を徹底的に掘り下げ、解決の方向を指し示した力作!

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  • 九条を読もう!
    3.0
    憲法改正論議の最大の争点である第九条一項・二項。虚心坦懐に条文を読むと、一項と二項の内容は正反対。一項を守れば二項が守れず、二項を守れば一項が守れない関係にあることがわかる。一項と二項の内容は、どこが、どのように、どれほど矛盾しているのか? なぜこんな条文が紛れこみ、70年の長きにわたって手つかずだったのか? 護憲派はもとより、改憲派も実は知らない「九条の真実」を、このうえなく明快かつ簡潔に解説。改正の是非を問う前に、まず正しく理解するための必読書。
  • 宮中からみる日本近代史
    3.8
    大日本帝国における主権者は天皇であり、その大権は、各国家機関を経て代行されるシステムとして運用されていた。しかし、それは天皇が単なるお飾りであったことを意味するわけではない。天皇自身も政治的意思を持ち、それを取り巻く機関「宮中」もまた、国家の運営に大きな力を持っていたのだ。「宮中」という視点から、「内閣」「議会」「軍部」など、各国家機関の思惑、それらから織りなされる政策決定時の錯綜に注目し、大日本帝国のシステムと軌跡を明快に提示する。
  • 共産主義者宣言
    4.0
    「妖怪がヨーロッパに出没する。共産主義という妖怪が」──妖怪は再び召喚されるのか? その真髄にあらためて分け入るために〈今〉の日本語で読む。付論・柄谷行人「なぜ『共産主義者宣言』か」。
  • 恐怖の環境テロリスト
    4.2
    環境のためなら人でも殺す。調査捕鯨船に高速艇で体当たり、イルカ漁師に暴言連発、製薬会社に放火攻撃――奴らは「お騒がせ集団」なんかじゃない。カルト的思想と違法手段で武装した環境テロリストだ。背後には彼らを英雄扱いして稼ぐ世界的TVチャンネル、ショーン・ペンらハリウッドの大御所達。巨額のカネで繋がった“動物愛護業界”とは何なのか? なぜ今日本を狙うのか? 黒い活動家の正体を暴く貴重な一冊。

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  • 近代日本の官僚 維新官僚から学歴エリートへ
    4.5
    明治維新後、新政府の急務は近代国家を支える官僚の確保・育成だった。当初は旧幕臣、藩閥出身者が集められたが、高等教育の確立後、全国の有能な人材が集まり、官僚は「立身出世」の一つの到達点となる。本書は、官僚の誕生から学歴エリートたちが次官に上り詰める時代まで、官僚の人材・役割・実態を明らかにする。激動の近代日本のなか、官僚たちの活躍・苦悩と制度の変遷を追うことによって、日本の統治内部を描き出す。
  • 牛肉安全宣言 BSE問題は終わった
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    牛のBSEは検査によって見つかるか? そうではない。発病の時期、検査技術の限界から、半数以上は見落とす。では「BSE対策の決め手」は何か? それは飼料としての「肉骨粉の禁止」と、食肉としての「特定危険部位の除去」だ。先進国はすべてこの方法で「牛肉の安全」を確保している。日本だけが「全頭検査」という根拠のない「安心対策」を義務づけて、年間30億円を無駄にし、輸入を制限しているのだ。著者の唐木東大名誉教授は、国際的にも著名な「食の安全」研究の第一人者。その学究の人が、内閣府食品安全委員会の専門委員として淡々と「科学的な常識」を口にしたとたん、国会や市民団体、マスコミから、未曾有のバッシングを浴びた。本書は「BSEパニック」の一部始終を目撃し、自らも騒動の渦に巻き込まれた著者が、満を持して書き下ろした「BSE騒動の舞台裏」。日本は早く「全頭検査」をやめなければいけない。BSE問題は終わったのだ。

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  • ギリシャ危機の真実 ルポ「破綻」国家を行く
    4.0
    1巻385円 (税込)
    財政赤字隠しに端を発し、共通通貨ユーロの信用不安を引き起こしたギリシャ。なぜ国家は「破綻」に追い込まれたのか。真相を現地からリポートする。
  • 日下公人が読む2014年~ 日本と世界はこうなる
    3.5
    1巻1,430円 (税込)
    2014年は、中国の分解、そしてアメリカの自信喪失と迷走がはじまる。EUも衰退の一途をたどり、残るのはドイツだけである。ヨーロッパは労働力確保のため移民を受け入れてきたが、失業率が高い状態で職の奪い合いが起こるなか、移民への差別、人種差別意識が表面化してくるであろう。それは世界的な問題となる。そんな2014年を読み解くキーワードは「アイデンティティクライシス」だ。文化・精神・思想・道徳が問題になり、グローバリズムからローカリズムに変わる。それによって世界は自分を発見し、新しい時代に入るのだ。
  • クニミツの政(1)
    完結
    3.6
    「腐った政治をぶちのめす!」――姓は武藤、名は国光。中学中退、出前迅速。喧嘩と祭りに生きると決めたが、気付いちまったぜ! “ニッポンは腐ってる”ってよぉ! 小さいオツムにどでかい心、政治家秘書・クニミツの波乱万丈、世直しものがたり、ここに開幕!
