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オール讀物新人賞を受賞し、繊細な描写が各紙誌で絶賛された、注目の著者のデビュー作。「揺れ動く思春期の心理を見事に描いた秀作、というより力作だ」(篠田節子選考委員)と賞された受賞作「フォーゲットミー、ノットブルー」は、中高一貫女子校を舞台にした青春小説。級友に対する憧憬がいつしか憎しみに変わる様子を、柔らかく繊細な文章で描く。ほか、連作3篇を含む全4篇を収録。
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「終点のあの子」
2026年1月23日公開 出演:當真あみ、中島セナ、平澤宏々路
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Posted by ブクログ
「繊細な描写が各紙誌で絶賛された」とあらすじに記載されているように、登場人物たちそれぞれの内面を丁寧に描いている作品。他人への嫉妬、同調圧力に屈しない人物に対する羨望と引き摺り下ろしたいという複雑な感情、こういったものは大人になった今でも自分の中でどこかで燻っている気がする。高校生の時と異なるのは、...続きを読むそれを心のうちに留めて、異なることに意識を持っていけるようになったこと。若いときは他人からどう見られるかということに執着していたけれど、今は客観的に自分を見れるようになった気がする。 自分が他人よりも優位な立場でいたい、承認されたいという感情は一生続いていく。そういった中でも、その感情を少しでも抑えることができるようになったのは成長したという証なのかもしれない。多くの人が持つ羨望や嫉妬といった他者への感情を丁寧に掬い上げているこの作品を読んで、過去の自分より少しでも成長している自分を見つけることができた気がして嬉しくなった。
高校入学したての女子の人間関係を構築していくさま 主人公は希代子だけで進むのかとおもいきや、 それぞれの視点からで面白い いろんな人間がいるなとしみじみ思った
好き。もう過ぎた青春だし、同じことを経験したわけじゃないけどあの時の空気感を思い出した。いいことばかりじゃない高校生活。私も小田急線ユーザーだったし、何回か下北沢で降りたけど、この本が書かれた時から工事中だったのはちょっと笑った。 映画をきっかけに観たけど、映画は映画の良さ、本は本の良さを感じる。
女子校に通う学生たち(4話目のみ卒業後)の物語だが、彼女たちが抱えている感情は普遍的なもので、女性でも10代でもない自分も共感できることは多かった。むしろ、共感させられてしまって苦しかった。 映画きっかけで原作を読んでみたのだが、どちらも少し違う形で印象に残り続ける作品になりそう。
個人的に女子高のカースト最上位の子と最底辺の子が友達になる世界線は、ファンタジーでしかあり得ないと思っている。
再読。細かいことを忘れていたので、フレッシュな気持ちで読めました。柚木麻子は本当にうまい。というか好き。 女の子をどんどん描いていくけど、やっぱり一人ひとりがその人生の中では主人公なんだよなぁ…とさだまさしのような感想を抱いてしまう。 どの子のことも愛しくて、この先幸せに生きていってもらいたい!と願...続きを読むってしまう魅力的なキャラ作り。 そういえば私も親友と二人、塾をサボって江ノ島の海に行ったことがあったなぁ、とか自分の高校生時代を思い出したりもした。 シナリオスクールに通って腕を磨いたと行くのを聞き、それに通ってこんなすごい作家になれるならみんな通うよなぁ…とぼんやり思う。 柚木麻子の新作が読みたいな。 これの映画も観たいな。 人生っていろんな味がして、多分面白い。 そう思える一冊でした。
本当にいる人をみているような、だから柚木さんの小説は面白い! ひと続きになった物語が好きで、短編集はなかなか読まないけど、これは色々と繋がってるところもあったし、全部が独立した物語じゃないから読めた。 朱里の、人を見下していて、かつ咄嗟に人を貶めるようなことをしたくなってしまう人…本当にこういう...続きを読む人はいる。その描写がリアル過ぎる。なんなら全員めちゃくちゃリアル。 恭子のような他人からの目を常に異常に気にする、なのに優先席には気にせず座れる、みたいな人もきっと現実にいる。 全部が全部、ハッピーエンドじゃないのも逆に新鮮でいいというか、夢物語すぎなくていい。
違う人の視点からその人を見て聞いて、知らなかった一面に気がつくのが本当にそうでぐっと来る 高校生でアルバイトをする「大人びた」同級生を慕う友人からの視点と、同じ店舗で働き「子供っぽい」彼女の行動に飽き飽きする大人の視点 柚月さんは他にも数多くの名作があるが、私はこれが一番好き(読んだのが高校生の時...続きを読むだったから余計登場人物に近い想いを持って読めたと思う)
匿名
面白かったです。 人それぞれ物語があるんですよね。 自分は同性からどう見られているか考えさせられる。
プロテスタント系の女子高生 仲良しだと思っていたら、いつのまにかうまく いかなくなり仲間に入れてもらえなくなって、、 4つの短編で、それぞれに登場する子の気持ちや行動が細やかに描写されているのは良かったですが、 読んでいてちょっと苦しくなりました。 それでも柚木麻子さんの文章はとても惹きつけられるの...続きを読むでまた読みたいです。 ただ少し時間をおいてからにしようと思います。
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