【感想・ネタバレ】ハヤブサ消防団のレビュー

あらすじ

東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る――。連続放火事件に隠された真実とは? 池井戸作品初の“田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼び、テレビドラマ化もされた珠玉のミステリ。第36回柴田錬三郎賞受賞作!

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Posted by ブクログ

亡き父の故郷である田園の美しい山村の町へ越して来たミステリ作家。
成り行きで消防団に入団することになり、消防団の仕事に駆り出されたり田舎の行事ごとに参加したりと徐々に田舎暮らし馴染んでいく様子が丁寧に描かれていた。
そんな中で起こる連続放火事件。
メガソーラーやカルト宗教問題など現実問題も織り込まれていて最後まで楽しく読めた。
続編もあるそうなのでそちらもいずれ読みたい。

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2026年06月29日

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のどかで平和な雰囲気から徐々に渦巻くミステリの渦にのまれ、大きな陰謀が姿を現して登場人物を翻弄していくスローだけど全く飽きない安定の面白さがありました。主人公とその周りのローカル友達との掛け合いが心和みました。池井戸潤ワールド、すごいハマりますね。すごく面白かったです。

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2026年04月29日

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むちゃくちゃ面白かった。
ただ単にミステリーとしてのストーリーが進んでいくのではなく、主人公三馬がこの地に溶け込んでいく様がとても丁寧に記されているのがこの小説の面白さを助長しているのだろうと感心した。
思えば愛嬌ある太郎という名前も良い。細部まで計算し尽くされた名作。

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2025年09月05日

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池井戸潤のハヤブサ消防団を読みました。

作家の三馬太郎は亡くなった父親の実家がある中部地方の田舎のハヤブサ地区に移住することにしました。
景色がきれいな場所であるハヤブサ地区に魅了されたためでした。

ところが、ここハヤブサ地区では立て続けに放火による火災が発生しています。
太郎はここで知り合った人たちと放火犯人を推理していきます。

池井戸潤の小説といえば銀行や工場などを舞台とした経済小説のイメージがありますが、この物語は隠された犯人と知恵比べをするミステリーでした。
犯人が最後までわからない、そして犯人側の事情や人間性も細かく描かれていて面白く読みました。

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2025年08月29日

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池井戸作品といえば巨悪に苦しめられるが最後は倒し真っ当に生きる人が勝つ!というエンタメ性が高いイメージ
まず今作の主人公はミステリ作家で会社に属しておらず、つまり会社内外のあれこれがないのがまず新鮮なスタート。

田舎に移住したミステリ作家が近所付き合いの一環で入った地元の消防団。少し馴染んだ頃に人間関係のややこしさが見えてきたり、穏やかなはずの村で不穏な事件が起きたりと気が休まらないことはある。
のどかな風景や近所の人たちと起こる事件の不穏さの対比がクセになり続きが気になって読み進めた作品
最後綺麗にまとまるのはさすがの池井戸作品。
続編があるらしいので気になる。

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2026年06月23日

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池井戸が地方出身なだけあり、田園描写がリアルで季節の空気感が伝わってくる。
立て続けに起こる事件、増える仮説と怪しい人物。主人公はミステリ作家ではあるものの一般人なので、卓越した推理能力はない。読者も一緒に手探りで事件を考察することができ、読んでいて楽しい。

しかし、他の方も言っている通り、結末の尻すぼみ感は否めない。話の広がりに対してあっさり終わってしまった感じ。

続編が連載中とのことなので、期待して単行本化を待つ。

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2026年05月18日

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ネタバレ

面白かった。
じわじわ犯人に近づいていく流れが良かったが最後がすんなり終わり過ぎて物足りない。解決後のハヤブサとか消防団とかもう少し描写があったら良かったな...

