河出書房新社の検索結果
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幻肢痛日記 無くなった右足と不確かさを生きる
切断したはずなのに、足のあった場所が痛む…。 世にも奇妙な現象〈幻肢痛〉とつきあいながら、視界の外に広がる世界を思索する4年間の記録。 ■白石正明さん(「ケアをひらく」編集者)推薦■ 「ない」と「ある」の間には、いまだ名付けられぬ荒野が広がっている。 “幻”と“現”が交錯するそんな幽冥の地を、彼は嬉々として探検する。 その足跡を辿っていくと、私たちもすでに「ない」と「ある」のグラデーションの上にいることに気づいてしまう。 それは端的に気持ちいい。 【内容紹介】 12歳から骨肉腫により人工関節だった著者の青木さんは30歳の時、感染症の罹患を機に太腿から下を切断することを決めます。人工関節ゆえに曲がらない脚、感染症のリスクから切断には前向きでしたが、噂に聞いていた〈幻肢痛〉を身をもって体験することになります。 切断した後の足を火葬して骨壷に入れてもらい、骨壷を眺めながら考えます。 「無いものの存在」に耳を傾けること。 それは例えば、社会の中で抑圧されるマイノリティや、不安に苛まれる人の声と重なるのではないか…。闘病記や当事者研究の書を超えて、自身の痛みに向き合いながら世界を思索する一冊です。 -
風配図 WIND ROSE
第34回紫式部文学賞受賞 皆川博子 新たな代表作、誕生。 自らの道を求め交易商人を志した二人の少女の物語。 少年の日に夢見た「本物の文学」という幻に、今日、出逢ってしまいました。 パンドラの匣に残された最後の希望のような言葉の冒険。 ――穂村弘 記録に決して残らない「が、あったはず!」の歴史的瞬間。 虐げられし者たちが織り成す、魂の生存を賭けた「智」の連鎖。 時を超えて掘り出されるその昏き光彩、まさに圧巻! ――マライ・メントライン 1160年5月、バルト海交易の要衝ゴットランド島。 流れ着いた難破船の積荷をめぐり、生存者であるドイツ商人と島民の間で決闘裁判が行われることとなった。重傷を負った商人の代闘に立ったのは、15歳の少女ヘルガ。 義妹アグネが見守る中、裁判の幕が開き、運命が動き出す―― ドイツ商人が北へ進出し、ロシア・ノヴゴロドでは政争が頻発するなど動乱の時代を生きた人々を詩歌や戯曲形式も交えて紡ぐ、小説の新たな可能性を拓く傑作長篇! -
姿勢をゆるめる 疲れない身体と心の整え方
心地よいかどうか。それが、本当の「良い姿勢」を教えてくれる。姿勢の思い込みを手放し、身体が持つ回復力を引き出すためのヒント。姿勢をほぐすメソッド、寝相別・体癖一覧も紹介! 【背筋をピンっと伸ばすのが、本当に正しい姿勢?】 心地よいかどうか。 それが、本当の「良い姿勢」を教えてくれる。 背筋をピンッと伸ばすのが正しいわけではない。 姿勢の思い込みを手放し、 身体が持つ回復力を引き出すためのヒント。 姿勢をほぐすメソッドも イラスト入りで紹介! 【疲れをためず、 持続可能 な身体で生きるために】 Contents i あなたにとって 本当に良い姿勢 とは? ii 姿勢と心の関係をひもとく iii 疲れない姿勢をつくるセルフメソッド 自分の姿勢の癖がわかる 「寝相から読みとく体癖」一覧も収録! * * * 気持ちよく寝て、気持ちよく座り、立ち、そして歩く。 そこに一人ひとりの良い姿勢があります。 それぞれの身体の内側から湧き上がるような、 生き生きとした、自前の姿勢を見出していきましょう。 -
検閲と文学
大正から昭和へと時代が移り変わる激動のさなか、検閲の嵐が文学を直撃する。円本(文学全集)誕生の経緯も交えながら、文学者、編集者、出版社が織り成す苦闘のドラマを活写する。 -
いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし
「ことば」の裏を読み解けば、ビジネス、さらには人間社会を見極める新たな視点が手に入り、マーケティング感覚が磨かれる。一橋大学の人気教授による、ビジネスパーソン必携の書。 「ことば」があらゆるマーケットを制する「鍵」である。 「おかね」と「ありがとう」の両方を手に入れるための53個のツール。 -
太田和彦の東京散歩、そして居酒屋
