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ダイナー
ほんの出来ごころから携帯闇サイトのバイトに手を出したオオバカナコは、凄惨な拷問に遭遇したあげく、会員制のダイナーに使い捨てのウェイトレスとして売られてしまう。 そこは、プロの殺し屋たちが束の間の憩いを求めて集う食堂だった―― ある日突然落ちた、奈落でのお話。 -
甘いお酒でうがい
2019年4月18日(木)に開幕する「島ぜんぶでおーきな祭 -第11回沖縄国際映画祭-」で上映されることが決定! 監督は大九明子氏。 この日記の書き手である「川嶋佳子」とは、シソンヌのじろうがコントで長年演じている40代独身女性。 「芸人が最もライブを見に行くコンビ」と称され、じろうと長谷川忍の卓越した演技力で知られるシソンヌは、2014年『キングオブコント』優勝者。ネタ作成を担当するじろうは「稀代のコント職人」として各界から注目を集めており、俳優としても活躍中です。人間の日常と悲哀を題材にしたシソンヌのコントの代表的登場人物の一人が「川嶋佳子」。平凡な中年女性が517日間コツコツと綴った日記から漂うのは、誰でも覚えのある人生の物悲しさ。そして、その悲しさを「乗り越える」のではなく「付き合っていく」姿が、人生の小さなヒントを示しています。 -
一緒にお墓に入ろう
実家の母が死んだ……妻は「一緒の墓に入りたくない」と言う。田舎の墓じまい、愛人とのけじめ、関連会社への左遷……エリート銀行マンに人生の終盤でまさかのどんでん返し! 妻ともマンネリ、愛人ともマンネリ、仕事もマンネリ……。「ああ、嫌だなぁ」 大手銀行の常務取締役執行役員にまでのぼりつめた大谷俊哉。 東京で勝ち馬に乗った人生を歩んできたものの、仕事への“情熱”などとうに失われている。 そんな中、兵庫県丹波にある実家の母が死んだ。地元で暮らす妹は嫁いだ身を理由に、墓を守るのは長男の役目だと言って譲らない。そして妻は、「あんな田舎の墓には入りたくない」と言い出す。 ああ、俺にはお前しかいない……「一緒に墓に入ってくれ」。愛人・麗子に勢いで言ってしまった。 そして、順風満帆だった人生が少しずつ狂い始める。エリート銀行マンが、人生の終盤で迎える、まさかの結末とは!? 霊園詐欺、都心の納骨ビル、離檀料交渉、埋蔵証明書、閉眼・開眼供養、死後離婚…… 田舎から離れて暮らす中高年を悩ませる「墓」をめぐる数々の問題と「墓じまい」をテーマに、最後の「居場所」を問う、大人の人生ドラマ! -
想い出をむかえに
ネジ販売会社の社長を務める山本信之輔はある日、とある講演会会場で真桜子と再会する。二人は惹かれあい、逢瀬を繰り返す。信之輔が真桜子との結婚を意識し始めた矢先、真桜子から突然別れを告げられる。3ヵ月が経ったある日、自社製品が係る事故が発生し、現場である福岡へ飛ぶ。対応を進める中で信之輔は社員の存在を強く意識をする。社長と社員が一丸となって原因の究明を急ぎ、頼もしい社員に心強さを感じつつ、もう一方の心の支えとして真桜子を想う信之輔。奇しくも福岡は現在真桜子が滞在する街だった。意を決して真桜子に連絡し、久々に会話を交わす中で、二人の気持ちに変わりないことを確信した信之輔は、改めて結婚を決意する。本作品は、巧みな構成と明快な文章が魅力的な、著者初の作品。メーカーとしての業務を通して社員の一体感と、アラフォー・アラフィフの男女二人の揺れる心理の二面を巧妙に描出し、読者を惹きつけて離さない長編小説。 -
あのとき僕が泣いたのは、悲しかったからじゃない
