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小説 20位
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男たちの財産を奪い、殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子(カジマナ)。若くも美しくもない彼女がなぜ――。週刊誌記者の町田里佳は親友の伶子の助言をもとに梶井の面会を取り付ける。フェミニストとマーガリンを嫌悪する梶井は、里佳にあることを命じる。その日以来、欲望に忠実な梶井の言動に触れるたび、里佳の内面も外見も変貌し、伶子や恋人の誠らの運命をも変えてゆく。各紙誌絶賛の社会派長編。(解説・山本一力)
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Posted by ブクログ
私はめちゃめちゃ好きでした。表紙を見るとバターの匂いを感じるよう。 心の触れてほしいけど触れてほしくない部分を刺されているような感覚。生きることが楽しくなる本でした。
めっちゃ良かった。 木嶋佳苗事件をモチーフに、 いまの日本で「女性として生きること」の息苦しさが、驚くほど解像度高く描かれている。 そしてタイトルの通り、物語の大きな軸となるのが“バター”。 料理や食の描写が何度も現れ、 食べること=欲望であり、生存であり、抵抗でもあると気づかされる。 ソクラ...続きを読むテスの言葉、 「生きるために食べよ、食べるために生きるな」 カジマナとの対話をきっかけに食と向き合い、 主人公が“生きるために食べはじめる”ようになる過程が、頼もしかった。
1年前にイギリスに旅行に行った際、書店で見たのがまさにこの本。 可愛い本だなーと表紙の写真を撮った。ただインスタ映えとしか思ってなかった本をまさか読むとは思ってなかった。 そしてこんなに面白いなんて。 まず料理の描写がとても良い。 文章表現だけで、漫画やアニメなどの画像や動画じゃなくてもこんなに美...続きを読む味しそうに描写ができるなんて。エシレのバターを買って、バター醤油のご飯を食べたいなと思った。 女性から感じたことがあるルッキズム思想や、 「家庭的であれ」「美しくあれ」という空気感。 直接言われてるわけではないけど、ついついそれに従わなくちゃいけない環境を描写しており、 うわ!私まんまとこの空気感に呑まれてたわ! と気づいて悔しくなった笑 リアルなあるある空気感をしっかり表していて、 夢中で読み進められた。 また、これからどうなるんだ…? と展開が読めないのも長編小説なのに勢いを止めずに読み進められた点だと思います。 とても良い本でした!
久々読んだバター。 味わい深い。5年前に読んだ以来ですが、解像度が上がってまた面白かった。 バター醤油ご飯が食べたくなる。 もう東京の3LDKの中古マンションって3000万円で買えないよね…?
圧倒的社会風刺小説。 現代のルッキズムをテーマに、食を味わう素晴らしさを交えながら主人公の堂々たる変化が大変面白い。 同じ女性の身として、無意識に「太る」ことへの抵抗があることに共感した。そこに、梶井真奈子が強く主張することで、そうではないと思いつつも、主人公とともにその主張は一理あるかもしれない、...続きを読むと引き込まれてしまっていた。 何より、登場人物が全て何かしら繋がっており、その伏線回収的な爽快感が強かった。 そして、結局は、この抗えない他人への視線が渦巻く日本社会において、どれだけそれら世間の評価を自らに取り入れるか、又は、そこにどれだけ我を通すのか、の選択によって自らは決まる。梶井真奈子のように生きられたり、初期の主人公や主人公の周りの人物のように生きづらさを感じたりするのかはその裁量によるのではないか。 そもそも、ぽっちゃり、あるいは太っている=努力していない、なのだろうか。絶対にそれは結びつかない。ストレスが溜まっていたり、自分の意に反している何かを見たとき、人間である限り自らの意見を主張したくなるのはわかる。 しかし、その匿名コメントが誰かを傷つける、そのことを必ず一考してから、決して勢いにまかせず発信する各人の意識こそが、生きやすい社会に少しでも近づく第一歩となるのではないだろうか?
冒頭からラストまで、バター料理が満載で私生活でもバターを買ってしまうくらい影響を受けた。 ちびくろサンボも被害者である男性に当てはめたりと、全てがバターにまつわる話で海外で評価されているのも納得という作品だった。 話のカギを握るのはやはり篠井さんの存在。この人がかなりミステリアスでカジマナに対抗する...続きを読む唯一の盾となってくれたように感じる。
長編で読み応えがあったが、読みやすかった。 複雑な感情が表現豊かにリアルに散りばめられていて、料理の描写(特にバターの表現)が魅力的だった。共感でき、考えさせられ、前向きな気持ちになれる面白い小説でした。
この作品を読んだ後に木嶋佳苗のブログを読むのがおすすめ。モデルになった件はあまり知らなかったんだけど、ニュースで流し見するよりは深く知ることができたかなと思う。 “価値観や性格は環境によって形作られる”という考えで生きているんだけど、たまに世界のバグのような人や性格がが発生することってあるよね。 そ...続きを読むの人が磁場になって有象無象が引き寄せられてくるのをこんなに俯瞰で見れるのは貴重。
何となく、梶井のような女性に心当たりがあってゾッとしました。私自身騙されやすいタイプの人間なので主人公と同じように、この本を読んでいる間ずっと梶井に踊らされていた気がします。でも、それが心地よく感じてしまう…不思議な作品でした。 また、他の方もコメントしているようにこの物語に出てくる食事はどれも美...続きを読む味しそうで、ありありと目の前に浮来るようなリアリティがあります。この本を深夜に呼んだら最後、バター増し増しの味噌ラーメンにパンケーキ…全て平らげてしまいました。めちゃくちゃ罪悪感がありましたが、梶井と同じ食事が出来た気がして少し興奮してしまいました。 ……やっぱり私は彼女に踊らされていたようです。
わたしはたぶんカジマナに惹かれてしまう気がする。題名のBUTTERってなんだろ?って思ったけどちゃんと消化させていてしっくりきた。とにかく食べ物、特にバターがおいしそうすぎてお腹空く本です。田所商店で思わず超バターラーメンを注文するほど。自分の適量を知ると生きやすくなれそう。
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BUTTER(新潮文庫)
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柚木麻子
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