  • 国を愛する心(小学館新書)
    4.0
    “今を生きる”私たちの魂に響くエッセイ集。  『氷点』『塩狩峠』『銃口』――。数々の名作を発表してきた三浦綾子はまた、多くの良質のエッセイも書き遺している。幅広いテーマのなかから、戦争や平和、人権、教育といった社会問題について書かれたものを厳選してまとめた一冊。大半が単行本未収録の、“今を生きる”私たちの魂に響く提言集になっている。  三浦綾子は、戦争中に教師という立場にあった自らの罪を認めながら、次代を生きる者たちのために、さまざまな問題に言及する。太平洋戦争を「侵略戦争」と言い、「過ちを過ちとしない限り、幸いな次代をもたらすことはできない」と書く。平和憲法を評価し、安保条約や国家機密法、自衛隊の海外派兵に異を唱える。原子力発電所については、「一日も早くこの世界から原発のなくなる日を」と結ぶ。また、「愛のないところに、真の教育が成り立つはずがない」と、人間が人間を教えることに心を寄せ続ける。  本書で取り上げられた多くのテーマは、解決できていない。原発事故を経験し、安保関連法案が成立、憲法改正も現実味を帯びてきた今だからこそ、胸に鋭く突き刺さる言葉の数々。つねに弱者の立場に立ち、キリスト者のまなざしで語られたエッセイ集。 【ご注意】 このコンテンツには、小学館より配信中の「三浦綾子電子全集」と、一部重複する内容が含まれます。同全集をご購入済みの方は、試し読みで目次をご確認いただくことをお勧めします。
  • くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ
    4.0
    平成22年「くまもとサプライズ」キャラクターとして登場したくまモン。 商品売上は1年で293億円、熊本のブランド価値向上への貢献は計り知れない。 ゆるキャラ・くまモンを「売るキャラ」に育て上げたのは、PRもキャラクタービジネスも経験ゼロの、しがない地方公務員集団・チームくまモン。 くまモン失踪事件などの物語戦略、利用料フリーで経済を活性化させる楽市楽座戦略等々、公務員の常識を打ち破る自由な活動を展開し、自治体史上例のない成功を遂げた奇跡のプロジェクトの全貌。
  • 君主論
    値引きあり
    3.3
    権力とは何か、国家とは何か、リーダーは何をなすべきか。軍事や外交ほか多くの事例をもとに、非情な政治の理論を大胆に提言。「マキアヴェリズム」の語を生み、今なお有用な示唆を与える比類なき論考。
  • クール・ジャパンはなぜ嫌われるのか 「熱狂」と「冷笑」を超えて
    -
    「秋元康氏発言炎上事件」に象徴されるクール・ジャパン周辺に充ち満ちている不満。なぜ人は実態を知らないままに嫌い、反発するのか? そもそもクール・ジャパンはどこから生まれ、これからどこへ向かうのか? かつて「オタク官僚」として政策の最前線に立ち、現在は英国オックスフォード大学で研究を続ける著者が、「文化」「社会」「歴史」「政策」「海外の実態」から縦横無尽に論ずる、クール・ジャパン検証の決定版!
  • グ・ラ・メ!~大宰相の料理人~ 1巻
    完結
    3.0
    永年の時を経て蘇る伝統。新首相阿藤が復活させた官邸料理人。料亭政治という闇を吹き払い、開かれた官邸をアピールする為に抜擢された料理人は若干25歳の女の子・一木くるみ。一見頼りなさそうに見えるくるみだが、大使館公邸料理人・大沢公を師に持つ実力は折り紙つきだ。くるみに要求されるのは、首相の正餐の手助けをする事で…。「大使閣下の料理人」の西村ミツルが、期待の新人大崎充とタッグを組み送る料理人くるみの活躍。
  • グローバル投資のための地政学入門
    3.0
    英国EU離脱、米国大統領選、中国経済の減速、テロの多発、マイナス金利…… 為替、原油、株価、金利はどうなるのか? 世界各国の複雑な地政学リスクを、市場への影響を中心にわかりやすく解説!
