芸術立国論

芸術立国論

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日本再生のカギは芸術文化立国をめざすところにある! 著者は人気劇作家・演出家として日本各地をまわり、また芸術文化行政について活発に発言する論客として知られる。精神の健康、経済再生、教育等の面から、日本人に今、いかに芸術が必要か、文化予算はどう使われるべきかを、体験とデータをもとに緻密に論証する。真に実効性のある芸術文化政策を提言する画期的なヴィジョンの書。これは芸術の観点から考えた構造改革だ! 第7回AICT(国際演劇評論家協会)演劇評論賞受賞作。【目次】まえがき/序章 芸術の公共性とは何か/第一章 地域における芸術文化行政/第二章 経済的側面から見た芸術文化行政/第三章 教育と芸術文化行政/第四章 文化権の確立/第五章 文化行政の未来/終章 芸術の未来/あとがき

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芸術立国論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「健康で文化的な最低限度の生活」という言葉の、「文化的な」の部分をいかに蔑ろに考えてきたかがよくわかった。AI時代の今、改めて文化芸術の価値を考え直さないといけない。

    0
    2026年06月05日

    Posted by ブクログ

    (2014/7/6)
    リサイクル本、2001年の本ながら、2012年に四刷りされてる。
    内容は、芝居に国や県、市の予算をつけることの必要性。

    これを読んで昨年の大阪市橋下市長の文楽への補助金カットが思い出される。
    私はどちらかというと橋下派。
    税金なしに成り立たない芸術ならなくなってもいい気がする。
    それより新しいものが生まれるエネルギーを削がないほうが大事な気がしてる。

    ただ、同世代平田さんの言うことももっともで、じゃあ今の予算の使い方が国民市民を幸せにしているかといえばそれはまた別。
    そもそも私はフリードマン派なので、一部の人間が金を集めて何かに使う、ということに懐疑的なのだ。

    とはいえ目先のことしか考えない大衆の意見に従っていいのかといえばそうではないのも事実。
    でもその予測が当たるとも限らず、、、答えは出ない。
    芸術に金をつぎ込むことが国民市民の幸せになるのかもしれない。

    わからん。

    税金って。

    序章 芸術の公共性とは何か
    第1章 地域における芸術文化行政
    第2章 経済的側面から見た芸術文化行政
    第3章 教育と芸術文化行政
    第4章 文化権の確立
    第5章 文化行政の未来
    終章 芸術の未来

    0
    2024年09月04日

    Posted by ブクログ

    2017/11/24平田オリザ「芸術立国論」☆☆☆「成熟」時代認識を踏まえた日本革新=真の成長戦略
    「管理」(155)
    人間の中に巣くう他者を管理しようとする気持ち、が問題
    この心根が、規制を生み、規制緩和を妨げる
    構造改革は、この精神の構造改革から
    →管理の仕事はリスク無く権力的 望む人が増えると国は滅びの途
     しかも「責任者の空洞化」が起こる 開戦の責任者がいない
    「芸術」(156)
    芸術は常に既成の概念を打ち破り、自由へ向かう強い意志を内包
    権力は「芸術」を怖れ、忌避する
    「成熟の時代」 成長主義から卒業
    芸術文化は余暇ではなく、生活の中心になる
    労働さえもが、文化化されていく
    「国家が細かい仕事」(167) 国家と地方のあり方 道州制
    助成金制度 大きな国家が、劇団の公演一つ一つを査定・支援する
    中央官庁が直接管理はできない 権限を委譲すべき
    地方創生も同じ 個所付けの利益供与から脱却すべきだが
    「劇場運営のプロ」(169) 人材育成システムの改革
    公務員が、ローテーションで劇場担当となり、2年後転勤していく
    消防署から来て、保健所へ転勤 ここに意味があるのか
    日本は「仕事」を中心としたキャリア制度がない
    ジェネラリスト偏重は国家公務員からきている 企業組合制度も
    資格と実績でキャリアアップしていく制度・運用を
    2017/11/25芸術立国論 平田オリザ
    1.地域における芸術文化行政
    成長の時代 地方の画一化 価値観も画一 重層性を失い安定を欠く
    社会の成熟(43) 芸術文化の必要な時代へ 多様な社会を作る
     無駄のない社会は病んだ社会
     芸術家のいない社会は病んだ社会
     多様性・重層性のある社会が民主主義社会の根幹
     少数民族・身体障害者など弱者の意見を強く反映
    芸術は未来を形にして私たちに提示する(53)
    成果も未来に現れる
    日本の行政システムは対応できない
    公共事業依存(55)精神的な鎖国
    県民一人あたり公共事業費(1)予算を増やす(2)人口を減らす
    内向きであり 他者の足を引っ張る 北海道の気風でもある
    住むことに誇りを持てる社会を(56)
     工場見学から、地域の芸術文化の見学へ
     演劇 小さな営みが、その小ささ故に価値を持つ
    2.経済的側面から見た芸術文化行政
    もはや「モノ」は人を幸せにしない
    「サービス」が産業の中心に 感性・発想力国力を左右
    これからは「何を売るか」→「いかに売るか」
    CF 文化はフランスの基幹産業 ⇒国家イメージ 「ブランド戦略」
    競争相手の間違い(76)製造拠点を取り戻すのは時代錯誤(植民地主義)
    新しい産業を創出し、重層性のある社会への転換を図る
    経団連の重厚長大産業を卒業
    独創的な発想の人材を重視 工業国では与えられた命令に従順
    3.教育と芸術文化行政
    4.文化権の確立 芸術は医療・教育と同じ
    芸術の予算確保 ex芸術保険制度 医療保険と同じ
    5.文化行政の未来
    成熟国日本は文化立国を目指す
    文化省の中に、教育・学術・スポーツ・芸術文化
    ex桜美林大学の変革
     問題は、人間の中に巣くう「他者を管理しようとする気持ち」!
     まずはこの精神構造の改革から
     芸術は変革のリーダー
     労働さえもこれからは文化化されていく
    社会との関わり(164)助成金制度 地域に多様性をもたらす
    貧乏だから金をくれ、というだけはダメ 北海道も同じ
    助成金制度の問題
     国家が個々の公演一つ一つ直接支援を行う 
    プロ人材 地方公務員のローテーションではプロはできない
    劇場の管轄は消防署と保健所

