路地裏のヒミコ

路地裏のヒミコ

小説・文芸
1,222円 (税込)

6pt

二十五年前に三人の死を予言し姿を消した、百発百中の予言者「ヒミコのオッサン」。漫画家志望の大輝と、ミュージシャン志望の茂夫は、軽い気持ちで彼の行方と正体を探りはじめる。当時をよく知る人々の取材をするうちに、二人が辿りついたのは、想像を絶する恐怖の真相だった……。「粘膜シリーズ」で人気沸騰中の飴村行が、約二年間の沈黙を破って放つ、渾身の怪作。元医大生の小説家と“運命の女”との出会いを描く「水銀のエンゼル」を収録。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    路地裏のヒミコ
  • タイトルID
    :
    377769
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年05月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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路地裏のヒミコ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    わたしの中で、彼という存在はすでに神格化されているのかもしれない。言葉の一つ一つが網の目を縫う様にして、わたしの脳内へ遺憾なく流れ込んでくる。それはリアルな情景として、脳内で上映される悲惨な末路だ。

    0
    2023年05月07日

    Posted by ブクログ

    評判があまりよくなかったので期待しないで読んだらのめりこみました。正直表題作よりも水銀のエンゼルのほうがいい。ぐるんと展開が動く瞬間は「あ、これミステリだったんだ…」とどきどきします。
    規格外の怪作、と帯には煽りがありますが、普通の本と割り切って読んだ方がいいです。特別なグロもないので安心して読めるし、むしろ読みやすい部類ではないかと感じました。
    「いわゆる身も心も美しい女なんてこの世に存在しねーからな」

    0
    2014年08月02日

    Posted by ブクログ

    25年前に姿を消した、百発百中の予言者「ヒミコのオッサン」。漫画家志望の大輝は、3人の死を予言した「ヒミコのオッサン」の噂を聞き、彼を良く知る人物に取材を行うが…。恐怖の中篇全2作を収録。

    エロ、グロ、ホラー、ユーモア、ナンセンス、狂気…、飴村行の粘膜シリーズでいかんなく発揮された持ち味のうち、いくつかが欠けていた。それでも相変わらずのReadabilityで飽きることなく読ませる。でも特に表題作、かなり「イってしまっている」感があるが作者、大丈夫だろうか?
    (B)

    0
    2014年05月05日

    Posted by ブクログ

    表題の「路地裏のヒミコ」より「水銀のエンゼル」のほうがよかったw でも、飴村作品としては、ちょ~っと物足りない感があるなぁ~!次作に期待しますww

    0
    2014年04月12日

    Posted by ブクログ

    いつもの粘膜系よりもあっさりではあったけど「水銀のエンゼル」「路地裏のヒミコ」ともに『らしさ』は出てて面白かった。とくに「水銀のエンゼル」の方の最後の方のみなもの畳み掛けたまらない笑

    0
    2021年02月16日

    Posted by ブクログ

    久々の飴村さん作品。
    「水銀のエンゼル」医学部を中退後に作家デビューを果たした晃介は、若く美しい隣人で自分の大ファンだと言うみなもと恋人同士になる。順調に交際していたが、ある時医学部時代の元カノからの連絡で全てが一変してしまう。

    数々の伏線もあり、みなもの正体もわかったが終わり方が呆気なかった。

    「路地裏のヒミコ」
    悪友の茂夫に誘われ踏み込んでしまった路地裏で、25年前に姿を消した百発百中の予言者、ヒミコのオッサンの存在を知る大輝。正体を探りはじめた二人に待っていたものとは...。

    粘膜人間の世界観を期待し過ぎてしまったのか、物足りなかった。
    もっとめちゃくちゃな展開が欲しかった。

    0
    2020年09月24日

    Posted by ブクログ

    2017年、19冊目は、約1年半振り『爛れた闇』以来の飴村行。120p前後の中編2本収録。

    水銀のエンゼル:チョコボールのCM、「銀のエンゼル」のパロディー的タイトル(?)。医大を中退した藤村晃介は、新人作家。やっと、仕事が軌道に乗り始めたために上京。その住まいの隣には、偶然にも彼のファンの女性が住んでいた。