  • 群衆心理
    完結
    4.0
    すべては正義感から始まったーーー。敏腕の刑事弁護人ロベスピエール。見事な弁舌で、数多くの弱者を救い"貧者の弁護人"として評判を得ていた。社会の矛盾を正すため、弱者、貧者を救うため、熱狂する人の群れを操る彼が革命の末に見た風景はどのようなものだったか? 「世界は"群衆の時代"に突入する」「群衆中においては、学者も愚者も等しくなる」と、群衆の特質を喝破した社会心理学者ル・ボンの名作を完全まんが化!
  • 軍事・防衛は大問題 東アジアの冷戦は終わっていない
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    中国の軍事的脅威にどう備えるか――普天間問題で迷走を続ける日本。しかし、東アジアの冷戦は終わっておらず、中国の軍事的脅威は拡大している事実を忘れてはならない。日本人はなぜ軍事・防衛問題を忌避し、極端な平和主義に陥るのか。本書では、現実を直視できない日本人に、世界の軍事バランスの基本常識や日本にとってあるべき防衛体制のあり方を解説する書である。

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  • 経済政策の“ご意見番”がこっそり教える アベノミクスの逆襲
    3.0
    1巻1,300円 (税込)
    アベノミクスは効果があったのか、なかったのか? 消費税増税を断行すべきなのか、回避すべきなのか? アベノミクスの発動に大きな影響を与えた「経済政策のご意見番」が、巷にあふれる「不見識な経済論」を一刀両断し、今後の日本経済の行方をすべて見通す決定版の一冊である。せっかくアベノミクスの成果で上昇気流に乗り始めた日本経済。だが、平成26年(2014)4月の消費税増税で、あたかも離陸中の飛行機が急にエンジンを逆噴射して失速してしまうような結果を招いてしまった。だがこの先、平成27年(2015)10月に8%から10%へ、さらなる税率Upが予定されている。はたして今、日本経済は「いかなる政策」を選択すべきなのか。それを妨げる「世迷言」を声高に主張するのは誰なのか。そして、その誤謬の核心はどこにあるのか。経済予測を次々に的中させてきた著者が、予測も当らぬ“増税煽動エコノミスト”の雑音を吹き飛ばし、日本が進むべき道を明快に描き出す!
  • 経済的徴兵制
    4.2
    SEALDs奥田愛基氏推薦!「遠い未来の話ではない。これが現代の「徴兵」のカタチ。自衛隊が良いとか悪いとか言う前に、まずこの現状について、私達は知らないといけない」。安倍政権が強引な手法で安保関連法案を成立させ、集団的自衛権の行使に付随する「徴兵制」導入への不安が高まる中、現憲法に反する強制的な兵役制度ではなく、グローバルに広がる経済格差の余波を受けた貧しい若者たちを軍隊(自衛隊)に志願させる「志願制」、すなわち「経済的徴兵制」が水面下で進行している。本書では自衛隊における経済的徴兵の歴史と現状の詳説に加え、海外派遣に伴う本当のリスクを明らかにし、貧困にあえぐ若者がカネと引き換えに戦場に立たされる、この構造的な“悪制”の裏側に迫る。【目次】はじめに/序章 「経済的徴兵制」の構図/第一章 徴兵制から「経済的徴兵制」へ――アメリカ・ドイツの場合/第二章 自衛隊入隊と経済格差/第三章 自衛隊「リクルート」史/第四章 「学校を開拓せよ!」――募集困難時代への対応/第五章 戦地へ行くリスク――イラクの教訓/第六章 「戦死」に備える精神教育/第七章 「政・財・軍」の強固なスクラム/おわりに
  • 経済の自虐主義を排す 日本の成長を妨げたい人たち(小学館101新書)
    3.9
    経済にはびこる自虐主義者こそ真の敵だった! 国民経済の目的は「世を經(おさ)め民を濟(すく)う」ことである。そのために政府はあらゆることをせねばならない。やっと安倍政権が成長路線に大きく舵を切ったが、なぜかくも長い間、政府は本気でデフレ対策をせずに国民を苦しめ続けたのか。また政府にデフレ対策をしないよう提言してきた官僚、学者、評論家、経営者の何と多いことか。著者はこの状況を「実は経済にはまだまだ自虐史観がはびこっているのです」という。彼らは中国、韓国を実態以上に賞賛し、「コンクリートから人へ」「公的年金は必ず破綻する」「安倍路線では必ずハイパーインフレになる」「少子化、人口減少で日本はもう経済成長しない」などと事実も論理も無視して日本を貶め日本人から元気を奪おうとする。そして、決して経世済民に有効な対策を提示しない(できない)。もし彼らが本気で自説を信じるなら、日本から出て行った方が良いだろうに、日本にしがみつく。著者は「最近ハッキリわかったことは、経済にはびこる自虐主義者が私の真の敵である、ということです」と言い切る。この本は、国民に害を成す「経済の自虐主義」を明解に説明し、彼らを実名で徹底論破する快書である。

