BUTTER(新潮文庫)

BUTTER(新潮文庫)

1,045円 (税込)

5pt

男たちの財産を奪い、殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子(カジマナ)。若くも美しくもない彼女がなぜ――。週刊誌記者の町田里佳は親友の伶子の助言をもとに梶井の面会を取り付ける。フェミニストとマーガリンを嫌悪する梶井は、里佳にあることを命じる。その日以来、欲望に忠実な梶井の言動に触れるたび、里佳の内面も外見も変貌し、伶子や恋人の誠らの運命をも変えてゆく。各紙誌絶賛の社会派長編。(解説・山本一力)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

BUTTER(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    予想以上に面白かった。実際の事件はあくまでもモチーフ、その後文春でより詳しい犯人の生い立ちから追ったドキュメンタリーが連載されたが、当作品の主人公と被って一興かも?

    作品自体はシスターフッド物であるが、女性の周りを取り巻く人間関係の難しさ、危うさ、心強さが散りばめられている。大学時代からの親友伶子

    0
    2026年02月09日

    Posted by ブクログ

    主人公やその登場人物の心理描写が巧みに書かれている、一方で話の中心人物になる「梶井真奈子」の心理の真実がどこにあるのか、最後まで追っていく、著者の特徴である人物の詳細な心理描写にミステリー要素も含まれた読みごたえのある一冊。
    タイトルにあるButterも物語には重要な役割をしめており、何度も出てくる

    0
    2026年02月09日

    Posted by ブクログ

    なんだか凄い作品を読んだ気分。難しい。でも面白かった。
    文章はバターみたいにこっくり濃厚で重たくて、さらさら読める感じではないのだけど、何故だか読み続けてしまう。
    しばらくはバターを口にする度にこの不気味なモヤモヤ感を思い出すと思う。

    0
    2026年02月05日

    Posted by ブクログ

    比喩的な象徴としてのバターかと思っていたら、
    想像していた10倍バターの話だった。

    “ブス”。
    これほど脈絡なく、クリティカルに他人を(特に女性を)傷つけることができる言葉はなかなかない。
    どれほど能がなくても持てる強力な武器。

    フェミニズムやミソジニー。
    そういったテーマで書かれた小説だと思っ

    0
    2026年02月05日

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていて1月のブックリストにも入れていた本!

    もう〜〜〜最高傑作だった!
    ひとつの連続殺人事件の犯人を追う記者と、その犯人とされる女のやり取りがまあ興味深くて濃厚で。
    物語が進めば進むほど、「それでどうなるの?!」とページをめくる手が止まらない。
    まるでたっぷりのバター料理を夢中で食べ

    0
    2026年02月04日

    Posted by ブクログ

    孤独、渇望、食、豊かさ。
    人が誰かの温度を求める弱さと、自分で選び取る強さが交差する物語。

    驚嘆に値する言葉と、心許ない夜の描写が胸に残る。
    「易きを求め、困難を求めない」という祈りのような一節が、“今日をやり終えること”の大切さをそっと教えてくれた。

    豊かさとは、自分で選び、自分で作り、好きな

    0
    2026年02月04日

    購入済み

    雑誌記者の里佳は、連続殺人の被疑者であるカジマナの独占取材権を得るべく、かぐや姫のような彼女からのオーダーに応えようと奔走します。里佳の親友である伶子もまた彼女の悪意に翻弄されます。
    実際にある有名な事件をモチーフとしているように感じました。主題は社会から求められる正しさや、女性らしさや家庭観などに

    0
    2025年12月28日

    私がこの本の存在を知ったのは滞在先のイギリスでした。昨年のクリスマスの頃、突如店頭に山積みになり文字通りのベストセラーとなっていた光景をよく覚えています。以来ずっと気になっていました。読み始めて、最初に刺さったのがバター醤油ご飯の描写です。バターとご飯、それをこれほどまでに美味しく描いた本がかつてあ

    0
    2025年08月05日

    QM

    購入済み

    被告人の生き様について

    前半は「あぁバター美味しそう、、、」くらいの感想しか浮かんでこなかったが、読んでいくうちに女性の世の中での立ち位置、被告人梶井の胸の内、次々と明かされていく周囲の人との関係やその人たちの考え方見方など書き連ねられていて引き込まれた。被害者たちは梶井に直接手を下されたのか、急に構ってもらえなくなって自

    0
    2024年07月21日

    購入済み

    すごい

    相変わらず柚木さんの作品は読んでて、丁寧な描写のため安易に想像できる素晴らしい料理達!なんじゃこれめっちゃ美味しそう!と刺激された食欲が、人間らしいというか、あー、、、、って感じの女のドロドロした闇や裏切りを見せられて、ズーーーンと凹んでって、やっぱ元気なときにしよう、、、、っていう、、、なんとも言

    #切ない #深い #怖い

    0
    2022年06月01日

BUTTER(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

柚木麻子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す