ベストセラー『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと』著者が贈る、「涙」をテーマにした、さらっと読みきれる7つの感動物語! 【各界から感動の声、続々!】 「ひとりじゃない。感情が涙になって溢れました。小さな自分に光を指し示してくれた物語です。」★木ゆりあ(女優) 「この小説を読むと、無性に家族に会いたくなった。もう会えなくなってしまった人たちにも……。」★長江俊和(作家・演出家) 「悲しみの涙に寄り添い、希望の涙を見守る。包み込むような優しい七つの物語は、あなたへの応援歌に違いない。」★栗澤順一(さわや書店) 【内容紹介】 最後に泣いたのはいつですか? 登場人物たちは、どうにもならない苦境の中で、悩み、苦しみ、もがき、そして生きることに意味すら感じなくなり、絶望の底が見えてきたその瞬間、ある一筋の涙を流すと共に、小さな光を見つけます。 家族って何だろう、幸せって何だろう、人生って何だろう。 最後のページをめくるとき、あなたにとって一番大切な人を、きっと思い出すでしょう。 ◆第1話「ショコラの種」 女手一つで息子を育てている母親に、ある悲劇が訪れる。 それにより彼女は人生に終止符を打とうとするのだが、死への階段を一歩登ろうとしたその瞬間、ある意外な人物からのメッセージを受け取る。 ◆第2話「最期の小説」 定年を迎え、妻と二人で平穏に暮らしていた60代の男性に、ある日、一通のハガキが届く。 それは、かつて結婚の約束をしていた女性の死を知らせる死亡通知書だった。 過去の恋とは何か、結婚とは何か、幸せとは何か、長年連れ添った夫婦の結末はいったい……。 ◆第3話「真昼の花火」 ある日突然、学校へ行かなくなった中学三年の息子。 母親は息子の真意がわからないまま、日々食事を息子の部屋に運ぶ。 そんなある日、40年前に他界した姉の幽霊が母親の前に姿を現す。 姉は、想像もしていなかった息子の気持ちと、他界する前の自身の真意を語るのだった。 ◆第4話「おしるこ」 自分にも他人にも厳しい老人は、ある人物に速達を送り続けている。 その速達を出している郵便局で働く無愛想な若い男性局員。 そんなある日、若い郵便局員は、老人が持ち込んだ郵送物を自分のポケットに入れてしまう。 その行為によって、郵便局員と厳格な老人の人生の歯車が思わぬ方向へと動き出すのだった。 ◆第5話「家族だった家族」 自分は人間だと思っていた猫が、ある日突然、そうじゃなかったことを知り、様々な葛藤を抱きながらも与えられた環境を生きる。 動物を捨てる人間、人間に捨てられる猫、捨てる側と捨てられる側、いったいどちらが不幸なのだろう。 そのほか、本当の居場所や自由、愛とは何かを問いかけるショートショート「黄色い鳥と赤い鳥」、テレビでも紹介され話題になった、誰もが背中を押される力強く優しい詩「一本のオール」を収録。 -
切なくそして幸せな、タピオカの夢
世界的作家の吉本ばななが、台湾の読者向けに書下した短編ストーリー絵本「切なくそして幸せな、タピオカの夢」、いよいよ日本発売! 「人生は一度しかなく、なるべく幸せでいた方がいい。なるべく愛する人と、おいしく食べた方がいい――。」緊張したデートから始まった恋人同士が、結婚して夫婦になり、子供が生まれ、家族になっていく。その中心にはいつだって美味しいご飯があった。世界的作家・吉本ばななの体験を元に描かれた。不安から解放されて心穏やかに、豊かな人生を自分らしく生きられるようになるショートストーリー。心温められるかわいいイラストも多数収録。2018年1月に台湾で発売された人気作を、いよいよ日本の読者にお届けいたします。 -
赤い風車劇場の人々──新宿かげろう譚
日本の芸能史上、初めて「アイドル」とよばれた美少女・明日待子(あしたまつこ)。 そして「ムーランルージュ新宿座」という小劇場のステージは、その明日待子とチャーミングな若い踊り子たちの魅力にきらめいていた。 さらに、芝居の脚本を書いていた作家たちは、1950年代に始まった民間放送のラジオ・テレビのメインスタッフとして大活躍した。 とりわけ、昭和という時代を生きた踊り子たちの胸にしみる哀歓の物語! ※巻末付録として上演当時のパンフレット四部を収録。 ムーランルージュ新宿座 プログラム No.240 ムーランルージュ新宿座 プログラム No.278 ムーランルージュ新宿座 プログラム No.321 ムーランルージュ新宿座 プログラム No.326 -