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  • 経済用語 悪魔の辞典 ニュースに惑わされる前に論破しておきたい55の言葉
    3.5
    1巻1,540円 (税込)
    アンブローズ・ビアスの名著『悪魔の辞典』をすがすがしいほどパクり、ブラックなユーモアと共に経済用語を解説。真実は毒舌の中にある。注目の経済評論家が「ウソをウソと見抜く」ための教養を徹底解説。アベノミクス、新自由主義、ケインズ政策、ピケティ……次々と現れる経済のキーワード。一見、耳触りがいいように感じられるこれらの言葉も、裏読みすると、この国を自分の思いどおりにコントロールしたい人々の意図が透けて見える。それを見抜くためのキーワードの読み方を完全網羅。
  • 気高く、強く、美しくあれ 日本の復活は憲法改正からはじまる
    4.0
    1巻825円 (税込)
    日本の伝統文化に立脚した憲法改正案を開陳! 新聞・雑誌・テレビ等で活躍するオピニオンリーダー、櫻井よしこ氏による憲法改正草案の「ザ・決定版」。GHQ占領下の公布から60周年、日本人自身の手による憲法改正を発議する。「天皇、第九条、前文、基本的人権、教育、家族、政教分離など、憲法改正に必要な理念は、実は聖徳太子から幕末・明治期の歴史のなかにあります」――櫻井氏がそう自説を展開し、大好評を博した『SAPIO』誌連載をベースに、十七条憲法、五箇条の御誓文、明治憲法や海外事例も参照しながら、個々の憲法条文がどうあるべきかを問う。同時に私たち日本人が世界に誇る歴史・文明は何かを改めて考えさせる1冊です。

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  • 検証・安保法案:どこが憲法違反か
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    安保関連法案のどこが憲法違反にあたるのかを読み解く。衆院憲法審査会で「憲法違反」の見解を示した長谷部恭男教授を編者に、元内閣法制局長官、元防衛省防衛研究所長、新進気鋭の憲法学者が、法案の問題点を指摘しつつ立憲主義のあるべき姿を追い求める。電子書籍版にのみ、資料として砂川事件最高裁判決も収録。 ※本電子書籍の既定の表示設定は、本文縦書き、資料の一部は横書きです。仕様により、横書き部分のページめくりが通常と逆方向(縦書きと同じ方向)になります。ご了承ください。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 検証 震災5年、日本の電力―週刊東洋経済eビジネス新書No.162
    -
    福島第一原発事故から5年。日本の電力をめぐる環境は大きく動いている。  福島では収束や廃炉作業が続く中、電力会社は自由化の時代に入った。東電は事故の責任と自由化競争を貫徹し再建を果たせるのか。  一方で、国の再生可能エネルギー政策には幕引きムードが強まっている。政・官・電力業界を取り巻く「力学」に見えてくるものは? 日本の電力を検証する。  本誌は『週刊東洋経済』2016年3月12日号および3月19日号掲載の12ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● [前編]東京電力 再生の虚実 東京電力 再建計画の達成状況 INTERVIEW/安全対策に終わりはない 巨大ビジネス狙うJERA(ジェラ)の野心 難航する廃炉・汚染水対策 [後編]再生エネ “幕引き”の深層 FIT法改正の主なポイント 色あせる「再生エネ拡大」公約
  • ケントの方舟 1
    完結
    -
    ▼第0話/ルーシーの食卓▼第1話/個体識別▼第2話/種子散布▼第3話/ひとりゴリラ▼第4話/人づけ▼第5話/Creation▼第6話/求愛▼第7話/父性  ●登場人物/森野賢人(フィールドワークを得意とするサル学者。現在は新米の区議会議員)  ●あらすじ/森野賢人はアフリカの森をフィールドに、ゴリラの研究をしているサル学者である。ある時、森の中でシルバーバック(ゴリラのボス)の“オセロウ”と間近に対峙し、その偉大さにただ茫然と立ち尽くしてしまった。その経験を綴った賢人の著書を読み感動した大空美晴は、アフリカへの思いを募らせ、賢人の家を訪ねる。だが、彼は無所属候補として白山区の区議会議員選挙に立候補していた(第0話)。▼得票率第2位で区議に当選してしまった賢人。彼が選挙ポスターに擦り込んだスローガンは「東京に、ゴリラの森を作ります」である。だがこれは決して単なるイメージコピーではなく、白山区に残された森を本当にゴリラのための森にしようとしていた。実はアフリカで孤児となったゴリラの子供を見つけ、輸出証明書を偽造して日本に連れ帰っていたのだ。これはワシントン条約違反で発覚すれば逮捕されても仕方がない行為。呆れる美晴を尻目に、「さあフィールドワークに出かけよう」と、当選区議の集会へと向かう賢人だが…(第2話)。
