作品一覧

  • ガチで立憲民主主義 壊れた日本はつくり直せる(集英社インターナショナル)
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    「民主主義」「立憲主義」、そしてその危機。「憲法違反」という抗議。そんな言い回しがこれほど多用される時代はかつてなかったのではないか。とはいえ、それらについて私たちは、本当に理解しているか? 平和な日々が失われてしまうのではないか、そして近い将来、戦争に巻き込まれる? ……漠然としたそんな不安も広がっていく。もうここはガチで不安をみすえ、事実を知り、知識と知恵を学ぶしかない! 法律家である著者が、不安の背景と根拠を、美しいまでに論理的かつ倫理的に詳述し、近い未来に向けた新しい<政治参加>へのしくみを提案。初選挙を控えた新有権者である18歳はもちろん、この国に生きるすべての人必携の新鮮な1冊。
  • 変える
    4.2
    「みんな死ね、と思っていた」――生まれはバブル崩壊後の日本。いじめ、海外放浪、仲間たちとの出会い。終わったなら、また始めればいい。SEALDs創設メンバーが語る23歳のリアル。 SEALDs創設メンバー、奥田愛基の初単著! 絶望から始めよう。 「失われた20年」に生まれ、育ってしまった 新世代の旗手による、怒りと祈り。 いじめ、自殺未遂、震災、仲間たちとの出会い、そして…… SEALDs創設メンバー、23歳のリアル。
  • 愛国ってなんだ 民族・郷土・戦争
    3.5
    1巻880円 (税込)
    「本書対談を読めば、奥田氏が想像以上の『愛国的精神』の持ち主であることがわかってビックリするだろうし、私のほうは、安倍を支持するタカ派ではあるものの、ときおり奥田氏よりリベラルではないか、と思われる場面が散見されるだろう」……(「はじめに」より抜粋)安保法制をめぐるSEALDsのデモ活動は、日本社会に少なくない衝撃を与えた。彼らに対して新進気鋭の保守論客である古谷氏は、強い「違和感」と「嫉妬」を覚えた、という。為政者もSEALDsも、保守派もリベラルも、日本を大切に思う気持ちは変わらないはず。ならば、それぞれのいう「愛国」とはどういう意味か。本書は古谷氏の「愛国」と「普通」をめぐる論考、さらに古谷氏とSEALDs創設者の奥田愛基氏が、安保とアメリカ、変節する自民党、沖縄の苦悩、日本人と震災などをめぐって議論する対談から構成される。そこでみえてくるのは、いかにこの国において保守と革新が「ねじれて」いるか、ということだ。その一方、SEALDsを「普通の若者」という枠に押し込める言説のいかがわしさについても古谷氏は懐疑の目を向ける 「本書ではあらゆる場面で勝手に解釈され、鮮明になっていない概念に斜め後ろから光を当てた」(古谷)という批評性溢れる考察は、日本政治の右傾化を心配する人にも、SEALDsの活動に疑問をもつ人にも新鮮なものになるだろう。立場を越えた対話から生まれるどこにもない日本社会論。

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ユーザーレビュー

  • 変える

    Posted by ブクログ

    特定秘密保護法や安保法制で安倍くんが横暴しきりだったあの頃。もう10年以上前ということになる。自分も1回だけだけど国会前のデモに行ったなあ。あの頃、目立っていたのが若者たちで活動するSEALDsだった。その象徴ともいえる奥田愛基さんが、安保法制が通ってしまった(そして国の横暴を許さないための新たな一歩が始まった)ばかりの2016年に、生い立ちから一連の活動を振り返って書いている。
    「愛基」って素敵な名前だけど、ちょっと珍しい名前でもあり、当時から普通のおうちの子ではない気がしていたけど、抱樸の奥田知志さんが父だけあってかなりあまりない環境で育ったようだ。そういうことでもないと(できる人もいるけ

    0
    2025年04月04日
  • 変える

    Posted by ブクログ

    SEALDsメンバーである奥田愛基さんが初めて書いた単著。奥田さんのこれまでの歩みやその中で感じ考えてきたことを振り返った本、一気に読みました。

    あれこれ論評するということは、必要ないと思いました。この本を読んで、奥田愛基さんという人と、彼と一緒にいる人たちのことを感じることができたらいいのではないか。そこから、読み手である自分自身に振り返って考えることができたらと思いした。

    お勧めします^_−☆。

    0
    2016年06月23日
  • 変える

    Posted by ブクログ

    二十歳そこそこで社会に対して声をあげ、大きなチカラに立ち向かった姿は、かつての川田龍平さんを連想します。
    「被害者」とそれを取り囲む「支援者」という関係ではなく、強固に構成された仕組みそのものを変えようとするひとたちを集めたことは、素直に尊敬します。

    ネットの中では、好き勝手に叩いていいひと、の扱いになってしまっているのかもしれません。でも、間違いなく、日本の空気をねじ曲げて変えた功績を、歴史が評価するはずです。

    運動そのものを目的とせず、「日常に帰れ」とオトナたちに言われず、自ら活動を止めたことを尊敬します。

    0
    2016年09月15日
  • 変える

    Posted by ブクログ

    シールズというと胡散臭さが漂っていたけど、彼らがどういう意思を持ってやってたのかを知れてよかったし、学生時代に何かを感じ行動に移していた彼らが羨ましくも感じるもんだ。

    0
    2016年07月23日
  • ガチで立憲民主主義 壊れた日本はつくり直せる(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

     安保法が何故違憲なのかが詳しく説明されています。この立憲民主主義の危機を繰り返さないために,立憲民主主義促進法が提案されています。自分たちの政策・グランドデザインを示したうえで,これに乗る人いませんか?と候補者に働きかけるというのは面白い視点だと思いました。
     しかし,水上さんはなんだか凄く遠い人になってしまったなぁ。一応同期なんですけどね。登録したてのころ,奥さんと鹿児島まで遊びに来てくれたのが,本当に遠い昔のようです。

    0
    2016年07月17日

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