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2026年04月27日

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池井戸潤に自然を書かせると、こうも鮮やかに書くものかと新鮮な気持ちで読んだ。普段テンポのいい経済小説ばかりを書いているから、自然を書かせてもそこまで大自然の息吹を感じることはないだろうと思っていたが、ページを開くたびに息づく緑の香りは大変心地よかった。

ただミステリーとして読むと……私の好みではなかったが正直な感想だ。犯人が分かった時の緊迫感や対峙する場面での切迫感を物足りなく感じてしまった。人間同士の感情のぶつかり合い、勧善懲悪に近い爽快感を求めていたのかもしれない。そこが残念だった。

面白かったのは確かだ。いつもと違う池井戸潤を求めているのなら、自信を持ってお勧めできる一作だと思う。

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2026年04月14日

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とてもおもしろかったです。
先が気になって読む手が止まりませんでした。

田舎ののどかな雰囲気と、連続放火という凶悪事件のギャップで不気味さが増して、物語に引き込まれました。

ドラマとは違う展開で、原作の方が現実的でしっくりくる気がしました。

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2026年02月18日

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すげぇ面白かった…表紙絵とタイトルからは想像もできないような不穏な話。売れないミステリ作家の美馬太郎は、亡き父の郷里であるハヤブサ地区に移住を決意。地元の人との交流を経て消防団に入団する。
池井戸作品は下町ロケットしか読んだことがなくて、あとは半沢直樹とか割と都会を舞台にした作品のイメージが強かったから、こういう田舎を舞台にしたガチミステリも書くんだっていうのがまず驚き。ボリュームのある文庫だけど全く飽きさせない展開で、最初から最後までずっと面白かった。
あと酒と飯がめちゃくちゃ美味そう。私もサンカクで飲みたい。

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2026年01月26日

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映画1本見たような満足感。映像だともっとこわいんだろーな〜。ドラマは見たことないけど。
ゾクゾクしながら読みました。

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2025年12月05日

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いい。面白かった。宗教団体で決着する最後が良いかどうかは別として岐阜の田園地帯に起きたミステリーが、田舎の暮らしや景色と相まって、より一層、怖さが引き立っていた気がする。夢中になって読み進めた良質な内容だと思った。読書が楽しめた。

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2025年11月28日

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ゆったりした田舎風景の描写と緊迫したミステリー要素のギャップに惹き込まれる。勝手に堅いイメージ持ってた池井戸作品、扉がひとつ開いた。

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2025年11月19日

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長閑な田舎暮らしを求めて移住してきた小説家の太郎が明らかにしていく「ハヤブサ」の秘密。序盤の展開からは美しい景色と地元の人々との交流を描く物語と思いきや、中盤から終盤にかけてのドンデン返しの連続に翻弄されまくり。ラストの事実が切ない

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2025年10月31日

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面白かった!メガソーラーの話とか、新興宗教の話とか直近の話題がトピックになってて面白かった〜読み応えあった。

犯人は2人のうち誰かなのに、こっち、やっぱりこっちってなって騙されてしまう

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2025年10月24日

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池井戸潤初の田園ミステリー『ハヤブサ消防団』は、東京から田舎に移住したミステリ作家が消防団に入団し、連続放火事件に巻き込まれる物語です。
最大の魅力は、田舎の生活描写の丁寧さと温かさ。人間関係の濃密さや地域の当番制度など、リアルな田舎生活が描かれており、地方移住を考えている方には特に参考になります。597ページというボリュームながら、池井戸潤らしい読みやすい文章で一気に読めました。
ミステリーとしても、連続放火事件の背後に隠された真実が巧妙で、最後まで犯人が分からない構成が見事です。登場人物も魅力的で、消防団のメンバーそれぞれに個性があります。
ただし、田舎の生活描写が多めなので、純粋にミステリーだけを求める方には冗長に感じる部分もあるかもしれません。それでも、池井戸作品特有の人間ドラマの良さと新境地である田園風景が見事に融合した、心温まる一冊としておすすめです。

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2025年10月11日

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最後の最後まで怪しい人間が二転三転して面白く読めました。終盤、ハヤブサ消防団メンバーの登場シーンが少なかったのがちょっと淋しかったかな。

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2025年10月05日

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分厚い文庫であったが、後半は特に続きが気になってスイスイと読み進みていった。
テレビドラマ化されていた本作品。ドラマを見ていなかったが、CMとかちょっとした番宣で俳優、女優さんが出ていたので この人がこの役をやったんだなと想像しながら読みました。
山間部を舞台にした放火、殺人、宗教。
実際にもあり得そうに感じました。