  • 憲法がヤバい
    3.5
    現行憲法については、戦後、GHQ草案を翻訳してつくられたものであるという誕生の経緯と、戦争放棄を記した第9条、ことに集団的自衛権をめぐって、常に改正論が出てきていたが、安倍政権が、自民党改正草案を示し、2013年7月の参議院議員選挙で過半数を得たのち、96条の憲法改正の条項の改正を皮切りに、本格的にそれに着手しようとしていることから、にわかに憲法改正論議が高まってきている。 憲法改正というと、9条改正問題に目を奪われがちだが、著者が着目し、危惧するのは、自民党草案に見られる、憲法の本質、根幹を揺るがす思想だ。では、憲法の本質とは何か? いったい、何が変えられようとしているのか? イデオロギーではなく、あくまでもロジカルに改正草案を検討し、それを中学生にもわかる易しい説明と口調で説かれる本書は、今こそ私達一人ひとりが、憲法に関する自分自身の意見をもち、いずれくるであろう国民投票の場で、冷静な判断をしていくのに恰好のテキストとなるであろう。
  • 憲法とはなにか
    4.3
    1巻770円 (税込)
    あなたは「日本国憲法」を読んで、一度で意味がわかりますか? 憲法論議といえば=(イコール)第九条の問題とされ、すぐに「護憲」か「改憲」か、とレッテルが貼られてしまいます。でも今の日本国憲法が抱えている問題点は第九条だけではありません。戦後50年以上いちども改正されていないために、環境権や知る権利など国際的な新しい権利についての考えがこの憲法には書かれていないのです。本書は「きょうの出来事」のキャスターを務めたジャーナリスト・櫻井よしこさんが、わかりやすい、ふつうの言葉で書いた憲法入門書です。専門家では気付かない、「日常から見た憲法の問題点」がたくさん指摘されています。私たちの憲法なのに知らないことが多すぎませんか?
  • 憲法と平和を問いなおす
    4.2
    日本国憲法第九条を改正すべきか否か、決断を迫られる時代が近づきつつある。しかし、立憲主義、つまり、そもそも何のための憲法かを問う視点が見落とされてきた。その核心にある問いにたちかえり、憲法と平和の関係を根底からとらえなおす。情緒論に陥りがちなこの難問を冷静に考え抜くための手がかりを鮮やかに示す。
  • 憲法を守るのは誰か
    -
    いったい憲法は誰のために、何のためにつくられた法なのか。 自民党改正草案の問題点は何か。 法曹界が注目する気鋭の憲法学者が改憲論議に果敢に切り込む。 2012年12月の総選挙で自民党が圧勝。安倍晋三首相を筆頭とする自民党主導の下、日本国憲法をめぐる議論が活発になってきた。いままさに、私たち国民一人ひとりが憲法と真剣に向き合わなくてはならない時がきた。本書では、憲法とはどのような法であるか、そして自民党の憲法改正草案の問題点を分かりやすく解説する。

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  • 芸術立国論
    4.0
    日本再生のカギは芸術文化立国をめざすところにある! 著者は人気劇作家・演出家として日本各地をまわり、また芸術文化行政について活発に発言する論客として知られる。精神の健康、経済再生、教育等の面から、日本人に今、いかに芸術が必要か、文化予算はどう使われるべきかを、体験とデータをもとに緻密に論証する。真に実効性のある芸術文化政策を提言する画期的なヴィジョンの書。これは芸術の観点から考えた構造改革だ! 第7回AICT(国際演劇評論家協会)演劇評論賞受賞作。【目次】まえがき/序章 芸術の公共性とは何か/第一章 地域における芸術文化行政/第二章 経済的側面から見た芸術文化行政/第三章 教育と芸術文化行政/第四章 文化権の確立/第五章 文化行政の未来/終章 芸術の未来/あとがき
  • 【劇画】大隈重信 1
    完結
    -
    歴史的政治家かつ早稲田大学の創立者・大隈重信の激動の生涯を貴志真典が完全劇画化!天保9年、大隈は有明海に面した肥前佐賀藩の砲術家の長男として生まれた。慶応元年12月、幕府は第二次長州征伐を行ったが長州軍・民衆の頑強な抵抗にあい敗退、幕府は苦境に陥った。15代将軍・徳川慶喜に、将軍職を朝廷に返上するよう進言する事を誓った大隈は京都に直行。慶喜の参謀・原市之進に会うが、駆け付けた藩邸の役人に捕らえられ大隈は佐賀へ送り返されてしまう。藩法によれば、脱藩は切腹の刑だというが…!?
