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Posted by ブクログ
「断貧サロン」は働かない男に貢ぐ女のお話。女のもとに見知らぬ女性が声をかけてくるんですね。「あなたは貧乏神にとりつかれている」と。で、見知らぬ女性は貧乏神にとりつかれた女性を救うために活動している団体のメンバーだという。とりあえず同じような経験をしてきた女性が集まるセミナーがあるから参加してみて欲しい・・・と。
面白いなと思ったのは貧乏神というと、髭ぼうぼうで長い髪をしている変な男性みたいなイメージがあるじゃないですか。でも今の貧乏神というのは、イケメンで優しいんですね(笑)時々、めちゃくちゃ深くて良い事を語りだす。しかし働かない、とにかくたかる、たかる(笑)
物語における主人公の女性の目的というのは当然、貧乏神から離れて普通の幸せをつかむ、ということになるんですが、この作者、ラスト近辺で「貧乏神」がなぜ「神」なのか?ということを考えさせるエピソードを挟み込んでくるんですね。ということ何か正しいのか?という答えは曖昧なままにして、読者に考えさせるんですね。それは「屋根屋」も同様です。再読したいとも思えませんが、2冊ともそれなりに読ませる作品でした。
Posted by ブクログ
新聞の書評を見て読んでみた。たしかに、貧乏神がイケメンに化けて女に貢がせる「ひも」のような生活を送っていて、他方で、そういう女を貧乏神のマインドコントロールから抜け出させようとする「貧乏神被害者の会(BHK)」が活動しているという奇想天外な状況設定の中、最近流行りの地元志向とか、節約志向のようなものも織り交ぜつつ、スピーディーにストーリーが展開して、読んでいて面白いことは面白い。ただ、30歳前後の独身女性に対するメッセージがあるような、ないような、何らかの教訓を示唆しているような、していないような・・・何となく中途半端な感じがした。最後に短いオチはあるのだが、読み進みながら、BHKに関するどんでん返しを期待していたので、そこがスルーされていたのは、個人的には残念だった。
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