ハヤブサ消防団

ハヤブサ消防団

小説・文芸
1,221円 (税込)

6pt

東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る――。連続放火事件に隠された真実とは? 池井戸作品初の“田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼び、テレビドラマ化もされた珠玉のミステリ。第36回柴田錬三郎賞受賞作!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    ハヤブサ消防団
  • タイトルID
    :
    20133985
  • 電子版発売日
    :
    2025年06月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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ハヤブサ消防団 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     消防団の出来事や描写を読むと、「団員かよ」と思ってしまう。最後の100ページは一気に読んでちょっと寝不足になった。自分自身の年齢のせいか、こうした小説を読んだ時の独特の高揚感というか、ドキドキは昔ほど感じられなかったが、楽しく読めた。

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    東京を離れ、亡き父の故郷・ハヤブサ地区へ移住したミステリ作家・三馬太郎。地元の消防団に入団し、田舎暮らしに馴染んでいく一方、長閑な集落では不審な火災が相次いでいた――。

    田舎の風景や暮らしの描写が素晴らしい。魚釣りやゴルフ、狩猟、地域ならではの食。そんな日常が生き生きと描かれ、いつしか自分までハヤブサ地区の住人になったような錯覚すら覚えた。きっと、移り住んで間もない太郎と同じ目線で、この土地を知り、好きになっていったのだと思う。

    そして何より魅力的なのがハヤブサ消防団の面々。地方コミュニティならではのクセはありながら嫌味がなく、みんな自分たちの地域を愛する熱い心の持ち主だ。その思いに触れるうちに、読んでいるこちらまでハヤブサを守りたいという感情が湧き上がってくる。

    だからこそ、そんな長閑で温かな土地に不穏な事件が入り込んでくる怖さが際立つ。人と人との距離が近い小さな集落で、誰を信じればいいのか分からなくなっていく感覚。徐々に明らかになる事件の背景、真相に近づいたと思えばまた景色が変わる二転三転の展開。一筋縄ではいかない物語に、最後までハラハラさせられた。

    600ページ近いボリュームを感じさせない、手に汗握る面白さ。最後までページをめくる手が止まらなかった。ミステリとしての面白さはもちろん、それ以上にハヤブサという土地と、そこに暮らす人々が好きになった一冊。

    読み終えてみれば、太郎と一緒にハヤブサへ移り住み、いつの間にか自分までこの土地を好きになっていたような気がする。続編で再びハヤブサへ戻れるのが楽しみである。

    0
    2026年08月19日

    Posted by ブクログ

    作家の三馬太郎は東京での生活に疲れ、父親の生家がある中部地方のハヤブサ地区へ移住する。里山のハヤブサ地区では豊かな自然とそれに結びついた生活、古くからの伝統を守り続ける祭りなど、都会の東京では想像できない生活を体験する三馬。ハヤブサ地区の消防団に入団することになり、消防団員メンバーとも打ち解け、豊かな生活を享受する三馬だったが…。
    長閑なハヤブサ地区で連続放火事件が発生。消防団員としてそのいくつかの現場に居合わせた三馬は、その放火犯の背後に、カルト教団の存在に行き当たる。なぜカルト教団がハヤブサ地区に目を付けたのか。そこには連綿と続く、祖先からの濃密な人間関係が関与していた…。

    池井戸潤と言えば、半沢直樹など都会の大企業が舞台の小説というイメージですが、本書は田舎が舞台です。ミステリーの展開はこれまでの著者の著作と同じく、幾重にも絡む人間関係から読者もいつのまにか著者の作り出す世界に翻弄され、次の展開が待ち遠しいような気持ちで読み通せます。
    本書のもう一つ魅力は、中部地方の山村の豊かな生活の描写です。小説内では春に移住してきた三馬が、次の春に至るまでの1年間を描いています。桜や新緑の季節、伝統的な祭礼、マムシやハチの子、イノシシを食べる習慣、美しい渓流などおそらく実在する中部地方の山村の生活に、都会育ちの三馬が驚きを感じながら馴染んでゆく様子が、都会に住む読者にとっても全く同じ気持ちで読めるので、すぐに三馬自身に感情移入できると思います。

    0
    2026年07月15日

    Posted by ブクログ

    亡き父の故郷である田園の美しい山村の町へ越して来たミステリ作家。
    成り行きで消防団に入団することになり、消防団の仕事に駆り出されたり田舎の行事ごとに参加したりと徐々に田舎暮らし馴染んでいく様子が丁寧に描かれていた。
    そんな中で起こる連続放火事件。
    メガソーラーやカルト宗教問題など現実問題も織り込まれていて最後まで楽しく読めた。
    続編もあるそうなのでそちらもいずれ読みたい。

    0
    2026年06月29日

    Posted by ブクログ

    のどかで平和な雰囲気から徐々に渦巻くミステリの渦にのまれ、大きな陰謀が姿を現して登場人物を翻弄していくスローだけど全く飽きない安定の面白さがありました。主人公とその周りのローカル友達との掛け合いが心和みました。池井戸潤ワールド、すごいハマりますね。すごく面白かったです。

    0
    2026年04月29日

    Posted by ブクログ

    Audibleにて

    静かな田舎町に引っ越して早々に殺人事件とか放火とか、自分も狙われているとか、物騒で本当だったら嫌だなと思うが、新興宗教の進出などという話は実際にありそうだなと思った。

    Audibleなので、展開に引き込まれじっくり楽しめた。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    事件の展開には無理があるように感じましたが、全体的には面白かったので、続編も読んでみたいと思います。

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    登場人物が多くて少し疲れたが(誰が誰だかわからなくなる)、半分すぎてから展開が面白くなり一気に読み終えた。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    祖父の家が山奥の集落で、子どものころ夏休みは毎年遊びに行ってたけど、田舎って景色がビックリするくらい美しくて、でもどこか不気味で怖かった。

    大昔には合戦が多かった地域で、亡くなった人達を祀った神社の前に家を建てたら、そこのお子さんに不幸があったとか。住民全員が止めとけと言ったのに。

    そういうのって理屈じゃなくて、過去に何度も起こった経験則なんですよね。

    0
    2026年08月28日

    Posted by ブクログ

    金融系のイメージが強い池井戸さんのサスペンス小説。どんなものかと読むと大当たり。
    閉鎖的環境が故に横との繋がりが強い田舎で起きた連続放火事件。そして、殺人を疑う事件も発生。
    この田舎の水面下で何が行われているのか、、、
    これは一つのフィクション小説なんだけど、どこか知らない田舎の村では同じような事が起きているのではないか、、、そう思わせる社会派ミステリー。
    池井戸作品らしく読みやすいとこも◯

    0
    2026年08月26日

ハヤブサ消防団 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    ハヤブサ消防団
  • タイトルID
    :
    20133985
  • 電子版発売日
    :
    2025年06月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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