  • 【劇画】日本大学
    完結
    -
    陸軍中将。伯爵。初代司法大臣! 創立者・山田顕義の熱き49年の生涯とは!?──長州藩士の長男として生まれた山田市之允(のちの山田顕義)は、14歳の時に松下村塾に入門し、吉田松陰の教えを受ける。のちには下関戦争や第二次長州征伐で奮戦し、戊辰戦争では官軍を率いて勝利に貢献。明治期は第一次伊藤内閣において日本で初めての司法大臣に就任し、近代法の法典整備に尽力する。そんな山田顕義は、法学を修め研究する教育機関として日本法律学校を設立し……。
  • 激変! 中東情勢丸わかり
    3.5
    チュニジアを皮切りに、中東で長く続いた独裁体制が次々と倒れている。民主化の流れはもはや止められないが、各国の政権崩壊により、さまざまな火種が現実化する可能性を著者は指摘する。「民主化ドミノ」はなぜ起こったのか。そして、中東はどこへ向かうのか。日本および世界への影響はどうなるのか。中東の現状がこの1冊でわかる!

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  • 原子力再稼働 九州電力川内1号の歩み
    -
    2015年8月11日、九州電力の川内原子力発電所1号機が起動し、1年11カ月続いた国内「原子力ゼロ」が解消された。 本書は川内1号機再起動(再稼働)から営業運転開始までの電気新聞ニュース記事のほか、九州電力をはじめとする関係者の再稼働を成し遂げるまでの奮闘を取材した連載「原子力再生へ――川内1号機再稼働」を収録した。(2015年8~9月の記事をもとに制作) <目次> 1.電気新聞ニュースから――九州電力川内1号機が起動。「原子力ゼロ」を解消 2.電気新聞ニュースから――川内1号再稼働に対する各界のコメント 3.電気新聞ニュースから――「原子力の灯」、待望の再開 需給構造正常化へ 4.電気新聞ニュースから――安全審査、PWRは大詰めに 5.電気新聞ニュースから――原子力復帰本格化、電気事業へ影響は 6.■連載■原子力再生へ――川内1号機再稼働<1> 最速合格を果たした覚悟の経営 7.■連載■原子力再生へ――川内1号機再稼働<2> 新規制基準合格へ、道なき道を進む 8.■連載■原子力再生へ――川内1号機再稼働<3> 三菱重工、PWR各社とともに歩む 9.■連載■原子力再生へ――川内1号機再稼働<4> 膨大な工事に九電グループ団結  10.■連載■原子力再生へ――川内1号機再稼働<5> 終わりなき安全性追及、問われる九州電力の真価 11.電気新聞ニュースから――九州電力川内原子力発電所1号機が定格熱出力一定運転へ移行 12.電気新聞ニュースから――九州電力川内1号機が営業運転移行へ 規制委員長「問題なく進展」と評価 13.電気新聞ニュースから――九州電力川内1号機が営業運転入り 新規制基準の許認可、すべてが完了
  • 現実を視よ
    3.8
    1巻1,400円 (税込)
    「この本を書くことは、一経営者としては正しい判断ではないかもしれない。だが、書かずにはいられない」。いまだにほとんどの日本人は「この国は豊か」と思っているだろう。それがいかに「現実」とかけ離れた思い違いか、本書を読めばわかるはずだ。勃興するアジア経済から目を背け、「未来からの借金」で身の丈の2倍の生活をする日本人。借金を返すどころか「増税」という愚策しか打ち出せない日本政治。なぜ国民も、政治家も、「稼ぐ」ことを忘れて「貰う」ばかりになったのか。松下幸之助や本田宗一郎が体現した「資本主義の精神」はどこへいったのか。「グローバル化の尖兵」を自負するファーストリテイリングの経営トップが見詰める世界と日本の「現実」とは。「成功法則」のない時代に企業と個人がもつべき「視点」とは。「あなたが変われば、未来も変わる」。本書はこの国を愛する企業家が身を賭して著した警醒の書であり、希望の書である。

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  • 減税論 「増税やむなし」のデタラメ
    3.8
    「日本は財政危機だ。増税しないと破綻する」という話は大ウソだ。今は貯蓄過剰の金余り状態。本当に財政危機なら、経済学的にも国債の金利が高くならないとおかしい。その事実を無視した「増税やむなし論」は、利権を貪る政治家や財務官僚の誤った陰謀的世論操作であり、むしろ昨今のデフレ下でこそ減税が必要なのだ――。市民税10%削減を実現し、公共サービスを向上させた名古屋市長が、日本再生の糸口にもなる減税策の仕組みと成果を堂々展開!