    0
    2018年11月10日

    Posted by ブクログ

    私の進路を決定づけた1冊。

    この本に出会った結果、大学院への進学を決意しました。

    日本人は、伝統文化を守る、ということにかけては優れた能力を発揮しますが、
    「攻め」の姿勢・意識というのは、極めて希薄に感じます。

    もっとも、経済状況と反比例に考えられがちな存在である芸術が、
    実は日常において重要な役割を担っている事を根底から理解しないかぎり、
    日本におけるその地位はあくまで「高尚な存在」程度の疎遠な関係でしかないのでしょうが。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    夢のような世界、この夢のような世界の提言からもう15年経ってしまっている。芸術文化行政という言葉に耳がぴりぴりとする行政職員。
    この夢物語を現実にしていくかどうかは、ほんと、わたしたち市民にかかっている。
    芸術は、演劇だけではない、その演劇だけではないものも巻き込んでゆけるか、どこまで巻き込めるのだろうかに、この世界の将来がかかっているような気がしています。

    0
    2016年05月16日

    Posted by ブクログ

    平田オリザの政策提言。
    かなり大風呂敷を広げているのだが、荒唐無稽に思えないところがこの人のすごいところ。
    論理展開がわかりやすく、かつ劇場を取り巻く現状や政策にかんして熟知している著者ならではなのだろう。
    芸術の効用として、社会の他妖精の書くほや対話能力の育成が重要なのである。

    0
    2013年10月13日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    日本再生のカギは芸術文化立国をめざすところにある!
    著者は人気劇作家・演出家として日本各地をまわり、また芸術文化行政について活発に発言する論客として知られる。
    精神の健康、経済再生、教育等の面から、日本人に今、いかに芸術が必要か、文化予算はどう使われるべきかを、体験とデータをもとに緻密に論証する。
    真に実効性ある芸術文化政策を提言する画期的なヴィジョンの書。
    これは芸術の観点から考えた構造改革だ。

    [ 目次 ]
    序章 芸術の公共性とは何か
    第1章 地域における芸術文化行政
    第2章 経済的側面から見た芸術文化行政
    第3章 教育と芸術文化行政
    第4章 文化権の確立
    第5章 文化行政の未来
    終章 芸術の未来

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    2014年10月26日

    Posted by ブクログ

    芸術に対して理解のない日本において、芸術の重要性を声高に叫んでいる本です。
    私も感じてはいましたが、実際最前線で活動している方の意見がききたくて読んでみました。

    「芸術」だから美術や音楽を想像していたんですが、「演劇」からのアプローチで、新鮮でした。

    ただ、アートマネジメントを理解してたらもっと面白かったんだろうなとは思います。
    あと、あとがきにも書いてらっしゃいますがあくまで平田さんの個人的意見です。
    だからこそ正直ベースで語れていてそれが入ってきやすかったです。

    普段から芸術はもっと公共性を持つべきだと思っていらっしゃる方にはおススメです。

    0
    2010年04月13日

    Posted by ブクログ

    初めて私のやってる学問と、その学問はとても広いのだけれど、その中で私がやりたいと思ってる分野

    でためになる!な本を読んだ気がした!!


    突拍子のない部分はあるけれど、たしかに芸術を自分の生活のなかにとりいれるって、大事。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    大学に入ってから日本の劇場経営のヤバさや、外国の芸術支援制度が如何に潤っているか、ということを知った矢先に読んだ本。いい本です。っていうか、このとおりになれよ。と思う。平田オリザめ…!!がんばれよこのやろう

    0
    2009年10月04日

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