「宇都宮芳明」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2012/04/27更新

ユーザーレビュー

  • 永遠平和のために
    カントの実践哲学を現実の政治に当てはめて考えるとどのようなことを論じうるかを、カント自身が示した名著。

    カント自身が本書のタイトルを「風刺的」と呼んでいることに象徴されるように、永遠平和など実現不可能な絵空事と見なされがちである。
    カントはただ理想を語っているのではなく、人間の本性を「利己的」とし...続きを読む
  • 永遠平和のために
    第二章がかなり衝撃的。「自然状態は、むしろ戦争状態」「平和状態は、創設されなければならない」。おそらく「永遠平和」の理念、思想が、これらの言葉に凝縮されている。まるで第一次世界大戦と国際連盟創設を予言していたかのように。
  • 永遠平和のために
    永遠平和のためには無味乾燥な法律だけでなく、道徳的な哲学者の意見も政治に取り入れられるべきというカントの願いが込められている内容。哲学や道徳に対する重要性を改めて認識、確認することができました。
  • 永遠平和のために
    1795年に公刊されたカントの小著。おそらくカントの政治論では最もよく知られている著作であり、国家連合体制の提案など今日の国際関係構想の源泉ともなる提案が多々含まれている。バーゼル講和条約を諷刺するかのように、予備条項、確定条項、秘密条項、補説という構成をとる。各々の小論のなかで、これまでカントが展...続きを読む
  • 永遠平和のために
    カント!難解だったけれど、空想的なものではない。
    例えば「人間愛」という条件づきの義務ではなくて、無条件的な「人間の権利」に対する義務(法論としての道徳)が大切だと説いている。
    根本的な問題として、目的であるべき道徳が政治的手段化していることへの批判もあり、今日の改憲論議にも通じるだろう。読み初めに...続きを読む