  • 現代アラブ社会―アラブの春とエジプト革命
    -
    2009年のアラブの春以降、アラブ諸国は国や地域による違いを増幅させながら、その後も大小さまざまな事件がおき、いろいろな動きを見せている。 本書は、中東アラブ研究では第1人者である著者らが、アラブの春およびエジプト革命前後に行ったエジプトにおける数度の世論調査の結果をふまえて、 エジプト国民の意識の変化とエジプト国内の政治的・経済的活動の展開を分析する。 そのうえで今後のエジプト社会の展望、さらにアラブ社会が今後どのような展開を見せるのかについての展望を描く。  アラブ社会では珍しい世論調査の結果から分析した本書は、どうしても歴史的、宗教的、文化的視点に偏りがちな 日本のアラブ研究に統計的手法という社会科学的手法を持ちこむという意味でも大胆な試みとなる。 短期的にもさまざまな事件が絶えないアラブ社会だが、民意の変化の分析をとおして、短期的側面だけではなく、 長期的な視点から考えた現代アラブ社会論となっている。 【主な内容】 第1部「アラブの春」とアラブ社会  第1章 アラブの政治地図  第2章グローバル化とアラブ世界  第3章 独裁体制の制度疲労  第4章 「アラブの春」と近代性 第2部 エジプト革命の社会経済構造  第5章 変容するエジプト社会経済  第6章 エジプト社会の構造的脆弱性  第7章 若者とエジプト革命  第8章 地方とエジプト革命 第3部 エジプト革命とエジプト社会――意識調査分析  第9章 エジプト革命と意識調査  第10章 革命前後におけるエジプト国民の意識変化  第11章 エジプト国民の意識構造と投票行動  第12章 革命の行方 おわりに 「アラブの春」とは何であったのか、また何でありうるのか
  • 現代語訳 福澤諭吉幕末・維新論集
    4.0
    福澤諭吉の著した数多くの評論の中から、幕末・維新期の社会の様子を鋭く観察し画期的な提言が冴える四編を厳選して平易な現代語訳とした傑作選。旧幕臣の勝海舟・榎本武揚を筆で斬り、賊軍の首魁として散った西郷隆盛を弁護する。過去の封建社会・身分制の実情を浮き彫りにし、官尊民卑の風潮に痛烈な批判を浴びせ、民に用意された無限の可能性を力説する―新しい時代にふさわしい鮮やかな筆致で「この国のかたち」を大きく描き直す過程において何が必要か、我々に大きな示唆を与えてくれる。
  • 現代中国「国盗り物語」 かくして「反日」は続く(小学館101新書)
    4.0
    孫文から習近平まで紅い皇帝たちの権謀術数 中国共産党内で習金平が胡錦濤の後継者に決定した。ここに至るまで、共青派、上海派、太子党入り乱れての権力争いは熾烈を極め、盗聴、怪文書、メディアへのリーク、果ては殺人事件まで絡んだ。 薄熙来事件はその典型だった。妻はファンドマネージャーだった英国人を殺害させ、習近平打倒のクーデタまで図っていた薄熙来が海外に不正送金していた額は何と1000億円以上!息子の留学先のロンドン、ボストンには豪華マンションとスーパーカーを買い与えていた。ちなみに薄の月給は12万円あまりだった。こうした巨大スキャンダルが現在の中国にはゴロゴロある。 孫文から毛沢東、トウ小平、江沢民、胡錦濤そして習近平まで、「紅い皇帝」たちは日本人の想像をはるかに超えた権謀術数で政権を奪取し、維持して人民に君臨してきた。そして、習近平の新体制でも「反日」は続く。 中国分析の第一人者・宮崎正弘氏が豊富な情報と現地取材で、魑魅魍魎が跋扈する政権交代の内幕をつづる。 著者は年に何度も中国を訪れる。最もくま無く中国を見てきた日本人の一人である。そうした日本人は中国べったりになりがちだが、宮崎氏はあくまで日本人の立場から、中国の批判すべき点はきちんと批判してきた。表面的なきれい事の中国像ではないリアルな共産党政権の内幕が手に取るように理解出来ると思う。

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  • 原発再稼働「最後の条件」 「福島第一」事故検証プロジェクト 最終報告書
    4.1
