らんたん(新潮文庫)

らんたん(新潮文庫)

1,210円 (税込)

6pt

らんたんの灯を絶やさないで。それは教育という名の希望なのだから――。伊勢に生まれた河井道は、札幌で新渡戸稲造に学び、米ブリンマー大学に留学、帰国後は津田梅子が創設した女子英学塾で教えた。良妻賢母ではなく、ひとりの人間として生きるための女学校をつくろうと、道は教え子の渡辺ゆりと奔走する。明治・大正・昭和の女子教育を築いた〈魂の姉妹〉(シスターフッド)を描く、輝きに満ちた大河小説!(解説・村岡恵理)

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らんたん(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    歴史小説とは知らずに手に取ったが、とても面白いし、出てくる人が次々偉人だらけ。
    下手に歴史を学ぶよりとっても分かりやすい。

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった、、、史実を淡々と述べる作品でなくて、道とゆりの美しいシスターフッド、そして女性教育を解放して著名人の登場に度々胸が躍った。特に女性教育の始祖でもある梅子と捨松の死別シーンは本当に感動した。今私たちがこうして自由に生きられるのも、先人のおかげだと思うと、この自由を思う存分全うす

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    ちょこっと手間取ったけど読み終えたしラストまでじんわり沁みてらんたんの題名が素敵だな希望の光あるから読めた。柚木麻子さんは浅田次郎の小説みたいだとぶっ飛んでると思っていたし(私にふさわしいホテルとか butterなんか読み応えサイコー) 長い事日本のくだらない夫家長制度に振り回された女性が行動す歴史

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    新潮文庫特有の「500に見えて700ページ」本です。

    ただ、内容は、大正から昭和に架けて激動の日本を舞台に、女性が活躍する姿が描かれていました。終始朝ドラ感がある進行で、とても読みやすく、かと言って登場人物一人一人に個性があったり、北海道や東京、大阪だけでなく、サンフランシスコやシカゴなどアメリカ

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    ずっと読みたいな、と思っていた柚木麻子さんの作品。
    まさか初めて手にとるのが歴史小説になるとは思っていなかった。

    らんたん。
    シェア。
    日本社会は提灯型の社会。
    自身の足元を照らすので精一杯。
    現代に至っても、まだ日本人は足元を照らしているようなイメージがある。

    女子大は今、窮地にある。
    関西女

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    ゆりさんと道さんを中心にして、明治・大正・昭和の時代の女子教育を辿る物語
    女は男の従属物のような時代
    留学の機会を得た女性たちを中心に
    必要な教育を受けた女性の目が開いていく

    国にも夫にも盲目的に従わなくても良いのだと解り自分の世界に光が射す想いがしただろうか
    新しい価値観の世界に踏み込むにはたく

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

     戦前から戦後まで、一貫して、男女の対等な社会を目指して女子教育を切り開いていった河井道先生の一代記。現代にも通じる内容でもあり、道先生の気合の入った信念に敬服する。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    アンソロジーでは読んだことはありましたが、長編では初めての柚木麻子さん。また大河小説そのものも初めてでした。

    河井道が日本女性に教育を、男女平等に…と強い発信をしてきた女性を、この『らんたん』で初めて知りました。

    道が生涯を全うするまで、関東大震災、第二次世界大戦と明治・大正・昭和と激動の年を駆

    0
    2025年12月08日

    Posted by ブクログ

    ようやく読み終わった!まさに大河小説。胸が熱くなる場面が多くあり、自分も日本で生きる女性として「らんたん」の光を受け継いでいかなければと強く思った。

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    河井道さんという女性を主人公にした史実を基にした小説。
    当時の有名人いっぱい出てくる!
    女子教育から女性の地位向上を目指す。
    いまの私たち女性が自由に動き回れるのもこの時代の方々が頑張り踏ん張ってくれたおかげですね。
    当たり前に享受できていることも昔は女性だからできなかったこともある。
    未来のために

    0
    2025年10月10日

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