捧げ華
ふとしたことで関わりを持った、女学生の桜子と華族で軍人の零。女性を蔑むような零に反発を覚えていた桜子だったが、一途で誠実な零の姿に次第に惹かれるように。しかし華族制度という、身分の差があたりまえの大正時代。桜子は、打ち明けることができない想いを抱えていた。だが、零もまた、桜子に惹かれはじめていて――。しかし零との婚約を目論む上官の娘の陰謀で、桜子は誘拐され遊郭に売られてしまう。危ういところを零に救い出され、気持ちを確かめ合った二人だったが、さらに過酷な運命が待っていた――。 -
宿屋再生にゃんこ ストーリーで学ぶ最強組織づくり
チームマネジメントが楽しくわかるビジネス小説 部下の心に眠る、仕事への情熱を引き出す方法とは? 大手企業に信頼されるカリスマ講師が初めてチームを持つあなたに伝えたいこと 倒産寸前の旅館に支配人として赴任した永理子。黒字化を達成しようと意気込むが、やる気のないスタッフを前に空回りするばかり。そんなとき、一匹の猫が永理子に向かって語り始めた! 「舐められるぐらいのマネジャーがええんや」 「あんたがアタマ使えば使うほど、みんなはもの考えなくなるでぇ」 「マネジメントは『全部自分のせい』から始めるんや」 なぜかマネジメントに詳しい猫の教えで永理子は自分を変えていき……。 ストーリーを追うことでチームマネジメントのポイント、旅館事業の裏側、地域活性化のヒントが楽しく学べる! -
ダークゾーン【上下 合本版】
暗闇の中、赤い怪物として目覚めたプロ棋士を目指す塚田は、「青の軍勢」と戦えと突然命じられる。周囲には、やはり怪物と化した恋人や友人たちが、塚田が王将(キング)となった「赤の軍勢」の駒として転生していた。将棋のようなルールのもと、特殊能力を駆使し、知恵と駆け引きで敵の王将を狙う「赤VS青」、異形同士の七番勝負が始まった。異次元空間(ダークゾーン)で繰り広げられる壮絶な“対局”の行方は? そして、この戦いの本当に意味とは? 慟哭の真実が待ち受ける衝撃のゲームバトルが始まる! ※本電子書籍は「ダークゾーン 上」「ダークゾーン 下」の2冊を合わせた合本版です。 -
プライド
時を遡ること20年前の1997年10月11日、総合格闘技イベント「PRIDE.1」で実現した「最強プロレスラー」高田延彦対「400戦無敗の男」ヒクソン・グレイシー。日本の総合格闘技の礎を築いたと言っても過言ではないこの世紀の一戦は、いかにして実現し、その舞台裏では何が起こっていたのか。高田延彦、ヒクソン・グレイシー、榊原信行を筆頭とする関係者への延べ50時間以上に渡るロングインタビューをもとに、ノンフィクション作家の金子達仁氏が、その知られざる物語を書籍化。20年の時を経たいま、初めて明らかにされるその真実とは――。 -
キッチンコロシアム
これは本当に、私がよく知る 「料理の鉄人」の話か? 前代未聞のグルメミステリーを 貪り読み終え、空腹この上ない。――鹿賀丈史 天才料理人たちの嫉妬と因縁と、ある事件。 煌(きら)めく美食ワールドをアレ・キュイジューヌ! 2017年11月3日映画公開! 「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」 原作者が、あの伝説番組を小説化!! 料理の異種格闘技番組「竃(かまど)の鉄人」は異例の高視聴率を叩き出す 富士テレビきっての人気バラエティである。鉄人・道場六三朗に テーマ食材のオマール海老で闘いを挑むのは、フランスの名門 レストランで腕を磨いた注目の若き女性シェフ、河田千春。が、 彼女の出自にはある秘密が隠されていた……。 番組作りに魅せられ人生最高の味と数字(視聴率)を求めるTV屋と、 すさまじき情念を料理に捧げる料理人らがキッチンコロシアムを 舞台に繰り広げる駆け引き、裏切り、陰謀の数々。やがて浮かび 上がる家族の物語とは。濃厚な人間ドラマのエキスが凝縮する一冊。 -
