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「この本を書くことは、一経営者としては正しい判断ではないかもしれない。だが、書かずにはいられない」。いまだにほとんどの日本人は「この国は豊か」と思っているだろう。それがいかに「現実」とかけ離れた思い違いか、本書を読めばわかるはずだ。勃興するアジア経済から目を背け、「未来からの借金」で身の丈の2倍の生活をする日本人。借金を返すどころか「増税」という愚策しか打ち出せない日本政治。なぜ国民も、政治家も、「稼ぐ」ことを忘れて「貰う」ばかりになったのか。松下幸之助や本田宗一郎が体現した「資本主義の精神」はどこへいったのか。「グローバル化の尖兵」を自負するファーストリテイリングの経営トップが見詰める世界と日本の「現実」とは。「成功法則」のない時代に企業と個人がもつべき「視点」とは。「あなたが変われば、未来も変わる」。本書はこの国を愛する企業家が身を賭して著した警醒の書であり、希望の書である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2018年11月04日
ユニクロの柳井氏の本である。全く正しいことを言っていると思う。内容に同意。現在の日本の置かれた状況を簡潔、明瞭に述べている。気力、熱意、意気込みがひしひしと伝わってくる。ぜひ若者をはじめ、多くの日本人に読んでもらいたい本だと思う。
「社会の変化は、あるきっかけによって唐突に起こる。そして成長から見...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月01日
今の自分が抱える疑問にヒントを与えてくれる内容だった。「何故新しいことをやらなければならないか。何故成長しなければならないか。」
そもそも、こんな疑問を抱くこと自体が、柳井さんに言わせれば、平和ボケしているということ。
上の疑問に対する本から得た気づきは、資本主義の原則は稼がないと食えないというこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月29日
2012年に書かれた本なので、時代背景は少々異なっている。むしろ当時よりも中国、アジア諸国の経済発展と日本経済の凋落は著しくなっていると思う。
山口県の一衣料店からグローバル企業を築き上げた柳井社長だけに、その言葉には熱量と説得力がある。一方で、所々矛盾した記述もある。(ex.国に文句を言うなと言...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月23日
どれだけ凄い技術であっても、顧客に伝わらなかったり、うまく商品化出来なければ、それは生産者の自己満に過ぎない。
稼ぐことの重要性を再認識する。そして資本主義の精神を取り戻す。
立ち止まることは最大のリスク。
著者のメッセージは以下。
1.起こっていることは、全て正しい。
2.人間は求めていい。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月22日
ファーストリテイリング社長の柳井正氏の著書。
ユニクロの創業者であり、今や日本を代表する経営者の一人と言ってもいい人物である。
そんな柳井氏が経営者の視点から日本の現状に憂い、政治や経済にまで話を広げる展開はとても興味深い。
今必要なのは、現実を直視すること。国も、企業も、個人も、しっかりと現実を見...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月12日
柳井さんの本を読んだのはこれが初めて。
何だかバランス感覚があまりない人、という印象。
でも、そのバランス感覚のなさが、ユニクロの経営者としての推進力になっている気がするので、必ずしも欠点ではないと思います。
それにしても松下幸之助はすごいですね。
いろんな経営者の中に、彼の精神が息づい...続きを読む
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