    路地裏のヒミコ:大学卒業後も、ネオモラトリアムな生活を送る大輝。大学からの彼の友人でミュージシャン志望の茂夫。二人は25年前、預言者として地域のカリスマであった「ヒミコのオッサン」の、その後を追いかけるようになる。

    飴村行と言えば、『粘膜』シリーズ。そこで見せた、エロ、グロ、暴力、冒険の飴村流エンターテイメントは今回抑えめ。逆にコミカルな部分が前面に出ている印象。どちらかというと『爛れた闇』の感触に似ている。『粘膜』シリーズ好きには正直、物足りない。逆に、飴村行入門編にはイイかも、といった感じ。

    個人的に一番残念なのは、2本ともクライマックスでヒネって、オチ。このヒネり方、オチのパターンがあまりに近すぎるコト。その辺考慮して、ギリギリ★★★☆☆。

    0
    2017年05月08日

    Posted by ブクログ

    中編2編。

    飴村さんの作品を初めて読んだ。
    ミステリとユーモアとホラーが融合されていて
    おもしろかった。

    粘膜シリーズがすごいらしいので
    読んでみようと思う。

    0
    2015年07月02日

    Posted by ブクログ

    粘膜シリーズより比較的われわれのいる世界と地続きの世界での話。しかしやはり一筋縄ではいかないから安心、というかむしろ安心できないというか。こういう感じも書けるなら直木賞狙えば取れるね、きっと。

    0
    2015年01月19日

    Posted by ブクログ

     約2年ぶりに味わう飴村節。『爛れた闇の帝国』では、ひたすらにグロい粘膜シリーズとは一線を画した進歩性を示した。中編2編という構成だが、長いインターバルを経て、今回はどんな狂気を見せてくれるのか。

     「水銀のエンゼル」。医大を中退後、紆余曲折を経て作家デビューした男。隣りの部屋に住む女性に作家であることを知られ、ファンだと告げられる。ほどなく、2人は男女の仲に…って、飴村作品にしては普通すぎる設定。当然修羅場が待っているはず。

     順調に愛を育むわけがない。一通の手紙から、男の学生時代の苦い記憶が蘇る。渋々彼女のアドバイスに従うと…あれれ??? 予想外の展開に。どんな決着をするのかと思ったら…。一般読者には十分に嫌な結末だし、男同様に僕はお人よしでしたとも。でもね、現実世界を一歩もはみ出していなくて、飴村ファンとしては大いに不満だ。

     その反動というわけでもないだろうが、現実世界をはみ出したのがもう1編の表題作「路地裏のヒミコ」。新宿区にある窪地。地下鉄の駅から近く、アクセスも治安もいいこの土地の因縁とは…。窪地という設定がいいよねえ。

     ミュージシャン志望の悪友は、ある人物に心酔していた。自信満々のアルバム曲目に、彼は呆れたとは言えないのだった。いいじゃなーい、意味不明なのが飴村作品の持ち味だ。そして、意味不明なりに筋が通っているのが、飴村行の飴村行たる所以。

     深追いしたばかりに彼を待ち受ける運命とは。一般読者なら本を投げつけそうだが、飴村節に毒された読者には滑稽でしかない。一応謎が説明されていて、ミステリーの体裁にはなっているのだが。彼にとって、どちらの選択がよりましだったのか。

     意識したのかどうか、グロ描写は少ない。それが悪いわけではないし、「らしさ」は感じられる。それでも、粘膜シリーズのぶっ飛び具合と比較すると、何だか小粒になってしまった感が否めないのだった。完成度という点でも『爛れた闇の帝国』には及ばない。

     飴村行の狂気は、こんなものではないはずだ。読まなきゃよかったと心底後悔するような作品を、飴村ファンは待っている。

    0
    2014年03月31日

路地裏のヒミコ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    路地裏のヒミコ
  • タイトルID
    :
    377769
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年05月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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