P+D BOOKS 志ん生一代 上・下巻 合本版
待望の上・下巻合本版!! 名人・古今亭志ん生の若き日の彷徨を描く。 15歳で家出し、20歳で三遊亭小円朝に弟子入りし、朝太の名をもらう。 「一人前の噺家になるまでは家にはかえらねぇ……」。 落語への情熱は本物だったが、10代から覚えた「飲む、打つ、買う」の3道楽は止められない。師匠を怒らせ、仕事をしくじり、借金を重ねていく……。後の名人・古今亭志ん生の若き日の彷徨だった。 上巻では不世出の天才落語家・志ん生の若き日が、生き生きと描かれる。 「ハードボイルド小説の先駆者」といわれた結城昌治の、また別の顔が垣間見られる力作長編。 -
凹凸
結婚13年目で待望の第一子・栞が生まれた日から、その夫婦は男女の関係を断った。 やがて夫の正幸と決別することを選んだ絹子は、栞を守るため母親としての自分を頑ななまでに貫こうとする。 しかし、絹子のもとを離れ24歳になった栞は、〈あの日〉の出来事に縛られ続け、 恋人の智嗣と実の父親である正幸を重ね合わせている自分に気が付いてしまう。 家族であり、女同士でもある、母と娘。 小説デビュー作『最低。』で若い女性から圧倒的な支持を集めた著者が、 実体験を基につづった、母子二代にわたる性と愛の物語。 -
たとえ明日、世界が滅びても今日、僕はリンゴの木を植える
デビュー作からいきなりシリーズ20万部を超えるベストセラーとなった『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと』とその続編『孤独の果てで犬が教えてくれた大切なこと』に続く、瀧森古都、待望の最新作。 【あらすじ】 とある雪の日、ショッピングモールの屋上から、ひとりの少女が飛び降りようとしていた。 その様子に気づき、とっさに少女を助けたのは、関西弁のインド人「オム」と笑わないピエロ「修二」。 二十代半ばの二人は、屋上で開催されるイベントに、パフォーマーとして呼ばれていた。 彼らによって少女の命は救われたものの、その瞬間、オムと修二の運命の歯車は動き出してしまう。 飛び降りようとしていた少女の持ち物は、紙に包まれた一万円札。 こんな大金をどうして持っているのか、修二は少女に聞いた。 すると少女は、母親から「これでしばらく暮らしなさい」と言われたという。 修二は確信した。そして、その確信を言葉にして少女に伝える。 「君、捨てられたんだよ」 実は、修二にも同じ過去があった。二十五年前、産まれてすぐの修二は、公園の草の茂みに捨てられた子どもだったのだ。 悲しい共感を抱く修二に、少女は一枚の写真を差し出した。 その写真に写っていたのは……三年前のピエロ姿の修二。 しかし、修二と少女が会ったのは、この日が初めて……。 いったい、少女はなぜ修二の写真を持っていたのだろうか。 そのヒントとなるのは、一万円を包んでいた「紙」に隠されていた。 若くして日本へ来たオムと、心に闇を抱える笑わないピエロの修二が、ひとりの少女との出会いにより、人生のシナリオと向き合うこととなる。 -
トリカゴ
あたしに光はあるんやろうか? ――学校から帰る先は、ヒデ君の家。ヒデ君は気に入らないことがあると、あたしを殴る――。高校2年生のナチは、彼氏のヒデの束縛と暴力から逃げられない。その恐怖から解放されるのは学校に行っている間だけ。そこにはナチの友達ショージがいる。傷つけられ、家を追い出されたナチが頼る先は、いつもショージのところ。それは、ナチが安心できるただ一つの鳥籠だった。絶望と諦めの中で、ナチはショージと2人、未来に繋がる小さな願いを見つけるが――。 電子配信サイトで話題を呼んだ本作に、書き下ろしをプラスして待望の書籍化!! -
