語られざる中国の結末

語られざる中国の結末

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作品内容

「米国・中東も知る宮家氏の複眼的な分析力を信頼している」……内閣総理大臣 安倍晋三本書は「伝説の外交官」といわれた著者がものした初の外交評論である。経済成長とともに未曾有の規模で軍拡を続け、周辺国を脅かす中国。しかしそもそもなぜ、中国は沖縄の領有権にまで触手を伸ばし、「第一、第二列島線」なる概念で、米国の影響力を排除しようとするのか。著者はそこにアヘン戦争以来、「西欧文明の衝撃」から逃れられない巨大国家のトラウマをみる。いま中国が地球規模で米国と張り合わずとも、ユーラシア大陸の東半分と西太平洋で勢力圏を回復できればよい、と考えるなら、東アジア、西太平洋における米中衝突の可能性は消えない、というのがその見立てだ。すでに目にみえない「サイバー戦」というかたちで衝突は始まっている。戦線が拡大し、米中が正面から激突する「第二次東アジア戦争」が起こったとき、その敗者はどちらになるのか。その後、中国はいかなる変容を遂げるのか。そこで描かれるのは「中国統一・独裁温存」から「中国漢族・少数民族完全分裂」という7つの精緻なシナリオだ。著者はいう。「東アジアのパワーシフトを強かに生き残り、新たなる国際秩序の主導権をわが国が握ったとき、真の意味で第二次大戦は『歴史』になる」。はたして日本はこの変化を千載一遇のチャンスにできるのか。そのために行なうべきは何か。日本の中国専門家たちが誰も語らなかった衝撃の中国論。

ジャンル
出版社
PHP研究所
掲載誌・レーベル
PHP新書
ページ数
256ページ
電子版発売日
2013年12月13日
紙の本の発売
2013年11月
コンテンツ形式
XMDF

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Posted by ブクログ 2017年02月12日

元外交官の著者が、中国の動向を分析した一冊。

色んなパターンを分けて具体的に論じているのが面白かった。

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Posted by ブクログ 2016年07月16日

近い将来米国と中国との衝突後、中国統一・分裂/ 独裁・民主化それぞれの場合のシナリオを想定し、中国敗北後の日本の針路を考える。
著者は、現在の共産中国には日本の安全保障を託せるような実力も魅力もない、日本は大陸と一定の距離をおきつつ貿易に価値を見出す島国同盟を基本とすべき。
日本は近々起こるであろう...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年01月11日

安倍首相とも近い元外交官が、来るべき米中の衝突「第二次東アジア戦争」の後に予想される中国の政治体制の変化をシナリオ別に分析し、その後の東アジアの国際秩序の中で日本がどのように対応するべきかを語っている。
本書で著者は、
◆今後10~20年の間に米中の軍事的緊張は一層高まる。東アジアと西太平洋における...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年12月26日

世界と日本のかかわり方を3つのフェーズに分けて論じたくだりがためになった。日本が最も繁栄するのは島国同士の同盟を組んだ時期だと著者は主張する。日英同盟と日米同盟。アメリカが島国だという指摘は意外であった。

そういえば、日本は海洋国なのか?という疑問を呈したのは、故・高坂 正堯だったと思う。どういう...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年12月14日

元外務省高官による今後の中国の未来予測。左右バランスのよい冷静な分析で非常に分かり易い。今後考えられるのは米中の偶発的な衝突。現在の戦力では圧倒的米国が有利ではあるが、その背後に日本の存在が必要。衝突は短期決戦。問題なのはその後どのように中国共産党が国を維持できるのか、著者が提示するいくつかのシナリ...続きを読む

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