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2025年10月04日

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誰を信じるのか
何を信じるのか
どこまで信じるのか

むしろ
誰を信じていいのか
何を信じていいのか

そして
どこまで信じていいのか

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2025年09月25日

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小さな田舎町で起きる連続放火事件の解明をベースに、過去から現代まで、多様な人間模様を描いた池井戸潤のミステリー小説。
新興宗教が絡むこともあり、想像以上に恐ろしくなり、心拍数が上がる場面も多かった。
最後が救いのある終わり方でよかった

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2025年09月14日

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映像が目に浮かぶような、くっきりとした描写の数々。自然豊かな土地で、人とのつながり、しがらみが交錯する。人物の描き方も巧みで、それぞれの内面も見た目も鮮やかに立ち上がってくる。楽しくよめた。

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2025年09月08日

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ネタバレ

相変わらずスピード感があり、意外な話の展開を次から次へと出してくる池井戸作品。誰が味方なのか、ヒリヒリさせつつ、なんのわだかまりもなく付き合える人物との関わりの書き方も見事で、思わず「田舎」に移住したくなる。ミステリだけどクセのある人物が皆魅力的に描かれていて、いろんな人生を覗いたような満足感があった。
いつか亡き母が暮らした土地に行ってみようか。

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2025年08月31日

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圧倒的な描写力は言わずもがな、しかしいつもの吸引力はどこへやら。謎が謎を呼んだり、場面視点が変わったり、知的戦略でトラブルを乗り越えたりすることなく、淡々と物語は進んでいく。そこがすこし味気なかった。
池井戸潤先生ならではの「企業論」「組織論」などがあまり前面に出ておらず、割と異色の作品のように思う

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2026年07月08日

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ネタバレ

長かった。身近な人が犯人で最後までどっちだろうとはなったけれど、悪役が悪役になりきっていない感じが不消化。宗教絡み。

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2026年06月11日

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ドラマでは見た事なかったけど、
田舎暮らしの生活をしていくに辺り周りとのお付き合いの仕方が描かれていて、読んでいくにつれて、引き込まれていく感じでした。

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2026年05月18日

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600頁もあるのに止まることなくズンズン読んで行けるのだから面白かったことは間違いない。ただ、これは私が思う池井戸潤とは違う。

『空飛ぶタイヤ』や『下町ロケット』を読んだときのような、「理不尽な目に遭う主人公たちの心情を慮って私も頭に血がのぼり、鼻血が出そうな感じ」には至りません。

こんな感じの話なら荻原浩辺りが書きそうじゃないかと思うけれど、荻原浩だって好きな作家なんだから結局どっちでもいいか。

ところで田舎のイメージは本を読むたびに変わります。坂東眞砂子の『くちぬい』を思い出し、移り住むならこっちのハヤブサだなって。

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2026年04月23日

Posted by ブクログ

三馬太郎は父に故郷に移り住み
流れで消防団に加入する事に
そのタイミングで放火や殺人事件が、
章ごとに事件が起き、読みながら真相を追求するかの様な没入感!
流石!

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2026年03月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちっちゃな事件がいくつか起こる短編集だと勝手に思っていたので、やや面食らった。そして、裏の裏を書くようで結局裏がなく、残念だった。立木彩がやっぱり犯人でもよかったし、勘介か賢作が真犯人ぐらいのどんでん返しがあってもよかったのに。どうでもいいけど、375ページで夏夫がタウンソーラーの話知ってるのに456ページで初めて聞くような感じでハテナだった

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

ミステリー作家の三馬太郎。
都会から田舎に移り住み、ハヤブサ消防団に入隊し、連続放火事件の真相を追う。

仲間であるはずの二人の内、どちらかが犯人かも知れない…という展開になってから、先が気になってどんどん読み進めていった。

オルビス・テラエという宗教団体とタウンソーラーの繋がりや山原家との関わり、どんどんゴチャゴチャしてきて最後はどういうこっちゃで終わったかな。

太郎氏が書いた作品が、きっとこのハヤブサ消防団なんだよね、と思った。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

ドラマを先に観ていたのですが、全く違う結末だったのでこれはこれで楽しめました。
カルト宗教のせいでハヤブサの皆さんの生活が掻き回されましたが、最後に展子さんがずっと帰りたかった地に帰れたのは、唯一の救いでした。

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2025年08月31日

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