「恋空」10年目の真実
「君は幸せでしたか?」「美嘉は幸せでした」 あれから10年――。 私は空を見上げて生きてきた。ここまで、生きてきた。 ヒロがいなくなってから、ずいぶんと長い時が流れた。 ヒロと私の物語が書籍という形になってから10年。 あっという間だったようで、とてつもなく長くて。 とにかく中身の詰まった10年だった――。 「恋空」執筆のきっかけ、書籍化への決意、「恋空」バッシングの真相など、10年経った今だからこそ語れる、美嘉の本音を赤裸々に綴った全文書き下ろしの衝撃作。 「恋空」に出てくる美嘉の家族、友人からの感動の手紙も収録。 -
少女ABCDEFGHIJKLMN
いま、最果タヒにより、文字が、言葉が、物語が躍り出す。 「好き、それだけがすべてです」――最果タヒがすべての少女に贈る、本当に本当の「生」の物語! [収録作・冒頭] ○姉は、愛に満ちている。やわらかなまつ毛に包まれた頑なな瞳、太陽を頬張ったような頬ももう見えないほどに、愛に埋もれている。(「きみは透明性」) ○きみがご存じなくったって、きみを殺せば、私はきみを身ごもるんだ。可愛く育ててあげる。そうしていつか、きみが私に殺された日のこと、思い出してくれたなら、殺してくれたっていい。きみの恋人になりたいと思ったぐらいに、きみの子供になってみたいと、思った日もあるよ。(「わたしたちは永遠の裸」) ○「きみは自分のことを生き物って思っているかもしれないけれど、ぼくらが保護したい、いのちとは別物で、(きみが思っているよりずっと)たいしたことないからね」(「宇宙以前」) ○愛は、薬品によって生成されるものと学びました。モルヒネに似た麻薬成分を調合して、わたしたちの脳に快楽と麻痺をあたえるその薬品は、無垢なわたしたちに青色の水として認識されていた。(「きみ、孤独は孤独は孤独」) -
民警
この国を守るのは「官」ではない。テロに戦慄する現代日本と地続きの“知られざる”警備業の歴史とは?セコムとアルソック――1964年東京五輪を契機に現れた、二大民間警備会社の勃興と確執。2020年東京五輪を掴んだ作家が緻密な取材と卓越した視点で、隠された戦後史を照射し未来を予見する。(あらすじ)テロへの不安、日本の安心・安全は誰が守るのか?1962年、日本初の民間警備会社・日本警備保障(現・セコム)を起業した二人の若者は、1964年の東京五輪で選手村の警備を一括受注し、脚光を浴びることとなる。そして、その東京五輪で選手村の警備をセコムに発注したのが、のちに綜合警備保障(アルソック)を設立する警察官僚だった。「民」と「官」――。出自と起業の思惑も対照的だったが二社は、永山則夫事件など時々で交錯。歴史の奇妙な因縁に縛られていく――。日本を防衛する軍隊として23万人の自衛隊が存在する。国内の治安は24万人の警察官があたる。彼らのために国民は税金を支払っている。いっぽう民間の警備員数は警察官の2倍、50万人余である。日本の治安は、いまや「3兆円産業」に拡大した民間警備業市場の力を無視することができない。(本文より抜粋) -
山小町 -愛-
秋の穂高で偶然出会った古都の乙女と、山を愛する青年。ふたりの淡い恋心が、錦繍の京都・愛宕山、白銀の八ヶ岳、そして新緑と残雪の雨飾山で深い愛へと結実していく。2014年12月に刊行されるや否や「昭和の良き時代を思い出しました」「懐かしい恋愛風景、人間関係が描かれている」「一昔前のフランス映画のように余韻をのこし、続編が気になる」と賞賛された山岳紀行恋愛小説の続編が前作を上回るボリュームで待望の刊行!
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