Posted by ブクログ
2014年04月23日
勝手ながら、起業の学校の課題図書に推薦したいと思った!
主人公未紀は、恋人にふられ、会社では大失敗をして、その勢い?で、カフェを開くことになる。
街にあるような素敵な、おしゃれなカフェが開きたい、人は失敗するけど、自分は大丈夫!
そう思って始めるものの、夢だけがあれば、うまくいくものではなく・・
...続きを読む店は閑古鳥がなく有様に。ボロボロになっていく主人公を見ているのは辛かったが、きっと誰もが陥りがちなケースを書いているのだろな~と思った。
起業はしていないけど、非営利団体を主宰はしていて、
その活動は私にとっては仕事にも値する。
そうした目線で見てみると学ぶところは多かった。
店を開店するまでの過程で、未紀が冷静な判断力を失い、自分が何をしたいのかと自分の頭で考えることができなくなっていった。それが、うまくいかなくさせているのだと思った。
創業計画を出し、お金を借りることができる、人が応援してくれる。それで、なんだかできてしまう気になる。
=お店が経営できる、お客さんが来るわけではない。
でも、大きなお金を動かし、色々な人が応援してくれることで、舞い上がってしまうんだなぁと思った。
見た目の大きさではなく、本当に自分は何がしたいか、何を大切にしたいかを考えることが大事。
自分の足で感じながら、歩いていくことが大事だと思った。