    1巻1,254円 (税込)
    原発再稼働「最後の条件」 国会事故調査も政府事故調査も、問題の本質を見誤っている! --原発の課題と対策がみるみるわかる、写真・イラスト満載の「事故調査最終報告書」。 原発を動かすのに必要な「条件」とは何か? 福島第一で、メルトダウンした原子炉と生き残った原子炉の分かれ道とは? その教訓と対策とは何か? そして、大前氏が提示する原発を動かす「最後の条件」とは?  2012年、夏。電力需要のピークを前に、政府は関西電力・大飯原発を再稼働させることを決断し、需給が非常に逼迫する事態を回避しました。  ですが、国民や、再稼働を求めていた産業界の側にも、大飯原発でどんな安全対策が取られたのかを把握している人は少ないでしょう。政府にもそれを理解し説明できる人材がいないからか、“足りないから動かす”という議論だけが一人歩きしたのは、非常に残念です。  我々日本人は、あの悲劇的な事故から、いったい何を学んだのでしょうか。再稼働を決断した経緯を見ていると、政府も国民も「何も学んでいないのではないか」と疑わざるを得ません(「はじめに」より)。 政府の事故調査委員会や国会の事故調査委員会の調査・報告書では見えてこない「原発の大問題」を、図・イラスト・写真満載でわかりやすく解説します。 【ご注意】※この作品はカラー版です。白黒端末の場合、図の解読が難しい部分が含まれます。 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 原発ゼロで日本経済は再生する
    値引きあり
    3.5
    経済発展を旗印に原発が再稼動されようとしている。「地域社会繁栄への奉仕」を社是とし、脱原発を宣言した異色の金融トップが、近代社会が陥った自由主義経済の弱点を明らかにし、原発推進の流れに一石を投じる。
  • 玄洋社 封印された実像(抄録版)
    -
    1巻550円 (税込)
    玄洋社研究の第一人者、石瀧豊美著『玄洋社発掘――もうひとつの自由民権』の刊行から30年。その後の研究成果を盛り込み、今なお歴史の闇に没したままの玄洋社像を確定する増補決定版として海鳥社より刊行された『玄洋社・封印された実像』。民権政社として出発した玄洋社が、なぜ“大アジア主義を標榜する国家主義団体”と見なされるようになったのか――。玄洋社を有名無名の群像として捉え、その運動史を初めて明らかにした。本抄録版は「I 今なお、虚像がまかり通る玄洋社」「III 玄洋社史の周辺」から「1 頭山満と玄洋社 その封印された実像」「5 孫文と福岡 生誕一三〇年に寄せて」を採録した玄洋社を知るための絶好の手引書。
  • 小泉純一郎、最後の闘い ただちに「原発ゼロ」へ!
    -
    「「原発ゼロ」の国づくりは必ず国民の支持を得られる。時代はいずれ変わる。人をあてにせず、焦ることなく、あきらめずに進めていく」――。首相退任後初のインタビューでこう語った小泉純一郎元首相。首相時代には原発政策を推進。それがなぜ、「原発ゼロ」へ転じたのか? 「全員が反対でも進めていく」との覚悟の下、各地で講演を続けるその原動力は何か? 朝日新聞政治部記者として密着取材を続けてきた著者だからこそ書き得た真実とは? 希代の政治家・小泉純一郎の闘いの軌跡を描く、第一級のドキュメント!
  • 小泉純一郎 ポピュリズムの研究―その戦略と手法
    3.5
    小泉政権は、なぜ国民に支持され続けたのか。政治を「感情化」「人間化」「単純化」して大衆に訴えてきたポピュリストとしての戦略と手法を、政治学者の眼から評価・分析する。
  • 広域連携の仕組み 一部事務組合と広域連合の機動的な運営
    -
    1巻2,464円 (税込)
    複数の自治体が連携して行う行政サービスの法的仕組みを解説した概説書。 平成26年地方自治法の改正を含め、連携協約、公会計改革、ファシリティマネジメント、財政健全化法など最新の情報を掲載。

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