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 身近な場所にこそ知らなかった愉しみが満ちている!作家の記念館や下町、さらには大学や銅像巡りまで、積み重ねられた歴史や文化を感じる散歩案内。著者が教える粋な居酒屋情報も多数掲載。 -
ヘタな人生論よりイソップ物語
「ウソをつくと天罰がくだる」「人に優しくすると、自分も優しくされる」「コツコツ努力すれば、いつか花が咲く」…こうした、人間として当たり前のことを忘れてしまっていませんか。古くて新しい、人生の永遠不滅の真理の数々。それらを「イソップ物語」をとおして、もう一度、見つめなおし、そして、ひとつずつ実践してみませんか。心穏やかに、幸せに生きるヒント。 -
御子を抱く
埼玉県越谷市某町―絵に描いた様に平和な新興住宅地であるこの町の住民の多くは、ある人物を師と仰ぐ集団の「門下生たち」によって占められていた。彼らは師亡き後も、その清廉な教えに恥じぬよう行動し、なんとか結束を保っていた。目覚めぬ遺児「御子」をめぐり牽制し合いながら…。しかし、かつて御子の生命を救った異端の研究者の死で、門下生たちの均衡は破れた。「私たちこそが、御子をいただくのにふさわしい」三つに分裂した各派閥によって始まった、熾烈な後継者争い。立て続けに起こる、凄惨な第二の死、第三の死。驚愕の真犯人が、人の命と引き換えてまで守ろうとしたものとは!?奇抜な状況設定における人間心理を、ひたすらロジカルに思考するミステリー界のトリックスター、石持浅海が放つ渾身の書下ろし長編。 -
妬まない生き方
「妬ましい」「許せない」「人の幸せを喜べない」…誰もが持つ「嫉妬心」から自由になりませんか? 毎日を喜びのなかで生きる秘訣を、ブッダの教えにのっとってわかりやすく説く本。 嫉妬して得することは何ひとつありません。 心の成長が止まって能力が低下します。 体の健康を損ないます。 まわりの人に好かれるオーラが消えます。 幸福な毎日は、自分の心に嫉妬を発見し、それを取り除くことから始まるのです。 増えていく嫉妬心---- 自分より優れた人に出会う→嫌な気分になる→危害を加えられていないから怒れない→自分より優れた人の失敗を願う→また自分より優れた人に出会う この“負のスパイラル"を脱すれば「怒り」より怖い「嫉妬」から解き放たれる! -
サムライ・ポテト
接客ロボットが、殺人犯らしき男を目撃する……名編「サムライ・ポテト」で注目を集めた著者、初の短編集。書下ろしを含む全5編。 -
新生
それは未来が生まれる瞬間だった。あの震災から45年。突如として天空に超構造体“SS”が現れた日本SFの金字塔、小松左京『虚無回廊』に瀬名秀明が挑む! 「新生」「Wonderful World」「ミシェル」の3編からなる連作集。この世界が向かう未来とは? -
ゴルフ ミス・ショットが驚くほどなくなる本
「なぜ、スライスする?」「なぜ、フックする?」「なぜ、ダフる?」…アベレージゴルファーが陥りがちなミスショットの原因と、その対策法を伝授。今よりもワンランク上のゴルファーになる道が開ける書。 -
私のプリニウス
約二千年前、古代ローマの博物学者プリニウスが、世界最大級の自然誌事典『博物誌』全三十七巻を著した。古今東西の文献や当時の思想を総動員して編まれたこの『博物誌』は、天文地理から動植物、鉱物、薬物、人間文化に及ぶ一大奇書であった。この大著に魅せられて渉猟する澁澤龍彦は、プリニウス独特の奇想天外な想像力を楽しみつつ、怪物や迷宮や畸形など幻想と想像の異世界へと読者を誘う。 -
3年でプロになれる脚本術
「梅ちゃん先生」「お迎えデス。」など、数々の大ヒットドラマの脚本を手がける著者が送る脚本指導書。第一線を走り続けるなかで綴られた生の声は、類書にはない「即効力」に満ちている。 -
日本の童貞
かつて「童貞」が、男子の美徳とされた時代があった!?気鋭の社会学者が、近代における童貞へのイメージ遍歴をラディカルに読みとき、現代ニッポンの性を浮かびあがらせる。 -
途中下車 パニック障害になって。息子との旅と、再生の記録
41歳春、突然襲ったパニック障害。電車に乗れない、会議が怖くなる……。会社を辞め、息子とふたり旅をしながら、病気と闘い、自分と家族の再生を目指した、感動のノンフィクション! -
ジンタルス RED AMBER
