ハヤブサ消防団

ハヤブサ消防団

1,221円 (税込)

6pt

東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る――。連続放火事件に隠された真実とは? 池井戸作品初の“田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼び、テレビドラマ化もされた珠玉のミステリ。第36回柴田錬三郎賞受賞作!

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ハヤブサ消防団 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    むちゃくちゃ面白かった。
    ただ単にミステリーとしてのストーリーが進んでいくのではなく、主人公三馬がこの地に溶け込んでいく様がとても丁寧に記されているのがこの小説の面白さを助長しているのだろうと感心した。
    思えば愛嬌ある太郎という名前も良い。細部まで計算し尽くされた名作。

    0
    2025年09月05日

    Posted by ブクログ

    池井戸潤のハヤブサ消防団を読みました。

    作家の三馬太郎は亡くなった父親の実家がある中部地方の田舎のハヤブサ地区に移住することにしました。
    景色がきれいな場所であるハヤブサ地区に魅了されたためでした。

    ところが、ここハヤブサ地区では立て続けに放火による火災が発生しています。
    太郎はここで知り合った

    0
    2025年08月29日

    Posted by ブクログ

    本は分厚かったですが、あっという間に読み終わってしまいました。描写がとても丁寧で、私は頭の中で映像化しやすく好きでした。

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    偶然ハヤブサ記念館を訪ねた時に、小説のことを知りました。
    小説には、その地区の自然の描写が詳しく描かれていてとても身近に感じました。

    朗読と書籍の両方購入し、じっくり味わいながら読みました。小説を読み終えるまでに3度岐阜県八百津の方にも伺いました。
    教団の話が隠れキリシタンの歴史と重なり、そのあた

    0
    2025年07月25日

    Posted by ブクログ

    田舎の景色の描写が美しかった。ページ数が多いが、割と序盤から物語に動きがあり、飽きずに読めた。中盤に差し掛かったあたりから、点と点が線で繋がっていくように少しずつ詳細が明らかになっていきながらも、最後まで誰が黒幕?なのかハラハラしながら楽しめた。最後には伏線や謎が全て回収され、スッキリ読み終わること

    0
    2025年06月29日

    Posted by ブクログ

    映画1本見たような満足感。映像だともっとこわいんだろーな〜。ドラマは見たことないけど。
    ゾクゾクしながら読みました。

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    いい。面白かった。宗教団体で決着する最後が良いかどうかは別として岐阜の田園地帯に起きたミステリーが、田舎の暮らしや景色と相まって、より一層、怖さが引き立っていた気がする。夢中になって読み進めた良質な内容だと思った。読書が楽しめた。

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    ゆったりした田舎風景の描写と緊迫したミステリー要素のギャップに惹き込まれる。勝手に堅いイメージ持ってた池井戸作品、扉がひとつ開いた。

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    長閑な田舎暮らしを求めて移住してきた小説家の太郎が明らかにしていく「ハヤブサ」の秘密。序盤の展開からは美しい景色と地元の人々との交流を描く物語と思いきや、中盤から終盤にかけてのドンデン返しの連続に翻弄されまくり。ラストの事実が切ない

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    面白かった!メガソーラーの話とか、新興宗教の話とか直近の話題がトピックになってて面白かった〜読み応えあった。

    犯人は2人のうち誰かなのに、こっち、やっぱりこっちってなって騙されてしまう

    0
    2025年10月24日

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