19世紀、弾圧的な帝政下のロシアで画業と詩作を志す農奴ミーシャ。13世紀、北方十字軍に故郷と家族を奪われ復讐を誓うジンタルス。自由とは、表現とは、生とは。時代と国を超えて描く圧巻の歴史長篇! 皆川博子でしか描き得ない世界がここにある。 希望と物語の歓びに満ちた傑作長篇、堂々刊行! 19世紀ロシア。伯爵に仕えながら絵画を学ぶ農奴のミーシャ。館で「亡霊(プリーズラク)」と呼ばれている青年ステンカとの出会いから、ペテルブルクで画才と文才を磨く道が開けるが―― 13世紀バルト。北方十字軍に故郷リヴォニアを侵略され、家族を失った少年ジンタルス。貴族の息子マクシミリアンの従者として遍歴の旅に出るが、復讐の念は彼を修羅の道へと導く。 圧政と戦乱――二人の青年が辿り着いた、自由とは、表現とは、生きるとは。 ミーシャの物語と、ミーシャが記したジンタルスの物語。 二つの物語を交錯させ、時代も国も越えて贈る、最新長篇にして最高傑作! -
世界の破滅を信じた人たちのとんでもない世界史
世界の終わり、最後の審判、終末などの考えは、地震、隕石、大洪水、戦争、疫病などへの恐怖とともに、世界の歴史でつねに物議を醸してきた。陰謀やカルト教団、預言者たちの驚くべき物語。 「世界の終わり」と「終末の日」に取り憑かれてきた人類史 『メガトン級「大失敗」の世界史』著者による、全く新しい人類史! 黙示録、最後の審判、文明崩壊、予言、カルト教団、集団パニック、大洪水、干ばつ、飢饉、大火、隕石、地震、疫病、戦争……。 「世界の破滅」には、最後の審判、ハルマゲドン、キリストの再臨、蘇る死者、カルト教団、核戦争、宇宙戦争、パンデミック、世界終末時計などのイメージがある。 本書ではそのすべてが取り上げられている。多くは、太古以来のじつにさまざまな終末の予言と、その預言者、予言を信じて終末に取り憑かれてきた人たちだ。 著者によれば終末には予言がつきもので、「世界の終わりが迫っている」という予言で、人は終末が来ると信じ、その預言者を信じる。 1530年代にわずか数年の間に終末教派の指導者になったヤン・マティアスは街を占拠し、君主司教を追い出したが、最終的に訪れたのは世界の終わりではなく本人の終わりだった。彼は君主司教の軍に囲まれて切り刻まれた。 強烈なのは、おそらくメアリー・ベイトマンだ。 1806年、彼女が飼っているめんどりが産んだ卵の殻に「キリストの再臨が迫っている」という文字がはっきりと刻まれていた。人々は終末が迫っている兆候だとばかりに次々と見物に訪れ、メアリーは見物料として1ペニーずつ徴収し、最後の審判で天国に入れてもらうための紙切れまで販売した。 あたり前だが悪事はバレてしまう。産み落とされた卵に自分で文字を書き、その卵をめんどりの腹に押し込んで戻し、もう一度産ませていたのである。根っからの詐欺師だった。 他にも、エイリアンが宇宙船に乗ってきて洪水から救ってくれると信じた預言者や、最終的に集団自殺を行う終末カルトの指導者などが次々と登場するが、予言が当たったという例は、この本にはない。 終末の予言は、歴史を何千年遡ろうと的中したことがないのである。 それでも、人はなぜか終末の予言と預言者を信じ、終末が訪れるのを期待を込めて待つ。 しかし終末とは、決して訪れないただのフィクションなのだろうか。 核戦争、AI、気候変動など。本書では、学校で習わなかった世界史の逸話がちりばめられていて興味が尽きない。 著者 トム・フィリップス Tom Phillips ロンドンを拠点に活動するジャーナリスト兼ユーモア作家。ケンブリッジ大学で考古学、人類学、歴史学、科学哲学を学び、バズフィードUKの編集ディレクターとして、深刻な報道からユーモア記事まで幅広く扱ってきた。テレビや議会でコメディーを披露。その後は、ニュース記事の事実関係の真偽を確認する慈善団体フルファクトの編集に携わる。おもな訳書に『メガトン級「大失敗」の世界史』『とてつもない噓の世界史』(いずれも小社刊)がある。 訳者 寺西のぶ子(てらにし のぶこ) 京都府生まれ。翻訳者。訳書に、ラティ『資本主義で解決する再生可能エネルギー』、ブース『英国一家、日本を食べる』『英国一家、日本をおかわり』、ジャクソン『不潔都市ロンドン』、タッカー『輸血医ドニの人体実験』、レヴェンソン『ニュートンと贋金づくり』、シャンキン『スパイゲーム』など多数。
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